ニコニコ大百科

>>4080
YOU君が認識している世界しか生きていないから二次においてもYOU君を出す必要があるんだが、肝心のYOU君があれだからな
YOU君を省く場合全てを一から作り直すぐらいの労力が必要だし
一番想像の余地を無くしているのは作者という皮肉

>>4079
チャレンジ精神自体はすばらしいと思うけど金取る以上は一定の品質を満たさなきゃただの自己満足だと思うけどね
練習時間に練習するのではなく本番中に練習するような行為で独りよがりな行為だと思う

>>4082
そうなんですよね、そこは率直に素晴らしいんですよ。
けど、アイデア先行でどんどん書き上げていって、作者が客観的、俯瞰的にキャラや設定の振り返りが通常よりも疎かになっていそうです。
ここが全体的な整合性が取れていないイメージにつながっていると思いました。
その為、荒削りのアイデアでブラッシュアップが中途半端なまま商業作品に乗せてしまっている感じがします。
そういう意味では惜しいのですが、お客さまからお金を頂いている以上消費者の目は厳しくなるかと思いますね。
この辺りは小説サイトとかでテストして読者の反応見るとかはできそうです。（すでにやっていたのかもしれませんが）

話のメインとなる部分を読者の想像に任せるなんてまともなもの書いてたらそんな意味不明なことやるわけないんだよなぁ

特殊能力じゃなく現実的な未来の知識で国をまとめていくってのが主題ならその過程とそれに伴った失敗や工夫が普通はメインになるだろ
そこをちゃんと説明しないならその設定は全部無駄なわけで、神様からもらった特殊能力で全部解決しましたの何が違うの？ってなるだろ
バトル系小説で戦闘シーンが全部キンキンキンキン→勝ったで済まされるのと全く同じなわけで

ただ女侍らせて国王になりましたならスマホ太郎みたいなので全く問題ないのにわざわざ現在知識で上り詰めるなんてのを書いてるんだからその部分がまともに描写されてないなら批判受けて当然だろ

そんな意欲作かな
知識チートをやりたいけど別作品の異世界チートに対する突っ込みを見て対策を考えるまではやったけど（異世界ではなく過去　wikiではなく専門書籍を買う等）
いざ形にする段階で読者層の年齢から大きく乖離させることが出来ない（主人公にあまり年を取らせられないため中二で飛んで一年でノウハウない所から新技術開発等々の時間的に無理ありすぎる設定）
商業向けにするためのハーレム要素の追加（ハーレムやりつつヒロインに個性を持たせられていない）
主人公は常に持ち上げられなければならない（編集の指示か商業的判断か作者の素の願望かわからんが）等々の制約が解決されないまま形になったせいで大量の粗が発生した作品なだけに思える

>>4085
確かに作品単体で見て意欲作かというと個人的には疑問ですね。
すでに似たようなアイデアはたくさんあると思います。
原作１巻発売当初で考えると、また違った見方になるのかもしれませんね。
その時点で仮に斬新な設定だったのなら、一気にブーストかけて他の追随を許さない作り込みを構築してある種独自ジャンルを築けたかもって考えると惜しい。

>>4085
まともに対策考えたかどうかも怪しいと思うけどなぁ
例えば「愛読書の孫子にも「兵は拙速を尊ぶ」とある」という文があるんだが
ググるとすぐにこの言葉自体は孫子にないという話が出てくる
その言葉を生むことになった一文はあるものの
ちょっと調べれば「戦はスピードこそ命」みたいな解釈は誤用であるとわかるはずなんだよ
なのにそのまま孫子に書いてあるとまで断言してしまってるあたり
ちゃんと資料を用意していないか、あるいは用意しても読み込んでおらず
作者の思い込みを先行させてしまっている可能性が高い

>>4086
一巻発売当時　2015年？時点で考えるとか…
その時期の創作の流行り廃りについては分からないからコメントできないなぁ
知識チートどの程度流行ってたんだろう

作品としてはどうしてもステインソールを悪、ただの戦闘狂、バカって事にしたいんだろうな
それだったら

・「弱い奴はクズだ」みたいなセリフを言わせる（そういうセリフを増やす）
・ちょっと気にくわないとすぐ部下を処刑する
・戦うとき味方を巻き込んで攻撃する（「死ぬのは弱いのが悪い」のようなセリフもつけて）
等いくらでも見せようがあるのに実際は

・自分が先に突っ込むため味方を巻き込まずむしろ鼓舞している
・兄を殺されて敵討ちに燃える
・一度負けて反省する
それこそ主人公みたいに見えるんだよな

結局ステインソールをただの馬鹿な敵キャラにしたいのか、好敵手にしたいのかはっきりしない
ユウトのキャラもだけど、こういうちぐはぐな所がこの作品が批判されるところだと思う

