結界師 > 結界師の登場人物一覧
結界師の登場人物一覧とは、少年サンデーで掲載された漫画及びアニメの「結界師」に登場する登場人物の一覧である。
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概要
墨村家
- 墨村良守□(声:吉野裕行、幼少:白石涼子)
詳細は墨村良守を参照。 - 墨村繁守□(声:多田野曜平)
墨村家正統継承者。墨村家21代目当主。書道を得意としており、収入源の一つとなっている。
生涯現役をモットーとするうるさいおじいちゃん。時子とは昔何やら関係が…? - 墨村正守(声:宮内敦士)
詳細は墨村正守を参照。 - 墨村利守(声:川圧美雪)
正守、良守の弟。友達からは図書委員をやってるためか、「トショ」と呼ばれる。
活躍する場面は多くないが一応結界師であり、正装姿を披露する場面もある。 - 墨村修史(声:村活学)
正守、良守、利守の父。小説家。婿養子なため結界師ではなく、霊感も無い一般人。
昔は松戸の助手をしており、その経験からか戦闘はまじないでサポートすることがある。 - 墨村守美子(声:金野恵子)
正守、良守、利守の母。物語序盤では放浪しており以降も少しずつしか姿を現さなかったが、
終盤ではキーパーソンとして物語を動かしていく。指折りの術者。 - 斑尾(声:大西健晴)
墨村家付きの妖犬。オカマで開祖・間時守を慕っていた。生前は「銀露」と名乗り、鋼夜という相棒がいた。
雪村家付きの白尾より長生きしている。白尾との関係はよろしくない。
雪村家
- 雪村時音□(声:斉藤梨絵)
詳細は雪村時音を参照。 - 雪村時子□(声:田中真弓)
雪村家正統継承者。雪村家21代目当主。正守によると21代目では時子が最も烏森の影響を強く受けている。
現在は落ち着き少しうるさいおばあちゃんでまとまっているが、若いころは暴走キャラだった様子。 - 雪村静江(声:百々麻子)
時音の母親。スリッパを使い、中身が出るか出ないかの絶妙な手加減でゴキブリを仕留める。一般人。 - 雪村時雄(声:横堀悦夫)
時音の父親。時音の幼い頃烏森守護の任務中に重傷の怪我を負い死亡した。
そのことが時音の思想に大きく関わっている。 - 白尾(声:石井正則)
雪村家付きの妖犬。ゲキマブのチャンネーが大好きなプレイボーイ(犬だけど)。
生前から時守に仕えていたためか斑尾とは何かと張り合っている。
扇一族
- 扇二蔵
風使い・奥一族本家当主で82歳。七郎を次期当主に指名し、厳しく接している。 - 扇一郎(声:郷里大輔)
常に天蓋をかぶっている巨漢の男。正守が気に入らず、烏森を陥れようとしたり、土地神殺しを正守の部下に押し付けるなどの嫌がらせを続けたことで正守と交戦する。 - 扇六郎
少年のような容姿で、顔全体を布とマスクで覆っている。 - 扇七郎
扇一族の次期頭首見込み。17歳の高校生。普段の態度は軽いが一族の中でも圧倒的な実力を持っており、そちらの仕事に関しては高いプロ意識を持っている。一族の住まう場所の土地神にも気に入られているらしい。名前の通り六人の兄がいるのだが…。後に烏森に関して重要な役回りを任される。
裏会
作中より400年前に逢海日永、逢海月久兄弟が、間時守の協力のもとで作られた組織。家督を継げない者たちで構成されている。施設にはほとんど空間能力者が作った抜け道が存在している。
十二人会
- 夢路久臣(声:中多和宏)
第一客。植物を操る自然支配系能力者とされるが、その正体は他人を乗っ取って生きており本名は逢海月久。総帥で兄の逢海日永を見下している。 - 鬼童院ぬら
第二客。内気で人と接するのを苦手としており、誰かを傷つけるのを嫌っている。竜姫曰く超自然支配系能力を持ち、戦闘の際は鬼から力を得て若返り、その支配は強い精神支配系能力を跳ねのける。 - 竜姫
第三客。その正体は龍仙境出身の妖混じりで300年以上を生きていると言われ、雷神の異名をとる。いい加減な性格に見えて人望はある。総帥が裏会を攻撃し始めた際、十二人会では全然ダメとして裏会総本部が襲撃される前に脱退しているが、密かに間時守と通じて蛇の目の予言師を保護したり、銀魅を味方に入れている。 - 冥安
