ダイヤモンドステークスは、JRA(日本中央競馬会)が開催する、東京競馬場の芝3400mの重賞競走である。格付けはGⅢ。
概要
1951年の4月に第1回が行われたのが始まりでこの第1回のみ別定戦だった。1952年の第2回からハンデ戦になっている。4月の誕生石はダイヤモンドに由来してレース名が付けられている。
創設時は中山競馬場の芝2600mで行われていたが、1965年の第15回から芝3200mとなり、1981年の第31~33回は東京競馬場、34~36回の中山競馬場のあとは基本の開催地は東京競馬場となった。2004年の第54回から前年に終えた東京競馬場の改修工事で3200mの設定が出来なくなったことから芝3400mと変更された。
1984年のグレード制度導入時にGⅢ格付がなされ、通常東京競馬場の第1回開催の開幕週(1月下旬頃)に移動し、その後現在はフェブラリーステークスの前日に行われるようなっている。
歴代の優勝馬の中には、オートキツ、ホマレボシ、コレヒデ、スピードシンボリ、ダイシンボルガード、フジノパーシア、プリテイキャスト、キョウエイプロミス、イングランディーレ、アドマイヤラクティ、テーオーロイヤルといった面々がGⅠ(GⅠ級)を勝利していた馬、のちに勝利することになる。
その他重賞路線で活躍した馬は、スルーオダイナ、マチカネタンホイザ、エアダブリン、フォゲッタブル、フェイムゲーム、アルバート等がいたりする。
このレースのトピックとして、2020年の第70回のミライヘノツバサは、16頭中最低人気の325.5倍での勝利で、1989年エリザベス女王杯のサンドピアリス(430.6倍)、1998年日経賞のテンジンショウグン(355.7倍)に次ぐ史上3番目の重賞での単勝高配当記録となった(2021年現在)。またミライヘノツバサは青森産馬で、青森産馬のJRA重賞制覇は2008年ローズSのマイネレーツェル以来12年ぶりであった。
歴代優勝馬
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第1回~第14回までは中山芝2600m(第6回東京芝2500m)
第15~53回芝3200m(第15~30、34~36、53回は中山、31~33回、37~52回は東京)
第54回~芝3400m(東京競馬場)
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