火薬戦隊科学戦隊ダイナマンとは1983年から1984年まで放送されたスーパー戦隊シリーズ第7作目である。
大昔、地球に降って来た巨大隕石に付着していた微生物が進化して生まれた「有尾人一族ジャシンカ帝国」が地上征服を目的として侵攻して来た。
ジャシンカ帝国の侵略を察知していた夢野総司令は5人の若者を集め「科学戦隊ダイナマン」を結成。
ダイナマンとジャシンカ帝国の戦いが繰り広げられる。
とにかく爆発のシーンが多い事に定評がある戦隊。火薬はプロデューサー曰く、シリーズ最大級の量を使用しているとの事。
レギュラーの5人中2人がスーツアクターも兼任している為、変身前においても派手なアクションを演じる事が多々ある。
スーツが野球選手モチーフであるのは企画段階でのスーツデザインの名残である。
本作のキャラクター及びメカニックデザインに出渕裕を起用し、それまでの東映特撮にありがちな野暮ったいデザインから一気にアニメ的センスを取り入れたシャープなデザインに変わった事でファン層の拡大に貢献。出渕はダイナマンから超新星フラッシュマンまで参加した。
放送時間が第9話から30分→25分に短縮されるが、尺が短くなった代わりにスピーディな展開が多くなった。
再び30分に戻るのは「電磁戦隊メガレンジャー」を待たねばならなかった。
シリーズ終盤の敵組織側の裏切り、内部分裂、夢野総司令に隠された秘密等・・・・
敵味方双方のストーリーも見逃せない内容となっている。
2012年10月17日より、東映特撮ニコニコおふぃしゃるで劇場版の公式配信が行われている。
本拠地は夢野発明センターの地下にある「ダイナステーション」。
5人は科学者でもあり、それぞれの夢に向かって発明・研究に明け暮れている。
ダイナブレスを用いて強化スーツを着用する事で変身する。
共通装備はダイナロッド。メンバーによって違うが、炎、水等を発射出来る。
光線銃として使用する事も可能。ちなみに戦隊初の光線銃である。
合同技は5人がジャンプし、敵に飛び蹴りを浴びせる「ダイナキック」、「フライングアタック」等がある。
必殺技は5人のエネルギーを集中させ、巨大なエネルギー体となり敵に突撃(要は特攻→自爆)する「スーパーダイナマイト」。
メカシンカに破られてからは猛特訓を重ね、「ニュースーパーダイナマイト」を編み出した。
ダイナレッド/弾北斗(演:沖田さとし) |
ダイナマンのリーダー。 ダイナレッド時においてはダイナ剣の二刀流を駆使し戦う。 |
ダイナブラック/星川竜(演:春田純一※スーツアクターも兼任) |
サブリーダー格。伊賀忍者の子孫であり、変身前でもその体術を生かす機会が頻繁にある。 ダイナブラック時は忍術を応用した多彩な技が特徴的。 彼を演じた春田純一はスーツアクターも兼任している上、前作「大戦隊ゴーグルファイブ」から2年連続で(色は同じくブラック)戦隊メンバーとして続投、出演しており、その他の数多くの東映特撮作品にも出演している。 |
ダイナブルー/島洋介(演:卯木浩二※スーツアクターも兼任) |
石垣島出身。水中での活動を目的とし人工エラの開発に取り組んでいる。 |
ダイナイエロー/南郷耕作(演:時田優) |
九州出身。植物の品種改良に取り組んでいる。果物と野菜を合成させた作物を作る事も。 ダイナマン中で一番の怪力の持ち主で、ジャシンカを圧倒する。 |
ダイナピンク/立花レイ(演:萩原佐代子) |
紅一点。動物との会話を夢見て研究に取り組んでいるが、猫が苦手である。 ダイナピンク時は「ローズサーベル」でピンクフラワーカーニバル等の技で華麗に戦う。 |
移動要塞「グランギズモ」を居城としている。主力戦闘機は「ギズモスキート」。
太古に地球に降った隕石に付着していた微生物が長い年月を掛け地底を支配する程に進化した。
これが有尾人一族ジャシンカ帝国である。生えている尻尾の数で階級が決まるという身分制度がある。
地上人類を支配すべく尻尾を生やそうと実験を試みていたが、生やせないと分かると地上を滅ぼすべく動き出した。
スーパー戦隊シリーズ | ||
前作 | 今作 | 次作 |
大戦隊ゴーグルファイブ | 科学戦隊ダイナマン | 超電子バイオマン |
掲示板
76 ななしのよっしん
2022/11/29(火) 21:31:53 ID: bvcusCY15/
ダイナマンの物語って、戦隊のテンプレである「勧善懲悪」の裏に「種族間戦争」というテーマが含まれていた気がする
ジャシンカ帝国は尻尾の本数で社会的地位が決まるカースト制度があり、地上侵攻の前にスパイを送り込んで得た情報が「地上に住む人類は尻尾を持たない」という事実であり、帝王アトンらは帝国のカースト制を基準に「地上人は尻尾が無いから有尾人より下等な種族」と一方的に判断して地上侵攻に乗り出したのだと思う
しかし、数々の失策を重ねた末に尻尾を全て斬られて幽閉されたメギド王子が、後に脱出してダークナイトとして暗躍し、父であるアトンを倒した上でジャシンカ帝国の王となり、尻尾カースト制度の廃止を宣言したのは「尻尾を持たない地上人が高度な文明社会を築いているのだから、有尾人が尻尾の数で身分や人生を決められるのは可笑しい」と気付いたからなんだろう
結果的にメギドはダイナマン=地上人との和解の道を選ばず、物語はダイナマンの勝利で締めくくられたけど、文化や習慣のちょっとした違いや、それに対する理解度の差が、一歩間違えば大きな戦争の火種になる
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
77 ななしのよっしん
2023/08/12(土) 20:54:46 ID: XCrbSR2CyS
テレ朝から突然時間短縮を告げられたのか、無理やりな
カットや明らかな早回しでギリギリまでしのごうとしてる
努力がちょっと痛ましい。
セリフがアフレコだから何とかなってるけど。
78 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 15:29:28 ID: xK1mYpil1b
いきなり呼びつけられて地球を守れって言われても「なんで俺たちが」ってならずに即「よし! 戦おう!」って決断する。
敵組織が暴れてるのを見たら迷いなんかいらない、戦えるなら俺たちが戦う。
これがヒーローなんだよ、グダグダとしょうもない心理描写なんかいらないの。
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 04:00
最終更新:2024/12/23(月) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。