第四客。手段を択ばない強硬派。裏では人体実験を行っているため竜姫に嫌われている。 - 腐部骸次
第五客。体に包帯を巻いている。戦闘の際は人間の死体と骨を兵隊とする。 - 銀魅霞玄
第六客。裏会総本部襲撃前に十人会を脱退。竜姫と共に総帥と戦う準備を整えていた。入り婿であり、妻は竜姫と仲が良い。妖混じりで呪現化能力でもある。戦闘の際は呪力の刀、黒雨と妖混じりの身体能力で戦う。 - 墨村正守(声:宮内敦士)
第七客。 - 扇一郎(声:郷里大輔)
第八客。 - 奥久尼
第九客。知識欲のために不老不死に手出しするが、その過程で裏会のある事実を知っていく。善人で裏会の中で最も部下が多い。 - 紡岐一親
第十客。髪が長く素顔が見えない。戦闘の際は長い髪の毛の一部を使用して物体を自在に操る。 - 狐ノ塚奇平
第十一客。常に狐の面を付けている。 - 咒宝
第十二客。戦闘の際は龍脈を操って、気の流れを放出して攻撃する。冷酷な性格。
夜行
- 墨村正守(声:宮内敦士)
- 刃鳥美希(声:村山香月)
夜行No.2。20歳。クールに見せかけ超クール。頭領である正守と同様に、敵に対しては容赦がない。
一度キレてストライキ事件を起こし、夜行を混乱に陥れた。 - 細波慧
諜報班主任で夜行No.3。正守が夜行を設立するきっかけになった人物だったが、何を考えているのか全く読めないという理由で正守に反発し、扇一郎と密かに通じていた。氷浦のことを調べる際に初めて良守と対面する。 - 白道(声:樫井笙人)
普段は総本部に努めている。戦闘の際は月刃と呼ばれる皿状のカッターを飛ばして戦う。 - 黄道(声:奈良徹)
普段は総本部に努めている。戦闘の際は炎陽玉と呼ばれる大爆発を起こす光球を投げる。 - 志々尾限(声:宮下栄治、幼少:田中真弓)
夜行戦闘班。妖混じりの少年であるが、妖混じりであることにトラウマを抱いている。烏森に派遣され、最初は良守と対立していたが、不器用ながら徐々に心を開いていく。 - 花島亜十羅(声:高乃麗)
教育班主任。妖獣使い。限の教育係だった。教え子達への情はかなり厚い。 - 影宮閃(声:木村良平)
初登場時は戦闘班だったが、後に諜報班に異動する。限に次ぐ夜行の狂言回し的存在。
自身の中性的な見た目には大きなコンプレックスがあり、女扱いされるとキレる。女性と勘違いする読者もいた。 - 秋津秀(声:増川洋一)
統合型の妖混じり。諜報班の他、食事班、食料調達班にも所属。影宮のサポート役での登場が多い。
完全変化した場合には吸血鬼のような見た目になり、うら若き乙女の血を吸いたがるらしい。 - 翡葉京一(声:井上剛)
夜行諜報班。限に対しかなり辛辣な態度を取っていたが、その本心は「限の事は嫌いだが死んで欲しいとまでは思っていない」。 - 巻諸慎也(声:板倉光隆)
夜行戦闘班主任。影を操る力を持ち、戦闘ではサポートしつつ指示を出す中心的存在。東北の神佑地が狩られた後、轟、武光と共に烏森に派遣される。 - 轟大悟(声:藤井啓輔)
夜行戦闘班。妖混じり。筋肉バカ。 - 武光善朗(声:増田裕生)
夜行戦闘班。不憫なメガネ。 - 行正薫(声:影平隆一)
夜行戦闘班。無道の元部下で無道には下の名前で呼ばれていた。正守には信頼されている。 - 蜈蚣(声:渡辺穣)
夜行運送班。巨大なムカデのようなものを出して運送できるが、霊感がない者にも見える。 - 箱田(声:山口登)
夜行諜報班。全身タイツに紙袋のようなものを被って顔を隠している。千里眼を持つ。 - 染木文弥
夜行まじない班。17歳の呪刻師。限の炎縄印と刃鳥の黒羽を彫っている。能力時には人相が変わる。
その他
- 無道
元十二人会幹部第七客で魂蔵持ち。マジシャンのような風貌で、何種類かのマフラーを持つ。他人の命を奪って自分の魂蔵に変換。その再生能力から不死身の無道と称される。戦闘の際は黒い球を無数に飛ばす。
かつて最深部で圧倒的な存在を目の当たりにしたのをきっかけに、裏会の訓練生を殺して回るようになっていた。しかし力をつけるには足りなかったため、神佑地狩りに手を染めて妖となる。正守、良守とは淡幽の神佑地で交戦する。最期は神佑地の崩壊に巻き込まれ、正守の絶界に突入し圧倒的な存在のことを話して消滅した。その後正守は圧倒的な存在と戦うために奥久尼のまじない師の協力を経て、わずかに残った遺髪から大量虐殺を行う前の状態で再生させる。行正薫は元は無道の部下であり、大量虐殺を行った直後に夜行に加入していたため、無道の姿を見た際にかなり動揺していた。 - 探野耕造
