【放送終了】めちゃ2イケてるッ!(めちゃイケ) お笑い番組
(土)19:57~20:54 フジテレビ
出演
ナインティナイン よゐこ 加藤浩次 武田真治 オアシズ 鈴木紗理奈 雛形あきこ
ジャルジャル 敦士 たんぽぽ 重盛さと美
お笑い番組。元々はスタジオコントやゲームコーナー中心だったが、次第にドキュメンタリー風ロケコントを開発し主流となっていく。ドキュメンタリーのスタイルを持ちながらも、どこまでが本当でどこからか嘘かわからなくさせたタイプのコント番組である。ただし基本的に「予定調和」を活用しており、番組中で説明しなくとも視聴者にそれとなく気づかせるスタイルを取ってはいる。「ロンドンハーツ」(テレビ朝日)がテレ朝版「めちゃイケ」を自認するなど、他局のお笑い番組にも影響を与え、業界人にもファンが多かった番組である。
1990年代後半~2000年代におけるフジテレビの大看板番組として人気を博し、同局を支えた。
この番組のルーツとなった番組は、1993年の深夜遅くに放送されていた「とぶくすり」という番組である。
1992年に放送された「新しい波」という当時の若手芸人が出演した深夜のネタ見せ番組に登場し、その中有望とされたナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼ、オアシズが集結して始めたのが「とぶくすり」である。「オレたちひょうきん族」「夢で逢えたら」の流れを汲む合同コント番組であった。
夜深い時間帯だったにもかかわらず人気を集め、「とぶくすり友の会」と呼ばれた公認ファンクラブのイベントでは脅威の動員を記録し注目された。フジテレビ(当時:新宿区河田町)で行われた「フジテレビ祭り」のイベントでは、想定以上の客が集まってしまい、安全のため急遽開始時間を繰り上げてイベント中止の危機を免れたというエピソードもある。
1994年3月に「とぶくすり」は終了。しかしその人気は衰えず、その半年後には週1の30分番組から平日帯の10分番組となった「とぶくすりZ」(1995年3月終了)として復活。さらに半年ほどのブランクを経て、1995年10月、土曜夜23時台に「めちゃ2モテたいッ!」となった。(「めちゃイケ」の直接の前身番組はこの番組である。)
しかし、一社提供でスポンサーだったPanasonic側の意向で「とぶくすり」のメンバーを全員呼べず、妥協策として『武田真治と雛形あきこ、鈴木紗理奈メインのお笑い番組』という企画書で番組を通した。ここで後の「めちゃイケ」メンバーがほぼ出揃う。とぶくすりメンバーからはナイナイと極楽とんぼ(当初は山本のみ、途中で加藤も参加)のみ出演した。
この「めちゃモテ」も人気を博したが、スポンサーのPanasonicは番組内容(特に矢部がすぐ他人の頭を叩くこと)に難色を示していた。その結果Panasonic枠としては1年で打ち切られることとなったが、打ち切りの危機をゴールデン枠への昇格で回避するという離れ業をやってのけ、1996年に現在の土曜20時への昇格を勝ち取ると同時にタイトルを「めちゃ2イケてるッ!」に改めた。元々は関西弁のスラングだった「イケてる」という言葉もこの番組の人気のおかげで普及し、流行語となった。
番組の中心としてナインティナインを据え、その両脇に極楽とんぼとよゐこ、さらに光浦靖子・雛形あきこ・鈴木紗理奈・武田真治が番組を支えるというスタイルで「めちゃイケ」はスタート。
よゐこは「とぶくすり」終了後に発覚した濱口優と本田みずほ[1]の熱愛報道の影響で「めちゃモテ」のレギュラー出演は見送られたが、「めちゃイケ」となってからレギュラー復帰をしている。
また、オアシズも大久保佳代子が「とぶくすり」開始時に「笑えないブス」と判断されレギュラー出演できず、相方の光浦靖子が女性芸人としてブレイクしていく一方、派遣社員のOLとして勤務し生計を立てるなど辛苦を舐めたが、2000年10月頃から「現在OLの光浦の相方」というキャラでレギュラー入りを果たした。
これにより、いわゆる絶頂期の「めちゃイケメンバー」が完成する。
番組の人気は番組開始の1996年から2000年代半ば頃までに絶頂期を迎える。2003年年末放送の「楽しくなければ年の瀬じゃない!スペシャル」では番組視聴率25.1%、2004年秋放送の「オールスター夢の激突!!8周年感謝スペシャル」で番組視聴率は33.2%を記録している。[2]
「とぶくすり」時代から番組を支えていた極楽とんぼの山本圭一が、2006年7月16日に北海道函館市のホテルで未成年の女性との性行為を行ったことが発覚。この問題で所属の吉本興業が専属芸能家契約を解除し、実質的に芸能界を追放された。
