阪急宝塚本線とは、大阪梅田駅-宝塚駅間を結ぶ阪急電鉄の路線である。
概要
1910年に箕面有馬電気軌道の路線として箕面線と同時に開業された。
宝塚線の多くの駅は開業した年から存在しており、それらの駅は2010年に開業100周年を迎えた。
現在の私鉄の基礎を作り上げた路線といわれている。
開業当初は沿線はとても田舎で利用客も少なかったらしいが、
沿線開発をしたことにより沿線が住宅地となり利用客を増やすことに成功した。
京都線と神戸線の最高速度は115km/hであるが、宝塚線の最高速度は100km/hである。
しかも曲線区間がかなり多いため100km/hで走れる区間は少ない。
しかし、これでも相次ぐ高架化・線路改良のおかげで幾分マシにはなっている。現在は急行が十三駅~石橋阪大前駅間(11.1km)を2駅停車、所要時間12分で走っているが、1980年代中頃までは同区間(当時11.2km)を途中ノンストップなのに14分もかかっていたのだから。
何気によくある人名(石橋(現:石橋阪大前)、池田、山本など)が駅名になっていることが多い。
深夜のバトルはやっていませんのでご注意を!
というか、カーブだらけの宝塚線であのスピードは危険です。
2018年7月7日に、能勢電鉄と同時にダイヤ改正が実施された。改正のな内容は以下の通り。
駅と種別
準 急 |
急 行 |
通 勤 特 急 |
日 生 特 急 |
駅名 | 駅番号 | 営業キロ (駅間) 大阪梅田起点 |
■乗換・○主な周辺施設 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
● | ● | ● | ● | 大阪梅田駅 | HK-01 | 0.0(-) | ■大阪市高速電気軌道(Osaka Metro): 御堂筋線(M16)【梅田駅】・谷町線(T20)【東梅田駅】・四つ橋線(Y11)【西梅田駅】 ■阪神電鉄:阪神本線(HS 01) ■JR西日本: 京都線・神戸線(JR-A47)・ 宝塚線(JR-G47)・ 大阪環状線(JR-O11)【大阪駅】・ JR東西線(JR-H44)【北新地駅】 ○阪急百貨店 ○阪急三番街・三十二番街 ○阪急グランドビル ○大阪新阪急ホテル ○NU chayamachi ○HEP FIVE ○阪急電鉄本社ビル |
● | | | ↑ | | | 中津駅 | HK-02 | 0.9(0.9) | ○大阪府済生会中津病院 ○新梅田シティ |
● | ● | ● | ● | 十三駅 | HK-03 | 2.4(1.5) | ■阪急電鉄:京都本線・神戸本線 ○淀川区役所 ○英真学園高等学校 |
↑ | | | ↑ | | | 三国駅 | HK-41 | 4.4(2.0) | ○Viewl阪急三国 |
↑ | | | ↑ | | | 庄内駅 | HK-42 | 6.0(1.6) | ○庄内駅前商店街 ○大阪音楽大学 |
↑ | | | ↑ | | | 服部天神駅 | HK-43 | 7.5(1.5) | ○服部天神宮 |
● | | | ↑ | | | 曽根駅 | HK-44 | 8.7(1.2) | ○ダイエー曽根店 ○豊中市民会館 ○アクア文化ホール ○豊島公園 □服部緑地 |
● | | | ↑ | | | 岡町駅 | HK-45 | 9.5(0.8) | ○豊中市役所 ○岡町商店街 ○原田神社 ○自動壊札機 |
● | ● | ● | | | 豊中駅 | HK-46 | 10.5(1.0) | ○エトレ豊中 □旧豊中グランド(高校野球発祥地) |
● | ● | ↑ | | | 蛍池駅 | HK-47 | 11.9(1.4) | ■大阪モノレール:本線(12) ○ルシオーレ |
