BETAとは、マブラヴとそのシェアワールドにて登場する地球外生命体である。
概要
Beings of the
Extra
Terrestrial origin which is
Adversary of human race
の頭文字を取った、マブラヴ世界における『人類に敵対的な地球外起源種』の一般的な略称である。
「マブラヴ オルタネイティブ」の世界における人類の敵であり、本作は彼らとの戦いを主軸に進行する。
なお、以下の情報はあくまでも「劇中の人類が観測できた結果のみ」であることを留意していただきたい。
(公式設定資料集でもそのような書き方をされている)
なお、ニコニコ生放送のほうで「新型BETA」の募集が行われた(募集は終了している)
条件は以下の通り
・飛行型、水中型は禁止(前者はゲームの都合上強すぎる、水中はその時点でマップがまだなかった)
・絵が描けるのならば書いて送ってほしい
以上の条件で募集が行われ、すでに最低でも10体以上の採用が確定しているようである
(紹介されたBETAだけでも非常に強力なBETAばかりである)
DMMゲームスのマブラヴ(仮)に登場するようで、現在開発が進行中である
BETAの能力・習性
まず『ハイヴ』と呼ばれる地下に広がる巣を作り、そこで生み出されたBETAが地中に湧き出して周囲の建造物や生命体を攻撃や破壊していき、一定以上増えると活動範囲を広げ、さらに進出地点での数が一定以上増えると新たに『ハイブ』を建造することを繰り返す単純な行動を行う。BETAは短期間で水中や真空でも活動可能になる適応力を持ち、地球に襲来する前は火星や月、地球襲来後は海底を歩いて進み活動する。
『ハイヴ』はBETAによって徐々に成長し(深く、広くなる)、成長の段階は人類からは幾つかのフェイズに分けられている。
最大の脅威とされるのはその物量で、戦略もへったくれもないただの突進によるゴリ押しで人類を存亡の危機に追いやる程。地球最初のハイヴ「オリジナルハイヴ」に至っては単一のハイヴに天文学的な数のBETAがいるため、通常兵器のみでの攻略が非常に困難となってしまった。
現在「ハイヴ」は地球上に26前後存在しており、そのどれもが数十万単位のBETAを擁している。
(攻略されたものも含むため「前後」という書き方をしている)。
また人類側の攻撃に対してもある程度の適応能力を持っていて、地球での航空機の攻撃に対しても、約19日で新種のBETAを作り出して対処している(後述の光線属種がそれに当たる)。 この事から、ある新兵器、戦術がBETAに対し圧倒的な優位性を確立したとしても、それはより強力な新種を生み出しかねないのでは?という問題が常に付きまとっている。(マブラヴオルタネイティヴ公式設定資料集より引用)
なお、約19日という期間は、従来ならば他のすべてのハイヴまで情報が行き渡るのが19日だと思われていたが、最新の研究ではその攻撃への対策のシェイプに費やされ、シェイプが完了次第、全ハイヴに即時伝達されることがわかっている。
地球に到達して以来、基本的に戦術や戦略の概念は有していないようだが、
・空間飛翔体
・(飛んでいるものがなければ)搭載コンピューターの能力の高いもの
以上のものを優先して攻撃する。
また、近年多少の変化があり、同じ種類の兵器ならば、有人兵器を優先して狙ってくることが判明している。
具体的には以下の通り。
また、偵察や拠点防衛用の無人兵器についても、搭載コンピューターの能力が高ければ高いほど優先的に攻撃する。
これにより、特に射程と弾速に優れる光線級の脅威度が極めて高くなっている。
しかしこれはあくまで2001年より前の話で、
(オルタのみだが)2001年12月29日になると様相が一変する
・単純だがこれまでになかった陽動としか思えない作戦行動(ただの突撃戦術からの変化)
・光線級の温存(普通ならすべて出す)
・その光線級がヘリを無視して基地ゲート(コンピュータも何もないただの金属板)を攻撃
(本来、光線級が最優先で狙うのはヘリをはじめとした空間飛翔体である)
・突撃級の死骸を利用した小型種大量投入(小型種到達率の向上)
・場所はオリジナルハイヴだが、重光線級がAL弾を迎撃せず、重金属雲発生を避けて
後続の本隊を攻撃する