金言引用にしても神話との関連性にしても「作者がやりたかった事だけ」「作者が調べた事だけ」
出しているから神話での登場人物が足りなかったり前後関係が滅茶苦茶だったり
ちょっと深く調べたらボロが出たりで物語としていいとこ下の上程度の出来になってるとは思う。
マジでスマホ片手にネットサーフィンしながら週四程度の執筆期間で書いてる感じ

>>4089
実際は主人公の方が>>4089が言ってる悪役がやるようなことやってるからな
・「家族を見捨てる奴はゆるさねぇ」とかいいつつフェリシアを戦場に出し、実の兄殺しに加担させる
・自分が気にいらない発言をする奴らを覇気（笑）で威圧
・味方が必死で戦ってる中のうのうと取り巻きの女と乳繰り合ってる
だからね、銀英伝に出てくるような無能貴族とどっこいどっこいの所業よ

q00axY86rOくんスルーされてかわいそう
描写不足に対して読者が想像するのが当然とか的外れな擁護だな
そもそも描写されてる部分が不愉快極まりないという話をしてるのに

>>4087
原作15巻だと、
”「巧遅は拙速に如かず」孫子にある
「故に兵は拙速を聞く、未だ功の久しきを賭ざるなり」を語源とする言葉である”って風になってますね。

「巧遅は拙速に如かず」の元ネタとしては科挙の事を言ったものみたいですが、
もはや現代ではこの言葉は「巧くて遅いより、拙くても速い方が良い」みたいに解釈されてるので、
なんかもう独立した言葉として見ても良い気はします。

ただ、原作15巻みたいに語源とするってしなきゃダメですが。
元の意味と離れてるのに孫子を語源とするって言っちゃダメだろとは思いつつ、
孫子の兵法書は曖昧な論理を書く事で、時代と状況が変わっても通じる様にしているという解釈もあるので、
それを尊重するなら、ある程度解釈がブレても良いとは思います。

>>4066
スマホ太郎の記事でも話題に上がるけど、アイツは主人公としては最低最悪だけど、敵キャラとしてのキャラメイクとしては非常に魅力的な物体やっているからなぁ～遠慮なくぶちのめしたくなる存在は昨今ではレアね

あとは彼の生前エピソードの酷さとかもあいまって「どうしたら、あんな人間が出来上がるのか？」的な性格形成の楽しさは少なからずあるね

逆を言うと、そうやってドヤ顔で読者に説明してるから突っ込まれるんだと思う
敵を一気呵成に攻めてる戦闘中に「巧遅は拙速に如かずだ！このまま行くぞ！」とか言わせる位に留めておけば、それ本来は戦術じゃないんだけどなぁ、くらいにしか突っ込まれなかったんじゃないかと思う
風林火山とかもあるし、速攻は決して間違った戦法ではないわけだし

一々、孫子や君主論では～とか、
アレクサンドロス大王が～とかネームバリューに頼ってしまうのはまぁ自信の無さの現れとも見れますね。
ただ、ラクダの件とか野戦築城とか実例挙げて説明しないと今一つよいのか分かり難い状況もありますが。

明らかな誤用はともかく、
細かくツッコミを受ける原因は過去レスでも幾つも述べられて来ましたが、
つまらないと感じられたからというのが大きい気はします。
誤用や設定の矛盾は作品が魅力的であれば赦されるものですから。

なんかこう…偉人の言葉言えば凄いとかカッコいいってもんじゃ無いと自分は思うんですよね…。
何かのゲームで普段敵軍をぶっ飛ばしまくってる主人公が防御する時に
「攻めるだけが攻め手では無い！」と言うセリフを言った時にはなんか自分「お、おぉう…なんか簡潔な言葉だけどなんとなく意味はわかるしかっこいい…」って思いましたし…。
要は…うん…まず言ってるユウトがカッコ悪いと何言ってもキマらんと思うんですよ（泣）

原作見たことないけど主人公側に足りない人材は
「忠誠心ゆえに主君を批判する家臣」
「義理人情とか関係なしに100%利害で下についていて、主君が弱体化したらすぐに裏切る梟雄タイプの家臣」
「最初は忠誠を抱いていたがすれ違ったり意見が対立したりして徐徐に不満を持つようになり闇堕ちする、あるいはしかける家臣」
なんじゃないかなと思う(三つ目は若干ロプト兄貴とかぶってるけど狼から逃げ出した時点では勇斗の家臣じゃないし不満を持つ過程も雑どころか全然描かれてないから除外)
こういう戦記ものにおいて物語を盛り上げる存在がないのが痛い

