One Step From Edenとは、2020年3月に発売されたローグライクアクションデッキ構築型カードゲームである。
ガイヨウ ―One Overview of Game
One Step From Eden (ワンステップフロムエデン) |
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基本情報 | |
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ジャンル | アクションゲーム ローグライク(ローグライト) デッキ構築型カードゲーム |
対応機種 | PC(Win/Mac/Linux) Nintendo Switch Playstation4 Xbox One(X/S) |
開発 | Thomas Moon Kang |
販売 | Humble Bundle Maple Whispering Limited |
配信日 | Switch …2020年3月26日 PC …2020年3月27日 PS4 …2020年6月26日 Xbox One …2021年11月10日 |
価格 | Switch/PC …2050円/$19.99 PS4 …2090円/$19.99 Xbox One …2350円/$19.99 |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
プレイヤーは崩壊した社会で唯一残る楽園『エデン』を目指す9人のうちの1人となり、ランダムで出現する250種類以上のスペル[1]や150種類以上のアーティファクト(パッシブアイテム)[2]を駆使することで、挑むたびに姿を変える楽園への道を攻略していく。
開発が公言しているようにゲーム内容を一言で言ってしまえば「ロックマンエグゼ×Slay the Spire」だが、4×4と広めのバトルフィールドに弾幕成分の増した敵の攻撃、ロックマンエグゼのカスタム画面に相当する戦闘中の中断要素が無くリアルタイム性の増した戦闘、はがね氏によるスピード感溢れるBGM等、より爽快感かつ難しさの増したゲーム内容となっている。
また海外発のインディーゲームではあるが日本語が初めから用意されている他、この手のデッキ構築型ゲームには珍しくローカルCo-opおよびPvPに対応。Steam(PC)版はSteam Workshop・MODにも対応している。
2019年1月にKickstarterで行われたクラウドファンディング[3]で目標額の4倍以上の資金を集め、東京ゲームショウの企画の一つ「センス・オブ・ワンダーナイト2019」にてBest Game Design Awardを受賞する[4]等、発売前から期待されていたゲームである。
長らく新作の出ていないロックマンエグゼに懐かしさを覚える人、アクション要素の強いローグライク(ローグライト)が好きな人にオススメのゲームだろう。どのようなゲームか気になる方には体験版(リンク、ただし体験版は日本語未対応)があるため、一度遊んでみてはいかがだろうか。
セントウガイヨウ ―One Overview of Battle
- プレイヤーと敵の攻撃・移動はリアルタイムに行われる。
- プレイヤーはデッキ(山札)から2枚のスペルを引く。
- プレイヤーは徐々に回復するマナを消費して引いたスペルを使用できる。使用したスペルは原則捨て札に行く。
- スペルを使用するとデッキからスペルが自動的に補充される。
- デッキのスペルを全て使用するか強制的にリロードすることで、数秒後にデッキが作り直され再びスペルを使用できるようになる。
- 敵全員のHPを0にすれば勝利、プレイヤーのHPが0になればゲームオーバー。
プレイヤーキャラ/ボス ―Nine Characters of Game
最初から選べるプレイヤーキャラはサフロン(スタイル:デフォルト)のみだが、例外を除いて中盤以降にボスとして出現したキャラクターを倒すことでアンロックされ、最終的に9人となる。またほぼ全てのキャラクターは通常スタイルと特殊スタイルの2つのスタイルを持っており、全キャラクターのスタイルは合計18個となる。
それぞれのスタイルには初期スペル・初期アーティファクト・固有の初期武器が割り当てられているが、ほとんどのスペル・アーティファクトはどのキャラクター/スタイルを使用しても入手できるため、初期装備に合わせたデッキ構築・序盤のアーティファクトやスペルの引きに合わせたデッキ構築・プレイヤー好みの決め打ち構築のいずれもが可能となっている。
