特捜戦隊デカレンジャーとは、2004年から2005年までテレビ朝日系列にて放送された
スーパー戦隊シリーズ第28作目。(全50話)
宇宙人の犯罪者から地球を守るために奮闘する5人の刑事達の物語である。
S.P.D SPECIAL POLICE DEKARANGER!
燃えるハートでクールに戦う5人の刑事達!
彼らの任務は地球に侵入した宇宙の犯罪者達と戦い、
人々の平和と安全を守る事である!
(OPナレーションより)
スーパー戦隊シリーズで初めて「警察」をモチーフとした作品であり、
劇中にも刑事ドラマを意識している描写があったり、有名な名作ドラマからのオマージュが散見される。
様々な宇宙の犯罪者と戦う為、基本的に1話完結物となっている。
シリーズではおなじみの敵組織という概念が無く、変身フォームであるデカスーツ所有者が最多の10人という、
スーパー戦隊シリーズではかなり特異的な存在である。 あと、ナレーションがとにかく熱く喋る。
菊地美香、木下あゆ美ら女性メンバー2人が爆発的な人気を博し、
彼女らが主役であるエピソードでは女性メンバーVerのEDが流れた。
ウルトラマンティガ、仮面ライダークウガに続き、星雲賞(メディア部門)を受賞している。
これでウルトラシリーズ、仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズの
日本を代表する特撮3大シリーズで全て受賞した事となった。
※その他諸々に関してはwiki等のウェブサイトや関連書籍を参照されたし。
No.①:赤座伴番(アカザ バンバン)/デカレッド | 演:載寧龍二 スーツアクター:福沢博文 |
「一つ!非道な悪事を…憎み!!」 | |
この物語の主人公。通称:バン。 劇場版で出会ったマリーに好意を寄せており、マジレンジャーVSデカレンジャーでは |
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No.②:戸増宝児(トマス ホウジ)/デカブルー | 演:林剛史 スーツアクター:今井靖彦 |
「二つ!不思議な事件を…追って!!」 | |
デカレンジャーのリーダー。通称:ホージー。 警官学校時代からエリートであり、ミスを犯したことがなかった為 初めてミスを犯した時はショックで仕事に手がつかなかった。奇妙な英語が口癖。 バンの「相棒」の呼びかけに「相棒って言うな!」と切り返すのがお決まりのパターン。 同じ口癖の妹がいる。 |
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No.③:江成仙一(エナリ センイチ)/デカグリーン | 演:伊藤陽佑 スーツアクター:三村幸司 |
「三つ!未来の科学で…捜査!!」 | |
メンバーのまとめ役担当。通称:センちゃん。 いつも温厚で天然だが、キレるとメンバー一怖い。 逆立ち”シンキングポーズ”をすることによって頭が活性化され事件のヒントを思いつく。 幼い頃に井戸に落ち、警察官に助けられた事から警察へ進路を志望した。 前述の経験により閉所恐怖症になっている・・・。 実家は余り裕福ではなく、兄弟が多い。 |
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No.④:礼紋茉莉花(レイモン マリカ)/デカイエロー | 演:木下あゆ美 スーツアクター:橋本恵子、蜂須賀祐一 |
「四つ!良からぬ宇宙の…悪を!!」 | |
メンバーのムードメーカー担当。通称:ジャスミン。 人や人が持っている物に触れる事で相手の意思を読み取る超能力を持つエスパー。 その為、幼い頃からその能力に悩み、不幸な目に遭い、自分の力を嫌っていたが ドギーと出合い、窮地を救われた事で、自分の能力を人の役に立てようと決意する。 常に黒手袋をはめているのは自分の超能力を必要以外で発現させない様にしている為。 「やってみそ」「よござんすか?」などの変わった口調で話したり、 昔の流行語を使うという不思議ちゃんな一面も。 余談であるが「遊☆戯☆王ファイブディーズ」の登場人物である十六夜アキは 声優が木下あゆ美が演じており、その上境遇が似ている点から ファンから「ジャスミン」と呼ばれる事もある。(父親はドギーと同じ稲田徹が演じている。) |
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No.⑤:胡堂小梅(コドウ コウメ)/デカピンク | 演:菊地美香 スーツアクター:小島美穂、中川素州 |
「五つ!一気にスピード…退治!!」 | |
自称リーダー。通称はウメコ。 |
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No.100:ドギー・クルーガー/デカマスター | 声:稲田徹 スーツアクター:日下秀昭 |
「百鬼夜行をブッタ斬る!地獄の番犬・デカマスター!!」 | |
地球署署長にしてボス。外見は犬のアヌビス星人。 普段は地球人と同じ言語をを話すが、痛がった時等に犬の唸り声が出る事がある。 第一線で活躍していた頃は“地獄の番犬”の異名を持ち犯罪者達から恐れられた。 その強さはデカマスター変身後も遺憾なく発揮される。 ちなみにデカマスターには「余程のピンチでないと変身しない。」らしい。 「銀河一刀流」の使い手で、デカマスター初変身の回ではドロイド相手に100人斬りを披露した。 |
