夢原のぞみ(ゆめはら のぞみ)とは、『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』の主人公の一人である。
担当声優は三瓶由布子。
概要を紹介しちゃうぞぉ~!けって~い!
サンクルミエール学園の2年生。美容師の母と童話作家の父(声優はザケンナー役の滝知史)を持つ。
また、小々田コージとあらゆる意味においてイケナイ恋愛関係を築いている。
性格は天然でドジ。何もないところでの転倒率は歴代随一。運動も勉強も苦手であり、そういったステータスのためか夢を見つけることが出来ていなかった。
なお、当初の天然度合いはまだゆるい方で、初期は若干打算的な面がしばしば見られた。
しかし、中の人である三瓶由布子が演技に慣れるにつれてどんどんオバカ声が定着化していき、5GoGoの時には致命的な天然バカっ娘としての安定期かつ絶頂期を迎える。「えっ?」の言い方一つからしてアホっぽさが伝わってくるが、むしろそこが魅力と言える。通称バカピンク。アホの子。
そのバカさ加減が客観的に裏付けられたエピソードとして、5GoGoの「危ない!ファイブDEチャンス!」が特に有名。他の面子がキャラに合った趣向のステージでインチキクイズが出題される中、のぞみだけ幼稚園か保育園のような部屋に移動させられてしまったのである。ただ、これには流石ののぞみさんも、ジト目になるしかなかった。
口癖が歴代の中でもかなり多い。度々イベントなどで使われる「けって~い!」に、後半から徐々に忘れ去られてしまった感のある「なんとかなるなる!」。「~もん!」、「~、だから!」もよく使われている。
特に「もん!」はキャラソンの影響で特にネタにされている。 また、けって~い!はその扱いやすさのおかげか現行プリキュアでもないのにオールスターズのイベント開催の決まり文句、大友向けフィギュアのキャッチフレーズなんかに使われまくっている。
※ちなみに、映像をよくよく確認すれば分かるし、BD-BOXのメモリーブックや感謝祭上映会でのトークコーナーでも言及があったのだが、「けって~い!」の時のぞみが出すのは左手である。右手を出すと偽物だと小村監督からツッコミが入るので絵を描く人やコスプレする人は注意しましょう。
5の最終回で、ココの影響から教師になりたいという自分自身の「夢」を見つける。そしてその夢が叶った『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』では、教師・夢原のぞみとして様々な現実に向き合っていく事になる。
その馬鹿さ加減は生活に支障を来たすのでは?という時もあるほどであり、同じく天然の気はあるが大人びているうらら(年下)と比較しても物凄いものがある。
たこ焼きにチョコをかけたいと言い出すなど、若干味覚が某トンカチさんに似ている。
芝居的な意味での産みの苦しみを味わったため三瓶由布子にとっては思い入れのあるキャラらしく、DX2収録しました!という話題の時はミルキィローズ役の仙台エリと妙に盛り上がりまくっていた。
キュアドリーム
-大いなる希望の力-
間違えられやすいが、光ではなく力。ピンク色がイメージカラー。
普段はお馬鹿なのぞみも、この姿になると普段のほわほわとした雰囲気が薄れ、声のトーンも一段階下がる等かなり凛々しくなり、歴代プリキュアでもトップクラスのカリスマを発揮するようになる。例えるなら「私にいい考えがある」が口癖のとある某司令官に似たような感じ。個性がバラバラなプリキュア5のメンバーをまとめあげるリーダーシップにも優れており、鷲尾天プロデューサー曰く「モデルは司馬遼太郎の小説『項羽と劉邦』の劉邦」らしい。
それはオールスターズでも遺憾なく発揮されており、展開上仕方ないとはいえオールスターズでは他のプリキュアの中心になっていたり、DX2でも底知れぬ頼もしさを見せつけていたり、その気になればプリキュア全体のリーダーになっちゃうんじゃないかというほど。
なお『キボウノチカラ~』では力の源である蝶の力により中学生の年齢まで一時的に戻って変身する。最近のTVシリーズでは赤ちゃんが成長してプリキュアになる位だから、これ位の肉体変化は朝飯前といった所か。過去のバンクも使えるし。
