東京ブレイド単語

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トウキョウブレイド
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東京ブレイド』とは、架漫画作品である。漫画【推しの子】』の作中作

概要

原作赤坂アカ作画横槍メンゴによる漫画作品『【推しの子】』内に登場する漫画作品。

作者鮫島アビ子。略称は「東ブレ」。週刊漫画らしい。

主人公の「ブレイド」がとある太刀を手にしたところからストーリーが始まる。極東に集った21振りの「盟」は、持ち」となった者に様々なを与える。全ての盟から最強と認められた者には、国家を手にする程のである「『盗り』の」がもたらされると言われている。ブレイドが手にした盟を巡って他のらとの争いも生じるが、ブレイド決闘で彼らを破り、時には相手がブレイドの配下に下ることもある。

【推しの子】』作中のキャラクターの言葉によれば「いくつかのチームが抗争を繰り広げ いつしか互いに友情情を深めていく王道バトル漫画」「登場人物が多く様々な思惑が錯綜する群像劇」であるとのこと。

和風/東洋ファンタジーキャラクターらがを用いて戦う作品でありつつも、「新宿」「渋谷」といった現代日本の「東京」の地名がそのまま登場するというやや特殊な世界観であるようだ。

累計五千万部突破!」「アニメ映画超絶ヒット」「泣く子も黙る人気マンガ」とも言及されており、かなりの人気作品であるらしい(ちなみに、現実世界での累計発行部数5000万部の漫画の例は『聖闘士星矢』『幽☆遊☆白書』『犬夜叉』など)。

【推しの子】』の「第五章 2.5次元舞台編」(コミックス第5巻~第7巻)においては、この漫画舞台化作品(いわゆる「2.5次元舞台)が焦点となって物語が展開される。

2022年2月には、「第五章 2.5次元舞台編」の大団円となる『【推しの子】コミックス第7巻の発売を記念して、『東京ブレイド』のトートバッグがプレゼントされた。

【推しの子】』のアニメ版第2期ではこの「第五章 2.5次元舞台編」がに描かれるが、第1期最終話「第11話 アイドル」ではその先触れ的に『東京ブレイド』のカラーイラストも登場した。このイラストを担当したのは漫画家イラストレーターの「倭佐」氏。

2024年3月アニメ第2期キャラクタービジュアル開時には、「『東京ブレイド』のキャラクター衣装を身に着けたメインキャラクター達」のイラスト開された。

これらアニメでのキャラクターデザインでは、『東京ブレイド』のキャラクター髪の色などが漫画版のカラー原稿と異なっている。例えば漫画版では「つるぎ」の髪色、「」の髪色と、それぞれを演じる「有馬かな」「黒川あかね」と同系統の髪色だったが、アニメ版では「つるぎ」の髪色、「」の髪色に変更されている。

【推しの子】』の漫画版の作画担当「横槍メンゴ‎」氏によれば、「アニメではより「役」が分かりやすいようにカラーリングガラッと変えて頂きました」とのこと。

舞台

『東京ブレイド』のストーリーの中でも、主人公らが所属するチーム新宿クラスタ」と、敵として立ちはだかるチーム渋谷クラスタ」の抗争を描いた「渋谷抗争編」の部分を舞台化したもの。

舞台化はイベント運営会社「マジックフロー」が版権を得て企画9男優なども所属する実の劇団「劇団ララライ」を体としつつ、ララライだけでは必要な若い役者が賄いきれないため、キャストの半分ほどは外部から若いイケメン美人が複数招かれた。このララライ外からのキャスティングには、そういった分野に強いテレビプロデューサー鏑木勝也」も協している。

