ニコニコ大百科

個人的に、アニメ化して良かった事は原作を読む気になった事だけだなぁ。
原作は面白かった。

アニメ単体で見ると、何が見せ場でどこが面白いのかいまいち分からん。
脚本と演出が～って散々言われてるけど、それ以前に全体の構成というか、
１クールで何を見せてどこに落としどころを持ってくるか考えて作ったのかすごく疑問。
声優の演技は良かったけど、それも期待の範囲内で期待以上とまでは思わなかったし、
声・音・動きがついたからアニメ化した価値があったとも言い難い…。
前二つだけなら、ドラマCDの出来が良かったし。

>>1199
・矢
撃ってるのは正規兵の方。『即席兵を石弓の装填と…』って書いたじゃないですかー！
矢の密度や石弓で曲射してるのは単にアニメ表現だろうね。
人描くより飛んでいく矢を書いたほうが楽だし。

・塹壕戦
塹壕に隠れているせいで、白夜は正確な人数をつかんでない。要所に鉄線で強化された網を配置して、馬の足を止めている。塹壕前に配置されてたら飛び越えるのは無理だろうねぇ。
それでも無理して集中攻撃すれば突破できたかもしれないけど、片目「手薄な側面から攻撃すりゃ勝てる！」→罠でした。

・奇襲
軍人師弟は奇襲を予想して事前に準備してた。
（アニメじゃ出てないけど）歩兵も少数付いてきているが、騎兵が先行して間に合ってない。
そして片目はすでに普通というか、正気じゃない。

もうなんというか、わざわざここに書き込むより、原作読んだほうが早いと思うよ。アニメは細かい説明省いてるからね。

原作って言っても「web」と「本」があるけど本の方がいいよ
あとがきみたいな感じでちゃんと解説まで乗ってるしね
あとwebの方は終盤がグダったって聞いてる、自分は本買って読んだから詳しくは知らん

>>1202
いや、雑賀衆が実際に得意にした戦術ではあるんだけどさ、鉄砲や石弓の装填にも練度が必要なんだぜ？
むしろ、集団射撃なら撃つ側の方が練度はいらんかもしれん
下手な鉄砲数撃てば当たるけど、数撃てない鉄砲は突撃で蹂躙される。リロードの速度はものすごい重要。


この作品って、未来技術の持ち込みは行うのに冶金などの前提技術が未発達だったりとか、集団戦闘方法の知識に粗があり過ぎて受け付けなかったんだよなぁ

>>1201
これに尽きるな。
どこをオチにするのか考えて作ったとは思えないというか。
極光島くらいまでで良かったのに。

>>1204
練度は必要だけど、逆に言えばそれしか求められてないんだからある程度の期間があれば十分でないのかい
元々即席兵に戦闘力なんて殆ど求められてないんだし、弾幕張ればいいんだから精度もそこまで要らないし

一人が弓を引く。そこにもう一人が石を装填し、兵士に渡す。
アニメに出てきたような石弓なら基本これで十分でしょ。火縄銃とかならともかく。

>>1206
『そこにもう一人が石を装填』
石？
矢ではないの？

表現が合っているかは知らんけど、アニメの感想としては回答が隣に書いてあるテストを延々と続けるような内容だった、ぶっちゃけ一話がピークでその後はだんだん面白く無くなっていった

せめて内容を絞って引きを上手くしてたらもっと面白い話にはなったんだろうと思うが……

>>1200
ああ、ごめん俺が勘違いしてた。傭兵隊長も雇われてたっけな。その傭兵隊長は同じ人物だね。
女騎士に負けて敗走した先で再起をはかってた所を貴族子弟に目をつけられた格好だね。同じ職業でもキャラが違えば名前は変えるのがまおゆうだから名前が同じなら同じ人だよ

>>1206
石弓って装填するのに熟練が必要だよ
ぶっちゃけ、装填時間や手間は火縄銃と変わらん

>>1207
せやな。脳内変換で補完しておくれ
>>1210
それはない。火縄銃は細かい作業が必須だから装填手順の作業量の時点で圧倒的に違うし、単なる時間換算でも倍以上の違いがある
石弓の装填手順は、力ずくで弓引いて矢をセットするだけ。しかも志願兵（＝農民）なら膂力的な問題も無い。
問題は弓を引く際に練度で精度に差が出ることだけど、元から弾幕張るのが前提だから精度は別に求められてない

そもそも、志願兵を戦力として頼るんなら
辿り着く戦術は銃もしくはクロスボウによる連射だと思うのだけど

>>1211
あと火縄銃の場合は黒色火薬といえど引火の危険があるという話を聞いた。カートリッジ式じゃないしな

それにしても12話までで「第一部完」に過ぎない事が理解できない視聴者があまりに多い。ニコ動で見てるんならいろいろ情報も仕入れられるんだろうに。

「最低限の訓練で老若男女問わず一定の殺傷力を獲得出来る」「機構的工夫により射撃間隔や装填時間を大幅に短縮出切る」この二点が現代における銃の優位性で一番大きいんじゃない？
そりゃ初速や射程も重要な要素だけど、弾幕の形成を容易くする上の二点は集団戦法において欠かせない要素だからね。

