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本記事では、MMD杯に関する一連の問題のうち、主に第14回MMD杯以降起こった出来事について記載する。
なお、この記事はあくまでも「MMD杯問題」記事が凍結解除されるまでの暫定的なものであり、解除後はここに記載していた事柄はMMD杯問題の記事に移動するものとする。
第14回MMD杯
第13回MMD杯までにおいて、マイリストの数だけでその勝敗が決まるMMD杯は、工作が容易に行いやすいという問題点が以前から指摘されていた。これに加え、工作と同時に問題とされてきたジャンル対立とそれに伴う煽りが激化し、工作問題をより深刻な物としていた。
二つの問題はいずれも解決の兆しすら見えずもはや泥沼というべき状態に陥っていた。
またそれに加えて、第13回大会ではAngel-Cupの管理人にして杯運営の一人・ワルプルギスの小夜がAngel-Cupのリンクに艦これまとめサイトである「艦これまとめ速報~かん速~」を乗せていたなど、杯の公平性が損なわれていた。だが、それに対し運営は何ら対策をしないまま、第14回大会を迎えた。
その予選において、とある弁護士をモチーフにした「尊師」モデルを使用した動画が投稿されたことをきっかけに、尊師MMDをメインとした動画で杯に参戦する人間が複数現れる。
結果として、以下のリンクに示す図のように過去最大規模のマイリストの乱高下が発生し、一時はマイリストが5万近くあったのが、急に1万近く減らされる逆工作が起こる事態になった。これに対し逆工作で貶められた尊師以外の上位作品の投稿者(ビームマンP、サルサ、光線P、mobiusP)は尊師批判を行い炎上、さらに、すっしーPも尊師MMD作品に対し「お前ら暇で賞」を与えて実質的に除外しようという発言を行ったことで炎上した。
今大会で尊師MMDはTOP3を独占した。一部には明らかにMMD杯のルールに違反するのではないかと指摘される動画もあり除外するべきではないかと議論を呼んだが、結局そのようなことは行われなかった。また運営に対しては、あれほど指摘されていたにも関わらず工作対策をしなかった結果、今回の大惨事を引き起こすことになったと多くのユーザーから厳しく批判されることとなった。
このような経緯から、当事者である尊師MMD製作者は排除されず、以降の杯にも引き続き参加を続ける事となる。
また、「オメガ」と名乗るユーザーが第14回MMD杯の記事において、大会結果の受賞作一覧表を無断改変したため、それに反発した人々から個人情報を特定される騒ぎが起きる。そしてこの後、第14回MMD杯およびMMD杯問題の記事で複数ユーザーによる編集合戦が行われ、これが原因で両記事はニコニコ動画運営より凍結処理が下る。後に第14回MMD杯の記事は凍結が解除されるも、MMD杯問題の記事は2年以上経った現在でも凍結は解除されていない。そして、これ以降MMD杯の総投稿数・総再生回数・総再生時間数・総コメント数・総マイリスト数及び優勝マイリスト数は減少の一途をたどる事になる。
第15回MMD杯
前回の件もあり、さすがの運営も工作対策をしてくるだろうと多くのファンは考えていた。だが、なんと運営は全くルールを改善することなく杯開催を告知。運営に対する非難が相次いだ。
工作によるものか上位動画のマイリス数の激しい増減が起こる中、運営代表の「ゴロゴロウ」が自身のブロマガにおいて、「工作なんぞ、再生数・マイリス数稼ぎの上客っしょう、丁重におもてなししとけば良いんじゃないですかねぇ?」と、マイリス工作を容認し、運営を批判しているユーザーの意見を一切無視するという発言をしたことで非難が殺到した。
なお、それを非難した一人である「涼子P」は、運営に近い立場であるにもかかわらずMMD杯工作やジャンル対立問題を無視した上で尊師MMDを批評する中立性に欠けたコメントをし非難が殺到、これがきっかけで個人情報を特定され今までの悪行の数々が明るみに出ることになり、結果的に彼が運営に関わっていた「MMD文化祭2015」は、開催中止に追い込まれた。原因となったコメントは削除されているが、魚拓より全文を読むことが出来る(https://archive.is/uyPZQ)
