妄想の海に浮かぶ街、秋葉原。
そこに、「痛さは強さだ!」と信じ、
脳内だけで戦う3人の戦士がいた。
彼らこそ……
非公認戦隊アキバレンジャー!!
非公認戦隊アキバレンジャー(ヒコウニンセンタイアキバレンジャー)とは、BS朝日とTOKYO MXTVで2012年4月から放送された、37番目のスーパー戦隊作品東映制作の特撮アクションドラマである。
全13話を放送(ただし、第13話は12話までを振返るといった特殊な内容である)。
タイトルに「〜戦隊」と付いているが、本家の「スーパー戦隊シリーズ」非公認作品である。
2013年4月から、第2期である非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛が放送予定。
随所に歴代戦隊シリーズのパロディやギャグ、お色気ネタやオタネタ、メタな展開などの際どいネタが散りばめられている事から「良い子は見ちゃダメ!!」のキャッチフレーズが付いている。また、このキャッチフレーズにはスーパー戦隊が実在のヒーローだと信じているような良い子の夢を壊すから見ちゃダメとの意味も込められている。
タイトルに「非公認戦隊」と銘打ってはいるものの、スタッフは(太字は大百科があるもの)
と、本家のスーパー戦隊シリーズをこれまで手がけた大物スタッフが集結している。詳しくはスタッフの項目を参照。
※川井憲次は東映特撮作品では初参加。
またサブライターとして、若手注目株の香村純子がゴーカイジャーに引き続いて起用されている。
ちなみに何気にハイビジョン制作である。
メンバーは赤・青・黄の3人編成だが、男性はレッドのみで、後の二人は女性メンバーとなる。
またメンバーは、フィギュアや痛車といった「萌え要素」満載のアイテムを駆使して戦う。
この他、痛車が変形するアキバレンジャー専用ロボ「イタッシャーロボ」も登場する(詳細は後述を参照)。
主題歌は「桃井はるこfeat. 山形ユキオ」が担当(作詞・作曲も桃井はるこが担当)、音楽プロデュース、音楽制作は本家のスーパー戦隊シリーズ同様、Project.Rと日本コロムビアが担当する(ただし非公認戦隊ゆえか、「Project.R(プロジェクトドットアール)」は「Project,R(プロジェクト・カンマ・アール)」名義になっている)。
「S.H.Figuarts」販促番組でもあるため、「特命戦隊ゴーバスターズ」(別名「公認様」)よりも先に、バンダイ・コレクターズ事業部から発売が決定(アキバレッドは2012年6月、アキバブルーは7月、アキバイエローは8月)、さらに8月には本作の「デフォルマイスタープチ」の発売、9月には「MMZ-01」の発売も決定し、グッズ展開も積極的である。ちなみに、本編に登場した公認レッドの各フィギュアにはそれぞれ、対応した大それた力のパーツが付属する。またMMZ-01のCMナレーションには、公認様の玩具CM同様に玄田哲章が起用されている。
タイトルにもある「アキバ」こと秋葉原では多くのスポットがロケ地に使用されているほか、2012年3月31日・4月1日には第1話先行試写会が秋葉原で開催され(ネットからの事前応募制)、4月1日の試写会にはメインキャストも登場。同時に制作発表記者会見も行われ大盛況だった。ある意味では超神ネイガーや琉神マブヤーと言った「ローカルヒーロー」と言えるかもしれない。
葉加瀬博世(はかせ・ひろよ)が経営する「戦隊カフェ・ひみつきち」に本拠を置く非公認戦隊。ただし、活動範囲は狭く変身できるのは秋葉原圏内のみ。
「痛さは~~!強さ!!」
OPナレーションに公認様で有名な宮田浩徳を起用し、テコ入れシリアス展開に。
この展開は、実は10話から伏線が張られており、タクマ役に影響を受けたメタゲキレンジャー展開となる。
葉加瀬を長官と呼び、アキバレンジャーの3人は色違いでお揃いのジャケットを身につけ行動する、王道のスーパー戦隊風にイメチェンし、口調も変わった。
最後はマルシーナとの接触で違和感を覚えた信夫がテロップチャンスを作ったことによって世界線が戻された。
各々にキャッチフレーズが設けられ、名乗り口上が与えられた。必殺技にも関わる心技体の役割も付加された。
◆[心] 「柔よく剛で、真っ赤に燃える!インテリジェンス! アキバレッド!」
◆[技] 「盲亀の浮木、奇跡に感謝!プラクティショナー! アキバイエロー!」
◆[体] 「滄海の遺珠、仰げば高し!パストマスター! アキバブルー!」
※この口上には言葉遊びが2点入っているが、ここでの説明は省く
