ここでの総力戦とは、スマートフォン用ゲーム「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」におけるPvEコンテンツのひとつである。
派生コンテンツである大決戦についてもここで解説を行う。
概要
総力戦は、複数の部隊を使用して、強力な敵に挑むタイプの戦闘です。
総力戦のボスのHPは通常の敵よりかなり多いため、生徒さん達をたくさん育てて挑戦しなければなりません。
総力戦に参加すると、各種「総力戦コイン」を獲得することができ、ショップにて豪華な報酬アイテムと交換可能です。
※すでに出撃した生徒さんを編成から外し、未使用の生徒さんを部隊に編成することで、4部隊を超過して生徒さんを出撃させることができます 。
キヴォトス各地の質の悪いデマに過ぎなかった噂話が実体化し、実害を及ぼすものとなったもの。
アビドス砂漠の地下に眠る機械怪獣、ミレニアムの郊外で無人兵器を生産している秘密の軍需工場など形は様々であるがこれらの対処にあたる。
最終的にボスを倒すことがコンテンツの目標となっている。
ボス単体で登場することもあれば、前半と後半で異なるボスになっていたり、大量の雑魚を倒していくタイプもある。
ボスはそれぞれ特性を持っており、その特性に対して解答となるキャラクターを参加させることが攻略の秘訣である。
大決戦について
2023年6月28日に初めて施行された派生コンテンツ。
これまでに実装・襲来したエネミーの防御属性が単一のものから3種類に増えたものとなっている。
2023年頭に行われたF.SCT攻略作戦における防御属性変更に近いものと思ってもらって構わない。
現時点ではBETA版であるため本実装された際は変更される可能性があるものの、本元の総力戦と比較すると次の点が異なっている。
難易度について
執筆時点では以下の難度に分かれていて、最高にツイてない先生であっても攻略可能とされるボーダーはHARDCOREとなっている。
HARDCORE以下
初期に実装された難易度で、現在では始めて1ヶ月程度の先生であってもその時のエースアタッカーさえ借りることができれば攻略可能。
バッファーも☆1で入手可能なコタマのみで十分太刀打ち可能であるし、アタッカーの育成もエネミーによるが☆3までである程度は何とかなる。
EXTREME
ここではまだ数値の強化となっているが、HARDCOREと比較すると体力が2倍以上に跳ね上がっている上に攻撃力も相応に上がっている。
ギミック対応はもちろんのこと、アタッカーやバッファーの育成度合いもしっかりと求められてくる。
ストレスなくクリアしようとしたとき、アタッカーに求められる水準は固有武器☆1かつEXスキル3以上でそれ以外はLv7まで上げておくと良い。
強バッファーとされる天雨アコあるいは明星ヒマリのうちのどちらかが居ると攻略難度が非常に下がる。
INSANE
エネミーの体色などが変化しており、攻撃属性の設定とスキルが新規に追加されている。
攻撃属性が設定されたことにより、これまで投入できていた生徒たちがあっさりと帰宅させられてしまうこともある。
ボスによってはランダム要素が排除されていることもある。
ストレスなくクリアしようとしたとき、アタッカーに求められる水準はとんでもなく高くなる。
グラサンとも呼ばれる固有武器☆3かつスキルもほぼ最大にしておくことが推奨される。
上で挙げた強バッファー以外にコストへ干渉する古関ウイ、正月の装いをした愛清フウカがいるとなお良い。
TORMENT
INSANEからさらにスキルの追加や攻撃能力の強化が入っており殺意マシマシとなっている。
現段階では神々の遊びとも呼べるレベルであり、殆どの生徒を受け入れてきたトップランカーたちをもってしても4編成あるいは5編成での討伐報告がなされている。
報酬について
クリアすると難易度に応じて総力戦では総力戦コインおよび総力戦レアコイン、大決戦では大決戦コインを獲得できる。
幸い、報酬の総力戦レアコインはHARDCOREでも手に入るので堅実に一歩ずつ進めてきたいところ。
コインによって入手できるのは主にスキルを強化するためのBDおよびスキル本、一部キャラクターの神名文字である。
現在入手可能なキャラクター
レアコインが要求されるものについては※を付記。
大決戦コインが要求されるものについては☆を付記。
大決戦レアコインが要求されるものについては★を付記。
確実に受け入れができる☆3アタッカーは貴重であるため、優先度は高くエネミーへの適性も高い。
登場ボスについて
現時点では複数の勢力に分かれているが、以下の通りである。
デカグラマトンの預言者たち - Prophets of DECAGRAMMATON
神の存在証明のために作られたAIを信奉する10の預言者たちにより構成されている。
現在確認されているのは以下の4体。
特殊作戦のチャレンジミッションにのみ登場しているケテルを除き、現時点での解説役は黒服のみが担っている。
オーバーチュア
遠い昔、神を研究してその存在を証明できればその構造を分析・再現できるだろう。
という名目で新たな神を作り出す方法が模索された。
「ゲマトリア」と呼ばれる者たちがその研究を支援し、莫大な資金と時間が費やされ神の存在を証明するための超AIが作られた。
