バイトアルヒクマ(ウマ娘)とは (バイトアルヒクマとは) [単語記事]

バイトアルヒクマ(ウマ娘)とは、ゲーム『ウマ娘プリティーダービー』に登場するモブウマ娘の1人。

CV：？？？

概要

誕生日：??月??日　身長：???cm　体重：???　スリーサイズ：B??/W??/H??

褐色の肌に前髪ぱっつん、腰のあたりで大きくウェーブしたボリュームのある銀髪ロングが鮮やかに映え、ぱっちりした銀のまんまるお目々がキュートなモブウマ娘。リボンが左耳、体操服がブルマなので設定上は牝馬。左耳のリボン（シュシュ）はよく見るとニンジン柄である。
レース前のゲートではまんまるお目々でキョロキョロとあたりを見回したり、元気よく身体を回したり、こちらに笑顔で手を振ってくれたりするなど、元気よくあどけない仕草もかわいらしい。それでいて勝利時のウイニングランモーションは控えめに手を振るものだったりするのが意外な一面。
ライブシアターで実装ウマ娘と並べると、メジロマックイーンとほぼ同身長のため、推定身長は159cm。

勝負服はピンクのラインが入った青いレオタードに青いショートパンツを穿き、ピンクのシュシュのついた白いアームカバーをつけている。モブウマ娘の勝負服は3タイプしかないため同タイプの色違いの勝負服を着ているモブウマ娘は非常に多く、大百科に記事のある同タイプの勝負服モブにはブリッジコンプ、ヴァッサゴ、ミニキャクタス、エキサイトスタッフなどがいる。
GⅡ以下の体操服ではブルマの下に黒タイツを穿いている。

何と言ってもインパクトがあるのはその名前で、モブなので残念ながら実況に名前を呼ばれることはないにもかかわらず、その字面を目にするだけで忘れがたい印象を残してくる。
日本語話者には「バイトある日（・(ｪ)・）ｸﾏｰ」または「バイトある（・(ｪ)・）ﾋｸﾞﾏｰ」という意味にしか思えないが、この名前はアラビア語で「知恵の館（بيت الحكمة, Bayt al-Hikmah）」を意味する。これは9世紀イスラム帝国アッバース朝の当時の首都バグダードに設立された研究機関の名前で、ギリシア語の文献をアラビア語に翻訳する作業などをしていたらしい。だから「バイトない日ヒマ」とか「レースある日ウマ」とか言うてやるな。
繁体字版での表記は「智慧之家」。英語版での表記は元ネタ通り「Bayt al-Hikmah」。現在の日本では馬名の英字表記にハイフンは使用できないはずだが……？

ともかく、その名前のインパクトと、モブウマ娘の中でも目立って可愛らしいパーツの組み合わせから、600人以上いるレース出走モブウマ娘の中でもトップクラスの知名度を持ち、ブリッジコンプと並んでカルト的な人気を誇っている。エキサイトスタッフマンシリーズでの第一回モブウマ娘総選挙ではブリッジコンプに次ぐ第2位、第二回でも第3位になった。

ゲームでの能力

※レジェンドレース・秋華賞 HARD出走時のステータス。育成レースでは基礎ステータスは変わるが適性は同一。

スピード	スタミナ	パワー	根性	賢さ
571 C⁺	442 C	607 B	293 E⁺	307 D
バ場適性	芝	B	ダート	G
距離適性	短距離	マイル	中距離	長距離
距離適性	F	C	B	C
脚質適性	逃げ	先行	差し	追込
脚質適性	C	B	C	D

芝・中距離・先行タイプのウマ娘。基礎ステータスはスピード・パワーが高めで根性・賢さが低めって知恵の館はどうした。URAファイナルズでは、スキルは「好位追走」と「ペースアップ」を所持している。

中距離適性なので主に中距離レースで見かける頻度が高く、メイクデビューをはじめモブが多いGⅡ以下はもちろん、ホープフルステークスや皐月賞、日本ダービーから宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップまで様々な中距離 GⅠに出走してくる。牝馬なのでオークス・秋華賞・エリザベス女王杯にも出走する。
メイクデビューが中距離のウマ娘だと、メイクデビューからURAファイナルズまで何度も対戦することになる場合も。適性Cながら桜花賞や安田記念などマイル戦、菊花賞や有馬記念などの長距離戦で見かけることもあり、モブウマ娘の中でも遭遇頻度は高い方になる。

あくまで数多のモブウマ娘の1人なので特に目立って強敵というわけではないが、スピード・スタミナ・パワーが高めに設定されているためか、距離適性Bのモブウマ娘の中では比較的強い方で、意外と好走することもわりにある。運良く3着以内に入っていたらライブで勇姿を見届けてあげよう。

レジェンドレースでは、2022年 10月の秋華賞 HARD・vs ファインモーションとvs カワカミプリンセスに出走。残念ながら出走モブウマ娘の中でも弱い扱いで、人気も低く大抵は最下位近くに沈んでいた。

2022年から開催されているイベント「目指せ！最強チーム」では、2022年 11月開催の第2回以降、初期チームメンバーとして登場している。

そっくりさん

エフェメロン

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 https://twitter.com/yoyoyoro/status/1409100871938367491

同じ髪型・褐色肌で、顔立ちもそっくりなウマ娘。耳飾りが右耳（牡馬）なのと、髪の色がバイトアルヒクマよりやや濃いので、そこで判別が可能。勝負服はバイトアルヒクマと同じレオタード＋ショートパンツ型で、緑に青のラインが入っている。

名前はギリシャ語でカゲロウを意味する単語「ephemeron」。直接の由来はおそらくFF11の同名武器と思われる。

適性はダートB・中距離A・逃げBの、あまり多くないダート中距離ウマ娘。適性Bのダートマイル戦にも出てくるものの、初期はスマートファルコンかアグネスデジタルを所持していないとなかなか育成時に見かける機会はなかったため、バイトアルヒクマとそっくりな外見ながら知名度は低い。

クリエイトセンド

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 https://twitter.com/shinabamorotomo/status/1387347119497891844

耳飾りが左で髪色・顔立ちもほぼ同じだが肌が色白なウマ娘。なので「色白なバイトアルヒクマ」「バイトアルシロクマ」と言われがちな子。勝負服は肩出しのライダースーツ風で黒一色。

適性は芝B・短距離B・差しB。短距離育成時にはそこそこよくレースに登場してくるが、差し適性ゆえレースで大きく写ることは少ない。

史実

？？？

他のレース出走モブウマ娘と同様、特定のモデル馬は存在しないと思われるが、銀髪（灰色）であり、左耳にリボンをつけ体操服時がブルマであるところから、芦毛の牝馬が想定されていると思われる。褐色肌はアラビア語の馬名から、体操服時の黒タイツは芦毛の若い頃の馬体が黒いことの表現だろうか。

馬名がアラビア語なので中東に縁がありそうだが、いわゆるジャパンカップにしか出てこない外国バではないため彼女自身が中東の調教馬というわけではないようだ。UAEではサラブレッドの生産はほとんど行われていない一方、サウジアラビアではそれなりの規模のサラブレッド生産が行われているので、サウジアラビア産馬のマル外という可能性はある。日本でサウジ産馬のマル外が走った例はたぶんまだ無いはずだが。
もう少し現実的なラインでいけば、父か母がサウジかドバイのG1勝ち馬で、フォーエバーヤングのように向こうから終身名誉中東産馬扱いされたとかなのかもしれない。