おれ、いつか絶対、"奇跡"を起こします。
見ていてください、どうか
ケイエスミラクル(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「ケイエスミラクル」をモチーフとするウマ娘である。CV:佐藤日向
誕生日:3月16日 身長:156cm 体重:スマート スリーサイズ:B79・W51・H77
穏やかでさわやかな印象の心優しいウマ娘。
かつて2度も生死の境をさまよいながら"奇跡的に"一命をとりとめた経験からか『自分を助けてくれた人々に恩を返したい』という想いが非常に強い。
そのためならば文字通り"自分の全て"をかける覚悟で日々走っている。
2022年8月21日配信の「ぱかライブTV Vol.20」にて、ダイイチルビー(ウマ娘)とともにウマ娘化が発表された。
水色のショートヘアと黄色の耳カバー、青色の目が特徴のウマ娘。史実馬の毛色は鹿毛なのだが、おそらくツインターボ(ウマ娘)同様にレースでつけていたメンコ由来の髪色である。
そしてウオッカ(ウマ娘)、タニノギムレット(ウマ娘)に次ぐオレっ娘。前2人は荒っぽいイメージなので納得だが、落ち着いたこの娘の1人称が「俺」なのはなかなか驚いたのではないだろうか。
2度も生死をさまよったというのはまさかの史実由来である(後述)。
同日のぱかライブ内で、2023年1月にケイエスミラクルを含む以下4名のキャストにより舞台が上演されることが発表された。ゲーム版とのキャストの変更はない模様。ちなみに佐藤日向女史はアイドルグループ「さくら学院」の元メンバーであり、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」などでの舞台活動の経験も豊富である。
上記の元ネタとなる4頭は1990年代初頭のスプリント・マイル戦線で活躍した馬であり、ゼファーとミラクル以外はGⅠでの対戦経験もある。特にヘリオス・ルビー・ミラクルの3頭はそれぞれの関係性が噂される間柄でもあった。(詳細は競走馬の記事を参照のこと)
1991年のスプリント戦線に突如として現れ、そして消えて行ってしまった馬。
1988年生まれの外国産馬。生まれつき日本脳炎を患いデビューできるかが危ぶまれていたのだがこれは何とか完治。と思ったら今度は脚部不安を発症。またしてもデビューできるか分からない状態に陥ったがこれも奇跡的にデビューできるまでに回復。そんな奇跡のような2つの事例から冠名に「ミラクル」をつけることとなった。
1991年4月にデビューすると5戦連続で連対(2着以内)、とくに1400m以下に限ると3戦全勝(うち1回はレコードタイム)というとんでもないスピードを発揮。初重賞となるセントウルステークス(当時GⅢ)こそ大敗するも次のオープン戦でまたしても日本レコードをたたき出して重賞のスワンステークス(GⅡ)に挑戦する。ここにはダイイチルビー、バンブーメモリー、ダイタクヘリオスなどの実績馬が多数揃っていたが3度目のレコードタイムを樹立して重賞初制覇。次走の初GⅠマイルチャンピオンシップはやや距離が長かったがそれでもダイタクヘリオス、ダイイチルビーに次ぐ3着と好走する。
ここまで7か月で9戦と3歳馬には厳しいレース数をこなして疲れもたまっており、もともと日本脳炎や脚質不安など体質が弱かったことも考えてここで休養を挟む予定がたてられていた。しかしここまでの好走を見た馬主から「スプリンターズステークス(当時は12月開催)に出走させてほしい」との要望が出る。
…そして出走したスプリンターズステークスで本馬は足を粉砕骨折。3度目の奇跡は起こらず予後不良との診断を受け、安楽死の処置となった。
10戦して3度のレコードという稀代の快速馬。競馬にたらればはないが、もしスプリンターズステークスを回避してしっかり休養を取っていれば…とどうしても考えたくなってしまう馬生であった。
道半ばで途絶えた「その先」を見せられるかはトレーナーの手腕にかかっている。
詳細は当該記事へ→ケイエスミラクル
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最終更新:2025/12/07(日) 07:00
最終更新:2025/12/07(日) 07:00
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