やってまいりました笑いの季節!!
幻想郷に不景気なんぞ関係なし! 笑う角には福が来ないわけがない!
今冬「いえろ~ぜぶら」が総力で贈る
最強の漫才アニメ第2弾。今回も勿論DVD!
貴方の笑いのツボにマジックテープのように絡み付く!
漫才は任せろー!(バリバリ)
第4回東方M-1ぐらんぷりとは、同人音楽サークル「いえろ~ぜぶら」が製作した電子メディア同人作品「東方M-1ぐらんぷり」のシリーズ第4弾、アニメ化第2弾である。
製品概要
本作より副音声に切り替えることでコメンタ リーを聞くことができるようになった。
コメンタリー版の視聴はぜひ製品版にて。
舞台設定
優勝賞品の「10万石」については「第2回東方M-1ぐらんぷり」で紹介したとおりおよそ100平方キロメートル。東京ドーム2139個分、神奈川県横須賀市とほぼ同じ面積である。換算の詳細は当該記事を参照していただきたい。
なお月の表面積は3800万平方キロメートルなので、今回の景品はそのうち38万分の1である。
登場人物紹介
司会
- 森近霖之助(CV:らんてぃ)
- 毎度おなじみ司会進行役。今回は出場者がよく暴れるのでやはり忙しい身であるのは相変わらず。
- 東風谷早苗(CV:名取亜紀)
- 今回の本会場司会。いたって普通の司会をするのだが、なぜか霊夢に妬まれる。
- 八意永琳(CV:姫野あやか)
- 今回の敗者復活戦会場司会。ナレーションの邪魔をすれば何人分でも矢を放つ。
審査員
注意:八雲藍と橙は2人1組で採点を行う。
- 橙(CV:和龍之介)
- 今回は藍さまといっしょに審査員席へ。審査以外ではあや取りに夢中になっているが、いざという時のある装備を持っている。
- 八雲藍(CV:藤宮ゆき)
- 第1回、第3回に続き今回も審査員を務める功労者。審査よりも橙の世話が大切。彼女も有事の際の装備を用意している。
- レミリア・スカーレット(CV:湖煎茶)
- 紅魔館炎上の1件以来、博麗神社での床下生活を余儀なくされている模様(「第1回東方M-1ぐらんぷり」の記事を参照)。今回参加する選手たちの「運命」を掌握しているという。
- 博麗霊夢(CV:りぇる)
- 後述するパルスィの影響で嫉妬の波動に目覚める。しかし、それが彼女のせいとは限らないことも……?
- 水橋パルスィ(CV:豆太郎)
- 霊夢に嫉妬力を送り込みイジりまくる。万物をも妬むその精神は非常に恐ろしいものを感じさせる。
- 蓬莱山輝夜(CV:NEVE)
- 今回の審査委員長。何故か寝ぐせが立っている。いたってまともな審査員を振る舞うが、今回は前代未聞の歴史に残りうる評価が飛び出すことが……?
