世羅りさとは、アイスリボン所属のロリコン女子プロレスラーである。三木プロダクション及び演劇集団「水色革命」所属の女優としても活動している。
概要
1991年11月19日生。広島県世羅町出身。身長167cm。
声優・女優を目指して上京するも、映画「太陽からプランチャ」への出演を切っ掛けに女子プロレスと出会う。
この映画は、アイスリボン恒例の「プロレスラーとして本当にデビューすることが出演の条件」というものであり、2012年11月20日に星ハム子を相手にデビュー戦を行った。
以後、女優と女子プロレスラーの兼業となるが徐々にプロレスに軸足を移し、2014年からはプロレスをメインに活動してしている。
恵まれた体格を生かしたダイナミックなファイトスタイルとリング上での表現力で頭角を現し、アイスリボンの若手エースとなる。対戦したアジャ・コングや、試合を見ていた大日本プロレスの登坂栄児社長・グレート小鹿会長からの評価も高く、小鹿会長からは、「リングに佇む雰囲気がスターのもの」との声も。
成宮真希とのタッグチームでも活躍。流行に乗ってタッグ名を「.STAP」(ドットスタップ)とするも、その後、本家が大変なことになり、ちょっと気まずい感じになってしまっているが、王座陥落まで9度の防衛に成功。タッグ王座最多防衛記録を樹立した。
2013年にはNHKの企画でマグロ投げに挑戦し日本記録を樹立するなど、テレビに出演する機会も増えてきている。
現世羅町長を父に持ち、世羅町への郷土愛を口にすることが多い。一時期は町の許可を取って世羅町章をコスチュームにあしらっていたが、町議会から「蹴られるような箇所にある」とクレームが付き、泣く泣く消去した。
退団した志田光の後任として、2015年4月までアイスリボンのニコ生配信「週間アイスリボン」を担当していた。
2014年8月、スターダム(当時)に所属していた彩羽匠と組んだ事で意気投合。スターダムにも参戦する様になり、タッグ王座に挑戦したりタッグリーグ戦にも出場したりと、活躍の場を拡大している。
そして2016年3月21日、地元広島で念願のICE×∞王座を獲得、初のシングル王者に輝いた。
ロリコン
2015年4月18日の道場マッチでの座談会にて、自らを「自他共に認めるロリコン」と発言。後のニコ生ではさらに、つくしの目の前で「ショタコンでもある」と「ロリショタ」宣言する始末。
また、不定期でお出かけプロレス等でカード編成を担当する事があるが、その立場を悪用して自分の回りを10代選手(つくし・弓李など)で固めるカードを組む事も。
ポテトヘッド
ある日、松本都からポテトヘッドに似てるとTwitterでイジられたのがきっかけ。当初は嫌がっていたが、そのうちファンからも支持され始め、「ポテトヘッド軍団を作る」とまで豪語してしまう程。
更には前述のロリコンと併せ、ニコ生で「ロリコンポテト」というタグまで登録されてしまう程。
蛍光灯デスマッチ問題
そんな中、ある問題が起こった。
2015年3月29日昼のアイスリボン大阪大会で、世羅と成宮は「ヤンキー二丁拳銃(木高イサミ・宮本裕向)」とハードコアマッチで対戦し敗れた。
このとき成宮は世羅と決別宣言(後日、成宮はREINAに移籍)。これに対し世羅は、「成宮と二丁拳銃で組めばいい」と抗争に発展。
その際、世羅は「平成極道コンビ(稲葉雅人・星野勘九郎)」を呼び寄せ、5月4日横浜ラジアントでのハードコア戦を宣言。
この日の大阪大会は大日本プロレスとの昼夜興行だった為、平成極道は当然その場にいた。そんな中極道はチーム結成を承諾。大日本もラジアントの翌日にビッグマッチ(横浜文化体育館大会)を控えていたが、レフェリーに李日韓レフェリーを起用する事を条件にラジアントへの星野の参戦を承認する。
※(補足)大日本は、1997年から2003年に併設していた「女子部」の失敗と、2008年に発生した「金村キンタロー強制猥褻事件(金村が大日本の女性社員にセクハラ行為をした)」の影響から、大日本所属選手と女子選手とのミックスドマッチは基本的に認めていない。
こうして5月4日ラジアントを迎え対戦し、敗北した世羅だったが、「勝ち逃げは許さない」と抗争継続を要求。更に6月24日後楽園での再戦を、同じメンバーによる「蛍光灯デスマッチ」でやる様要求したのだ。
