カルドセプト リボルトとは、ニンテンドー3DSより発売されるカルドセプトシリーズ最新作である。
正式にはこれまでのシリーズ同様、カルドセプトの後に®マークが付く。
概要
カルドセプト®リボルト | |
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | カードゲーム+ボードゲーム |
対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | 大宮ソフト |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2016年7月7日 |
価格 | 5076円(税込) |
対象年齢 | CERO:B |
通信 | |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
2017年にシリーズ20周年を迎えるカルドセプトシリーズ8作目(『モバイル』を除く)。『サーガ』以来の10年ぶりの完全新作となるほか、1ハード1作だったこれまでとは違い、前作同様3DSでの発売となる。
リボルト(REVOLT)とは「反乱」という意味であり、システムやシナリオで反乱的な何かを込めているものかと思われる。Twitterはカルドセプト(3DS)で使ったアカウントを流用して発信する模様。
お知らせ
- 無料体験版(スタートダッシュVer.)配信開始! 詳細
- カルドセプトリボルトの3DSメニューのテーマ発売中!(200円) 動画
- インターネット対戦で現在報酬がオフラインの250%に上昇!
- 期間限定でMy Nintendoでブックカバー「ソルティス」を発売!(プラチナポイント50ポイント) 現在は販売終了
- 2017年1月1日から2月4日まで、インターネット接続で1日1回15000GPプレゼント! 詳細 キャンペーン終了
今作の特徴
- カード
- 基本システム
- 自分の番が来るたびに「ラウンドゲイン」として少額の魔力が手に入る。ラウンドが進むにつれて入手額は少しずつ増える。これにより「数十Gしかなく何もできない」という状況は減った。
- 周回には「すべての砦を通って城へ行く」から「すべてのゲートを回る」に変更された。「ゲート」は砦にあたるものであり、ゲートに止まる・ゲートを通過すると魔力がもらえる。すべて通っていればどのゲートで周回を完了させても周回ボーナスが得られる。
- 目標魔力に達した後どこかのゲートに行けば勝利。目標魔力到達後の攻防は短くなると思われる。
- ダイスは0~5の目が付いたものを2つ使う。0にあたるマークが2つ出ると12として扱う。3つ振る場合は3つ全てでマークが出ると12として扱う。
- 手札は最大10枚まで持てるが、自ターン終了時に6枚まで減らす必要がある。
- 領地コマンドの使用範囲は「そのターンに通過・停止した自分の土地の範囲」から「マップ全体の自分の土地」へ。コマンドを使用した土地や、配置直後の土地のクリーチャーは「ダウン状態」になり領地コマンドは使用不可能になる。
- ダウン状態の回復には周回か、ゲートに止まる必要がある。
- 自分の土地の隣に自分の土地があると発生する支援効果は廃止された。
- エリアは廃止。連鎖数はマップすべてで数えるため、連鎖数を上げやすくなった。
- カードは常に公開状態。ただし一部例外がある。
- 周回後のHP回復は10に固定。
- 新能力・新施設
- 「秘術」が追加。秘術は領地能力にあたるものだが、スペルターンと同じタイミングで使用する。
- 秘術を使用すると、そのクリーチャーはダウン状態になる。
- 不屈:ダウン状態が発生しない。過去作のようにすぐに何度も領地コマンド・秘術が使える。
- 感応:条件に合う属性のクリーチャーを出していれば、戦闘中感応を持つクリーチャーの能力が上がる。誰か1人が出していればいいので、必ずしも自分で条件に必要なクリーチャーを出す必要はない。
- 合成:スペル・クリーチャーカードの使用時に指定条件のカードを捨てれば、より強力な効果を得ることができる。性質上、カードを捨てるコストがあるスペル・クリーチャーカードの一部に付与されている。
- 密命:カードは他のセプターから見えない特殊なスペルカード。条件は厳しいが効果は強力。同盟戦ではパートナーにすらも見えない。
- 世界呪い:マップ全体に効果を与えるカードが追加。効果は6ラウンドだが同時に1つしか発生せず、新たな世界呪いが発生すると上書きされる。
- 魔法陣:出てきた2つのスペルのどちらかを使用する。使用コストは0Gなので基本的に使う方が得。
- 魔力トラップ:ダイスが6以上で通過・停止すると所持する魔力を20%奪われるが、3以下だとこれまで奪った魔力をすべてもらえる。(4・5のときは何も起こらない)
- 分岐スイッチ:分岐地点に設置してあり、方向を選べず進行方向通りに進むことになる。マスに止まると進行方向の変更ができる。
- 司令塔:好きな土地を選んで配置・侵略ができる。
- 宝石屋:これまでの護符にあたる要素。基本価格が10G~20G前後から50Gまで上がった。
- 土地価値の変化や属性石の売買により対応する属性石の価値が変化し、友好属性・対立属性の属性石の価値も変化する。
- 割高になるが、属性石を奪うことも可能。
- 無属性土地は削除。モーフ地形に無属性クリーチャーを配置すると複属性地形になる。
- ブリードカード
- クエスト
- その他(通信・追加コンテンツ・対戦など)
スタートダッシュVer.