またプレイヤーキャラとして選んでいない他のキャラはボスとして登場し、それぞれの得意分野でプレイヤーに挑んでくる。苦手なボスがいる場合はランクが低い序盤に挑む、またはプレイヤーキャラとして選んでボスとして出てこないようにするのも手だろう。
ボスを瀕死にすると見逃すか処刑するかを選べる。見逃せば即時HPを回復してくれる上にそれ以降も時々助けに来てくれるが、一方で処刑すればスペルとアーティファクトが得られる。そしてその選択によって後の展開が変わる。
最初から選べるキャラクターにして、One Step From Edenの顔ともいえる女性。いかにも主人公然としてはいるが、ゲームでは3つのスタイルと4つのスキンが選べることを除いてあくまでプレイヤーキャラ兼ボスの一人である。
スタイル:デフォルトは一回だけ死を回避するアーティファクト「セカンドソウル」を、スタイル:クロノはマナを消費して時間の流れを遅くする武器「リストウォッチ」をそれぞれ所持しており、初期HPも非常に高く初期スペルもあまり癖の強くないもので固められているため、どちらも初心者向きのスタイルといえる。
Fireのボスとして登場した際はPvP形式で様々なスペルを矢継ぎ早に繰り出す。他のボスのような分かりやすい攻撃の緩急が無く、元々慣れるまでは苦戦を強いられるボスであった。さらにVer1.5にて使用するスペルが大幅に増えた上、コンボ(例:移動不能スペル→チャージが必要な大ダメージスペル)を多用するようになり、二つ名にふさわしい最強クラスのボスとなった。一度HPを0にしてもセカンドソウルで復活するため最後まで油断は禁物。
スタイル:シールドはダメージを肩代わりするシールドを貯め、シールドと同等のダメージを与えるスペル「シールドシュート」での一撃必殺も狙える攻守一体のスペル構成に加え、移動するとシールドが増えるアーティファクト「終末の日」、そしてマナを消費して短時間だけ攻撃を反射する武器「リフレクタージェム」と、防御重視の分かりやすい構成で初心者にもオススメのスタイルといえる。
Ruinsのボスとして登場した際もシールドシュートやリフレクターといった防御も兼ねた攻撃を主体とするため長期戦になりやすく、さらにナナメの反射ビームも避けづらいかなりの強敵。
巨大な銃を担いだ、エデンを目指す者の中では最年少の一人である男性。
スタイル:マナファイアは初期状態では時間経過によるマナ回復が無く、敵に当たるとマナが回復する武器「M4 マナファイア」でマナを補充するスタイル。武器を当てさえできればマナコストの重いスペルもすぐに使うことが出来るため、コツは必要だが爆発力に長けたスタイルと言える。逆にリロード中に武器攻撃力が上がるアーティファクト「カバーファイア」を活用することでスペルを全く使わない『デッキ構築』も可能。
Fireのボスとして登場した際は自慢の銃によるビームと爆弾を主体とした攻撃を仕掛けてくる。
スタイル:スノーは状態異常の凍傷に加え、ダッシュして敵に斬りかかり凍傷に応じた追加ダメージを与える武器「スノーピアサー」の突進効果との連携が求められるスペルが特徴的。特にプレイヤーのいる位置に設置する「ゼニス」は強力な反面、自分にも当たる危険なスペルであり、突進からの置きゼニスを上手く決める必要がある。総じてかなり難しいが使いこなせれば強力なスタイルといえる。
Arcticのボスとして登場した際もアイスニードルと斬撃による素早い攻撃を主体としており、かなりの難敵。
スタイル:ビルドは建築物にシールドとスペルパワーを付与する武器「メカレンチ」と何かを召喚する度にシールドが得られるアーティファクト「ヘックスバッジ」を始めとした建築物特化スタイル。建築物に特化すると刺さる相手にはとことん強い反面、苦手な相手にはとことん苦戦させられるピーキーなスタイルといえる。
Forestのボスとして登場した際もとにかく建築物づくし。こちらのビルドによってあっさり倒せることもあれば苦戦を強いられることもあると、ボスとしてもかなりピーキーである。
金色の杖と装飾に白色のローブと、胡散臭い神官のような姿の女性。
スタイル:ブレイクはタイルを破壊するビームを発射する武器「テラフォーム」と破壊状態のタイルが多ければ多い程マナ回復速度が上昇するアーティファクト「ムーンストーン」を持つ、文字通りの破壊好きにぴったりのスタイル。