勿論それだけでは変身できず、本編当時にパルミエ王国に咲いた刻を告げる花・タイムフラワーが関係するのだが、この力が限定的なものなのかはまだ不明。
彼女の、歴代から受け継いできた「絶対に許さない!」は敵をタジタジにする。
戦闘では特に際立ったところはないが、主人公らしい光・水晶属性の技を持つ。オールスターズDXにおける格ゲーのコンボ技のような一連の動作は必見。なんか煙が出てるよこの人。
なお、プリキュアショーにおけるキュアドリームのスーツアクターさんは、彼女らしさを演じるためなのか、キュアルージュ=夏木りんのスーツアクターさんと打ち合わせて、ドリーム転ぶ→ルージュが叱る?、といったことをよくやっている。
個人技(「」内は登場作品)
- プリキュア・ドリームアタック「5」
掌打で光の蝶を射出する。 - プリキュア・クリスタルシュート「5」
ドリームトーチで水晶の散弾をぶつける。 - プリキュア・シューティングスター「5GoGo!」
光を纏ってフライングクロスチョップの体勢で飛行突撃を敢行する。TVシリーズでは基本1体の相手に使っていたが、他には衝撃波として使用したり、劇場版のDXシリーズでは同時に複数の敵を凄まじい軌道を描いてなぎ倒す・ゼロ距離で使用し相手を吹き飛ばすなど、応用を利かした戦法を見せる。
実は他の4人も自身の技をアレンジして使うことが多いこれが「5組は有能な戦闘集団」と言われる所以である。
合体技
- プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン「5」
5人が持つドリーム・トーチ、ルージュ・タクト、レモネード・カスタネット、ミント・リーフ、アクア・リボンを合体させて完成する巨大なマシンに乗り込み、敵に突撃する必殺技である。その演出は某スーパー戦隊シリーズを彷彿とさせる。 - プリキュア・レインボー・ローズ・エクスプロージョン「5GoGo!」
新たに手に入れた武器キュア・フルーレ(クリスタル・ファイヤー・シャイニング・プロテクト・トルネード)から巨大な虹色の薔薇を出現させて、相手を飲み込む技。
ちなみに通常のキュア・フルーレはこの技を使用するためだけに召喚されるので、”TVシリーズでは”武器として使用されたことは無い。 - プリキュア・ミルキィローズ・フローラル・エクスプロージョン「5GoGo!」
5人の持つキュア・フルーレに加え、ローズの持つフルーレ状に変化したミルキィ・ミラーも使用する。希望の赤いバラと奇跡の青いバラの力を融合させた最終必殺技である。
シャイニングドリーム
5GoGoの映画でキュアドリームが変身したスーパープリキュア。
シリーズ中では初めてミラクルライトの光を受けて変身したプリキュアで、正規のプリキュアの中でも、剣(スターライトフルーレ)だと認定されたものを初めて使用した戦士である。(アクアリボンは拡張的な使い方であるため。これ以降の作品では他にキュアビューティーが剣技を使用する・・・え?・・・ベリーソードは囮よ!)つまり、普段合体技でしか使用されなかったフルーレが本気を出すことが出来る姿でもある。
その名の通り全身が光り輝く純白の姿となり、背中には大きな翼が生え、通常のキュアドリームを超える圧倒的なスピードを得る。その立体起動を駆使してムシバーンと激しい攻防を繰り広げた。
必殺技
- プリキュア・スターライト・ソリューション
上空に飛び立ち、フルーレから分離した5色の光から放つ無数の光弾、さらには自分も光となって相手に突撃する技。相手を容赦なく蜂の巣にしてしまう。
完全に相手を葬り去る技だが、決まった後のドリームの表情をみれば複雑な心境がうかがい知れる。ちなみにオールスターズDX3にて悪の化身として復活させられたムシバーンに対して、この技と同じ構図でシューティングスターを放つシーンがあるが、この時の彼女の表情にも注目。
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- 星空みゆき / 野乃はな(同じドジっ子で、同じ川村敏江がデザインのプリキュア)
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