アキバレンジャーの敵組織で、アキバの文化を否定し、アキバを別の街に造り変えようと目論む悪の秘密結社。
幹部や戦闘員、毎回の怪人に相当する「係長」がおり、首領は長らく不在だったが、第9話にて初登場した。
第7話から、マルシーナとシャチークがアイキャッチに採用された。
敵方がアイキャッチとなるのは公認様も含めても極めて異例。
第11話でステマ乙が解散して誕生した新組織。現実世界の実質的支配をもくろむ。
幹部は同じくドクターZとデリューナイトだが、マルシーナは生みの親であるドクターZが変わってしまったことに不信感を覚え、路頭に迷う。この組織はアキバレンジャー[番組の中]の世界が終っても存続している。
ちなみにDELUSIONの意味は『惑わし、欺き、だまし、妄想、惑わされた状態、間違った信念、思い違い』など。
マルシーナによって本来の自分を取り戻しかけたドクターZが、再び何かの意思で操られている状態=だまし、惑わされた状態であることと、元々妄想 から始まったことに由来すると思われる。
アキバレンジャーでは「歴代スーパー戦隊はあくまでフィクション扱い」となっているが、第2話から、彼らの妄想世界に本物のスーパー戦隊が参戦して、彼らに力を貸すようになった(後述の「大それた力」も参照)。
第2話から、本物のスーパー戦隊(別名「公認様」)と共に戦う事によって、その戦隊の力を使えるようになった。
元ネタは「海賊戦隊ゴーカイジャー」の「大いなる力」。
なお「大それた力」はメンバー全員に与えられるものであり、一例としてブルーがデカワッパーを使うことも可能である(公式HPより)。
アキバレンジャーの世界で昨年放送され大人気を博し、映画化も決まった程の大人気アニメ。実はアキバレンジャーが変身に使う「モエモエズキューーン」もこのフィギュアであり、マシンイタッシャーにもこのキャラクターが描かれている。
登場人物の苗字は、市川、船橋、津田沼など総武線の駅名が使われている。
ドクターZ(謎の男)を演じる矢尾一樹と葉加瀬を演じる内田真礼がゲスト出演。
内田真礼は別の作品絡みでゲストに呼ばれていたが、偶然にも?同じ番組内でアキバレンジャーの特集を組んでいた為、矢尾に招かれる形で共演。
おじさん和田正人(赤木信夫/アキバレッド役)をメインパーソナリティに迎え、WEBラジオが配信される。
その名も「非公認戦隊アキバレンジャー公認ラジオ(仮)」 !
WEBサイト「アニメイトTV」のラジオページから全国にて視聴可能。外部リンクからどうぞ。
第1回は、2012年7月6日(金)配信開始。月2回更新で、バックナンバー配信は最新回を含めて2回まで。
ちなみに、毎回ゲストも登場。11月23日の更新を以って最終回となる。
第1回/第2回ゲスト:日南響子(青柳美月/アキバブルー役)、荻野可鈴(萌黄ゆめりあ/アキバイエロー役)
第3回/第4回ゲスト:関智一(月島アルパカ役/浅草アルパカ役)、沖佳苗(戦隊ヒーロー好き声優)
第5回/第6回ゲスト:内田真礼(葉加瀬博世/ズキューーン葵役)、愛川こずえ(三田こずこず役)
第7回/第8回ゲスト:桃井はるこ(主題歌作成及び歌唱)、高橋秀幸(公認様歌手)
第9回/最終回ゲスト:緑川光(歌舞伎町メスグロヒョウモンチョウ役)、荻野可鈴(萌黄ゆめりあ/アキバイエロー役)
良い子は聴いちゃダメだぞっ!
掲示板
393 ななしのよっしん
2025/03/08(土) 06:01:58 ID: +TvgwzK4NU
今思うとサンバルカン+ハリケンジャーって感じの作風な気がする公認様と比べてみると。
昭和戦隊ネタが意外と多いが本質は割とハリケンジャーに似てる感じ。
394 ななしのよっしん
2025/03/23(日) 23:17:31 ID: IIDxreFrBn
オタクって信夫さんみたいな職場とか外側にまで持ち出してくるタイプと
ゆめりあさんみたいなオンオフが極端なタイプがいるよな~って見てて思う。
395 ななしのよっしん
2025/05/15(木) 08:55:53 ID: +TvgwzK4NU
一番めんどくさいのは実は葉月みたいなタイプだったりする。他人を否定しつつ本人は隠れオタで結果的に大変になるやつ。
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最終更新:2025/06/23(月) 07:00
最終更新:2025/06/23(月) 06:00
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