海竜族とは、遊戯王OCGに登場する種族の一つである。
海竜とは名前の通り、海にすむ竜である。
本来、生物は自らの体重を常に支え続けなければならず巨大であればあるほどその体重は当然のように重い、巨体を支えるにはそれ以上の筋力と頑丈さが必要になる、クジラほどの大きさならば自重で内蔵が潰れてしまうであろう。
だが海の中に入れば水と言う細かな物体が、押しつぶされたりかき分けられたりするのに反発する力、いわゆる浮力が下から押し上げるためクジラのような巨大生物も生存できるのである。
あるいは竜のような巨大なトカゲも、空を飛ぶのは無理だとしても海ならば生息できるはずである。
海は広大であり宇宙に飛び出した人類でも全てを把握することはできていない。海に竜がいるというのもあながちファンタジーとは言い切れないかもしれない。
そんな前置きは置いといて、ここでは遊戯王の海竜族について説明する。
遊戯王のモンスターカードにはそれぞれ種族と属性が決められている。
属性は光・闇・炎・水・地・風の6種。種族は悪魔・天使・戦士・魔法使い・ドラゴン・獣・獣戦士・鳥獣・昆虫・植物・恐竜・爬虫類・魚・アンデット・機械・雷・水・炎・岩石そして海竜が初期から、2008年からサイキックが登場して全21種族。あと一応は属性に神と種族に幻獣神が存在するが「オベリスクの巨神兵」と「ラーの翼神竜」の2枚しかないため省いてもいいだろう。
モンスターカードには種族と属性が一つずつ(まれに効果で二つ以上)つけられている。
初期ではそこまで重要ではなく強いカードを入れるだけでよかったのだが(スタンダード)、徐々に種族・属性サポートが登場していき現在ではデッキの方向性を決める重要な要素となっている。
その種族の一つ海竜族。
単刀直入に言えば不遇である。
いや、もう不遇とかそんなレベルじゃないかもしれない。
普通、トレーディングカードゲームに属性や色分けがあれば、出来る限り平均的な強さにしようとするのがゲームメーカーの発想であろう。
しかし遊戯王にそんな良心は存在しない。
800枚を超える地属性に対して250枚以下の炎属性、強さもサポートカードも至れり尽くせりな闇属性に対してぱっとしない風属性。6種類しかない属性ですらそんな格差の中にいるのに22種類ある種族が平等なわけがなく、何年も収録されない種族もある。
その中でも最も差別されているのが海竜族である。
1999年より発売された最初の遊戯王OCGから十年を超えた2011年の今までに登場した海竜族の枚数33枚、幻獣神族を除けば一番少ない。「E・HERO」というテーマカテゴリよりも少ない。
2008年から登場して3年のサイキック族が37枚なのですでに負けている。あちらはまだまだ増えそうな勢いだが、海竜族はそんなにたくさん増える様子もない。
そんな少ない枚数なわけでサポートカードは常に魚族と水族とワンセットにされていた。しかし水族は枚数100を超え海竜族・サイキック族に次いで三番目に少ない魚族も専用サポートカードを何枚か持っている。
海竜族だけのサポートは実質、下記で登場する「深海のディーヴァ」だけである。
正直、海竜族は勝てる専用デッキを組むのは難しい。他の21種類の種族は決め手になれる専用カードが存在するが、海竜族には種族を生かした切り札は存在しないと言ってもいいだろう。
だが、いつかプッシュされる日が来るかもしれない。デッキ名「海竜族」が頂点を取れるようなカードたちが発売されるかもしれない。未来はだれにもわからないのである。
スパイクシードラ/Spike Seadra
通常モンスター/星5/水属性/海竜族/攻1600/守1300
体のトゲを相手に突き刺し、電流を流して攻撃する。
1999年5月27日発売”Vol.3”のカード。最初の海竜族。
カオスエンドマスター(チューナー。相手モンスターを戦闘破壊した時、デッキからレベル5以上、攻撃力1600のモンスターをリクルート)でもってこれればレベル8シンクロが可能。
ちなみにその青い海蛇の見た目から、トゲが見受けられない。
アクア・ドラゴン/Aqua Dragon
融合モンスター/星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900
「フェアリー・ドラゴン」+「海原の女戦士」+「ゾーン・イーター」
1999年8月発売”BOOSTER4”のカード。
通常モンスターのフェアリー・ドラゴンと海原の女戦士、さらに戦闘したモンスターを5ターン後に破壊するゾーン・イーターを融合素材にする。
現在の所は使いどころが難しい。
海の竜王/Sea King Dragon
通常モンスター/星6/水属性/海竜族/攻2000/守1700
海の王様。かたい甲羅を持ち、口からアワをはいて攻撃する。
1999年11月18日発売”Vol.6”のカード。シー・キング・ドラゴンと読む。
海竜神/Kairyu-Shin
通常モンスター/星5/水属性/海竜族/攻1800/守1500
海の主と呼ばれる海のドラゴン。津波をおこして全てを飲み込む。
1999年12月発売”BOOSTER6”のカード。リバイアサンと読む。
原作の遊戯王で梶木が使用した。のちは「ダイダロス」はこれのリメイクカードであろう。
タクリミノス/Takriminos