といった行動が観測されており、情報さえあれば上記のような作戦行動も可能であるとされている
(マブラヴオルタネイティヴ公式設定資料集「インテグラルワークス」各所より引用。)
BETAの種類
BETAの各種類には生物学的に共通する部分や器官は見当たらず、人類側は純粋に外見から種類を判別している。
以下で解説するBETAの種類はマブラヴオルタネイティヴ本編開始時において確認された、脅威度の高い順に羅列したものである。
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
Luxcius:Duo oculus 光るもの:ふたつの目 |
ルクス Lux |
1.2 | 1.6 | 3.0 |
俊敏だが防御力はほとんどなく、36mm砲で十分対処てきる。高度1万mの空間飛翔体を正確に捕捉し
有効射程距離(30km)に入った瞬間、航空兵器程度なら確実に撃破するほどの精度と威力を持つレーザーを放つ。
その対空能力の高さから、一属種のみで対BETA戦の難易度を格段に引き上げている厄介な種。
発射するレーザーは決して味方誤射(フレンドリファイア)をしない。
味方という概念になるためか、ハイヴ内での照射は行わない。
照射インターバルは約12秒。
下記の重光線級と併せてレーザー属種と呼ばれる。
『全高3m程の小型のヤツですら、380km離れた高度1万mの飛翔体を的確に捕捉し、30km以内の進入を許さない』
大気圏内ですら(※)半径200~300kmという射程を持ち、出力は基本的に大気などの環境に影響されることはない。(※地球を平面&障害物が何もないとされている状態での射程)
なお、地球を平滑な球面と仮定し、かつBETAが海抜0mにいると仮定した場合の光線級との見通し距離は、
(光線級から地平線までの距離は6km)
戦車の高さの場合 12km 低空飛行の航空機(高度500m付近)の場合 86km
戦術機の高さの場合 22km 巡航時の航空機の場合 201km
となる。
あくまでも物理的にレーザーが到達可能という距離であり、実際には光線級が対象を認識する必要がある。
しかしなぜか人工衛星や地球周回軌道上の再突入型駆逐艦は射程内にあっても攻撃しない。
(トータル・イクリプスワールドガイダンス及びオルタネイティヴ公式設定資料集より引用)
光線級の原種は資源打ち出しや岩盤溶解作業などを担当するBETA。
地球での中ソ連合の航空作戦や爆撃に対処するため、光線級の原種が対空任務に転用され、光線級と重光線級に進化した。
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) (放熱翼を除く) |
全高(m) (放熱翼を除く) |
Magnus luxcius:Unioculus 巨大な光るもの:ひとつの目 |
マグヌス ルクス Magnus lux |
15 | 11 | 21 |
動作は緩慢だが照射粘膜(黒い目の様に見える部位)以外の防御力は比較的高く、120mm砲が有効とされる。
高度500mで低空飛行する標的に対しても約100km以上の有効射程距離を持つ上に、決して味方誤射はしない。
こちらも味方という概念になるためか、ハイヴ内での照射は行わない。
弱点である照射粘膜には瞼のような保護膜があり、相当な強度がある。
照射インターバルは約36秒。
光線級と併せてレーザー属種と呼ばれる。
製造にかかる一体あたりのG元素消費量は高く、BETAとしては量産に向かない。
こちらも、大気による減衰を一切期待できず、有効射程は(※)半径1000kmを超えることが判明している。
(※地球を平面&障害物が何もないとされている状態での射程)
なお、地球を平滑な球面と仮定し、かつBETAが海抜0mにいると仮定した場合の重光線級との見通し距離は、
(重光線級から地平線までの距離は16km)
戦車の高さの場合 22km 低空飛行の航空機(高度500m付近)の場合 96km
戦術機の高さの場合 32km 巡航時の航空機の場合 211km
となる。
あくまでも物理的にレーザーが到達可能という距離であり、実際には重光線級が対象を認識する必要がある。
しかしなぜか人工衛星や地球周回軌道上の再突入型駆逐艦は射程内にあっても攻撃しない。
(トータル・イクリプスワールドガイダンス及びオルタネイティヴ公式設定資料集より引用)