でも火縄銃って上の二点に当てはまるっけ？ちょっと分からんわ。

>>1211
弾幕はれればいいなら連射速度に勝る弓を使えば良いし、現実では石弓がすたれ、火器に取って代わられた歴史を考えればその使い方はナンセンスだ。

戦闘技術はともかく、士気は高いであろう志願兵どころか、徴兵を実施して兵隊をかき集めたナポレオン戦争なんかは先込銃戦法の自然淘汰の結果だと思う。
密集戦法で相手の白目が見えるとこまで(50mぐらい)接近させて防御側は射撃、攻撃側は戦友の死体を踏みつけ、さらに何度も射撃を受けながらも接近して射撃。どちらが先に恐怖で戦列を崩壊させるかで勝負が決まる、とんでもないチキンレースの世界。

原作はなんかこう……オーパーツをぽんと手に入れて圧倒的アベレージとか、ちょっと単純過ぎじゃないの？と思った。

え？
二期って決定してんの？

>>1214
既に他のレスで上がってる前提に「正規兵は大体余所に出張ってる」ってのがある。
弓兵は基本的に、実戦で使うにはかなりの熟練が要るでしょ。10の性能を持つ弓兵を50人揃えるより、1の性能を持つ石弓兵を1000揃えた方が効率で勝る
ちなみに石弓が史実で廃れた理由は「同じコンセプトで銃の方が優れてたから」。つまり銃がまだ存在しないあの時点の鉄の国では、石弓が最適解って言える（史実でも、黒色火薬が発明されなきゃ石弓の時代が来てたかもって言われる）

阿部令二は平均だろう
アドバンテージか？

とツッコミ

>>1209
おお、やっぱそうだったのか。
中央軍にいた頃は略奪したい！我慢出来ないから他の貴族連中巻き込むつもりで独断専行するぜ！
とか言いながらやられてた奴(等)が、貴族子弟やメイド姉に雇われたら今度は白夜の国どころか
勇者まで救って玉砕するとかギャップがありすぎで同一人物なのか確証が持てなかったんだｗ

>>1202
要所に網を配置っつっても奇襲なんだろう？
塹壕がまあなんだかんだやって時間的に間に合ったとしよう。
鉄網なんて時代的にすぐに手に入るものでもあるまいに、
常備してるわけもない。
そもそも鉄のコストが高い上金属加工ができる職人の数も非常に限られる。
普通の作業でも一人で完結することの多い時代、いくら多くても数人のグループまでしか一緒に作業できない。
これで30m*30mの網を作ると仮定しても、いくら甘めに見積もっても１週間、普通に考えりゃ３週間はかかる。

あの長い塹壕戦に合わせる量を生産するのは不可能と言っていい。

司令官が狂気のアホなら理解できなくもないがそんなヤツに付いて行くバカがどれだけ居るもんかね…
指揮と統率が酷い時点で負け戦に行くレベル


>>1211 >>1216
クロスボウが扱える正規兵もそこまで多くなかろう。
傭兵にしても普通に考えりゃ物量の多い方、もとい勝つ見込みが高く、資金的にも余裕がある法を選ぶ。
更に正規軍は国力に見合った量しか持てない。二正面作戦ができるほど国力がある国だったか？

クロスボウは引くのに凄く力が必要でね
威力にもよるがクロスボウをよく扱う兵士でも20-30秒、筋力不足が目に見えてる農民や市民となれば40-60秒、最悪引くことすら出来ない。
あれだけの長距離を飛ばし、精度の高いクロスボウだ
張力は軽くはあるまい
5回も連続で引けば訓練された兵士でもキツいんじゃないかな。

まあ、これにクロスボウの生産コストが高くて簡単に多くは調達できないだの色々あるけど今日はやめとく

アニメ最終回見た、最後まで大成功ではないけど大失敗ってほどでもないなって印象だった
ちゃんと締めろって意見が多いが、原作が長編であることを考慮すれば、そこそこ良い出来だったんじゃないかと俺は思った
続きが気になるから原作をとりあえず読んでみようと思うような終わりだったし、そういう意味では成功だった
でも勇者と魔王がチートすぎてツマンネって人が結構いるから、せめて24話構成で、二人の弱みと敗北、あと脇キャラたちの台頭が描写されるまでやってくれたらと思うと残念
あと総集編でもうちょい勇者と魔王の背景を説明しとくべきだった


>>1212
そうそう、原作もここで完結だと思ってるらしい意見がすごい多いのが不思議
ＴＶで見てるだけならともかく、ニコニコで見たり2chで書き込んでるなら、「人間宣言までかな？原作の半分いかないよな」みたいな意見を1話時点から散々見てきたはずだと思うんだけど…

>>1216
理論の前提がそもそも間違ってる。
石弓（クロスボウ）は弓よりも強力な武器だぞ？
おまけに張力を強くするために様々な物理的な機構が組み込まれた機械だから、本当に火縄銃と大差ないよ。