通常モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1500/守1200
体にヒレを持ち、水中でも自由に動ける海竜の仲間。
1999年6月、週刊少年ジャンプ20号~25号で実施された応募者全員サービスパック。
人型の海竜族。攻撃力1500のためグリズリーマザーやサルベージに対応。
カイザー・シーホース/Kaiser Sea Horse
効果モンスター/星4/光属性/海竜族/攻1700/守1650
光属性モンスターを生け贄召喚する場合、このモンスター1体で2体分の生け贄とする事ができる。
2002年1月24日発売”STRUCTURE DECK-海馬編-”のカード。
見た目は槍と鎧で武装した魚人。名前が海・馬の事から青眼の白龍を召喚するために作られたと思われる。
攻守がそこそこある。アドバンス召喚に意味のある「ギルフォード・ザ・ライトニング」「光神機-轟龍」、特殊召喚できない「虚無の統括者」「白夜の女王」などを用いたデッキに使用しよう。
ガーディアン・ケースト/Guardian Kay'est
効果モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1000/守1800
「静寂のロッド-ケースト」が自分のフィールド上に存在する時のみ、このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。
このカードは魔法の効果を受けない。
また、相手モンスターから攻撃対象にされない。
2002年11月21日発売”ガーディアンの力”のカード。
召喚がややめんどうなガーディアンシリーズの一枚。裏側守備表示で召喚して相手に攻撃されてリバースするのが一番簡単であろう、防御力も割とあるので生き残りやすい。
「ブラック・ホール」下でも生き残る能力はなかなか強め。表側なら攻撃対象にならないため、戦闘破壊もされない。罠に弱いのは注意。
見た目、完全に人魚。ちなみに静寂のロッド-ケーストは「攻撃力500アップ。対象を取る全ての魔法を無効にする」、これに装備しても装備魔法なので無効にされる。召喚に必要なため装備する必要はないのだが。
海竜-ダイダロス/Levia-dragon - Daedalus
効果モンスター/星7/水属性/海竜族/攻2600/守1500
自分フィールド上に存在する「海」を墓地に送る事で、このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
2003年7月17日発売”暗黒の侵略者”のカード。リバイアドラゴン-ダイダロスと読む。
これ以外のカードを軒並み破壊するという強効果を持つ。手札があれば建て直しや奇襲もあるが、それでも十二分に強い。
フィールド魔法「伝説の都 アトランティス」と強いシナジーを持つ。しかし、これを召喚したうえで海を場に出すのが現在では少々、難しいか。
暗黒の海竜兵/Sea Serpent Warrior of the Darkness
通常モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1800/守1500
暗黒海の世界を守る戦士。水中はもちろん、陸上でも高い戦闘能力を誇る。
2003年7月17日発売”暗黒の侵略者”のカード。
攻守は高めだが、サポートの少ない海竜族の通常モンスターではやはりデッキ投入は難しい。
魚人は魚族にも水族にもいる。ちょっと統一してほしい気もする。
暗黒大要塞鯱/Orca Mega-Fortress of Darkness
効果モンスター/星5/水属性/海竜族/攻2100/守1200
自分フィールド上の「魚雷魚」1体を生け贄に捧げる事で、フィールド上のモンスター1体を破壊する。
自分フィールド上の「砲弾ヤリ貝」1体を生け贄に捧げる事で、フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する。
2003年7月17日発売”暗黒の侵略者”のカード。
能力はおもしろいカードなのだが、このモンスター自体を守る手段が少ないのが欠点。今の環境なら相手ターンであっさり戦闘破壊され、効果を使用しにくい。水族を中心に、出したターンに効果を使用できる構築にしなければならない。
「魚雷魚」「砲弾ヤリ貝」はそれぞれ攻守1000の海の下では魔法効果を無効にする能力を持つ。名前通りシャチ、でかい生物を竜とする昔の思想を元にすれば海竜でも間違いではないが。
海竜神-ネオダイダロス/Ocean Dragon Lord - Neo-Daedalus
効果モンスター/星8/水属性/海竜族/攻2900/守1600
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「海竜-ダイダロス」1体をリリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に存在する「海」を墓地へ送る事で、このカード以外のお互いの手札・フィールド上のカードを全て墓地へ送る。
2005年3月17日発売”ストラクチャーデッキ-海竜神の怒り-”のカード。「かいりゅうしん-ネオダイダロス」と読む。なぜ?
