僕とロボコとは (ボクトロボコとは) [単語記事]

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僕とロボコとは、宮崎周平原作による漫画作品である。

概要

漫画
僕とロボコ
作者	宮崎周平
出版社	集英社
レーベル	ジャンプコミックス
掲載	週刊少年ジャンプ
掲載期間	2020年 7月-
巻数	既刊23巻（2025 年8月時点）
アニメ
監督	大地丙太郎
制作	ぎゃろっぷ
放送期間	2022年 12月-6月
話数	全28話
漫画・アニメテンプレート

「週刊少年ジャンプ」の2020年31号にて連載中。約束のネバーランドのスピンオフ漫画『お約束のネバーランド』も手掛けた宮崎周平原作によるギャグ漫画。いわゆる人外相棒系のギャグマンガで、その絵柄とレギュラーキャラクターの造形もあって、連載当初はコロコロコミックのギャグマンガと読者の間からは呼ばれ、長期連載に向くのかと首を傾げられていた。

そんな中、定番ながらも嫌味の無いキャラクターがとにかくあらゆる作品のパロディを行うギャグのスタンスを確立したことで急激に評価を高め、新世代ジャンプのギャグマンガとして一躍注目を集めている。歴代ジャンプ漫画のパロディが多いが、もっとも有名な人外相棒系の漫画であるドラえもんに対しては、時折りパロディを行い、一巻の表紙をドラえもんの表紙のパロディにすると言うとんでもない荒業を見せつけた。連載開始時のジャンプ31号の表紙は、何故か全員ロボコの顔をした他連載作品の主人公たちの集合イラストを勝手にやるという清々しい暴挙に出た。

気付けば連載5周年を突破し、現行のWJ連載作品では『ONE PIECE』に次ぐ長期連載作となっている。

あらすじ

西暦20XX年――
美少女メイドロボ「オーダーメイド」が一家に一台普及した時代
平凡すぎる小学生　平凡人は、念願の美少女オーダーメイドに心躍らせていた。
しかし、家にきたのは...!?

想定外に規格外!?
史上最強のドジっ娘メイドロボ・ロボコと心優しい少年ボンドの奇妙な日常が始まる!!

週刊少年ジャンプ公式サイトより

主な登場人物

CVはボイスコミック/テレビアニメでの配役

平凡人（タイラボンド）: CV：杉澤摩耶 / 津田美波
本作の主人公。10歳。小学五年生の少年。オーダーメイドに物凄い憧れを抱いているが、まだ持っていなかったため、それ故に同級生のガチゴリラとモツオにバカにされているが、貧乏だからと言われた挙句、「言い過ぎた」と逆に優しさを受けてそれをプレッシャーに感じている。
名前通り平凡に見えるが、ロボコ達との交流の中ではぶっ飛んだことに遭遇しても冷静に突っ込んだり、ことが終われば平常に切り替えられるなど、平凡故にどこか非凡な面も見られる。
アルフォートが大好物で小学3年生の時に図工の宿題でアルフォートの絵を描いた事があり、昔飼っていた金魚にはルマンドと名付けていた。
ロボコ（平ロボコ）: CV：天川めぐみ / 松尾駿（チョコレートプラネット）
凡人の家にやってきたオーダーメイドで本作のもう一人の主人公。
女性型ロボットでありながら、屈強で筋肉質、凡人からナッパと形容される膝が特徴のキャラ。中古品である為か、普通のオーダーメイドと違い、容姿は良い物とは言えない上に主人の命令は全く聞かない。独自性のある料理を作り、家事スキルはズタボロ、しょっちゅう挨拶するついでにパンツを見せるなど本当にオーダーメイドなのかボンドからも疑われている。ボディは頑丈でトラックと衝突しても車体のみが粉々になり自身は無傷である事も。しかし、ボンドのママが頼んだオーダーメイドとは、全く違う機体であったらしい…。
本来オーダーメイドには無い「生物を破壊・消滅させるレーザービーム」「空を飛ぶ」機能まで付いている。かつて兵器と言われた過去があるらしく、多くのロボットに狙われている。なおこの事に関して本人は「昔、“兵器”というあだ名だった」と誤魔化している。
得意料理は白飯に生卵、ケチャップ（容器）、ついでにファンタグレープをぶち込んだ「押忍!!クソ男飯」
ガチゴリラ: CV：八鍬忍 / 置鮎龍太郎
 ボンドの同級生。苗字は「我知」。実家は動物病院。
名前の通りゴリラみたいな顔立ちで語尾に「ウホ」と付ける癖がある。モツオとよく行動していて、揃ってボンドをバカにしているが、邪悪と言える悪い顔をしているが根は優しい。というか聖人。ロボコの事を気に入っているが、毎度ロボコから度々投げ飛ばされたり、「平気か？」と聞いた途端に「兵器」と聞き間違えた彼女に地面に叩きつけられるなど、直接的な被害を受ける事が多い。
那須さん（なすさん）: ガチゴリラの所有する医療用のオーダーメイド。ナースのはずが、ガチゴリラの母親が設定をいじくって好戦的な性格になってしまった事がある。
モツオ: CV：やまなか正之 / 武内駿輔
 ガチゴリラ同様ボンドの同級生。お金持ち。
小学生でありながら、数多くの職務をこなしている。苗字は「金尾」。ガチゴリラと共によくボンドをバカにしているが、また彼も邪悪と言える悪い顔をしているが根は優しい。成績は優秀で常にクラス 1位の実力だが、これは「ボンドとガチゴリラが通う小学校に通いたいなら毎回1位を維持する」という父親との約束のため。
なお、実家の習い事や勉強もこなしているが、「常軌を逸している内容の質と量」を友達との交流の時間を作るため、身を削りながらやるというガチの努力家。
メイコ: CV：天川めぐみ / 平塚紗依
 モツオの所有するオーダーメイド。
ロボコと比べてこちらの機体が一般的で可愛いのでボンドも彼女のようなオーダーメイドを期待していた。モツオの事を"自慢のご主人様"と慕っている。。
円ちゅわん（まどかちゃん）: CV：湯宮由海 / M・A・O
ボンドのクラスメイトで学校のマドンナ。
才色兼備と謳われているほどの美少女でボンドにとっても憧れの存在である。ロボコとも仲良し。
普段は温厚で可愛らしいが、ボードゲームに関して天才的な才能を持っている。「ボドゲの女王"マッド"」の異名を持っており、ネット内での各ボードゲームを連戦連勝し、詳細が謎のままネットから姿を消したという伝説がある。ボドゲの他、釣りや肝試しの時等やたら顔芸が多い。
ボンドのママ　: CV：福乃愛 / 三石琴乃
 ボンドの母親。怒るポイントが多々ズレており、常に包丁を持っている。
ロボミ: ロボコの妹(？)。メチャクチャ厳しく、お茶目な失敗もド正論でぶん殴る。