● | ● | ● | ● | 石橋阪大前駅 | HK-48 | 13.5(1.6) | ■阪急電鉄:箕面線 ○石橋赤い橋商店街 ○大阪大学(豊中キャンパス) ○池田市民文化会館 ○待兼山 |
● | ● | ● | ● | 池田駅 | HK-49 | 15.9(2.4) | ○池田泉州銀行 □小林一三記念館 ○インスタントラーメン発明記念館 □サンシティ池田 ○落語みゅーじあむ ○逸翁美術館 ○池田呉羽座 |
● | ● | ● | ● | 川西能勢口駅 | HK-50 | 17.2(1.3) | ■能勢電鉄:妙見線(NS01) ■JR西日本:JR宝塚線(福知山線)(JR-G54)【川西池田駅】 □ベルフローラかわにし ○アステ川西 □川西市役所 |
● | ● | 能 勢 電 鉄 妙 見 線 直 通 |
雲雀丘花屋敷駅 | HK-51 | 18.2(1.0) | ○平井車庫 ○満願寺 □宝塚大学 □雲雀丘学園 | |
● | ● | 山本駅 (平井) |
HK-52 | 19.7(1.5) | □あいあいパーク ○阪急宝塚山手台 | ||
● | ● | 中山観音駅 | HK-53 | 21.5(1.8) | ○中山寺 | ||
● | ● | 売布神社駅 | HK-54 | 22.4(0.9) | ○売布神社 ○ピピアめふ | ||
● | ● | 清荒神駅 | HK-55 | 23.3(0.9) | ○清荒神清澄寺 □宝塚市立文化施設ベカ・ホール | ||
● | ● | 宝塚駅 (宝塚大劇場前) |
HK-56 |
24.5(1.2) | ■阪急電鉄:今津線 ■JR西日本:JR宝塚線(福知山線)(JR-G56) ○宝塚大劇場 ○宝塚ガーデンフィールズ ○手塚治虫記念館 □ソリオ宝塚 □宝塚音楽学校 |
運行車両
- 1000系
- 9000系
- 8000系
-
7000系
- 神戸線ではよく見かける車両だが、宝塚線ではあまり見かけない車両。
- 京都線(7300系)や神戸線では速さに定評があるが、宝塚線は曲線区間ばっかりなので速く走れない。
- 宝塚線所属の7000系は宝塚側に電気連結器を装備しているが、これは過去に宝塚側に増結車を増結する運用が組まれていたからである。近年では2015年3月~2018年7月まで一時復活していた。
- 京都線や神戸線には多数の魔改造リニューアル車がいるが、2017年に7015が更新されるまで宝塚線には存在していなかった。
- 8000系同様、2両編成の車両がある。
- 宝塚線に所属する7011は、ほかの阪急車両とは異なるドアを搭載している(かつては他編成でも採用例あり)。現在はリニューアル改造に伴い通常のドアに交換されている。
- 6000系
- 5100系
- 3000系
運行種別
- 特急日生エクスプレス
- 通勤特急
-
急行
- 終日運行されている種別。阪急線内で昼間に急行が運行されているのは宝塚線だけである。
- 停車駅は大阪梅田、十三、豊中-宝塚間の各駅。1986年12月以前は十三から石橋までノンストップだった。
- 基本的に大阪梅田-宝塚間の通し運用だが、夕ラッシュ時には雲雀丘花屋敷行きが20分間隔で設定されている。また、大阪梅田0時0分発の最終優等列車も雲雀丘花屋敷行きである。
- ホームの短い蛍池駅に停車するため、全列車8両編成で運転される(10両運転の急行は無い)。
- 2015年3月20日まではホームの短い蛍池駅を通過する通勤急行(10両編成)が設定されていた。
- 2003年~2006年の間は急行の代わりに快速急行が昼間に走っていた。
- 大阪梅田-宝塚間は宝塚線の急行を使うより神戸線・今津線経由のほうが所要時間が短い。
- 「急行=急いで行かない」にふさわしい急行である。
- 準急
- 普通
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 4
- 0pt