「トキメキ☆ウマドル、スマートファルコンです!ファル子って呼んでね♪」
スマートファルコン(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「スマートファルコン」をモチーフとするウマ娘である。CV:大和田仁美
誕生日:4月4日 身長:156cm 体重:微減(生活ちょっとキツい)スリーサイズ:B78/W55/H80
ウマ娘のアイドル、略してウマドルな女の子。
ウマドルとはウイニングライブにも重きを置き、かわいく勝ち、センターで歌い踊ることを目指す存在。ファンとの交流や宣伝など、草の根的活動にも余念がない。
ダートの方が得意だが、泥臭いイメージを少し気にしている。
キラキラ栗毛がキュートな自称ウマ娘アイドル。略して「ウマドル」
ウイニングライブのセンターを狙っており、夢に向かってまっすぐ生きている。自分のかわいさに絶対の自信があり、かわいさをアピールする努力を惜しまない。(リニューアル前)
アスリート兼アイドルとでも言うべき「トゥインクル・シリーズ」の出場ウマ娘の中でも、アイドル活動に熱心なウマ娘。ちやほやされるのが大好きで、いつか大観衆の前でワンマンライブをすることを夢見て地道な努力を続けている。愛称は「ファル子」。某そうめんではない。
ゲームでは、圧倒的なダート適性を持ちながら、本人が適性のない芝にこだわっていたためになかなか選抜レースで結果を出せず、トレーナーがつかないままでいたところに主人公トレーナーと出会う。全生徒の模範としてあらゆるレースに精通せねばならないと言うサクラバクシンオーにも完全にスルーされるほど注目度が低いダートでは、センターにはなれたとしても、芝で活躍するウマ娘のようなトップウマドルにはなれない。だから自分の適性を理由に妥協したくない――と言うファル子に、主人公がダートを走るウマ娘の輝きを教えたことで、自分の憧れの原点を思い出し、主人公とともに「ダートを芝以上に盛り上げるトップウマドル」を目指すことになる。
ホーム画面での会話によると、親は転勤族だった模様。史実の「ドサ回り」が由来だろうか。
勝負服はピンクと紫の菱形模様のアイドル衣裳風だが、下積み中のイメージか装飾が少ない素朴なデザインになっている。ゲームの3Dモデルでは菱形模様がスカートの飾りとリボンのみになり、白いフリフリが目立つ衣裳に変更された。アイドルのような格好に反し履き物はスニーカーであり、勝負に対する本気度が窺える。
| 原案 | ゲーム版 |
|---|---|
Blu-ray第4コーナー収録の新規エピソード「BNWの誓い」に登場。「BNW駅伝」の現地リポーターを務めた。
『うまよん』では逃げシス回の第9話に登場。夢のお告げとフクキタルの占いを元に逃げ切りシスターズに新メンバー2人を追加することを企て、アイネスフウジンを勧誘する。
| スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
|---|---|---|---|---|
| 94 | 85 | 85 | 100 | 86 |
| バ場適性 | 芝 | E | ダート | A |
| 距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
| B | A | A | E | |
| 脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
| A | D | G | G | |
| 成長率 | スピード+20%、パワー+10% | |||
2021年5月6日に☆3[あぶそりゅーと☆LOVE]として育成実装。ハルウララに次ぐ2人目のダート適性Aウマ娘である。史実で芝のレースを勝ったことがあるためか、芝適性もEと継承次第で戦えるレベルに引き上げやすい設定になっている。
継承で相性の良いウマ娘は初期逃げシス仲間のミホノブルボン。他はさほど良くないが、ウオッカやオグリ、逃げウマ全般は比較的好相性。何故ウオッカ?