- 要撃(グラップラー)級
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
Rrabidusius:Bracchium acutas 獰猛なもの:尖った腕 |
メデューム Medium |
19 | 28 | 12 |
修正モース硬度15以上(ダイヤモンドは修正モース硬度15)の二対の前腕を最大の武器とし、近接格闘能力の高さが特徴な大型種。前腕を広げた状態の最大全幅は約39mであるが、それだけのサイズであるにもかかわらず俊敏であり、定常円旋回能力も高い。
防御力や対人探知能力にも優れる、BETA戦力の中核をなす存在。
攻撃用の前腕はダイヤモンド以上の硬度とともにカーボネードを凌駕する靭性を併せ持つ。
ヨーロッパ方面での通称は「タコ助」。 だが顔に見えるのは尾節であり、歯を食いしばった口に見える部分は感覚器に過ぎない。
- 突撃(デストロイヤー)級
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
Impetusis:Arma duras 突進するもの:尖った鎧 |
ルイタウラ Ruitare |
18 | 17 | 16 |
前面に頑強(修正モース硬度15以上)な装甲殻を持ち、確認されている8種のうちで最大の防御力を誇る。ただし無敵ではなく、36㎜の一点集中攻撃や、120㎜砲の連続攻撃で前面装甲を貫通することは可能といわれている。
前面装甲殻を武器とした衝角突撃戦術の破壊力は強大で、要撃級の一撃などとは比較にならない。直線移動の最高速は約170km/hに達する。
ただし機動制御能力、特に旋回能力は低く、対人探知能力も8種のうちで最低。
装甲殻を持たない後方は36mm砲でも有効である。
ハイヴ内など、制限された空間では最大の脅威となるBETAである。
実は双頭。
- 要塞(フォート)級
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
Pergrandium:tria corpus 巨大なもの:三つの胴体 |
グラヴィス Gravis |
52 | 37 | 66 |
物語当初で確認されている8種のうちの最大種。
動作は比較的緩慢であり、対人探知能力も高くはないが、防御力は高い。
120mm砲もしくは近接戦闘で、三胴構造各部の結合部を狙うのが効果的とされる。
攻撃力は高く、10本の脚による打撃は要撃級のそれに勝るとも劣らないうえ、先端が鋭くなっているため踏みつけられると戦術機といえど串刺しとなる。
また、尾節には全長約50mの触手が収められており、その先端にはかぎ爪状の衝角(修正モース硬度15以上)がある。この触手を器用に振り回して攻撃してくるため、側方・後方にも死角は存在しなくなっている。この衝角が何かに激突すると強酸性溶解液が分泌されて、たとえ戦術機であっても溶かしてしまう。
体内からBETA小型種が現れることがある。光線級なら6体搭載可能とされている。
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
Manderium:Ungulam crus 噛みつくもの:蹄がある足 |
エクウス ペディス Equus pedis |
4.4 | 1.9 | 2.8 |
小型種の一種。
対人探知能力は極めて高く、機動力も高い。最大速度は約80km/h。
36mm砲が有効で、歩兵の重機関銃でも対処可能である。
強力な顎を持ち、戦術機装甲すら噛み砕く。
もっとも多くの衛士を食い殺しているBETAである。
その学術名の意味は「蹄のある脚を持つ噛みつくもの」。
硫黄に似た独特の臭気を持つ。また、その体液は金属臭がする。
- 闘士(ウォーリア)級
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
Agitisis:Naris protix 俊敏なもの:長い鼻 |
バルルス ナリス Barrus naris |
1.7 | 1.5 | 2.5 |
小型種の一種で対人探知能力は極めて高い。戦術機にとって脅威ではなく、拳銃やライフルの攻撃が十分に効果的であるが、俊敏なため照準が容易ではない。また、象の鼻のような腕は、人間の頭を容易に引き抜くくらいの力があるといわれている。