そして機材トラブルで1日順延された閉会式では、一部動画に意図的にモザイクがかけられていたものもあったという。
余談だが杯終了後、BowlRoll管理人の裁定により、尊師系モデルの一斉削除が行われる事件が発生した。
第16回MMD杯
相変わらず運営はルール改正をしなかった。さらに、運営ミーティングに参加した一部ユーザーによりSkypeのログが開示され、ゴロゴロウが例のブロマガの発言とは裏腹に尊師MMDに対し嫌悪感を持っていたことが明らかになり、運営体制に疑問の目が向けられるようになった。事実、尊師MMDの受賞作品の賞の名前は、そのほとんどが明らかに適当につけられたものであり、また、尊師モデルは杯2連覇を達成したにもかかわらず、杯告知動画には現在に至るまで1度も登場していない。
また、この大会以降「ネスカフェ(ねすかふぇ)」の偽者「ネス力フェ(ねすちからふぇ)」が出現、本物の動画に似せた尊師MMD動画を投稿するようになる。結果、本物は第16回以降杯には出場せず、動画投稿自体もMMD-PVフェスティバル3に投稿されたものを最後に後述のMMD杯ZEROに参加するまで行われなかった。
この頃になると、「MMD杯閉会式検討会」や「新MMD杯立ち上げ計画!!」など、有志で杯を改善・または新たな杯を立ち上げられないかの検討もされているが、実際にそれらが具現化されるのは後述の「MMD杯ZERO」を待つことになる。また、自身が製作したモデルのMMD杯での使用を禁止することを表明したモデラーも現れている。
第17回MMD杯
案の定、運営は工作対策をしなかった。また、「まかろん」と名乗るユーザーがAngel-Cupから尊師を含む「例のアレ」の作品を除外する「Tea-Cup」なるサイトを開設し、ゴロゴロウもそれをブロマガで絶賛したり、製作者のtwitterにTea-Cup立ち上げ直後からゴロゴロウ・ワルプルギスの小夜・マッシュPといった杯運営がフォローを入れていたことで、「ブロマガで特定ジャンルの除外に批評的な態度を取っていたくせに今になってそれを推奨している」点に非難が殺到した。また、Tea-Cupの方針そのものを批判する者も現れ、Tea-Cupの紹介動画には非難のコメントが殺到し、抗議する動画がいくつか作られた。
ところで、杯では本選に遅刻した動画に対しても、閉会式で取り上げる風習があった。だが「Pioneer」をはじめとした一部ユーザーはこれを逆手に取り、杯本選投稿期間終了直後にゴロゴロウを名指しで非難する動画を多数投稿した。それに対し運営は閉会式で遅刻組そのものを取り扱わない措置に出た。結果、単純に間に合わなかった参加者の遅刻動画は軒並み巻き添えを食らう形となり、一部の遅刻動画の投稿者からは運営に対し非難が殺到した。
第18回MMD杯
相変わらず杯運営はルール改善をしなかった。この頃にもなるとすでに多くのユーザーが杯に見切りをつけており、事実公式告知動画はネス力フェによる偽者の告知動画に再生数において負けるという有様であった。
今回は上位の動画が多数権利者削除を受けた。この影響で受賞動画のレートは非常に低いものになった。
さらにメイン運営は、尊師動画やゴロゴロウ・運営批判動画を意図的に本選参加作品から除外する暴挙に出る。これがきっかけでMMD杯を楽しむ意思を持っていた穏健派が運営攻撃に加勢。これまで下火だったゴロゴロウを中心とした杯運営の特定、排除活動が本格化する。
今大会の杯運営では、すでにワルプルギスの小夜やマッシュPといった運営の中心人物が個人情報を特定され杯運営を去っており、特定こそされていないが御神楽稲荷も杯運営を引退。さらに第17回大会でサポート運営に潜入した人物のリークが流出したことにより、多くの人間がサポート運営に立候補。その過程で「杯運営の告知動画製作者をつぶせば杯を破壊できる」と考えた者達により、三河屋工房やJupiterといった動画製作者が特定され、viviも特定を試みる人間の攻撃を受けたことによりいずれも杯運営引退に追い込まれ、杯運営は自前の動画製作者を全て失った(ゴロゴロウ初め残りの運営メンバーは上記の3人ほど高クオリティーの動画を作れないMMDerか、またはそもそもMMDerですらない)。他にも杯の内部情報が次々と暴かれていった。