距離適性は短距離~中距離までなら何でもこなせる万能型。ダートの長距離レースはゲーム中に存在しないため、ダートレースなら距離を問わず全て対応できる。脚質はやはり逃げ特化(ただしサイレンススズカ(先行C)同様、後年から逃げ戦法を確立した点を踏まえてか、マルゼンスキーやミホノブルボン(先行E)より少し先行適性が高い設定)。スキルも逃げ特化であり、他に真っ当なダート適性持ちに逃げウマ娘はいないこともあり(マルゼンスキーが使われる場合もあるが)、逃げ以外の作戦で育成する理由はほぼ全くない。
固有スキルは文章だけ見ると効果がイメージしにくいが、実際にレースで使ってみると、他に逃げウマ娘(ダート戦では主にマルゼンスキー)が出走していれば序盤の先頭争いの競り合いの中、早い段階でほぼ確実に発動し、先頭争いをリードできる、事実上のスタートダッシュ効果のスキル。史実で得意としたロケットスタートの再現だろう。逃げウマ娘は先頭を確保できるかどうかが非常に重要なため、見た目以上に強力なスキルであり、道中は先頭で悠々と逃げて、最終直線で一気に突き放して圧勝という史実通りのレース運びが容易に再現できる。もちろんサイレンススズカなど、他の逃げウマ娘への継承スキルとしても有力な選択肢となる。前述の通り、ダート適性故にミホノブルボン以外との継承相性はそれほど良くないという難はあるが……。
目標は史実通りに芝の皐月賞に挑戦したあとはダート一本となり、頑なに中央のレースに出なかった史実と異なり、中央開催も含めた現在実装されているダートのG1レースが片っ端から設定されている。史実の勝ち鞍である川崎記念が実装されてないから……。
なんといってもシニア級のG1レース5回連続1着指定が目を惹くが、実際にはナリタブライアンと違って固定の強力なライバルがいないのもあり意外と難しくない。シニア級11月前半~12月後半が4ターン中3ターンで目標レースという過密なローテで、終わるとすぐURAファイナルズに突入するため、直前にバッドコンディションや練習失敗などのアクシデントがあるとリカバリーが難しく、URAファイナルズまで影響を受ける点だけ注意したい。4ターン連続出走ボイスをデメリットなしで回収できるという利点もある。
また他のウマ娘では非常に獲りにくいジャパンダートダービー、帝王賞、東京大賞典が目標に入っているため、ダートのトロフィー埋めの問題を一挙に解決できる。ただしダートG1のうち、JBCスプリントとJBCレディスクラシックは目標に2年ともJBCクラシックがあるため出走不可。もっともJBCスプリントはハルウララの目標に入っているし、JBCレディスクラシックもウララのクラシック級や他のダート適性Bウマ娘で比較的簡単に穫れるレースなので、極論彼女がいるなら後はウララと手分けすればダート重賞のトロフィーは完全制覇できる。
というわけでバクシン教育成がしやすい短距離~中距離型の逃げウマ娘、発動しやすく強力な固有スキル、逃げなら絶対に腐らない自前スキル、スピード+20%・パワー+10%という非長距離の逃げウマ娘として完璧な成長率補正と、ほぼパーフェクトな構成であり、攻略難易度は非常に簡単な部類に入る。モデル馬が「砂のサイレンススズカ」と称されたこともあり(この件はシナリオ内でも取り沙汰され、スズカとの絡みも多い)、スズカとは固有スキルの継承、サポートカードの相性がともに抜群。
シナリオを攻略するだけならスピードとパワーを重点強化しているだけでも悠々と勝てるが、チームレースのダート要員として育てる際はスタミナを意識的に鍛えるようにするといいだろう。
特徴的なランダムイベントとして、特定の地方との「ファンとの約束」がコンディションとして付与されるというものがある。「北海道」「北東」「中山」「関西」「小倉」の5種類があり、付与後にその地方のレースに勝利すると「(そのレース場)○」のLv5ヒント、やる気・能力・スキルptのボーナスが発生する(1回限り)。このためにあえて格の低いレースに出る選択肢が生まれ、史実の「ドサ回り」を再現させる形になっている。ダートレースがゲーム中にOP1つしかない小倉のファンとの約束をする場合もあるのはご愛嬌。なお「北海道」は札幌・函館のどちらでも、「関西」は阪神・京都のどちらでもOK。字面だとパッとどこを指すのかわかりにくい「北東」は新潟と福島が対象になる(福島もダートレースはOP1つのみ)。
