武豊(たけ ゆたか)とは、実在の騎手、およびアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物である。
実在の騎手・武豊本人であり、現実の本人も『ウマ娘』公式プロモーターに就任している。
概要
2018年、まだゲーム版がリリース前だった時期に『ウマ娘』公式プロモーターに就任した。ゲームのリリースは遅れに遅れて2021年となったが、リリース後のTVCMにもクリストフ・ルメールと共に度々出演している。
『ウマ娘』の世界には騎手が存在しないが、アニメでもゲスト解説者として登場している。
アニメ
season 1第5話にて、日本ダービーの際のゲスト解説者として登場。史実で自らが鞍上を務めたスペシャルウィークのダービー制覇(こちらの世界では同着だが)を見届けた。
現実での本人出演
2018年、アニメ1期が放映されている頃にCM出演し、『ウマ娘』公式プロモーターとなる。その際、アイアンマンのようなヒーロー着地が話題となった。
ゲームは2021年2月にリリースされたが、『ウマ娘』CMに出演したのはゲーム1周年の頃から。「キタサン」の勝負服を着て、「サトノ」の勝負服を来たクリストフ・ルメールと共に『ウマ娘』を遊んでいる。
2022年頃からは、ルメールと共にタップダンスをしたり、公式MADの素材のようにされたりしている。
史実
30年以上前になるんですけど、やっぱり、当時の競馬ファンとか、そういう方からすると、(オグリキャップは)宝物のような馬だったと思うんですよ。だから、そういう想いを感じていただければ、うれしいかなと思いますね。
1980年代から2020年代まで一線級で活躍し続ける、日本競馬界の超一流騎手。競馬を知らない人でもその名を知るほど抜群の知名度を誇る。いち騎手というだけでなく、競馬界全体のイメージ向上へ貢献しており、日本競馬を語る上でなくてはならない人物。
1987年デビュー。翌年の1988年菊花賞でスーパークリークを勝利に導いたのをはじめとして、数多の名馬をGI勝利へと導いた。スーパークリークの「逆指名」、オグリキャップのラストラン勝利、スペシャルウィークによる念願のダービー制覇、ディープインパクトの伝説的活躍、サイレンススズカやスマートファルコンを逃げに覚醒させたこと、そして武豊のために作られた馬主クラブとそのエース・ドウデュースとの記録の数々…と、名馬とのエピソードも枚挙にいとまがない。
実力も確かであり、2023年末までで、JRAのGIはホープフルステークスを除いたすべてに勝利経験があり、地方GI/JpnIはすべて勝利している。1998年シーキングザパールによる仏GI勝利をはじめ、海外GIも多数勝利している。
競馬界の知名度向上に最も熱心な関係者の一人であり、バラエティ番組の出演からドラマ出演、CM出演まで何でも引き受ける。『ウマ娘』への出演もそういった活動の一環である。トークもうまく、イベントでは周囲を爆笑させている。
ウマ娘モチーフ馬への騎乗は全騎手中最多を誇り、全体の約40%に最低1回は騎乗している。主戦騎手として大レースを勝った、主戦乗り替わりでその馬の才能を発揮させた、という馬も多いが、1回だけの騎乗でも意外な馬を担当しており、ツインターボやハルウララ[2]にまで騎乗している。
近年では『ウマ娘』を通じて幼年層にもその名が知られており、ある親子連れの娘さんから「ウマ娘のおじさん」と言われたこともあるという。
『ウマ娘』で、トレーナーであるあなたが武豊を超える伝説を作る…のはちょっと難しいが、ウマ娘を通じて彼の伝説の足跡を辿るのもひとつの楽しみ方といえるだろう。
詳細は当該記事へ→武豊
武豊が騎乗したウマ娘モチーフ馬
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脚注
- *『アニソン!プレミアム!』 ウマ娘×競馬SP
- *ハルウララは生涯地方競馬所属だったため、中央所属の武豊は通常騎乗できない。例外が、交流競走の際に同日のレースに騎乗する場合で、ハルウララ陣営は2004年黒船賞(GIII)の直後のレースにハルウララを出走させることで、同競走でノボトゥルーに騎乗していた武豊の騎乗を実現している。
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