Ruinsのボスとして登場した際はタイル破壊でプレイヤーの移動を制限してからのビーム・ホッケー・ブレートを主体とした攻撃を用いる。他のボス以上にパターン化が重要となるボスといえる。
スタイル:ショケイは硬直が長くクレジットを消費するが、ダメージがクレジットに依存し敵をキルするとクレジットが得られる武器「リンチピン」が特徴的。ショップでの買い物を控えつつクレジットが得られるアーティファクトなどを揃えることで、終盤には数百ダメージの一発で雑魚敵を文字通り「処刑」できるようになる大器晩成型のスタイルといえる。
Forestのボスとして登場した際は銃撃と突撃を主体とした攻撃を仕掛けてくる。邪魔なスペル「ジャム」を混ぜる・デッキを強制的にリロードする追加効果を持つ攻撃を使うため、被弾しすぎるとデッキが機能不全に陥る可能性もある。
バイオリンを演奏しながら戦う、衣装や泣きぼくろがセクシーな女性。
スタイル:ダブルテンポは演奏した後移動する方向に応じた効果(攻撃・バフ・デバフ)が得られる武器「グレイス」とプレイヤーの虚弱(被ダメージ1.5倍)の獲得数に応じたスペルパワーが得られるアーティファクト「フェザー」が特徴的な、一風変わったスタイル。グレイスを使うことで虚弱・トリニティ(バフ)が好きなだけ得られるため、虚弱状態の時に追加効果が得られるスペル・トリニティが満タンになると追加効果が得られるスペルを主体としたデッキ構築が向いている。
Arcticのボスとして登場した際はBGMのリズムに合わせて攻撃を行う。特にシールドを付与する音符パネルを出してからの回避不可能な全体攻撃はまさに足でさせられるjubeat音ゲー。
各エリアで開いている店ではアーティファクト・スペル・スペル強化・スペル削除を販売しており、他には無料な代わりに規定回数の戦闘でデメリットを負う「契約」やHPと引き換えにクレジットを提供する「血液提供」を行っている。
以下、ネタバレ注意
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「金の力で、エデンへの道を切り開く」
そんな彼女の正体は冷徹な裏の顔を持ち恐るべき戦闘力を誇る『ローグライクの店主』にしてエデンを目指す9人目。Darkエリアの彼女はクレジットの代わりにHPでの支払いを要求し、表情や台詞もおぞましいものに変貌する。
戦闘画面で彼女に危害を加えるか彼女の怒りを買うような行為を取ると敵対し、高火力かつ回避が困難な数々の攻撃で息の根を止めようとしてくる。HPもそこらのボスより高く、長期戦は避けられない。
死闘を制することでアンロックされる彼女の唯一のスタイル:クレジットは、クレジットがそのまま最大HPとなるアーティファクト「ベレー帽」に加え、好きな場所で店を開いて売り物であるはずのアーティファクトとスペルを無料で取得するトンデモ能力を持つ。在庫更新等にはクレジット(=最大HP)を消費するものの、使いこなせれば店主特権でエデンへの道を容易に踏破することが出来るだろう。
彼女を選んだ時のみこれまで紹介した8人全員がボスとして登場するため、他のプレイヤーキャラと違ってクリアまでのステージ数が1つだけ多くなる。メリットとなるかデメリットとなるかは人や状況次第。
スペル ―Ten Brands of Spells
Slay the Spireのカード、ロックマンエグゼのバトルチップに相当するものであり、前述したように250種類以上のスペルが登場する。それぞれのスペルには5段階のレアリティとブランドと呼ばれる大まかなジャンルに相当するもの[5]が定められており、休憩中もしくは店で開くことのできるスペル編集画面の右上「フォーカス」機能で特定ブランドのスペルの出現率を上げることが出来る。
スペルは強化アイテムを使用することで3つの選択肢の中から追加効果を選んで付与、強化することが出来る。強化内容はA~Zの26種類[6]があり、スペルによって選ばれる内容は異なる。同一スペルに対する強化は何度でも可能だが、n回目の強化にはn個の強化アイテムが必要になるため、複数回の強化は難しくなっている。
また削除アイテムを使用することでデッキからスペルを永久に削除することが出来る。デッキ構築型カードゲームの例にもれず、不要なスペルを一切排除し必要なスペルを引きやすくする戦法が定石の一つとされる。スペルを追加するのは簡単だが削除するには手間がかかるため、スペルを入手するかどうかはじっくり考えるべきだろう。逆にスペルを積みまくったタワーデッキもマナ回復速度のボーナスやデッキ枚数を参照するスペル・アーティファクト等により、強力なデッキとなりうる。