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No.99:白鳥スワン/デカスワン | 演:石野真子 スーツアクター:小野友紀 |
「真白き癒しのエトワール・デカスワン!」 | |
耳以外は地球人と同じ外見であるチーニョ星人。通称:スワンさん。 地球署においてはメカニック担当。システム・メカの開発や保守に携わっている。 機械整備に関する知識の他にもプロファイリング捜査に関する知識にも精通している。 地球署の刑事達を温かく見守っている「お母さん」的存在。 ドギーとは男女・種族を越えた強い友情で結ばれている。 1話限り(と最終回)でデカスワンに変身した。「4年に1度変身する」主義との事。 |
アリエナイザーの中でも特に凶悪な犯罪者に対して捜査を担当するのが「特キョウ」である。
その際の権限は管轄署長以上に強い物となる。
テツの項でも挙げるが、「正拳アクセルブロー」は特キョウの捜査官全員が習得している格闘術である。
No.Ⅵ:姶良鉄幹(アイラ テッカン)デ/カブレイク | 演:吉田友一 スーツアクター:永徳 |
「無法な悪を迎え撃ち,恐怖の闇をブチ破る!夜明けの刑事、デカブレイク!」 「六つ!無敵がなんかイイ!」 |
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凶悪なアリエナイザー「ヘルズ三兄弟」を追って中盤から登場した追加戦士。通称:テツ。 特キョウの1班所属の捜査官。「正拳アクセルブロー」の使い手。 幼い頃にアリエナイザーの犯罪によって家族が巻き込まれ犠牲となり 天涯孤独の身に。その後、宇宙警察の保護下で育ったという過去を持つ。 当初はバン達のやり方を批判していたが、次第に打ち解けていった。 口癖は「ナンセンス」「なんかイイ」。何故か女装を披露する機会が多い。 二つ目の名乗りである「六つ~」は最終回と魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャーで使用。 |
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リサ・ティーゲル/デカブライト | 演:七森美江 スーツアクター:大林勝 |
「並み居る悪を白日の下にあばき出す!光の刑事・デカブライト!!」 | |
テツの上官。テツの「なんかイイ」という台詞は彼女から受け継がれたもの。 テツ曰く、怖い人だったらしい。 |
マリー・ゴールド/デカゴールド、、、、、、、、、、 | 演:新山千春、、、、 |
レスリー星でデカレンジャーとして戦っている女性。地球に潜入捜査しているところを偶然バンに出会い、 彼に捜査を協力してもらうこととなった。時間を一時的に止める能力を持っている。 苦難の末バン達に星と自分の命を救ってもらい、帰る際にバンと自分以外の時間を止めて 彼に 自分と同じ名前の花を渡し頬に口付けをした。「平和な時代になったら・・・その時は・・・」 |
宇宙の犯罪者の総称。本作では敵組織という概念が前作までのシリーズと比べて薄く、
アリエナイザーらは個々で動き、様々な犯罪を犯していく。
巨大戦の際は「怪重機」に搭乗し、デカレンジャーに立ち向かう。
(中には巨大化する宇宙人も存在する。)
デカスーツ |
デカベースから転送される特殊強化スーツ。形状記憶宇宙金属「デカメタル」が体の表面に定着することで着用され、銃弾や刃物あらゆる攻撃を弾き返す強固な戦闘服となる。 またブレイク・マスター・スワンのスーツは他の5人の物よりも性能が高くなっている。 |
SWAT(スワット)モード |
通常のデカスーツの上に装着する強化プロテクター。特殊な訓練を受けた者にしか使うことを許されない分、その性能は通常のスーツを大きく上回る。 またこの状態でのみデカウイングロボやディーリボルバーといった反動の強い強力な装備の使用が可能である。 |
バトライズモード(バトライザー) |
ファイヤースクワッドにのみ使用を許可された戦闘形態。マーフィーK9をアーマーとして装着する。 武器は巨大な剣 エナジーブレード。 |
同じ東映特撮ヒーローである『宇宙刑事ギャバン』とは、ヒーローショーにおいて共演したことがある。ちなみにそのときの設定ではギャバンは「宇宙警視総監」であり、ドギー・クルーガーの親友とのことであった。
後にスーパー戦隊シリーズ第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』にドギーをはじめとするデカレンジャーの面々が登場し、また映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』ではギャバンと共演しているが、ギャバンとドギーの関係に関しては、残念ながら触れられなかった。
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最終更新:2024/05/03(金) 09:00
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