弱点としては、育成シナリオのテーマにもなっているダート適性ゆえのファン人数の稼ぎにくさがある。ダートの重賞は数自体が少なく、G1でも獲得ファン数が芝に比べてだいぶ少ない。中距離を走れるぶんハルウララよりはマシとはいえ、普通にプレイしているとファン人数・スキルptともに稼ぎにくく、せっかくヒントを得たスキルを取り切れないということになりがち。この仕様上の問題のため、シニア級の固有スキルレベルアップイベントのファン人数条件が、バレンタイン:6万→4万、ファン感謝祭:7万→6万、クリスマス:12万→8万と若干緩和されている(併せてウララも同様の仕様になった)。またファン人数が12万人に達すると隠しイベントが発生し、自前スキルの「レコメンド」のヒントLv3が貰える。
芝適性を継承で3段階(EからBまで)くらいまで上げれば芝の長距離以外の全てのG1を荒らし回れるようになるので、スキルを充実させたい場合は芝因子の確保が重要になる。ただ、芝適性を上げられたからと調子に乗って芝のレースにたくさん出ているとURAファイナルズが芝になってしまうので、3年目の継承を終えても芝適性がB止まりだったりした場合は注意したい。可能なら芝因子を☆10個集めて最初から芝Aで臨みたいところ。あと目標の都合で有馬記念チャレンジは不可能。
また、覚醒レベル上げによりにもよってジャパンダートダービーや東京大賞典、帝王賞の優勝レイが要求されるのもネック。ほとんどの場合はファル子自身で周回して集める必要に迫られるだろう。
固有二つ名「砂のハヤブサ」の取得条件は「JBCクラシック、帝王賞、東京大賞典を含むダート重賞を作戦「逃げ」で9連勝以上する」というシンプルな史実再現系。指定は「重賞」なのでダートであればG2・G3でもOKであり、普通にプレイしているだけでも取得は難しくない(目標レースだけでは8勝止まりなので、目標外のダート重賞に最低ひとつは出る必要あり)。なお、芝で負けても連勝が途切れた扱いになるので注意。
また、シニア級のJBCクラシックにて、最終直線で大きくリードしていると特殊実況が聞ける。これも普通にプレイしているだけで聞くのは難しくない。
余談だが、皐月賞を経てジャパンダートダービーに臨むレース前イベントで、「ファル子と同じように芝G1に3番人気で挑んだが最下位に終わり、『ダートでも負けるわけにはいかない』と燃える青鹿毛のモブウマ娘」が登場する。一体何者!!!!!!なんだ……[1]
今のところゲーム内では海外レースを取り扱っていないが、グッドエンドでは世界的なアイドルイベント「DOKIDOL☆WORLD☆CONCERT」、略してDWCに招待される。
また、固有スキルの演出でもファル子の視線の先にドバイを連想させる砂丘の果ての大都市が映る。
なお芝因子は比較的確保しやすいこともあり、実装直後から芝適性AやSに進化して芝のG1を荒らしまくるどこぞの変態じみたファル子が各地で量産された。そんな芝で無双するファル子の姿に、自然発生的についた異名が「芝のサイレンススズカ」……あれ? ???「うそでしょ……」
実際、芝適正の有無で勝てるG1レース数に雲泥の差があるため、強いファル子を育てる場合シナリオガン無視で芝適正を上げざるを得ないのである。
SSR[これが私のウマドル道☆]とR[トレセン学園]が初期実装。友情トレーニング対象はパワー。
サポート性能については一通り必要なものを所持しており優秀。スキルに関しては逃げスキル中心だが、逃げ用スキルなのに発動条件がレース中盤に後ろにいることである「二の矢」や、レース序盤に逃げに失敗したときという条件のデバフスキル「リスタート」、緑スキルの「道悪○」「曇りの日○」「外枠得意○」「大井レース場○」といった条件的に使い勝手の悪い癖のあるスキルが多め。「コーナー回復○」「逃げのコツ○」「押し切り準備」といった使い勝手のいいスキルもちゃんと持っている。
SSRではさらに「集中力」か、位置取り系のレアスキル「注目の踊り子」(他に所持しているのはSSRカワカミプリンセスのみ)のどちらかを入手できる。連続イベント1の選択肢で下を選ぶとそこでイベントが打ち切りになり「集中力」のヒントを入手、上を選ぶと連続イベント3で「注目の踊り子」を入手できる(たまに下位スキルの「ポジションセンス」しかくれない場合あり)。踊り子目当てでデッキに編成しているときは必ず上の選択肢(「勉強も手を抜かないで」の方)を選ぼう。