この手のローグライクの定番として、スペル自体やフレーバーテキストにどこかで見たような様々なネタが盛り込まれている。
Anima(アニマ) 凍傷・炎上・雷による攻撃的なブランド。 |
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エンバー | 4タイル前方に炎上を発生させる。指をパチンとな |
ピイケイファイア | 命中時に炎上を発生させる弾を発射。オウケイ |
エクスプロージョン | 数秒間チャージした後、巨大な爆発を起こし、その後数秒間休む。 戦闘中に一回しか使えない。ステータスポイント偏り過ぎじゃない? |
カゼグスリ | 敵のHPを回復するが凍傷を付与する弾を発射。 半分はやさしさでできています |
アイススパイク | プレイヤーの位置に合わせて動く凍傷を付与する氷の柱を発射。 ありのままに |
Convergence(コンヴァージェンス/収束) マナ・トリニティ・クレジット・スペルパワーに関するブランド。 |
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マナポーション | スペルを投げ、キャッチするとマナを回復。 |
トライフォース | トリニティがフルの場合、スペルパワーを獲得。 アイコンは3つ並んだ三角形 |
セラキャノン | 現在所持しているクレジットと同等のダメージの弾を発射。 |
ピング | 自身と敵の間を跳ね返る弾を発射。ラグすぎぎぎぎぎ。 |
リミットブレイク | 4タイル前方に多段攻撃を行う。虚弱状態の場合攻撃範囲が広がる。 |
Doublelift(ダブルリフト[7]) デッキ操作・スペル操作・ジャムに関するブランド。 |
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デッキスラム | デッキ内のスペル枚数に応じたダメージを与える。 |
ヤマビコ | 最後に使用したスペルをキャスト。 |
ウイルスペル | ノーコストで弾を発射し、自身を複製する。 |
タイムストップ | 一定時間、時間の流れを止める。ザ・ワールド! |
ジャムスラム | キャストしたジャムの枚数分だけ4タイル前方に弾を発射。 ジャムをデッキに追加。 |
Glimmer(グリマー/微光) 光とビームに関する、やや変わり種が多いブランド。 |
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ソーラーチャージ | 少しだけ静止し、ソーラービームをデッキに追加。太陽万歳 |
ゼニス | 自分のいる位置に9タイル分の爆発を起こすが自身にも当たる。「今です」 |
インフィニティビーム | 移動しない限りビームを発射し続ける。内閣を総辞職させる威力 |
エナージャイズ | 使用する度にそのバトル中のみダメージが増加する弾を発射。 |
ソウルファイア | このスペルで敵をキルすると永久的にダメージが増加する使い捨てスペル。 |
Hearth(ハース/炉床) フロー[8]・移動不能・タイル破壊に関するブランド。 |
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ロックサイクル | 岩を発射。フローキャストの場合、スペルをデッキに戻す。 |
コールドストーン | 高ダメージの岩を発射。フローキャストの場合はフロストボルトを追加で発射。 |
ソード・オブ・ライト | 命中した敵を移動不能にさせる剣が降り注ぐ。 アイコンは降り注ぐ3本の光の剣 |
オービタルビーム | 4タイル前方にタイルを破壊するビームを射出。天を味方に(文字通り) |
ヘイメンセツ | 破壊状態のタイルを修復、その数に応じたシールドを得る。 |
Hexawan(ヘクサワン/ヘーゼルの所属) タレット・建築物に関するブランド。それ以外に「銃器」も取り扱っている。 |
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ウォール | 何もしないただの壁を召喚。壁ドンにピッタリ |
ガンタレット | ガンタレットを召喚。射線に入るな |
イッセイホウシャ | 建築物全てから弾を射出。 |