一方で後述する遅刻組への対応等も含めサポート運営はメイン運営を問いただすも回答がなく、ついには連絡が途絶する。この事からサポート運営はメイン運営が機能不全に陥っていると判断し、サポート運営のうち数名が代表する形で公式HP等の編集権等の権限をサポート運営に移行することを要求。それに対しメイン運営は以下のメッセージを当該のサポート運営メンバーに直接送りつけ、意味不明な妄想を根拠にサポート運営のSkype会議室の閉鎖を宣言するというさらなる暴挙に出た。なお、閉鎖について会議室に連絡は無く、メッセージが会議室に転載された事によりサポート運営全体に周知される事となった。
そして毎回公開していた閉会式のエンドロールの運営メンバー一覧も公開せず、自作自演賞の動画も投稿しないという有様であった。
こんばんは、(省略)さん。 突然ですが、「ハセカラwatch民」というのを聞いたことがありますか? 自分はハセカラだと名乗ってハセカラの掲示板に入り込み、ハセカラ民の個人情報を探り、判明したら職場や両親に「彼はテロリストを自称し、殺人予告をしている集団に所属しています」とか、「お前はどんな育て方しとんや!」等の連絡をして、社会的に抹殺しようとしている人たちです。 今回、杯運営サポートに潜入しているという人を集めたハセカラのパスケーの管理人が、その掲示板へのアクセス許可をするためメールアドレスを取得していたのですが、そのアドレスのパスワードを適当に「hasekara」と入力してみたら入れてしまい、発覚しました。 具体的には「杯運営の住所を特定したがワイは遠くて行けん、誰か行ってくれ」と煽って行かせ、その様子を隠し撮りしてネットで公開処刑にしようと計画していたようです。 しかも映像を公開したのは杯運営だということにして、ヘイトを杯運営に向かわせ、ハセカラと杯運営両方の共倒れを計画して相談していたのだそうです。 そのパスケーは、すぐさま閉鎖となりましたが、締める直前、そのハセカラwatch民のIPを公開していました。 私がそれをチェックしたところ、今回サポートとして参加している方のIPと完全に一致しました。 サポートメンバーにそういう悪意を持った方が複数いることが確実となった以上、残念ですが「18杯サポート運営会議室」の運用を中止とします。 不満はあると思いますが、あなた自身も容疑者のひとりだという自覚をしてください。 お疲れ様でした。
さらに、今度は毎回杯の名物となっているハイキックPのハイキックタワーの偽者が多数現れた。そのほとんどは第10回大会のMMD杯妨害動画のように、本人が過去に投稿したものの丸投げだったため大半が削除されたが、中にはネス力フェのように消されなかったものも存在している。なお、本物のハイキックタワーは本選投稿期間終了後に遅刻組として投稿されている。
第19回MMD杯
やはり今回も工作対策は一切なされず、さらに前回の杯運営の内部情報の流出を受け、杯運営は運営人員の募集を行わないことを決定、一方引き続き告知動画の募集は継続することを発表。だが、杯運営は前述の経緯から自前の動画製作者を全て失っており、また外部から告知動画を提供するMMDerもいなかったことからか、開催告知動画は例年より1週間以上も遅れた2017年5月6日まで投稿されず、その告知動画も過去の大会のそれと比較しても最低水準のクオリティーであり、公式動画なのに釣り動画と勘違いされるほどであった。あまりのひどさに第16回告知動画製作者の非オタ(独り身P)はその告知動画を自主削除し、ゴロゴロウに対し苦言を呈している(関連動画参照)。
翌日には別のユーザーによる偽の告知動画が投稿されたが、そちらのクオリティは一定水準を満たしており、あらゆる点で明確に公式の告知動画に勝っていた。
これに先立つ3月1日、杯運営を偽って第20回MMD杯の記事を立ち上げ、偽の杯を開催しようとした者がいたが、誰からも賛同を得られず、その人自身が個人情報を特定されたこともあり、わずか20日で空中分解してしまった(詳しい経緯はMMD杯新生計画を参照)。だが3月21日、今度は第19回MMD杯の記事が杯運営とは無関係の人物により立て逃げ同然で立ち上げられた。