逆に未編成でこのイベントが起きたときは連続イベント3まで進むことはまずありえないので、下の選択肢(「夢に向かって頑張れ!」の方)を選んで「集中力」をゲットしておくと良い(既に所持しているなら賢さ+10の上でも良い)。また、パワー強化目当てで踊り子が不要の場合も、他のSSRサポートの連続イベント発生可能性を高めるために打ち切るという選択肢はアリ。
「注目の踊り子」は「ポジションセンス」の上位スキルで、効果は「レース序盤にコース取りがうまくなる」。レース画面で発動するところを見ると、自分のウマ娘がすーっと内に入っていくのが確認できるはず。特に逃げのウマ娘にとっては最短コースを進めるので見た目以上に強力なスキルの可能性がある。しかし逆に序盤で後方に控える差し・追込の場合は密集したバ群の方に自分から突っ込んでしまう罠になる可能性もあり、パワーサポートなので差し・追込の育成デッキに編成する機会は多いだろうが、そのあたりは注意した方がいいかもしれない。






道中逃げからさらに突き放して圧勝という戦法でダート競走を勝ちまくり、「砂のサイレンススズカ」と称された馬。
2005年生まれの牡馬。父ゴールドアリュール、母ケイシュウハーブ、母父ミシシッピアン。父はサンデーサイレンス産駒唯一のダートG1馬にしてダートの大種牡馬、半兄(異父兄)にもダートG1馬ワールドクリークがいるダート血統である。
2歳時にダートで3戦2勝を挙げた後、3歳時には芝のジュニアカップを勝ってクラシックに挑戦したが、皐月賞を最下位に敗れて以降はダートに専念する。Jpn1(国際格付けの無いG1級競走)ジャパンダートダービーこそサクセスブロッケンに敗れたものの、Jpn3白山大賞典で重賞初制覇。続くJpn1のJBCスプリントで2着となって以降は、盛岡から佐賀まで全国のダート競走を転戦し、5歳(2010年)の春までに重賞を実に10勝する。しかしそれらは全てJpn2かJpn3であり、G1/Jpn1には出走すらしなかったため、一部では「ドサ回り」「地方荒らし」と揶揄された。
2010年6月、1年半ぶりに出走したJpn1の帝王賞を6着に敗れ、鞍上が岩田康誠騎手から武豊騎手に乗り替わると一転、JBCクラシック(連覇)、帝王賞、東京大賞典(連覇)、川崎記念と地方開催のG1/Jpn1を次々と制覇し、逃げの戦法による圧倒的な強さと鞍上の武豊を重ねて「砂のサイレンススズカ」と称されるようになった(ちなみに武豊公認)。
どのくらい圧倒的だったかというと、鞍上が武豊となって3戦目のJpn2浦和記念以降、4戦目の2010年東京大賞典以外の国内全レースで単勝が1.2倍以下だったほどであり、うち3回は単勝1.0倍の元返しである。しかも決して相手が弱かったわけではなく、ダートG1/Jpn1を9勝した当時のダート最強格エスポワールシチー、ドバイワールドカップ2着のトランセンド、地方所属馬の史上最高獲得賞金額記録を持つフリオーソといった強敵たちを相手にして「勝って当然、負けるわけがない」という人気を獲得していたのだからすさまじい。
一方で、これほど強くなっても相変わらず中央開催のレースには一切出走しなかったことが取りざたされることもある。これについては公に理由は語られておらず、諸説分かれている。
武豊騎乗では最初に1敗したのみで以降はJpn2以上で9戦9勝ともはや敵なしであった7歳時、ダートの世界最高峰[2]ドバイワールドカップの招待を受けるも、ゲートが開く前に突進して顔をぶつけ、スタート直後に足を滑らせた上に他馬に不利を受けるなど、逃げ馬には致命的なスタート不発で後方からの競馬となり10着に大敗した。
帰国後は体調が戻らず、復帰を目指して調整中に飛節の腱鞘炎を発症し引退。通算34戦23勝。平地競走での重賞19勝(全て地方のダート交流重賞で、G1/Jpn1を6勝、Jpn2を5勝、Jpn3を8勝。ちなみに重賞以外の残り4勝は全て中央)は2021年にカツゲキキトキトに更新されるまで最多記録だった。
引退後は種牡馬入り。なかなか重賞勝ち馬が出なかったが、2021年にオーヴェルニュが東海ステークスを制して産駒重賞初制覇(父の為しえなかった中央重賞勝利でもある)。平安ステークスでもコースレコードを叩き出し圧勝、今後に期待がかかる。
詳細は当該記事へ→スマートファルコン
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最終更新:2025/12/07(日) 07:00
最終更新:2025/12/07(日) 07:00
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