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
Venarius:Caput grande 狩りをするもの:大きな頭 |
ヴェナトル Venator |
1.2 | 1.4 | 2.3 |
みんなのトラウマ。マブラヴで画像検索すると衝撃的な画像と共に、いの一番に現れるので注意。(セーフサーチOFF時のみ)
小型種の1種にして既知の8種中最小の種。だが対人探知能力は最も高い。
腕力は人間の数倍だが、機械化強化歩兵ならば余裕を持って対処できる相手である。
戦闘中に捕獲もしくは捕食した人類を再利用して作られた新種のBETAである。
ここから下は、マブラヴオルタネイティブ本編ラストで判明する情報が記載されています。閲覧したい場合はドラッグさせてご覧ください。
未確認及び、新種
BETAを生み出した知的生命体で珪素系生物であることが判っている。
BETAは炭素系生物なので、厳密に言えば創造主はBETAとは言えない。
宇宙のどこに存在するのか、そもそもまだ存在しているのかは不明。
上位存在と自称するオリジナルハイヴの中央部、4つの大広間に囲まれた空間に存在する超大型反応炉。戦略呼称は「あ号標的」で、「コア」とも呼ばれる。各ハイヴの頭脳級(反応炉)と通信を行い、BETAにとっての災害(人類の抵抗)に対して対処行動を決定する。
重頭脳級(上位存在)に対し、その他のBETAは「存在」と呼ばれる。
「人間(人類)」を生物として認識していない。彼らを作り出した「創造主」と呼ばれる知的生命体が珪素系生物であり、炭素系生命体である人類を「生命体」として認識していないからだとされている。BETAは炭素系生物(BETA自身を含む)を生命体と認めず、創造主のような珪素系生物のみを生命体と見なす。
自己防衛能力も非常に高く、無数の触手状器官を操って対処する。触手状器官の先端は要撃級の前腕や突撃級の装甲殻と同じ強度を持ち、XG-70d 凄乃皇・四型の防御フィールド「ラザフォード場(フィールド)」を無効化する能力を持つ。さらに接触したコンピューター、人間の頭脳までコントロールする能力があることが判明している。また、BETAにとっては人類への攻撃をあくまで「災害に対する対処」としか認識していない。(本編中より)
この宇宙に1037もの重頭脳級(上位存在)が存在するとされている(後述)。
反応炉と呼ばれていた、各ハイヴの大広間に存在する人類側のハイヴ攻略に於ける最終目標である。BETAの活動エネルギー生成、捕獲した炭素系生命(人間など)の生命維持活動、重頭脳級(上位存在)との相互通信などを行う。 TDAにてこの反応炉がまるで「空母JFKを基にして作られた」ように見える事からも、BETAに関しては分かっていない部分が非常に多いことがわかる。なお、JFKハイヴでは反応炉の周りに要塞級を含む多数の通常種が配備されており、突入部隊が激戦を繰り広げている。
学術名 | 俗称 | 全長(m) | 全幅(m) | 全高(m) |
未確認種なので未同定 | メガワーム Megaworm |
1800 | 176 | 176 |
桜花作戦遂行中に現れた胴体直径170mの巨大なBETA。要塞級を含む多数のBETAを体内からはき出す。
音紋解析によると、BETAが大深度地下を侵攻してくる際にはこのBETAが動いているらしいことが判明した。
未確認大型種が正式名称(君のぞらじお 第69回 アージュニュースの時間の時間(3)より)で、アージュ開発部では列車(トレイン)級、空母(キャリアー)級などと呼称されていたが、『Operation Lunatic-Dawn:Base521』より母艦(キャリアー)級が正式名称となった。
クロニクルズデイアフターで再登場。徹甲弾ではなく榴弾等を使用していた可能性もあるが大和級戦艦の主砲46cm砲に耐える外殻を持つ。しかも、要塞級がミンチになるような量を叩き込んでいるが、ほぼ無傷である。
尚、母艦級の命名は桜花作戦以降、もしくは2004年以降の話で、それ以前は変わらず未確認大型種と呼称する。
- 門(ゲート)級