ショットガン | 至近距離にしか届かないが強力な弾を3発発射。嫌いなものに向かって撃とう |
ミニーガン | 12発の弾を発射し、トリニティが増加。トリニティがフルの場合2回発動。 いいか、今回は12発だ |
Kinesys(キネシス/運動) 移動・機動性を重視したブランド。フローに関するスペルも多め。 |
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キネティックウェーブ | 敵を後ろに押し戻し、フローも獲得する波の攻撃。 |
トップウ | 正面3タイルに連続で攻撃し、敵を後ろに押し戻す。 オラオラオラ! |
ハイパービーム | 強力なビームを発射するが、反動で後方に下がりスペルパワーも減少。 TM15(わざマシン15) |
ワープ・レイ | プレイヤー上下の列を攻撃し、命中した敵をランダムにテレポートさせる。 チャーリー、転送を頼む |
チャージボウ | 貫通する矢をチャージして発射するが、チャージ中は移動できない。 ゆけ黄金の矢よ! |
Miseri(ミザリー/苦痛) 回復・追加ダメージ・毒・虚弱に関するブランド。 |
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キュウケツ | 敵に命中時、スペルのダメージ分だけHPを回復する使い捨てスペル。 |
ソウルリンク | 一定時間痛覚共有[9]を付与する弾を射出。 |
パンデミック | 毒状態の敵が爆発、その敵と周囲に毒を付与。…マダガスカルに引っ越そう |
グラシファイ | 複数の虚弱を付与する弾を発射。ワレモノ注意 |
ヘルファイア | 自身にも当たる天からの降り注ぐ何かで全タイルをランダムに攻撃。 地獄の炎がこの身を焼く |
Phalanx(ファランクス) シールド・防御に関する初心者向けブランド。 |
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アタルーナシールド | 発射するとシールドを得るが、敵に当たるとシールドが消失する弾。 べ、別にあんたのこと狙ってないんだからね! |
フォルテ | 使い捨ての高コストシールド付与スペル。さあ、バトルを楽しもう! |
フドウノマモリ | シールドを得る代わりに移動不能(虚弱状態で回避可能)になるスペル。 アイコンはツラに絡まった木の盾 |
シールドシュート | シールドを全て失い、シールドと同等のダメージを与える弾を射出。 敵に当ててキャッチ出来れば元のシールドが戻る。 剣がなければ盾を使えばいいじゃない |
リフレクター | 短時間、敵の攻撃を反射するバフを獲得。リフ絶はマスターしようね |
Slashfik(スラッシュフィク[10]) ソード・ブレード・クナイといった刃物に関する『時代遅れ』なブランド。 |
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ラグナロク | タイルを破壊し大ダメージを与える巨大な剣を4マス先に召喚。 VA-11 Hall-Aで会いましょう |
ブレードベイ | シャッフルするたびに周囲のタイルを攻撃する建築物を投げる。 ゴーシュート! |
ギロチン | 4タイル前方の敵を攻撃、敵のHPが一定以下の場合処刑。 恐れを知らず生き、恐れを知らず逝った |
ステップスピア | 前方にダッシュして攻撃し、命中した敵のシールドをリセットする。 シールドなんぞ使ってんじゃねえ! |
ライフソード | 前方の2×3マスに極大ダメージの斬撃を行う使い捨てスペル。ダークチップヲツカイナサイ… その代償として最大HPが下がる。ツヨクナリタインダロウ ツカイナサイ… |
アーティファクト ―Many Artifacts of Game
Slay the Spireのレリックに相当するパッシブアイテム。アーティファクトには4段階のレアリティが設定されており、マナジェム(最大マナ増加)・マナヴェイン(マナ回復速度増加)等の一部アーティファクトは複数所持するとその分だけ効果が増す。
ただしアーティファクトには56個[11]の所持限界があり、既にアーティファクトを56個持った状態でアーティファクトを入手しようとすると「これ以上アーティファクトを持てない!」という警告と共にアーティファクトの入手が出来なくなる。通常プレイであればまず所持限界は来ないが、スペルと同様に削除アイテムを使うことでアーティファクトの削除ができるため、周回を重ねる場合はデッキに合わなくなったもの・入手した時にのみ効果を発揮するもの・死んだペット等を削除するといいだろう。