これに伴い、「めちゃイケ」も山本が参加していた未放送回がお蔵入りし収録も急遽ストップ。しばらくは過去の総集編を流した。一時は番組打ち切りも検討されたが回避され、山本無きままで現在に至っている。
現在でも極楽とんぼの相方・加藤浩次の口から匿名ながら話題が出ることがある。一見番組の貢献者であった山本に対して冷たいように思われるが、他の番組ではかつて「加藤浩次の吼え魂」(TBSラジオ)で話題が出た程度であり、それ以外ではまさに黒歴史的扱いになっているのと比べれば破格の扱いであるといえる。
後述の新メンバーオーディションにも一般人として応募し1次審査で落ちている。当然芸能界から追放されているため山本が参加していた映像は放送しておらず、かつての相方加藤なども彼が参加したことについて一切語っていなかったが2013年の27時間テレビで経緯について語った。
2010年5月、ナインティナインの岡村隆史が精神疾患による入院のため無期限休業に入った。それまで番組を大きく支えた岡村の長期不在の危機を打破するために、全国各地で「新メンバーオーディション」を開催。ファイナリスト10組が2010年10月30日の生放送に出演。
晴れて下記の5組がめちゃイケメンバーとなった。
ようやく新メンバーも決まり仕切り直しをしようとした矢先、岡村がわずか半年で芸能活動を再開。めちゃイケでも、当時起こったチリ・コピアポ鉱山落盤事故での奇跡の救出劇をパロディにした演出を行い2010年11月27日に番組復帰した。
2012年秋で、土8に放送されていた伝説の番組「8時だョ!全員集合」の連続放送記録である15年半(半年間の休止期間を除く。休止期間を含めると16年)を抜いて、他局も含めた土8枠で最長寿番組となった。[3]
2000年代末頃までは視聴率・内容とも安定していたが、この頃より裏番組も力をつけ始め、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京・「土曜スペシャル」枠で不定期放送)、「ブラタモリ」(NHK総合、2015年より土曜19時30分~20時15分の枠で通年放送化)と人気番組が増え始める。
さらに、番組内部でも2009年に片岡飛鳥(当時総監督≒総合演出兼チーフプロデューサー)が演出から離れてプロデュースに専念することとなる人事異動があり、片岡演出ではなくなっためちゃイケの人気に陰りが見え始めた。2011年には片岡の参謀を務めていた中嶋Pが降板し明松(かがり)Pに交代、2013年には片岡が番組のプロデュースからも離れたことで番組の劣化が急速に進み、人気も下降線を辿っていく。
この頃から視聴率1ケタ連発が続くようになり、2014年秋に急遽片岡が呼び戻され、再びゼネラルプロデューサーに就任するも番組の劣化や人気の下落は止まらず、2016年1月30日には視聴率4.9%と、遂に5%割れを記録してしまった。平均視聴率も5~8%前後という危険水域をウロウロしており、この時期から打ち切り説が頻繁に囁かれていた。
また、せっかく採用した新メンバーもあまり生かすことができずに持て余し気味となり、2016年2月に素人枠で採用した三中元克がプロ転向したということで改めて行われた視聴者投票という体でメンバー存続の是非を賭けた生放送を含む4時間強のスペシャルも7.5%(全時間平均。実際には放送時間により番組が分割してカウントされており、19時台が5.8%、20時台が6.9%、21時台~番組終了が9.8%)と、話題を提供しようとしてももはや視聴者は振り向いてくれないという現実を改めて叩きつける結果となった。
番組視聴率も一桁連発が常態化した2016年、ついにめちゃイケは長年封印していた「あの男」の企画をぶつける勝負を仕掛ける。
2016年7月、未成年者への淫行騒動で芸能界を一度追われた山本圭一が芸能活動を再開している模様を取り上げ、番組内で謝罪と贖罪を行った「夏休み宿題スペシャル」を放送。長年に渡り「山本復帰企画がめちゃイケで放送されるのではないか」と噂されており、ついにこの禁断の企画に手を出したというニュースは放送前から大きな賛否を呼んだ。
その話題性もあってか、番組視聴率も11.9%とひさびさの2桁回復をしたものの、この番組内容に不満を持ったとされる番組スポンサーの一社であった日清食品がスポンサーから撤退するという波紋を残した。
また、この特番回の翌週に放送された、未放送ネタを主に放送した通常回では視聴率6.9%を記録し、再びいつもの定位置に戻ってしまった。
