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この記事は、映画のネタバレ(主に犯人の正体)を含んでいます。 閲覧は自己責任でお願いします。 |
『名探偵コナン14番目の標的 』とは、劇場版名探偵コナンの第二作である。
概要
監督はこだま兼嗣、脚本は古内一成。主題歌はZARDの「少女の頃に戻ったみたいに」。
あらすじ
目暮警部や阿笠博士がボウガンで撃たれ、妃英理のもとに毒入りのチョコレートが送られるなど、小五郎のまわりの人間が狙われる事件が次々に発生。そしてその側には犯人からのメッセージと思われるトランプが置かれていた。襲われた人間に共通するのは名前に数字が入っていること(目暮「十三」、「妃」英理(妃=クイーン=トランプの12)、阿笠博「士」(11)だった。
小五郎はこれを自分に恨みの持つ、先日仮出所したばかりの元殺人犯「村上丈」による犯行だと推理。次に狙われるのは名前に10が入っている「辻」弘樹だと考え、彼の元へ向かうが・・・?
登場人物
- 宍戸 永明(ししど えいめい)
- 仁科 稔(にしな みのる)
- 小山内 奈々(おさない なな)
- 辻 弘樹(つじ ひろき)
- 沢木 公平(さわき こうへい)
- フランス料理店に勤めるソムリエで、特にワインに関しては群を抜いた舌と知識を持つ。毛利夫妻とは若い頃からの知り合い。旭にアクアクリスタルのレストランを一軒任せて貰える事になり、招待を受ける。
- 本作の犯人。ある日突然、味覚がわからなくなる「味覚障害」にかかってしまう。そのため、味覚障害の原因となった可能性のある人間を、村上丈の犯行と見せかけて次々と殺害していく。トランプになぞらえて、1~13までの数字の入った人物を狙ったのは、本当に殺したい人間を隠すためのカモフラージュであり、無関係な人間を巻き込むことさえいとわない冷酷な人物。 声優がフリーザ様なので「こいつ犯人だろ」と思った人は少なからずいたらしい。動機の自白時の鬼気せまる演技のインパクトから、ネット等で14番目の標的の話題になると自白時の台詞が脳内再生される人も。
- 岡野 十和子(おかの とわこ)
- ピーター・フォード(Peter Ford)
- 村上 丈(むらかみ じょう)
- 旭 勝義(あさひ かつよし)
備考など
- 小五郎の知り合いの名前に1~13が入った人物が狙われていくというストーリー。目暮十三や白鳥任三郎の下の名前は本映画が初出であり、おそらくこのストーリーのためにつけられた物と思われる。
- 妃英理とその秘書の栗山緑が劇場版初登場。特に栗山緑はこの映画が初出である。
- 原作では語られていない小五郎と英理の別居の理由、小五郎が刑事を辞めた理由が描かれている。今作で出た、小五郎が警視庁屈指の拳銃の名手だったいう設定も前述の各理由と共に以降の作品で採用された。
- 犯人の動機については『そんなことで殺すのかよ』、『自身が誇りにしている職を失った上に馬鹿にされたのだから、動機もわからないことはない』と映画を見た人の意見はハッキリ分かれている。無関係な人間を襲ったことについては『キチガイ』と意見は一致しているが。
- 前作では「犯人は爆弾を倉庫から盗んだ」と言う説明があった。しかし今作ではそんな説明は一切無く、いきなりリモコンを取り出して爆弾で巨大施設を全壊させている。一応一般人ですよね…
- 「蘭さんを放せぇ~!放さないとウツゾ→オ↑↑」。
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関連項目
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