「あー?カサマツ?何処だそこ?」
ディクタストライカ(ウマ娘)とは、ウマ娘 シンデレラグレイに登場する人物、ウマ娘である。
第17Rより登場するウマ娘。4戦3勝の成績を上げていて名前の表記の上に『栗毛の弾丸』という二つ名がつけられている。
腹の見えるクロップトップの上に、頭にチェック、腕に孝行縞の入ったパーカーを着て、フードから耳を突き出しているのが特徴。同期のクラシック路線のウマ娘(ヤエノムテキ、スーパークリーク、メジロアルダン、サクラチヨノオー)とは競い合いつつも仲良く古馬路線のテレビ中継を話している。
皐月賞では足の故障により出走できず、日本ダービーでも出走前に足を気にし、レース中は足の痛みによって本領を発揮できずにいた。だが、函館記念ではダービーウマ娘メリービューティーに5馬身差をつけて圧勝(第32R)。ヤエノムテキからはタマモクロス、オグリキャップと合わせて異質な存在と見なされるようになった。
“弾丸シュート”と謳われた驚異の脚力を持つ競走馬「サッカーボーイ」が元ネタ。父ディクタスとサッカー→ストライカーという連想だと思われる。
綺麗な栃栗毛に白目をぎょろつかせる気性難の競走馬で、初戦から9馬身、 函館3歳S(GⅢ)での敗北を挟んで、10馬身、8馬身をつける豪脚を見せつける。一方で、元々蹄が弱く、そこに自身の脚力が加わったことで、裂蹄の持病を抱え続けた。そのため、皐月賞は出られず日本ダービーは一番人気ながら15着に惨敗。クラシック戦線をふいにしてしまう。
だが、中日スポーツ杯ステークスでは皐月賞馬ヤエノムテキを差し切り勝利。第24回函館記念(GⅢ)では桜花賞馬マックスビューティを歯牙にもかけず、ダービー馬メリーナイスをも5馬身差突き放す圧勝。この函館記念のレコードタイム「1:57.8」は未だ破られていない(2021年現在)。
秋に入り、11月のマイルチャンピオンシップでも2着ホクトヘリオスに4馬身差つける圧勝でGⅠを制覇。続く年末の有馬記念ではタマモクロス、オグリキャップの葦毛対決が盛り上がる中でスタートゲートで暴れ、前歯を折って流血騒ぎを起こすが、そんな状態でも主役2頭に次ぐ3着に入っている。
脚部の不安から古馬に進まず引退となったが、これまで内国産種牡馬を例外なく放出してきた社台が珍しく放出せずに繋養。結果的にこれは大当たりし、驚異の脚力とスタミナを引き継ぐ幅広い性質の産駒を生むことに成功した。
自身の全妹にゴールデンサッシュがおり、その仔ステイゴールドの産駒から同じ栗毛、豪脚、気性難からサッカーボーイの再来と言われたオルフェーヴルが登場した。自身が持ち得なかった頑健さと共に、そのオルフェーヴルがクラシックで三冠を達成した2011年に死亡。
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最終更新:2025/12/15(月) 23:00
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