めちゃイケの視聴率の低空飛行は続き、2017年4月から始まった裏番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(テレビ東京)にすら負けることが常態化。2017年8月に放送した特番回「変だな嫌だな怖いな~真夏の超オモコワスペシャル」では4.5%という低視聴率を叩き出した。
2017年10月に放送した、伝家の宝刀と言える岡村オファーシリーズの特番回「ダンシングヒーローでゴイゴイスーペシャル」ですら10.1%とかろうじて2桁を取る状況に。
そして、ついにその時は来た。
2017年11月3日、日刊スポーツ、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知といった大手スポーツ紙が一斉に「めちゃイケ」が2018年3月で番組を終了すると報道。翌11月4日に放送された「めちゃイケ」の中でも、片岡飛鳥総監督が岡村隆史に報告するという流れで正式に番組終了を発表した。
番組終了発表から終了までの5ヶ月間は、終了に向けての新企画を放送していく旨が告知された。
その後は「やべっち寿司」「数取団」「抜き打ちテスト」「日本一周」「女子プロレス」「爆裂お父さん」など人気のコーナーを次々と放送しネット上では話題を呼んだ。またエンディングテーマも初期の頃に使われていたJUDY AND MARYに変更されたり、謹慎を受けてた山本がほぼ毎週出演するなど(メンバー曰く正式復帰ではない)かつてのめちゃイケを彷彿させる演出となった。
最終回の2018年3月31日は18:30~23:40で番組史上初の5時間超えで放送された。
めちゃイケ第1回の映像を交えたお台場沖の船上トークの収録から始まり、「クイズ濱口優」「Mな3人組」「七人のしりとり侍」などの過去に放送して特に苦情が来た往年の人気コーナーを復活させたり、かつて同じ土曜8時で「ひょうきん族」のメインキャストを務めていたビートたけしや明石家さんまを始め、「めちゃイケ」にゆかりの深い中居正広、錦野旦、小栗旬、綾野剛、松岡修造など豪華な面々もゲストとして登場した。
番組の最後にはメンバー17人が同番組に対して感想を述べる演出などもされ、メンバー全員に卒業証書と題して総監督からのメッセージも放送された。エンディングではサザンオールスターズの「みんなのうた」にのせてメンバーが海岸で海に向かって走り、途中の落とし穴に落ちて終わりというめちゃイケらしいラストでめちゃイケとしては21年半、とぶくすりから数えると足掛け25年間に渡る一大シリーズの放送に幕を閉じた。
なお、Twitterでは放送時間中トレンド1位を獲得したものの、番組視聴率としては9.5%(全時間平均)[4]に留まり、「めちゃイケの時代」の終焉を感じさせることとなった。
めちゃイケメンバーやスタッフの後番組は企画されてないが、4月から岡村がMCを務める「おかべろ」(関西テレビ制作)がフジテレビで毎週火曜24:25~に放送開始。(これにより未放送は沖縄テレビのみとなる)
後番組は東野幸治がMCを務める「世界!極タウンに住んでみる」が5月より6分拡大して放送開始する。
後述するように別番組・フィクション作品のタイトルをもじったタイトルが多い。
メンバーやゲストがキツイ罰ゲームをかけて勝負をする。『七人のしりとり侍』、『単位上等!爆走数取団』、『STAMP』が代表的。
メンバーとゲストがトークをする(基本的に宣伝)。『やべっち寿司』、『爆裂お父さん』、『エガちゃんの一言物申す!』がこれにあたる。
メンバーのプライベートをいじるのが基本(ゲストも含む)。初期の看板コーナー『岡田一少年の事件簿』や『クイズマジオネア』、『恋のかま騒ぎ』がこれにあたる。
メンバーやゲストに対しドッキリを仕掛ける。その看板企画が『濱口だまし』である。
特定のグループ、企業とのタイアップをコント仕立てのドラマで放送。『岡村オファーが来ました』、『矢部オファーしちゃいました』がこの範疇に入る。『私立岡村女子高等学校。』、『オカザイル』はここから生まれている。
進行を担当する岡村を除くメンバーや一定のくくりで集めたゲストをドッキリで集めて学力を競う。いわゆる『おバカタレント』のはしりと言えるがこの企画の影響力は高くビリ=バカのイメージが付きまとうことになる。
実はこの企画、当初は矢部イジリの企画で矢部がビリだったら終了する単発企画として進めれていたが、矢部の以下成績を山本、濱口が取ってしまい、なおかつ「Hamaguche」に代表される濱口のおバカぶりが暴露されて評判となったため、現在の趣旨へと路線変更を行い現在に至っているものである。