また5月には当記事「続・MMD杯問題」が立ち上げられるが、立ち上げ人物(通称:初版作成者)の数々の編集態度に非難が殺到。特に著作権の問題において、許諾を受けていない楽曲を使用して権利者削除を受けた動画を擁護する記述や、権利者通報を荒らしの手段として非難をする記述を行い、著作権を軽視した態度とグレーゾーンで遊んでいるMMD界隈の著作権問題を明示しようとする記述の固執に非難が殺到した。また自身も著作権を侵害した動画を投稿しており、以下のような発言も問題視された。
前回ネット上に存在しなかった音源部分があった影響で違っていたり抜けていた歌詞を動画準拠のものに差し替えた完全版です。 いやー、このためだけにTSUTAYAでTポイントカード作ってCD借りに行きましたよ。 ええ。全く、余計な経費使わせやがって・・・
その後、初版作成者は多くの非難が殺到しながらも著作権に関する記述を長らく残し続けていたが、掲示板にて外部サイトでの活動が発覚後それらの記述を削除し始めた。
今大会では予選段階で多くの尊師動画が除外された。それに対し一部ユーザーは一見何の変哲もない動画を1位にさせた上で、杯予選期間終了後に動画タイトルを除外動画の物に変更し、説明文に除外動画へのリンクを貼り付ける奇策に出た。さすがの運営も予選終了後となってはどうすることもできず、現在でもこの動画は記録に残り続けている。
本選では今までテーマ別の部門には松、竹、梅の3つの賞が与えられていたが今回の閉会式では上位1つにしか与えられなかった。また閉会式がコミュニティ放送で行われず事前告知もなかったため混乱を招いた。
第20回MMD杯
本選における総再生数や総マイリスト数、総コメント数は前回に比べるとわずかに上昇したものの、そのほとんどは上位2つの動画に集中しており、1位と2位のマイリスト数は総マイリスト数の過半数を占め、1位を除く総コメント数は第1回をも下回るという有り様であった。また、これまでの杯問題をまとめた動画が投稿され、60分という再生時間の長さにも関わらず大反響を呼んだ。さらに、6666AAPやベホイミP、元杯運営のカツオ武士(P)らもブロマガで現在の杯に対する見解を述べている。その過程でMMD杯の根幹を成し、絶対に変更不可能とされる「MMD杯三大方針」なるものの存在が発覚し、このためにマイリス投票方式の変更が不可能だということが判明。以下はその内訳である。
1.テーマに沿った動画を投稿する
2.マイリスト数の多寡で順位を競う
3.未公開作品のみを杯動画として扱う
しかしこれも、かんなPら元杯運営の証言により、少なくとも第16回大会まではそのようなものはなかったか、あったとしてもそこまで厳格に決められていたものではなかったことが発覚。そのため、「批判が強まった頃にゴロゴロウにより後付けで追加されたもの」ではないのかと批判が上がることとなった。
第21回MMD杯開催中止とMMD杯ZEROの誕生
その後、第21回MMD杯の開催告知動画は6月30日まで投稿されず、その告知動画は19回に匹敵するほどの低クオリティなものであり、また、第20回大会の参加動画を無断で使用したとして翌日に個人申し立てにより権利者削除されてしまい、ついに7月8日、運営側の体制不十分を理由として開催中止が発表された。杯運営は「今後、運営の体制立て直しなどを図りますので、次回開催については改めてご案内します」と表明しているものの、2019年4月現在でも新たな開催についての告知はなされていない。それに先立つ6月23日、ビームマンPによりマイリス投票なしの「MMD杯ZERO」の開催が告知され、MMD杯に不満を持っていた層から大いに歓迎され、実際に予告動画は第20回予選の倍以上、本編動画に至ってはMMD杯最高記録である第14回の884本を大幅に上回る1067本の動画が投稿され、総再生数・総コメント数・総マイリスト数も第17回レベルまで回復する大成功を収め、2回目以降の開催も決定された。
かくして、MMD杯問題はMMD杯そのものの消滅とそれに代わるイベントの誕生により解決することとなったのである。
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関連項目
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