決勝進出コンビ
今回より登場時の演出が強化され、コンビ名発表の後にスポットライトでシルエットが照らされる形式が採用された。
敗者復活以降のコンビに関してはネタバレ防止のため反転表記する。
- 酔夢笑の鬼姫達「鬼神少女」
- 伊吹萃香×星熊勇儀のコンビ。
- 孤高の竹林少女「ワーフェニックス」
- 上白沢慧音×藤原妹紅のコンビ。
- 3rd eye「さとりんおっきゅん」
- 古明地さとり×霊烏路空のコンビ。
- 神々の笑い「洩矢ケロ」
- 八坂神奈子×洩矢諏訪子のコンビ。
- 敗者復活コンビ「キャットストーン」
- 火焔猫燐×古明地こいしのコンビ。
- 最終決戦コンビ「トカマ・クラブ」
- 火焔猫燐×霊烏路空のコンビ。何故かボケが入れ替わった。
- 最終決戦コンビ「さとりこいし」
- 古明地さとり×古明地こいしのコンビ。何故かボケが(ry
敗者復活戦
今回の会場は罪袋で埋め尽くされている。
進行の妨げをする罪袋たちは永琳に次々と矢で撃たれ、敗者復活組が発表された時には……。
会場にいた選手紹介
コマーシャル「ニトリのTVショッピング」
河城にとりによるCMは第2回大会に続き2回目である。
- 「ニトリのらじこん」
- 排水口が詰まり悩む鍵山雛。そこへにとりがやってきて、自ら開発した「ニトリのらじこん」なるものを出す。早速「流し雛」を利用して解決をはかるが……。
- お値段200貫文なり。
「第2回東方M-1ぐらんぷり」に挙げた計算式によれば、100貫文はおよそ100万円。つまり200貫文は200万円に相当する。
幻想入りする際は、為替レートに十分注意されたし。幻想入りしても生きていけなくなってしまう。
見所
- 前述のとおり前作よりも作画や演出が強化されている。特に審査員席の背景などの細かなところまでこだわり「魅せる漫才」として恥じないだけの技を見せてくれる。
- 本作のコンセプトともいえる「限界への挑戦」は、多くの視聴者をあらゆる意味で奮い立たせる。以前からちらほらと出ていたお色気ネタの増量はもちろん、戦争ネタ、版権ネタなどなかなかキワドいものが多く、情報規制ばかりの今の世の中に足りていない刺激を与えてくれる。ただし歴代作品の中で特に過激であるため布教の際は慎重に。
- 今回はパートナーともども悲劇に遭う人物が存在する。しかしその人物は第2回での妨害行為とパートナーが「けしかけた」事を考えると因果応報である。またシリーズで唯一EDでのフォローが存在しないが、次回作では短い時間ながらネタ要員として再び登場するため、やはりおいしいポジションであることに変わりはない。
今回幻想入りしたもの
注意:ここではネタ内で取り上げられた「外の世界のもの」を列挙する。まだ幻想入りしていないものも含まれる場合があるので気を付けること。
- コロンビア(ころんびあ)
- ここでのコロンビアは「アタック25」のコロンビアを指す。ガッツポーズのAAはかなり有名。当該記事参照。
- 南斗聖拳(なんとせいけん)
- 「北斗の拳」における「北斗神拳」と対をなす流派。「外部から突き入れ全てを破壊する」事を真髄としている。
- アントニオ猪木(あんとにおいのき)
- 燃える闘魂でお馴染みの元プロレスラー。現在でも我々に闘魂を与えてくれる。詳しくは当該記事参照。
- チェルノブイリ原子力発電所(ちぇるのぶいりげんしりょくはつでんしょ)
- ウクライナにある原子力発電所。史上最悪の事故を引き起こしたことで有名である。詳しくは当該記事参照。
- 国際原子力機関(IAEA)(こくさいげんしりょくきかん(あいえーいーえー))
- 1957年に設立された団体。本部はオーストリアにある。主な目的は核兵器の抑止と原子力の平和利用である。
- スタジオジブリ(すたじおじぶり)
- 多くの人が必ずと言っていいほど見る機会があるアニメを制作する会社。詳しくは当該項目参照。
- 宮崎勤(みやざきつとむ)
- 誘拐事件で世間を騒がせた人物。より詳しいことを知りたい人はgoogle先生に相談のこと。
- はだしのゲン(はだしのげん)
- 中沢哲治氏が書いた広島原爆の恐ろしさを世に知らしめた漫画。アニメ版もある。詳しくは当該記事参照。
- 黒い雨(くろいあめ)
- 原子爆弾投下後に降る、強い放射能を帯びる雨。これをテーマにした同名の小説及び映画が存在する。
- ガスト(がすと)