前身番組『めちゃ²モテたいっ!』から続く企画。SMAPのリーダー・中居正広がリアクション芸人になってしまう。
岡村がダンスやスポーツといった芸人以外の業界から依頼を受けたという形で様々な事に挑戦する様子をドキュメンタリー調で追っかける企画。数年に一度のスペシャル2時間枠などで放送された。
第一回の『ジャニーズJr.としてSMAPのコンサートに出演』をはじめ、オファー依頼の内容は各分野のプロとほぼ同じレベルのクオリティを求められることが多く、岡村はオファー挑戦本番までの限られた準備期間の中で非常にハードな特訓を課せられることになる。
もちろんその練習期間の中にはいくつものおふざけが入っているが、本番は客が入っているコンサートなどやり直しが一切利かない場面な為ほぼお笑いなしの真剣勝負の場であり、番組の演出の裏で真剣に特訓に励んだ岡村の努力の成果もあっていくつもの伝説が誕生した。
ただし、重要な場面を乗り越えると岡村が感極まって余計なおふざけをやりだし、帰ってきた後に矢部に激怒される。
スピンオフシリーズとして逆に相方の矢部が企業にオファーを持ち掛けに行く「矢部浩之のオファーしちゃいましたシリーズ」がある。
めちゃイケを最後まで支えた企画であり、視聴率が低迷した末期でもなんとか2桁を維持するなど健闘した。
めちゃイケ女子メンバーらが闘うプロレス企画。光浦ら女子メンバー「めちゃ日本女子プロレス」と、旬なアイドルをレギュラー入れ替えを掛けてプロレスで対決するというもの。岡村は「岡村四郎」というめちゃイケサイドびいきの悪徳レフェリーとして参加。この企画の為に岡村は、「元祖極悪レフェリー」の異名を持つ「阿部四郎」のレフェリングを繰り返し研究した。
また、この女子メンバーの試合の後、極楽とんぼが「極悪同盟(ダンプ松本・ブル中野)」をモデルにしたチーム「極楽同盟(ダンプ山本・ブル加藤)」となり、本職の女子プロレスラーと対決。対戦相手も、アジャ・コング、豊田真奈美、堀田祐美子、クラッシュ2000(ライオネス飛鳥・長与千種)と、レジェンド級の豪華な選手がラインナップされた。この試合では阿部四郎自らがレフェリングし、往時の極悪同盟贔屓の極悪ぶりを披露している。
山本の降板で封印された筈だったが2014年に山本が登場する状態でDVD化された。そして企画も9年ぶりに1夜限りの復活を果たした。
復活版では光浦・たんぽぽ(白鳥・川村)がAKB48(横山由依・川栄李奈・島田晴香)と対戦、ブル加藤は新パートナーにタイガー・ジェット・ユキオチャン(デニス・植野行雄、タイガー・ジェット・シンがモデル)を迎え、「新・極楽同盟」として豊田真奈美・ジャガー横田と対戦した。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」の看板企画である「食わず嫌い王決定戦」のパロディ。元ネタ同様2組のゲストが指定した数組の芸人のネタをみてどの芸人が嫌いかを当てる企画の体をしている。収録は基本深夜で時間も長く出場する芸人は緊張を強いられるとのこと。
2000年代のお笑いブーム以前はこの企画に出るだけで仕事が一気に激増した芸人が多かったと言われている。
掲示板
496 ななしのよっしん
2024/12/19(木) 20:32:07 ID: 3VbSMD9f7M
今やっているナイナイミュージックでやべっち寿司が復活するね
https://
記憶違いだったら悪いが、岡村が鬱で休養して新メンバー加入してからはまったくやらなくなったイメージだったけど
497 ななしのよっしん
2025/01/03(金) 04:44:47 ID: F1OIe64Kil
498 ななしのよっしん
2025/01/19(日) 02:56:35 ID: yFb8MYrA66
ここ最近また色々メッキが剥げてきたね
中嶋P…自社の女子アナを騙して中居に上納した実行者として脚光を浴びる
濱口…女には優しい反面、マネージャやスタッフへのパワハラ、醜悪な二面性を暴露されタレント生命終わる
そりゃ全盛期は面白かったし楽しませてもらったけどそれはそれ、これはこれ
もう笑えないから業界から干されるなり逮捕されるなりしてほしい
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最終更新:2025/02/22(土) 23:00
最終更新:2025/02/22(土) 23:00
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