ダイダロスの進化番。効果が決まればエンドカードと言っても過言ではない。問題は高難易度の召喚手順。
ウォーター・ドラゴン/Water Dragon
効果モンスター/星8/水属性/海竜族/攻2800/守2600
このカードは通常召喚できない。
「ボンディング-H2O」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、炎属性と炎族モンスターの攻撃力は0になる。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在する「ハイドロゲドン」2体と「オキシゲドン」1体を特殊召喚する事ができる。
2005年8月11日発売”ELEMENTAL ENERGY”のカード。
強力な炎属性・炎族へのメタと、墓地に送られた時の蘇生が魅力だが、下手すればネオダイダロスより難しい召喚条件が難点。モンスター三体+通常魔法と必要なカードが多すぎる。
ちなみにアニメ「遊戯王GX」において、三沢大地が使用した。
スパイラルドラゴン/Spiral Serpent
通常モンスター/星8/水属性/海竜族/攻2900/守2900
海流の渦をつくり出し人々を襲うと伝えられる海竜。巨大なヒレから放たれるスパイラルウェーブは全てを飲み込む。
2006年11月16日発売”STRIKE OF NEOS”のカード。
高い攻守を誇る物の攻撃力3000の「青眼の白龍」が存在するため、同じ通常モンスターでも使用しにくい。水属性でも攻撃力3000の「青氷の白夜龍」が存在。
一応は攻守とも2900のため、「ゴヨウ・ガーディアン」に戦闘で負けないという強みはあった。
デュアル・ランサー/Gemini Lancer
デュアルモンスター/星4/水属性/海竜族/攻1800/守1400
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
2007年11月23日発売”PHANTOM DARKNESS”のカード。
下級攻撃力1800はデュアルとしても、水属性としても、貫通攻撃持ちとしても1900がいるので居場所が無い。
しかし、それらの要素二つ以上を複合したデッキでは十分アタッカーとして生かせる。
二つの巨大な槍を装備した魚人。顔がきもい。
海皇の長槍兵/Atlantean Pikeman
通常モンスター/星2/水属性/海竜族/攻1400/守 0
海底を支配していると言われる、海皇に仕える長槍兵。深く暗い海の底から襲いかかる長槍の連続攻撃は、深海魚たちに恐れられている。
2007年11月23日発売”PHANTOM DARKNESS”のカード。
星2通常モンスターの中では最も攻撃力が高い、使うならそれを生かせるデッキにしたい。
魚人。ところで海皇って?