これに対し、アイスリボンの選手やファンから、以下のような多くの反対意見が集まった。
- 「プロレスでハッピー」、すなわち「多幸感」をコンセプトとする団体のカラーと、流血必至の蛍光灯デスマッチとの相性が合わない
- なぜ蛍光灯にこだわるのか、なぜ相手が成宮なのか、その明確かつ具体的な理由が見えない
- デスマッチのノウハウや安全対策等、あらゆる準備が足りない
※特に木高イサミと、デビュー前からの大日本ファンである雪妃真矢(※ストロングBJ派)が指摘 - 後楽園大会の目がデスマッチにばかり向けられてしまっている
※特に当日ICE×∞王座を賭けて対戦する柊くるみ(王者)と希月あおい(挑戦者)が指摘
更には大日本プロレス所属の星野勘九郎がメンバーにいる事で、以下の理由から大日本のファンからも糾弾された。
- 前述した大日本の選手管理方針
- 万一事故が発生した場合の責任問題がアイスのみならず大日本にまで追及される危険性
- 開催日(6月24日)が、7月20日の大日本・両国国技館大会直前という大事な時期にあたり、両国開催にも悪影響を及ぼす危険性
この問題はニコプロで討論会の形で取り上げられ、これに対する回答として、道場マッチでの試合中に蛍光灯を持ち出し、自らの頭で割るという行動に打って出る程、精神的に追い詰められる状況になった。
こうして6月3日の道場マッチで、アイスリボンの佐藤肇社長から、以下の宣告が下された。
「選手及び観客の安全確保と大会進行等の対応を考慮した結果、6月24日後楽園での蛍光灯デスマッチは認めない」
これに対して世羅は6月24日後楽園の参加をボイコットすると宣言し、事態の長期化を示唆した。
ところが事態は、思わぬ人物の登場で急変する。6月5日の会見で、大日本の登坂栄児社長が協力を申し出たのだ。登坂社長は後楽園大会終了後に「大日本がバックアップする自主興行の形で行ってみては」との提案を出す。同時に「蛍光灯は許可しないが、その代わりに、世羅オリジナルの形式を考案せよ」と提示され、了承する。
かくして蛍光灯デスマッチ問題は解決したかに見えたが、今度は蛍光灯に代わるオリジナルアイテムに、「人毛」つまり髪の毛を選択した事で、蛍光灯ほどではないが、再び波紋を呼んだ。当然、人毛集めにも障害があり、某1000円理髪店の場合は本部から待ったがかかった程で、結局、1トンを予定していた量は最終的に2~300kgしか集まらなかった(中にはそれでも適量との意見も)。しかも他のアイス選手だけでなく福田洋や小林香萌といった他団体の選手も髪の毛を提供してなんとか集まった程。加えて「事故発生時の責任問題」が解決しておらず、反対意見も依然残った。
こうして「責任問題」の点が未解決のまま、最初で最後かもしれない「人毛デスマッチ」は行われ、会場が汚れるなど悪影響が出たため、後日後楽園に謝罪するハメになったが、幸いにも、団体の後楽園使用禁止という最悪の事態だけは回避され(同時に、後楽園は新木場1stRingと並ぶクレイジーな会場である事が証明された瞬間でもある)、懸念されていた事故もなく、大成功に終わった。
その後
その後、平成極道コンビとは、12月の大日本・横浜文化体育館大会に、世羅(姐御)・星野勘九郎(アニキ)・稲葉雅人(子分「マサ」)・グレート小鹿(叔父貴)という「極道ファミリー」で参戦して勝利した。
デスマッチも継続するつもりで、12月28日に新木場1stRingでの自主興行では、「春夏秋冬」をテーマにしたアイアンウーマンデスマッチに挑戦。風船に入れた花粉・塩・紙ヤスリ・(岡林裕二のポセイドンを彷彿とさせる)ビニールプールに入った水・イガグリなどの凶器に苦しみながらも、60分完走を果たした。将来的には蛍光灯デスマッチの挑戦も視野に入れているが、また反対運動が起こる可能性も残っている。
得意技
- ドロップキック
- ゆりかもめ
- ジャイアントスイング
- セラリズムバスター(スイング式サイドバスター)
- エアーズロック(ファイヤーマンズキャリーから正座でシットダウンしつつ、相手の背中を叩き付ける)
- エアーズロックⅡ(開脚式エアーズロック。みちのくドライバーⅡの要領で叩き付ける)
- ダイビング・ダブルニードロップ
タイトル歴
関連コミュニティ
関連項目
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