いわゆる体験版。あらかじめダウンロードによるDL版購入か、マイニンテンドーのプラチナポイント500ポイントで入手可能だった。 2015年12月28日から、ニンテンドーeショップから無料でダウンロードできるようになった。特徴は以下の通り。
- ゲーム序盤をプレイ可能。クエストはチュートリアル6面と序章と言える3面。
- 手に入れたGp・カードを製品版に引き継ぎ可能。ただしカードパックはNカードが引けるものしかない。
- ブック編集は不可能。ただし、初期ブックとバーチャルブック7つの計8つのブックを使える。
- 「ひとりで対戦」モードも可能。AIはクエストよりも強いブックを使い、より積極的なレベル上げを行う。
- 5月21日の15時~21時にオンラインイベントを開催。Splatoonの完成披露試射会みたいな体験会である。
さらに6月25日10時~13時、19時~22時にもオンラインイベントを開催した。
発売前情報
第1報
かつて 門は開かれていた
門の外には 自由な大地があったというしかし
長い年月が過ぎていった
門を閉じたまま
多くの人々が生を終えるNintendo Direct 2015.11.13 出展映像から
- これまでのシリーズのカードから厳選したものに加え、200枚以上の新カードを用意。
(1作での総カード枚数が最大480枚ほどのため過去作からの登場は280枚ほどと思われる) - システムやルールを改良して、より快適に遊べるように。
(前作の時点である程度快適化は図られている。) - 開発は大宮ソフト。作曲は伊藤賢治。定評のあるシリーズの体制を踏襲。
- 2016年発売。価格未定。
第2報のNintendo Direct 2016.3.4の映像からわかること
- 10年ぶりの完全新作(『サーガ』以来)。
- 基本的なルールを踏襲しつつ、より遊びやすく、よりスピーディーになるよう、様々な新システムを搭載。
- カード総数400枚以上。うち200枚以上が新カード。
- 物語は舞台は高い城壁で囲まれ、人々の自由が奪われた町。
- 登場人物に主人公アレン、反攻組織「フリーバッツ」メンバーのアリシア、副リーダーのサイク。名前不明の4人目。
- キャラクターデザインは西村キヌ。
- 2016年7月発売。
- フロギストン・スクワリン・オーガ系など サーガベースのクリーチャー。サーガベースのゲームデザイン?
- クリーチャーコストが安め?ファイター:40G→30G ガスクラウド:70G→45G
- セプターが使える?秘術コマンド
- スペルを使ってないのになぜかダイスが2つ見える。
- 城がない?達成=即終了? 周回ボーナスは?
- 演出がさらにテンポアップできる?3DS版の時点でも結構速かったが……
- 手札がこれまでの上限を超える7枚持ち。ここも仕様変更か?
- ミノタウロスは続投。
- 土地価格とレベル上げに必要な魔力がこれまでと違う。LV1土地で120Gなのにレベル5で1500G(これまでは1800G)。
- 通過していない・砦に止まっていないのに全土地の操作が可能。仕様変更?
- 支援効果の枠に代わりダウン状態の枠が追加。支援効果廃止?ダウン状態とは一体?一方、地形効果は残っている。
登場人物
公式Twitterより。シナリオを進めると新たなセプターが登場する。
- アレン(名前変更可能):街で倒れていたところを、反攻組織「フリーバッツ」に助けられる。 名前以外の記憶を失っており、記憶を求めてフリーバッツと行動を共にすることとなる。
- アリシア:反攻組織「フリーバッツ」の女性リーダー。組織の中ではお姉さんポジション。街の外への脱出計画を立案する。
- ユマ:フリーバッツのメンバーの少女。仲間思いだが人見知りでアレンを警戒している。
- ゲン:フリーバッツのメンバーの少年。人懐っこい性格でムードメーカー。アレンにあこがれている。
- テネット:フリーバッツのメンバーの少年。素直で頭がよく正直だが気弱。修道院育ちで信仰心が強い。
- サイク:フリーバッツの副リーダーの男性。皮肉屋で組織の中ではお兄さんポジション。かつて大切な人を伯爵に殺されたため打倒伯爵を主張している。
- クラネス:セレファスの支配者である伯爵。自分の傘下に入らないセプターの抹殺を進めている。
- ゾンクス:セプター掃討部隊の男性。「徘徊処刑人」の異名を持つ残虐さが特徴。スペルを使わないシリーズ恒例の脳筋枠。
- ヒュプノ:セプター掃討部隊の女性。魔女のような見た目で幻術・催眠術が得意。地属性ブックを使う。
- ナイトホーク:伯爵配下の雇われセプター。忠義心はあまりなく、独自の考えで動くことも。
- メメン・モリー:青とピンクの服を着た双子の少女。伯爵配下のセプターで廃墟を通りかかるセプターを襲う。
- ソムニア:伯爵配下の司書セプター。図書館と本が大切であり、伯爵配下の相手にも容赦しない。
- テラーメア:セプター相当部隊最高位の男性。冷酷で切れ者の上にセプターとしても最強クラス。伯爵の命令を忠実に実行する。
- シンディ:カードパックの石板の販売を行う少女。
関連動画
第1報は8:16~9:44
関連項目
外部リンク
- カルドセプト公式Twitter
- カルドセプトリボルト公式サイト(ストーリー、キャラクター、システム等の基本情報)
- カルドセプトリボルトスペシャルサイト(インターネット対戦マップ情報、DLC情報、Q&A等)
- 大宮ソフト カルドセプトリボルト デザイナーズノート
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