調査室室長。怪しげなものを見ると髪型が変わる体質。波平のことは間者だと気付いてながら、奥久尼の部下であれば問題と泳がせていた。 - 波平(なみひら)
調査室調査員。その正体は奥久尼の部下で、スパイとして潜入していた。一時は調査室を抜けたが、再び戻った。 - 夕上清輝
断首島にある検察室で特別捜査班員を務めている男で、良守が嫉妬するほどかっこよく、悪魔だと思われている。かつて姉がいたが、神佑地狩りで生きがいを失って自殺した。時音を連れてきているが、何らかの陰謀を感じ逃走に協力した。 - 炎上寺彩子
断首島管理人。記録係を務める弟(炎上寺彩覚)がいる。本性は自分より若い女は死ねばいいと思っている凶暴な性格で、戦闘の際は巨大な鎖鎌を振り回す。 - 氷浦蒼士
限のように裏会から派遣され墨村家に逗留することになった少年。ある事情から感情というものが大きく欠落しており自らの境遇に何も感じていないが、良守との関わり合いの上で情緒を育てていく。戦闘では卓越したセンスを光らせるが、日常生活においてはかなり抜けている。
その正体は逢海月久によって記憶と感情を抜き取られ、戦闘能力に訓練を施された人形であり、本当の名前は参号。
黒芒楼
- 白(びゃく)(声:津田健次郎)
統治者。不老不死を望んだ妻のリサの実験に付き合って失敗したが、その時のノウハウを利用して無数の蟲により構成される体を得た。しかし因縁の相手である松戸からは中途半端だと評される。 - 火黒(声:平田広明)
体の至る所から刀を出す能力を持つ、人型の妖。妖にしてはかなり特異な性格で独自の美学を持ち、常に周りを翻弄している。結界師の一番の弱点である斬撃持ちであることやどこまでも良守とは相いれないその思想から黒芒楼編のオオトリを務めた。 - 牙銀(声:三宅健太)
実行一部長の炎鬼。本性はミノタウロスのような妖。好戦的な性格で、炎を使用する。 - 紫遠(声:田村真紀)
実行二部長。めんどくさがりな性格。白から信頼されているため、蟲を入れられていない。 - 碧闇(声:山本健翔)
千里眼を持つ妖。常に敬語を使っているが、本性はずる賢い性格。 - 藍緋(声:小島幸子)
正体は巨大な花のような妖。研究部長を務めており、姫の健康状態を担う。かつて体の弱い男と出会い、その男に魔除けで封じられて共に生活する。男の大事な人が死んだ後は体を酷使しながら働いたにも関わらず生命力が上がっていったことで人間を興味を抱くようになった。黒芒楼から抜けようとしていたが、白に蟲を入れられていたため、それはかなわなかった。 - 江朱(声:田村勝彦)
300年ほど前から黒芒楼に仕える古株。普段は七三分けの小柄な眼鏡をかけた男の姿をしているが、正体はタコのような見た目をした妖。
土地神と側近
- ウロ様(声:茶風林)
良守たちが住む地域一帯の土地神。ゆるキャラのような見た目をしている。隣町の無色沼に住んでおり、結界師に寝床の修復を依頼することもある。かつては間時守と関わっており、烏森の地を譲っている。 - 豆蔵(声:斎藤志郎)
ウロ様の付き人で小柄。崩壊中の異界で活動できる。
その他
- 田端ヒロム(声:手塚祐介)
良守の友人。ミーハーな情報通。 - 市ヶ谷友則(声:大原崇)
良守の友人で、田端のツッコミ役となることが多い。 - 鋼夜(声:江原正士)
生前は斑尾(当時は銀露)と組んでいた黒い妖犬。間時守に封印された故郷の山の封印を解く力を得るために鳥森に現れる。封印を解いた斑尾に圧倒され敗れ、残った体の一部は故郷の山に埋めるという条件で良守から正守に預けられる。後に正守は総帥と戦うために強制的に復活され、時守が山に施した封印を解くという条件で正守に協力する。正守のことは「人間」と呼ぶ。 - 松戸平助(声:野沢那智)
大学の名誉教授で異界愛好家。繁守の旧友であり、その知恵を借りに訪れることもある。
関連項目
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- 0pt