>>1221
射程を取るか、直線的射撃において直進性と威力を取るかの違いだな

結局総集編のあの下手くそな構成の印象が最後まで払拭できなかった感じ
なんか研究サボってる大学生が研究背景の説明に尺を割いて誤魔化してるのに似ている
（しかもそれ自体が不備だらけ）

アニメはいいとして、朗読劇とかのドラマCDを別個に販売しないかなぁって思うんだけども、
今のところ特典でしか無いよね？

つっこませてもらうけど。
石弓のリロードに巻き上げ機は使ってないの？

たかがVIPのSSがまさかこんなことになるだなんて、あの時誰が想像しただろうか・・・

　このアニメ、アマゾンレビューやニコニコでのコメントを見ていると、「ある程度は仕方ないとはいえ、アニメは省略ばっかで中身スカスカだよ。」という意見が多いけど、やっぱりそうなんですかね？
　この件に関しては「原作を読め」というのは無しでお願いします。

　ある程度の説明等はやってるんだけど、尺の都合上本当にさり気なくしか描写がなかったりそもそもカットされたりが無視できない数ある。また人物の台詞も重要なワードだけ抜き出したかのような箇所があり、意味が変わって聞こえるものもある。

　ただでさえ尺が足りないと言われてるのに、
・基本的に原作小説通りに進行してるため、同じ話の中でも頻繁に場面転換が起きる
　アニメ用に再構成しているようには思えない
・説明回として総集編で一話消費。
　しかも説明自体は大したことがなく（個人差あり）、既存の戦闘シーンのカットが無駄に長く尺稼ぎにしか思えない

　またアニメ１クールだけとの情報で、最序盤の大きな見せ場であり、ちょうど区切り目になりそうな通称『人間宣言』前後で終わると思われたが、実際はその更に後のここから物語は激動する！（話は全く収束しておらず、風呂敷が広げられただけ）と言った部分で終わるため、前情報がないと打ち切りにしか見えない等、同じメディア展開でも特典CDにもなってる朗読劇が全体的に好評なのと雲泥の差がある

　個人的にはこんな感じだった。

ものすごくカットされているかというと、そうでもない。実際大きなカットは、魔界での黒騎士の活躍ぐらい。
細かいセリフや場面の省略は結構あるけど、問題は要所ごとの名台詞や掛け合いを省略したせいでそのシーンの重みや重要性が感じられないこと。
例えば、最初の勇者と魔王の会合、魔王と青年商人の駆け引き、人間宣言とかが要所として挙げられるけど、この中でアニメでしっかり描写されたのは人間宣言くらいなんだよね。逆に、ファンのあいだでも評価が高いろんちさんの動画だと魔王と勇者の会合だけで50分は使ってるし。

さらに、原作は会話劇で地の文がなく、場面転換も激しい分、実はものすごい情報量が圧縮されているんだけど、これをまともにアニメ化しようとすると状況説明や会話の間、場面転換、戦闘など原作で圧縮されてる部分を丁寧に解凍しなきゃいけない。
でも今回のアニメは1クールに収めるために原作のセリフをさらに削ったり、場面転換も原作まんまに激しくするもんだから、初見の人には今何をしているのかわかりづらく、原作ファンには中身がスカスカに感じる結果になっちゃったって感じ。

1219>>
補足

網について:鉄網では無く、魚とり網らしい。
多少鉄で強化はしているらしいが。
鉄の国、というだけあって金属加工が得意らしい。

司令官について:中央からは飯買えない+南部では食糧自給絶望的+南部同盟からはぶられた+農奴引き抜きされてる+前回の敗戦(極光島)で軍自体ぼろぼろ+そもそも王様自体アレ
ということで、略奪しかないから仕方なかった、という感じっぽい。
また、ござるの副官が言ってた通り奇襲は「蛮行」つまり「精霊の教えに背く行為」なので、「背教者倒すためだから仕方なかった」と言い訳するためにも引くわけには行かなかったと思われる。
司令官個人が「片目の闇」をぶちまけないときがすまなかったのかもしれないが。

参考までに兵力は
白夜国(片目)正規兵2000(ただし正規訓練1年)
鉄国(ござる)正規兵400即席兵500


余談
クロスボウの射程と量については、原作読んでても過剰表現にしか見えなかったので確かに突っ込みどころだと思う。
原作だと「よくひきつけてよく狙って打て。装填は即席兵がやるからゆっくりやっても連射できるでござる」見たいな事を言ってたので、アニメみたいな弾幕じゃなくて、てっきり狙撃に近い形だと思ってたし。
クランク式もあるらしいけど、時間は余計かかるよね。
ちなみに、鉄の国は装備やら軍資金やら、中央からの支援をへそくりしてたらしいので、クロスボウの数についてはその辺で何とか。
犬だったころは中央からは「金じゃなくて装備送るからもっと戦争しろ」とよくせっつかれていたそうな。

中央側に送った兵を合わせればもっといるし、あっちは「戦闘になった時点で負け」の戦だから、クロスボウは国境側のために残して行ったとか・・・は、厳しいか。

>>1227,>>1228
回答ありがとうございます。
また、質問するかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。