里中千枝とは、「ペルソナ4」の登場人物である。
概要
- CV:堀江由衣
- 生年月日:1994年7月30日(獅子座)
- 身長:158cm
- 体重:???
(「筋肉は脂肪より重いから仕方ないのであるぞよ」) - 血液型:B型
- アルカナ:戦車
- 使用武器:具足(=自身の足技)
- 好物:肉料理プディング
八十神高校に通う少女。
生まれも育ちも稲羽市という普通の女子高生。
主人公と同じクラス(2年2組)で、主人公や陽介達に
マヨナカテレビの話を最初に振ったのも彼女である。
緑色のジャージと茶髪のショートヘアーがトレードマーク。
特にジャージは学校でもテレビの中でも着用している。
夏の間は腰にジャージを巻いている。
人物
人懐こい性格で、男女を問わず年代や立場を問わず誰とでも分け隔てなく接する。家の事情から当初は周囲に一定距離を置かれていた花村陽介にも変わらず普通に接した事もあり、校内では雪子ほどではないものの男子にはそれなりに人気が高い。そしてそれ以上に正義感も強く、「悪い奴は大嫌い」と公言しては素行の悪い相手にも毅然と立ち向かう豪胆な性格を持つ。その一方で、虫は苦手という年相応の女の子らしい一面も。
クラスメートの天城雪子とは幼少時からの親友同士で、いつも行動を共にしている。しかし何者かの手で雪子がテレビの中へ攫われた事を知った千枝は、主人公や陽介の制止も聞かずに単身突っ走っていくものの、そこにもう1人の千枝が姿を現し・・・
「女を捨てた肉食獣」の二つ名が示す通り自他共に認めるほどの肉好きで、「色気より食い気」を地で行く少女でもある。
ゲーム中でも弁当をこしらえていく時は、肉関連のメニュー(豚の生姜焼き、焼肉、とんかつ、肉じゃが、efc...)が特に好まれる事を覚えておくと便利である。ダンジョン内の陽介・雪子・完二などの会話によれば、ジュネスのフードコートで売られている超大盛りで肉が乗っている「ウルトラヤングセット」を普通に平らげているらしく、陽介は彼女に対して「超獣」とあだ名をつけようとしていた。
しかし料理は苦手で、林間学校における通称「ムドオンカレー」の一件から解るように彼女が作るものは陽介に「物体X」という名称を頂戴してしまうほどだったりする。もっともこれについては、コミュニティイベントを進行し千枝と恋人関係を築くと『千枝の手作りマフィン』という「ほのかに甘い」らしいお菓子を用意してきてくれるため、料理の鍛錬も始めたのかもしれない(普通の料理とは別に、お菓子やスイーツを作るのは得意だったという可能性もあるが)。
また、「肉ガム」という謎のお菓子を愛好しているさまも見える。食べた人(千枝とは別の人)によれば「ねばついた肉」「一口食べただけでお菓子が嫌いになる」という感想が聞けるトンデモない代物のようだが、千枝をはじめこの世界では肉好きの人に愛好者が多いお菓子なのだろうか。ちなみにゲーム中でも食べるとライフが少量回復するが、他に回復アイテムが無いならともかく、進んで食べたい物ではなさそうのは確かである。
アニメ版「Persona4 the ANIMATION」でもゲーム版と同様に愛家の肉丼を愛好しており、度々口にしている(6話では、1人で食べるのに2人前を出前で注文してしまうほど)。愛家の娘・中村あいかに肉丼などの出前を注文するのも大体は彼女の役目として定着している。
カンフーマニアでもあり、カンフー映画の鑑賞と自主鍛錬が趣味。前者についてはカンフー映画のDVDを視聴するなどして研究しているらしい(ストーリー開始当初から、早くも陽介の手でDVDにヒビを入れられてしまったが)。
後者については放課後などに川原でカンフーの型の練習や基礎の鍛錬を重ねており、我流ながら実戦でも充分に通用するほどの腕前を持つ。テレビの中のダンジョンでも戦闘では足技を繰り出しシャドウに立ち向かう他、ペルソナを召喚する際も回し蹴りでペルソナカードを破壊している。
もっとも蹴りを繰り出すたびにスカートの中が見えてしまう事が(主にプレイヤー達に)危惧されているものの、本人は一切気にしていないように見える。どうせスカートの下にはスパッツを履いているわけだが。
学校の成績は芳しくないため(それでも夏休みの補習を逃れられるくらいには勉強ができるらしい)、特別捜索隊では専ら主人公や雪子たちに推理・考察を任せているが、時に彼女の直感からくる発言が事態を新たな方向へ進行させる事もある。
コミュニティイベントを進行する事で会得する追撃コンボは「敵1人を空の彼方まで蹴り飛ばし、即死させる」技。
掛け声と共に渾身の中段蹴りを叩き込み、どんな敵シャドウも(戦車型シャドウだろうと巨兵ロボット型シャドウだろうと)一撃の下に星にしてしまう。ドーン!
ペルソナ
- トモエ
- 千枝のペルソナ。物理技スキルや氷結属性の魔法を使用可能。
ゲーム後半からはチャージをはじめとする強力な物理技を習得するため、ザコ戦闘以上にボス戦で活躍できる。またカウンタ系のスキルも会得するので守りも強い。しかし火炎属性の攻撃に弱いため、千枝が仲間に加わる最初のダンジョンではシャドウ雪子とのボス戦で早くも苦汁を舐めさせられるかもしれない。 - 名前の由来など詳細な内容は『トモエ』を参照。
黄色のジャージを着ているように見えるのは、永遠のカンフースター「ブルース・リー」のリスペクトであるか。
- スズカゴンゲン
- 千枝のコミュニティ(戦車)のランクをMAXにすることでトモエから転生した姿。
黒と銀色の日本式甲冑を身に纏い、ツインビームソードを装備している。
オリジナルのPS2版では火炎属性の弱点が消滅し、氷結属性を無効化するので更なる活躍が期待できる。
PS2版のアッパーバージョンである「ペルソナ4 ザ・ゴールデン(P4G)」では、転生しても火炎属性の弱点が残ってしまうが、火炎魔法の回避率を3倍にする新スキル「真・火炎見切り」を習得することができる。
- ハラエドノオオカミ
『考えるな…感じるんだ!!』
「P4G」で追加されたペルソナで、追加要素である3学期編で、千枝と放課後を過ごすと、「スズカゴンゲン」からさら「ハラエドノオオカミ」に転生する。
今まで身に着けていた甲冑は黄金色に変化、兜からは長髪が伸び、より頑丈な見た目になっている。
火炎属性が弱点である点は変わらないが、光属性を無効化し、氷結属性を吸収できるようになる。
転生したことで習得できる「ドラゴンハッスル」は、「全体版ヒートライザ」と言えるように、味方全体の攻撃力・防御力・命中率・回避率を全て上げる、非常に強力なスキルである。消費SPが160と非常に高いが、HPを消費するスキルを多く覚え、SPを余らせがちな彼女には覚えさせて損は無いスキルといえる。
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関連項目
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