テレビアニメ

2022年 12月4日(日)24時30分よりテレビ東京系6局ネットにて放送開始し2023年 6月18日まで放送された。全28話。
また、テレビアニメ最終回直後に劇場版が2024年冬に公開されることが発表された。

スタッフ

原作：「僕とロボコ」宮崎周平（集英社「週刊少年ジャンプ」）
監督：大地丙太郎
監督補：佐藤道拓
シリーズ構成：大場小ゆり
キャラクターデザイン：荏原裕子
プロップデザイン：佐藤よしひろ
美術監督：湖山真奈美
色彩設計：箕輪綾美
撮影担当：谷本玲奈
編集：楫野允史
音響監督：たなかかずや
アニメーション制作：ぎゃろっぷ

放送局・配信サイト情報

放送情報
放送局	放送日	曜日	時間	備考
テレビ東京系列6局ネット	2022年 12月4日	日曜	24時30分～
AT-X	2022年 12月15日	木曜	22時10分～	リピート放送あり

配信情報(2022年 12月5日(月)12時より順次配信開始)
第1話常設無料、最新話1週間無料配信
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各話リスト

話数	サブタイトル	脚本	絵コンテ	演出
01	ボンドとロボコ	大場小ゆり	荻原健
02	メイコとロボコ		佐藤道拓
03	あの子とロボコ		佐藤道拓
04	山とロボコ		西田章二	佐藤道拓
05	ロボコ？とロボコ		西田章二	佐藤道拓
06	ニョンタとロボコ		佐藤道拓
07	過去とロボコ		大地丙太郎	佐藤道拓
08	ゴリラとロボコ		佐藤道拓
09	秘密とロボコ		山本隆太	佐藤道拓
10	ツイッターとロボコ		西田章二
11	雪とロボコ		須永司
12	大喰いとボンド		須永司
13	ママとロボコ		佐藤道拓
14	カスタムとロボコ		西野章二	佐藤道拓
15	モツオとメイコ		須永司	佐藤道拓
16	ボタンとボンド		佐藤道拓
17	モツオとゴリラ		西野章二	佐藤道拓
18	造語とロボコ		須永司	佐藤道拓
19	怪談とロボコ		佐藤道拓
20	超能力とロボコ		須永司	佐藤道拓
21	恋とロボコ
22	ズボンとボンド
23	写真とボンド		桜井弘明
24	アイドルとロボコ		佐藤道拓
25	炎上とロボコ		桜井弘明	佐藤道拓
26	ミリーとロボコ		佐藤道拓
27	理想とロボコ		大地丙太郎	佐藤道拓
28	膝とロボコ		大地丙太郎	佐藤道拓