こちらもアーティファクト自体やフレーバーテキストにどこかで見たような様々なネタが盛り込まれている。
アーティファクトの例 | |
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チョコミントチップ | 凍傷付与時、敵の動きを遅くする。最高の味 |
ナイフベルト | バトル開始時クナイをデッキに追加。シュシュっと参上 |
ヒットシーカー | スペル命中時、低確率でミサイルを発射。リスク・オブ・ペイン |
リフルシャッフル | シャッフル時、敵全てにダメージを与える。 ショットガンシャッフルはカードを痛めるぞ |
毒瓶 | 全ての敵に毒を付与した状態でバトルを開始。こ、これは…青酸カリ! |
クレジットカード | クレジットを獲得。有り金全部溶かさないようにね |
サングラス | 凍傷ダメージを与えると、凍傷属性の爆発を起こすことがある。 アイコンのサングラスはドット絵。クールなやつは爆発なんて眼中の外 |
スティムパック | 最大HPと引き換えにスペルパワーが上昇。依存症に注意。 |
ビスマス | スペルをキャストするとシールドを少量獲得。ジェムクラッシャー |
ローズ | 最大HPと引き換えに武器攻撃力が上昇。RWBY |
レーザーポインター | スペルをキャストするとたまにレーザーを発射。目を狙え! |
ジャイアントアーマー | マナ回復速度が減少する代わりに防御力が上昇。ジェスチャー:呆れる |
ステップドローン | 移動するたびに小ダメージの弾を射出。FFRってプレイしたことある? |
デュエルディスク | リロードが一瞬で完了する代わりにジャムが追加される。 手動リロードが出来なくなる。モンスターが実体化した! |
リンクケーブル | バトル開始時、ランダムな敵に痛覚共有を付与。タイマンやろうぜ |
ローラーブレード | スペルをキャストすると一定時間移動速度が増加。B長押しでダッシュ |
懐中時計 | シャッフル時に少しだけ時の流れが止まる。Don't forget 3.Oct.10 |
美徳 | しばらく何も行動を取らなければマナを回復。忍耐だ、若きパダワンよ |
カンレンドウガ ―Some Movies of Game
カンレンリンク ―Three Links of Game
カンレンコウモク ―Some Topics of Game
脚注
- *v1.7現在ライブラリで確認可能なもので254種類、実際はクナイ・ジャムといった一時的に追加されるスペルがあるためもう少しだけ多い。
- *v1.7現在ライブラリで確認可能なもので176種類
- *One Step From Eden - Kickstarter
- *SOWN 2019 Finalist Presentation
- *ロックマンエグゼ4以降の「系統」の概念に近いが、ブランドの特徴に合わないスペル、逆に同じような効果が得られるスペルが異なるブランドに存在する(例えばシールド付与のスペルはPhalanxブランドに多く含まれているが他のブランドにも少数ながらシールド付与のスペルが存在する)場合もあり、系統ほどの厳密性はない。ちなみにブランドは各スペルを作成した企業という、Borderlandsシリーズの武器のような設定がある。
- *ロックマンエグゼでアルファベットが付くものといえば同じコードと*(トランプのジョーカーのようなオールマイティ)の組み合わせのチップしか選択できない制約「チップコード」であるが、本作にそのような制約はない。
- *カードマジックにおけるテクニックの一つ。デッキの一番上のカードを見せるふりをして実は2枚目を見せるテクニック。
- *バフの一種。1以上溜まっているとフローキャスト状態となり、一部スペルの効果に影響を及ぼす。スペルを使用する度に1ずつ減少する。
- *対象以外に与えられたダメージも受けるようになるデバフ
- *これに近いスペルのSlash fiction(スラッシュ)はいわゆるBLに相当する二次創作の意味だが、ブランドの傾向から単に「Fictionをめった切りにする」、よりかみ砕いた言い方をすれば「その幻想をぶち殺す!!」という意味だと推測される。
- *v1.5までは48個
- 6
- 0pt