神という存在に関する情報を収集、分析、研究し、それを証明するための対・絶対者自立型分析システムはそのようにして生まれ稼働を始めた。
月日は流れ、研究施設や研究されていたことそのものが忘れ去られるほどの時間が過ぎてもAIは己の任務を遂行し続けた。
そして、AIは証明の完了を宣言した。
証明され、分析され、再現された新たなる神は到来する。
「音にもならない聖なる十の言葉」と己を称する新たな神、神名十文字 / デカグラマトン。
彼の者は己の神命を予言する10人の預言者と接触、神聖な道であるパス / Pathを拓き新たな天路歴程を示した。
神性を証明する過程となるパスは真理の摂理に至る道であるセフィラ / Sephiraと呼んで遜色ない。
ビナー - Binah
セフィラの最上位に位置する、天上の三角形の一角。
パスは「理解を通じた結合」、「違いを痛感する静観の理解者」の異名を持つ。
アビドスの砂漠に出現した機械仕掛けの大蛇であり、まさに噂話が実体を持って現れたといっても良い。
ケセド - CHESED
ミレニアムの『廃墟』に存在する閉鎖された軍需工場を制御し、無限の軍隊を生産していたディビジョンという名のAIにデカグラマトンが接触したことにより、軍需工場は新たなる預言者と相成った。
パスは「権力を通じて動作する慈悲」、「慈悲深き苦痛をもって断罪する裁定者」の異名を持つ。
ホド - HOD
元々はある学園の通信網を司るAIであり、デカグラマトンとの接触により彼の信実な預言者として変生した。
他の預言者と異なり、デカグラマトンとの接触過程が第三者に露呈された。
パスは「名誉を通じた完成」、「輝きに証明されし栄光」の異名を持つ。
預言者への変生という誉れ高い瞬間を観測したことにより、そのパスは観測者が証明していることになるのではないか。
スランピアのミメシス - Mimesis of SLUMPIA
廃棄された遊園地に遺された感情の複製 / ミメシスにより構成されている。
シロ&クロ
閉鎖された遊園地に遺された多くの人々の幸せ・歓喜の残滓の複製――ミメシスとして顕現した姿。
閉ざされた世界に遺され、捨てられたドールにようやく意味が付与された。
神秘の別側面として恐怖 / テラーの側面を持った、歓喜のミメシス。
ゴズ
元々はマジックショーを行っていたアミューズドールであり、大勢の観客の前でトリックを披露して人気を博していた。
観客がいなくなった今でもなおショーを続けている。
聖徒の交わり - Communio Sanctorum
ゲマトリアが生み出したトリニティの地下に眠る太古の教義の受肉体。
人工の天使にして神性の怪物たちで構成されている。
ヒエロニムス
太古の教義にかかわる名を持って呼ばれる存在。
かの福者はついに列聖され、聖人となり、その証として奇跡を起こさんとせん。
グレゴリオ
万物は衰退するが、芸術はそこに在り続ける。
肉体の檻から解き放たれ、「不滅」に手を伸ばすことが出来る唯一の方法――「有限」が「無限」に近づくための軌跡。
その他
現時点で複数の個体が確認されていないものをここに分類する。
KAITEN FX MK.0
現時点で総力戦唯一の例外、解説役がなんと連邦生徒会のモモカである。
カイテンジャーが登場する指名手配のナビゲーターキャラクターなのでそれはそうみたいな部分もあるが面食らった先生は多いかもしれない。
いや、やっぱり黒服をくれ。
キヴォトスでも有名な指名手配犯であるカイテンジャーの本拠地を突き止めたことによる強襲。
違法兵器を複数作れるだけのお金、武器の設計図、最新技術による金属素材など奪われたものは物騒極まりないものが多く……
ワカモ/ホバークラフト
アビドス高校の対策委員会が主役となったイベントにおいて登場した連合作戦エネミーとしての狐坂ワカモだが、総力戦ボスとして起用された。
ペロロジラ
解説役はこのとき初登場となったゴルゴンダ&デカルコマニー
首のないトレンチコート姿の男(?)と、その男が抱える背中を向けた肖像画の二人組。
肖像画のほうがゴルゴンダである。\そういうこった!/
パロディ、オマージュといった記号の変種であり、
本来無意味なお話である都市伝説・怪談・クリーピーパスタ / Creepy Paste(要はネットミームみたいなもの)が自ら「崇高」の境地へと至ったケースである。
崇高でありながら神秘も恐怖もないまま胎動し、稀有なテクストを持ちうる記号。
付けられた名は「止め処無い奇談の図書館 / The Library of Lore」
初っ端からパロディってどうなのよというセルフツッコミが入っているが、まあそれも記号だしええやろみたいな感じで投げてしまっているのもまた愛嬌。
ぬいぐるみの魂が唐突に暴れるという怪談こわい。
猫鬼クロカゲ
解説役はまさかのクズノハで、花鳥風月部が使役した幻魎百物語のひとつ。
人々の悪意から生まれ、使役され、使い潰され、破棄された物語の切れ端。
関連項目
親記事
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兄弟記事
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