総合責任者は「マジックフロー」の代表、田澄。演出は「劇団ララライ」の代表である金田一敏郎。脚本家はGOA

出演者は、下記「登場キャラクター」にて役名とともに記した人物らのほか、劇団ララライの「みたのりお」「化野めい」「吉こゆき」「林原キイロ」「」などが出演している。

登場キャラクター

新宿クラスタ

ブレイド
「東京ブレイド」の主人公のような姿の男性
新宿拠点とする「新宿クラスタ」の中心人物であるようだ。
戦いの中で徐々に仲間を増やしていきつつ、最強となっての王となることをす。
舞台では姫川が演じる。
つるぎ
ボブカットの、表情豊かで生き生きとした女性
当初はブレイドのもつ盟を狙い襲ってきたが、ブレイドに敗れたことで屈
爛漫な戦闘狂。優位にあるときは威勢がいいが、敗れた後は「やめてけれ! おら まだ死にたくねぇだ!!」と訛った口調で泣きながら命乞いするなど、コミカルキャラクター
ブレイドの王になったには大臣にしてもらうつもり。
舞台では有馬かなが演じる。
キザ
眼帯を付け、頭にを生やした、威勢のいい男性。
つるぎと同様、ブレイドに下された後に配下になったようだ。
ブレイドの王になったには将軍にしてもらうつもり。
渋谷抗争編」においては渋谷クラスタと戦う。の弱気な様子をめてかかっていたが、意外にも強者だったに敗れてしまう。
舞台では鳴嶋メルトが演じる。

渋谷クラスタ

(さやひめ
かんざしを付けた長いの、しとやかな女性渋谷拠点をおく「渋谷クラスタ」の中心人物。
実は内気で、人を殺めたり血が流れることにを抱いた優しい子。
それでも、戦いが避けられない場合には苦渋の決断として開戦を決断する。
所有するは傷移しので、本来は自分の傷を配下に移し替える支配者のなのだが……。
舞台では黒川あかねが演じる。
(とうき)
三本のが生えた男性
の「懐」と自認し、その懐の持ちたる示に従うのみを旨としている。
」の人、許嫁でもある。
新宿クラスタ」らと和解した後には、「つるぎ」の相棒的存在となる。
サブキャラであるがラブコメ要素で男性人気もあるとのこと。
舞台では星野アクアが演じる。
(もんめ)
い頭巾をかぶった男性
キザミとの戦いの直前には、キザミに対して戦いを嫌がる弱気な様子も見せた。だがいざ戦いとなると、一転してキザミを窮地に追い込む。
新宿クラスタ」について「何も考えてないバカの集まりですよ」と評しており「言葉上は丁寧だが、腹黒キャラ」であるようだ。
舞台では鴨志田が演じる。

カップリング

上記のように、人にして許嫁というヒロイン的な設定で登場したキャラクターとされている。

だが徐々に敵同士だったはずのつるぎが「相棒」的な存在となり、つるぎ相方としての出番を食われるような形となったの出番は少なくなり、の「許嫁」という設定もほとんど「死に設定」になりつつある……と言う情報が『【推しの子】』作中でられている。そしてについて「いわゆる負けヒロインというやつ」「不遇のキャラクター」とも言及されている。

ちなみにこのつるぎカップリング展開については、鮫島アビ子の師匠的存在である漫画家吉祥寺頼子は「読者人気に気圧されて中途半端にねじ込んでる」と摘し、それを言われた鮫島アビ子は「ひっ ひどい……! 私なりに読者の期待に応えようと頑って…」と図を突かれたかのように狽している。

「刀つる」派と「刀鞘」派

そしてつるぎカップリングつる」が人気になっていくにつれて、カップリング」好きなファンたちは不遇をかこつようになり心がささくれていき、そしてそんなファン煽りたてる心つるファンもおり、ネットでは「つる」と「煽りあいが発生……といったようなことは全く『【推しの子】』作中ではられていない

だが、作中世界以外のところで、確かに「つる」と「煽りあいは発生していた。

【推しの子】』は漫画雑誌週刊ヤングジャンプ』で連載されている作品なのだが、一週間遅れでウェブコミックサイト少年ジャンプ+』にてウェブ連載もされている。そしてその『少年ジャンプ+』での『【推しの子】』第六十五話のコメント欄にて、つるが互いに煽りあっていたのだ(その後、当該のコメントは既に消えてしまっているが)。

『東京ブレイド』は架の作品なので、あくまでこの煽りあいもロールプレイではある。だがこのリアル厄介オタク感/ギスギス感が『【推しの子】ファンの一部の琴線に触れたようで、Twitterネット掲示板などでは「『【推しの子】』作中世界でのつるの気持ちを想像する書き込み」などが投稿されることもあった[1]

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関連項目

脚注

  1. *たとえばこの掲示板exitや、この掲示板exitなど(どちらも過去ログ

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