- このガストは「すかいらーく」グループの1つであるガストを指す。姉妹店舗にSガストやステーキガストがある。
- Royal Host(ろいやるほすと)
- 通称「ロイホ」。洋食メインのファミレスで、高級感のある品揃えがウリとなっている。詳しくは当該記事参照。
小ネタ
- 司会者席とその背景について
- 今作の司会者席は神社を意識したつくりとなっている。賽銭箱には「浄財」と書かれている。
- 賽銭箱風の机の上には以下の物がある。漫才にツッコむのはいいが誤字にツッコんではいけない。
- ・博霊神社お守り(右から身代御守、縁結び、縁切りの3種。各100文=1000円)
- ・博霊おみくじ(代金不明、おそらく10文=100円程度)
- また、司会者席の後ろには大会開催に応じた各種寄付者の名前と内容が掲載されている。これらは大会が進むにつれて自動的に下方にスクロールする。全体の様子はCMの前後で確認できる。
- 右上から掲示されているものから、寄付者、寄付内容(カッコ内)の順に列挙する。
- ・蓬莱山輝夜(月の都10万石=今大会の優勝賞品)
- ・香霖堂(金500文=5000円)
- ・レミリア・スカーレット(金1貫文=1万円)
- ・四季映姫・ヤマザナドゥ(金10貫文=10万円)
- ・西行寺幽々子(御菓子)
- ・洩矢諏訪子(金500文=5000円)
- ・八雲紫(金500文=5000円)
- ・アリス・マーガトロイド(衣装類)
- ・射命丸文(撮影機材)
- ・霧雨魔理沙(茸200個)
- ・河城にとり(装飾品)
- ・秋姉妹(芋1000個)
- ・紅美鈴(本みりん)
- ・チルノ(⑨、名義は「さるの」)
- ・永江衣玖(照明機材)
- ・ミスティア・ローレライ(屋台10台)
- ・パチュリー・ノーレッジ(知識)
- ・博麗霊夢(金1文=10円)
- 魅魔様万能説
- かつて魅魔を巡っては、界隈で以下のような動きがあった。
- 2008年夏:地霊殿頒布開始→「霊」なのに魅魔の登場はなし
- 2009年夏:星蓮船頒布開始→新作と聞いたが登場せず
- 同時期 The Grimoire of Marisa 発売→そこに魅魔の姿はなかった
- 「やっぱり今年も魅魔様は出なかった」が2009年東方ニュース第2位にランクイン
- このように魅魔は「出そうで出ない」という、まるでくしゃみのような実にもどかしい状況にあったのである。
- というわけで「だったら『東方M-1ぐらんぷり』で思う存分イジりまくろう」という流れになったと思われる。
- 無意識に紛れてみる
- 本作のネタの最中に一枚絵が出るところがあるが、その中にこいしが紛れていることがある。探してみよう!
使用楽曲
出囃子については各コンビの項目に記載しているので、そちらを参照。
関連動画
Full.verを先頭に、登場(再生トラック)順に掲載する。
決勝
以下は敗者復活コンビ登場からの動画である。「すぺしゃる」もこちらに含める。
決勝戦を全て見終える前に関連項目を参照する方は、「こちら」をクリック。
最終決戦
スペシャルデータ
本編とは別に収録されている。
「八雲紫のすべらない話」
第3回に引き続き2回目である。一部のメンバーチェンジが行われた。
製品版のチャプター選択画面では「紫八雲のすべらない話」と、元ネタに忠実なタイトル表記がなされている。
登場人物紹介
- 八雲紫(CV:橘純麗)
- 前回に続き司会進行を務める。前作ほどテンションは低くない様子。
- 八雲藍(CV:藤宮ゆき)
- 前回からの紫のアシスタント。今回は月の都万象展での体験談を話す。
- 霧雨魔理沙(CV:佐藤ねこ丸)
- とある神社にいる人物が裕福でないことを分かっていながらも茶菓子目当てに通い続けている、何とも無慈悲なお方である。
- 河城にとり(CV:杜秋乃)
- 前回もトークの主導権を握っていたが、今回もうまくリードする。それにしても、にとりの話中のゆゆ様は随分大変な思いをされているようだ……。
- 東風谷早苗(CV:名取亜紀)
- 外の世界で体験した、怖い怖い脅迫電話の話をする。
- 古明地こいし(CV:なし)
- 無意識に紛れ込んでいる。ただそれだけのことである。
「第4回東方M-1ぐらんぷり打ち上げ」
文字通り、第4回大会の後日談にあたるもの。
あるきっかけで、即席コンビ「こーりんスパーク」が漫才を披露するが……。
関連項目