絶体絶命? ――いいじゃない、燃えてきた。
運命なんて、私がひっくり返してあげる!
サトノクラウン(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「サトノクラウン」をモチーフとするウマ娘である。CV:???
誕生日:3月10日 身長:163cm 体重:内緒よ スリーサイズ:B82・W53・H81
香港と日本、2つの拠点で生活をしている明るく勝ち気なお姉さんのウマ娘。
サトノ家の期待を背負う実力者の1人でもある。
逆境になればなるほど燃え上がる気質で、時にはマジックのように鮮やかに物事を解決することも。
愛称は『クラちゃん』。
2022年2月22日に公開された、アプリ版リリース1周年記念のスペシャルショートアニメにて、帽子の子、およびアストンマーチャンとともに初お披露目となったウマ娘。
アストンマーチャンがアニメ公開後すぐにバ名が出たのに対し、帽子の子と彼女は公式ページでも「???」扱いだった。帽子の子が外見しか手がかりがなくモチーフ馬予想が盛り上がったのに対し、彼女はアニメ内でサトノダイヤモンドが「同じサトノグループの子でね、『クラちゃん』っていうんだ」と言及していたことから、早々にサトノクラウンと特定された。
しかしその後、実に8ヶ月以上にわたって追加情報が出ないまま時が過ぎ、2022年11月5日、4thイベント1st DAYにて、シュヴァルグランおよびメジロラモーヌとともにようやく詳細が発表された。
アニメ内でのサトノダイヤモンドの台詞によると「海外に留学していたけど、トレセン学園に入学するために帰ってきた」らしい。
「マジックのように鮮やかに物事を解決する」というのは、史実で世界最強馬を打ち破った香港ヴァーズで鞍上を務めた「マジック・マン」モレイラ騎手が由来だろう。
悲願を背負ってクラシックに乗りこむも惨敗が続き、忘れられかけたところを香港で世界最強馬を撃破、宝塚記念で世代のトップに戴冠した、サトノ軍団の重馬場巧者。
2012年生まれ。父Marju、母ジョコンダII、母父Rossini……え、誰?と言いたくなるほど日本では馴染みのない、ゴリゴリの欧州血統の持込馬(海外で種付けされ、母の胎内にいる間に輸入された馬)である。
2014年10月にデビュー戦を快勝すると、東スポ杯2歳S、弥生賞と無傷の3連勝。サトノ軍団悲願のGⅠ勝利を目指してクラシックに乗りこんだが、ドゥラメンテに蹴散らされ、1番人気に支持された皐月賞は6着、日本ダービーも3着。秋は菊花賞ではなく天皇賞(秋)へ向かうもブービー17着に惨敗。期待を裏切ったまま3歳を終える。
4歳となり重馬場の京都記念を勝って幸先のいいスタートを切るも、その後はQE2世C12着、宝塚記念6着、天皇賞(秋)14着と惨敗続き。サトノ軍団悲願の初GⅠも1歳下のサトノダイヤモンドに持って行かれてしまい、かつてクラシック有力馬だったことも忘れられかけていた。
しかし年末、「マジック・マン」の異名を持つ香港の名手ジョアン・モレイラが騎乗した香港ヴァーズで、当時の世界最強馬の1頭であるハイランドリールを驚異的な末脚で差し切って悲願のGⅠ制覇を果たす。
勢いに乗り、明けて5歳初戦の京都記念を連覇。大阪杯こそ6着に敗れたが、宝塚記念でキタサンブラックやシュヴァルグラン、二冠牝馬ミッキークイーンらを撃破してGⅠ2勝目。世代のトップに戴冠する。
天皇賞(秋)では勝ちタイムが2分8秒3という2000m戦となってからダントツの最遅を記録する超極悪馬場の中、キタサンブラックとの熾烈なマッチレースの末、クビ差2着の死闘を演じた。
しかしこの秋天の死闘で燃え尽きたのか、その後は6歳まで現役を続けるも一度も掲示板入りすることすらなく、2018年のジャパンカップ9着をもって現役を引退した。通算20戦7勝。重賞6勝のうち東スポ杯と香港ヴァーズを除く4勝が道悪という重馬場巧者であった。
同期のキタサンブラックとは2015皐月賞、ダービー、2016宝塚記念、2017大阪杯、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念と合計8回対戦して2勝6敗。『ウマ娘』では1歳下のサトノダイヤモンドにキタサンのライバルポジをサトノ軍団のGⅠ初勝利同様先取りされてしまったが、「キタちゃんの同期のライバルのサトノ」は、ダイヤちゃんではなくクラウンの方なのである。
引退後は種牡馬入り。2022年から産駒がデビューしている。
詳細は当該記事へ→サトノクラウン
▶もっと見る
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/12(金) 22:00
最終更新:2025/12/12(金) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。