静画にあるゆきさんの宣伝イラストについたコメを見てるととても切なくなってくる
絵は可愛いんだよ絵は

イラストレーターのツイッター、最初はノリノリでアニメの呟きしてるのに５話の放送以降ほとんど呟かなくなる
５話と言えばステインソールが大活躍してHIPのYOUが定着した神回だったね

戦術に穴があるとかよりも主人公が前線に立たないせいで戦記物でありながら戦場での見せ場が皆無ってほうが問題だと思う。技術やらで戦力を強化して活躍したとかアニメ映えしないし。

今気付いたけどイラストレーターの人、４話に対して「HIPのYOU」って呟いてる
ひょっとしたらツイッター上で初めてこの作品に対して「HIPのYOU」を使ったのはこの人かもしれない

>>4078
思うに、この作品って「説明すべきところ」と「想像させるところ」とを逆にしちゃったんだよ。

「説明すべきところ」は具体的に何が起きたか。「想像させるところ」はネタ元は何か。
現場で起きているところを詳しく説明して読者を作品世界に引き込み、
それをもとに読者が「元ネタは何かな」と考察して知識欲を満足させる。考察班も出てくる。
それが上手くかみ合えば話題作にもなれたと思う。
多少オリジナルと違うところがあっても、それは逆に「主人公の工夫」とプラス評価になる。

「アレクサンダー大王が」なんて固有名詞を周囲に言っても「ハァ？」でしょ。実際そうなってたし。
「誰が」の説明は意味がないし、主人公が意味不明の人名だして、そいつのコピーをしてるだけってことになる。
主人公の株を下げるだけのことを作者がしたのは「俺は物知りだぜ」って作者の自己顕示欲でしかない。
読者を誘導するべきところを、作者が盛大にネタ晴らしして、その結果、浅いネタを笑われて、無理のある状況設定で話を歪めて、主人公の魅力下げているんだから不幸な作品だよ。

>>4103
言いえて妙ですけど、覇王の場合だと単純に「地の文で説明する事をキャラに言わせているから不愉快」ってだけかもしれないけどね

アニメ版定番問題として原作の台詞が尺の関係で削られたり、時には地の文で書いてあったことをキャラに言わせるケースが多々あるけどさ……

>>4098
メインのキャラが全員「主人公が正しい」の前提で動いてるからな
ブルーノを含めた叔父たちは文句を言うだけで物語に何の影響も与えないし
ってか叔父って事はユウトにとって大事な人である前宗主の兄弟分なのにあんな扱いしていいのか
もし「叔父たち」がああいう奴らばっかりなら前宗主は人を見る目がないんだな

自分が考えた戦術ではないという謙虚さを見せたいなら
「礼なら未来に現れるアレクサンドロス大王に届くように宝物を保存してくれ」
みたいな「？」で終わらないようなことを言うべきだった
理解できないで終わる謙虚さなんて自己満足でしかない

>>4103
なかなか面白い手だと思う
現状ただの知識自慢にしかなってない孫子どうこう君主論どうこうを明言しないことで知識自慢感を減らせるし、「孫子の解釈間違ってるぞ」というツッコミも明言しないことである程度は防げるだろうし

>>4105
能力もあり人望もある生え抜きのロプトではなく能力だけで人望がなく外様であるユウトを抜擢するような奴が見る目があるわけないだろ、いい加減にしろ

>>4093
修正？が入ったってことはやっぱツッコまれたのかね？
言葉として既に独立しているってのは同感
言葉の使い方や意味なんてものは時代を経るごとに変遷するものだし
明らかな誤用でない限りはこの人はそう解釈してるんだな、で済む話だとは思う

格言や故事を行動の規範として用いること自体は良いんだ
先人の残した知識を拝借するってのは今を生きる凡人にとっては当たり前のことだし
ただそれを生活の中で実践しようとすると現実の事情に合わせた微調整が必要で
結果、個々人の中に生きた知恵が備わっていくもんだと思うんだよ
その点、勇斗のチート発言は、自嘲や自省と言うよりは思考停止か責任逃れに聞こえるのよな
上手くいったら知識のおかげ、上手くいかなかったら俺のせいじゃないって感じでさ
まぁ穿った見方である自覚はあるけどね

前宗主「宗主である私の言葉に背くとは…ユグドラシルのルールに反することになりますが」
「ロプトの協力が得られないのは想定外だった…」

なんだよ…マクギリスじゃねぇか…

>>4103
しかし、その工夫や過程にもある程度の説得力や道理は必須だと思う
じゃないと包囲殲滅陣みたいな事になる
覇王も場当たり的に物出して解決してるから、行動と結果をもう少し詰める必要はあるだろう