氷弾使いレイス/Reese the Ice Mistress
チューナー(効果モンスター)/星2/水属性/海竜族/攻 800/守 800
このカードはレベル4以上のモンスターとの戦闘では破壊されない。
2008年6月下旬稼働”DUEL TERMINAL -ワームの侵攻!!-”のカード。ひょうだんつかい。
チューナーとしてはもちろん、壁としても状況によって使える。
見た目は人間。いままでもそうだが、なにを持って海竜族とするかは謎。
シー・アーチャー/Mermaid Archer
効果モンスター/星3/水属性/海竜族/攻1200/守 200
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するレベル3以下のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
この効果でモンスターを装備している場合、このカードの攻撃力は800ポイントアップする。
このカードが破壊される場合、代わりに装備したモンスターを破壊する事ができる。
2009年2月14日発売”RAGING BATTLE”のカード。
一応は効果つき下級2000アタッカーと見ればいいのだろうか、ただデメリットが大きい。
イラストは、巨大亀に乗ったボウガンを手にした人魚。ここまできたら海竜族と突っ込むのもあれであろう。
ニードル・ギルマン/Spined Gillman
効果モンスター/星3/水属性/海竜族/攻1300/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在する魚族・海竜族・水族モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
2009年2月14日発売”RAGING BATTLE”のカード。
これ自体の効果で攻撃力が上昇するため、実際は攻撃力1700となる。星3である事を生かしたい。
水族・海竜族・魚族の三種族はよくひとまとめにされる、水属性が多いという共通点があるので、そちらのサポートも考えられる。
深海のディーヴァ/Deep Sea Diva
チューナー(効果モンスター)/星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
2009年2月14日発売”RAGING BATTLE”のカード。
唯一の海竜族専用のカード。出しただけでシンクロ召喚ができるのは凄いのだが、やはり範囲が狭いのが欠点。
現在召喚可能なのは、星1「氷結界の輸送部隊」 星2「海皇の長槍兵」「深海のディーヴァ」「氷弾使いレイス」 星3「シー・アーチャー」「ニードル・ギルマン」「スカイオニヒトクイエイ」「エアジャチ」「リチュア・ディバイナー」。
ちなみにイラストは歌う魚人。
神海竜ギシルノドン/Sea Dragon Lord Gishilnodon
シンクロ・効果モンスター/星5/水属性/海竜族/攻2300/守1800
チューナー+チューナー以外のレベル3モンスター1体
フィールド上に表側表示で存在するレベル3以下のモンスターが墓地へ送られた時、このカードの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで3000になる。
2009年2月14日発売”RAGING BATTLE”のカード。
攻撃力上昇だけの微妙な効果、「収縮」や「疾風のゲイル」などの攻撃力ダウン効果には強いのだろうが、それ以外のモンスターに使われるだけである。
イラストは凄く水っぽい首長竜。深海ではなく神海、そのため背中に翼も生えている。
氷結界の輸送部隊/Caravan of the Ice Barrier
効果モンスター/星1/水属性/海竜族/攻 500/守 200
自分の墓地に存在する「氷結界」と名のついたモンスター2体を選択して発動する。
選択したモンスターをデッキに戻し、お互いにデッキからカードを1枚ドローする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
2009年4月中旬稼働”DUEL TERMINAL -混沌の覇者!!-”のカード
氷結界のカテゴリモンスター、かなり微妙な効果。唯一の星1海竜族。
緑色の龍に小さい何者かが乗っている。
アームズ・シーハンター/Armed Sea Hunter
効果モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1800/守 400
自分フィールド上にこのカード以外の水属性モンスターが表側表示で存在する場合、このカードと戦闘を行った効果モンスターの効果をダメージ計算後に無効化する。
このカードが破壊される場合、代わりに自分フィールド上に表側表示で存在するレベル3以下の水属性モンスター1体を破壊する事ができる。
2009年4月18日発売”ANCIENT PROPHECY”のカード。
戦闘後に効果が発動するモンスターは多いので、それらを潰せる能力は強力。二つ目の効果も悪くはなく、水属性の下級アタッカーとしては優秀。
見た目はまさかの海竜魚人。魚人を海竜として扱い続けた反省から生まれたのかもしれない。
神竜アクアバザル/Divine Dragon Aquabizarre
効果モンスター/星5/水属性/海竜族/攻2100/守1500
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する水属性モンスター1体をリリースし、自分の墓地に存在する永続魔法またはフィールド魔法カード1枚を選択して発動する。
選択したカードを自分の墓地からデッキの一番上に戻す。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
2009年4月18日発売”ANCIENT PROPHECY”のカード。