オリジナルハイヴの大広間と上位存在のブロックを結ぶ横坑の両端に存在する大型隔壁。その開口部は凄乃皇四型(約180m)が余裕で通行可能であるほど巨大である。
BETAの一種ではあるが、攻撃力や思考力は皆無であり、どちらかというと生体組織に近い。
脳と呼ばれるゲート開閉制御部位には高圧電流が流れている。
門級の名称は『アゲくのはて』より。本編ではただ「隔壁」と呼ばれている。
- 超重光線級
ゲーム版トータル・イクリプスで桜花作戦時の陽動作戦においてエヴェンスクハイヴで確認された新種。作中ではг(ゲー)標的と呼ばれる。複数の重光線級と要塞級を掛け合わせて巨大化させたような外見をしており、3つの頭
部に3つずつ計9つのレーザー照射膜を備え、要塞級と同様の鋭い脚が20本、腹部に大型衝角、2つの前節に無数の小型衝角を持つ。また、レーザー照射の際には腹部が反応炉(頭脳級)のように青く発光するため、頭脳級も掛け合わせていると思われる。
3つの照射膜からさながらガトリングガンのように順番にレーザーを放つことでインターバル時間無しで常にレーザー照射を可能とし、さらに9つ全てからの一斉発射は、凄乃皇のラザフォードフィールドをもってしても耐え切れないとされている。
極大照射は2回行われ、1射目ではハイブヴ攻めを狙った音速の20倍以上で飛来する数百の極超音速再突入体と衛星軌道にあったソ連軍の数十隻の装甲駆逐艦をすべて蒸発させた。
2射目はほぼ水平に放たれ、無数のBETAの死骸ごとソビエト海軍太平洋艦隊第2戦隊をほぼ完全消滅させ、黎明(ザーリャ)作戦に参加している全戦術機の内40%に損傷を負わせた。数字だけなら兵力数2万以上を一瞬で消滅させた形となる。
これに加えて連続照射によって撃墜したAL弾の重金属粒子を極大照射によって発生した膨大な熱放出に巻き込むことで巨大な重金属積乱雲を生み出し、広域データリンクに異常を発生させた。
さらに要塞級と同様の衝角により近接戦にも対応し、また反応炉(頭脳級)と同じくBETAの活動源となるエネルギー生産が可能で、膨大なエネルギーを消費しながら外部からの補給の必要がなく、それどころか周囲のBETAを活性化させ重光線級のインターバルを短くする特性を持つ。
BETAの正体と考察
その正体はあえて言うとすれば『"創造主"である珪素生命体が生み出した、資源採掘用の有機式作業機械』
- ハイヴから何かを宇宙に向けて射出して送り出している様子が見られる
- 月面および地球上では人類に対して攻撃をしてくるが、衛星軌道上で建造中のオルタネイティヴⅤの宇宙船付近では全く構う様子が無い
- BETAは重頭脳級自身を含めて炭素系生物は「生命体」ではないと自認している事
- 一見生物の特徴を持つように見えるが生殖に関わる機能が全く見られず、「製造」されて生まれ、反応炉(頭脳級)によるエネルギー補給によって活動する事
以上の事から、BETAにとって自分たちがやっている事はただの「作業機械が資源採掘しているだけ」であり、地球に住む人類と衝突した事はその惑星の先住者に攻撃をされたのではなく、ただそこにあった自然物による災害の被害を排除しただけに過ぎない。BETAにとって、人類はそもそも敵対相手ではないのである。
過去、オルタネイティヴ2の成果によって7種のBETAが確認・分類・識別されるようになったが、月やユーラシアの各戦線から回収された断片標本からは他にも多くの未確認種が存在することが推測されている。
ゲーム「トータル・イクリプス」のPVにおいて、光線級の亜種(のようなもの)と思しきBETAや、要塞級の亜種(のようなもの)と思しきBETAが確認されている(のちの超重光線級である)そのため、2001年の段階でも地球にいるBETAすべてを解明できたわけではない。
重頭脳級(あ号標的)と接触した際、その口から「全宇宙に自分と同じ存在が1037(例:1兆は1012)は存在する」と語られている。
これが真実で、その数値が全BETAではなく重頭脳級のような「上位存在」の数を指すのであれば、実際のBETAの総数はさらに8桁以上跳ね上がると推測される。
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関連項目
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