回収の難しい魔法・罠を持ってこれるのは評価できるが、これ自体が星5・水属性リリース・デッキトップと使いにくい所が多い。
イラストは奇妙さがあるが立派な海竜。これでなんでこんな能力なのか、疑問。
コアキメイル・シーパンサー/Koa'ki Meiru Sea Panther
効果モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1900/守1200
このカードのコントローラーは自分のエンドフェイズ毎に手札から「コアキメイルの鋼核」1枚を墓地へ送るか、手札の水属性モンスター1体を相手に見せる。または、どちらも行わずにこのカードを破壊する。
1ターンに1度、手札から「コアキメイルの鋼核」1枚を墓地へ送る事で、自分の墓地に存在する魔法カード1枚を選択しデッキの一番上に戻す。
2009年7月18日発売”STARDUST OVERDRIVE”のカード。
コアキメイル専用のカード。魚人。
コダロス/Codarus
効果モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1400/守1200
自分フィールド上に表側表示で存在する「海」を墓地へ送る事で、相手フィールド上に存在するカードを2枚まで選択して墓地へ送る。
2009年11月14日発売”ABSOLUTE POWERFORCE”のカード。
海デッキの強力なカード。コストが難しいが、効果は強い。
シャドウ・リチュア/Gishki Shadow
効果モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1200/守1000
水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用する事ができる。
また、手札からこのカードを捨てる事で、自分のデッキから「リチュア」と名のついた儀式魔法カード1枚を手札に加える。
2010年8月上旬稼働”DUEL TERMINAL -インヴェルズの侵略!!-”のカード。
その効果からリチュアデッキ専用として使われる。
リチュア・チェイン/Gishki Chain
効果モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキの上からカードを3枚確認する。確認したカードの中に儀式モンスターまたは儀式魔法カードがあった場合、その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。確認したカードは好きな順番でデッキの上に戻す。
2010年8月上旬稼働”DUEL TERMINAL -インヴェルズの侵略!!-”のカード。
こちらもリチュア用。
海底に潜む深海竜/The Dragon Dwelling in the Deep
効果モンスター/星4/水属性/海竜族/攻1700/守1400
お互いのスタンバイフェイズ時にこのカードにオーシャンカウンターを1つ置く。
このカードがフィールド上から離れた時、このカードに乗っているオーシャンカウンター1つにつき、 自分フィールド上に存在する魚族・海竜族モンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで200ポイントアップする。
2010年9月18日発売”EXTRA PACK Volume 3”のカード。
カウンターを乗るのを待たなければならず、さらに攻撃力上昇率も低い、水族が含まれないのも欠点。場を離れるときに発動する効果はリリースでもバウンスでも構わないのが利点ではあるが。
青色の東洋竜のような頭と西洋竜の様な体を持ったモンスター。なぜ深海竜なのに大きな翼が必要なのか?
スピアフィッシュソルジャー
効果モンスター/星4/風属性/海竜族/攻1700/守1100
このカードの攻撃力は、ゲームから除外されている自分の魚族・海竜族・水族モンスターの数×100ポイントアップする。
2011年4月16日”GENERATION FORCE”のカード。これからリチュア・ディバイナーまで4枚が収録された。
最初からアタッカークラスではあるものの、上昇率が低い。なぜ風属性。
スカイオニヒトクイエイ
効果モンスター/星3/風属性/海竜族/攻 600/守 300
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが直接攻撃を行ったバトルフェイズ終了時、このカードを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。
ダイレクトアタッカーの弱点である攻守の低さを、一次的に除外される事でカバー。
なぜ風属性。
エアジャチ
効果モンスター/星3/風属性/海竜族/攻1400/守 300
1ターンに1度、手札から魚族・海竜族・水族モンスター1体をゲームから除外する事で、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
その後、このカードを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。
攻守は低いが破壊効果持ち、除外される事で戦闘を避ける。
なぜ風属性。
リチュア・ディバイナー
効果モンスター/星3/水属性/海竜族/攻1200/守 800
1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動する事ができる。
デッキの一番上のカードをめくり、それが宣言したカードだった場合手札に加える。
違った場合、自分のデッキの一番上に戻す。
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最終更新:2024/04/28(日) 04:00
最終更新:2024/04/28(日) 04:00
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