346プロ怪異事件ファイル単語

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346プロ怪異事件ファイルとは、カラコルム氏が作成しているNovelsM@ster作品。
アイドルマスター シンデレラガールズ×流行り神のクロス作品であり、iM@S架空戦記作品としても扱われている。

作者の前作である【876プロ怪異事件ファイル】の続編にあたるが、要登場人物は全て入れ替わっている。

プロローグ

流行り神
それは、一時的・突発的に信仰され、すぐにれてしまう神、または…………
偶像』である。

都市伝説は終わっていない!!
(346プロ怪異事件ファイル 序章より)

ルート分岐

本作は前作と違って科学ルートオカルトルートに分岐するため、
視点と過程の一部が変化するようになっていると思われる。

オカルトルート科学ルートの倍の話数で構成されており、時間軸上の正史はこちらの可性が高く、
スピンオフ作品である「退魔師(見習い)道明寺歌鈴!」はオカルトルート終了後がベースになっている。

ルート 話数 連載期間
共通ルート 17話+隙間1話 2016/07/202016/11/18
科学ルート 18話+隙間2話+おまけ1話 2016/11/292017/05/06
オカルトルート 36話+隙間2話+おまけ4話 2017/05/122018/06/17

登場人物

性格は基本的に原作準拠。
本項ではこの作品における独自設定のみ抜

輿水幸子

前作である876プロ怪異事件ファイルではゲストキャラクター及び幕間で登場した、本作における主人公
前作にて怪異事件に巻き込まれており、その常識では説明できない都市伝説にも理解がある。

新人アイドルである星輝子白坂小梅ユニットカワイイボクと142's」を組む。
本作では346プロを襲う怪異に立ち向かいつつ、ユニットリーダーとして2人を牽引する。
一方で若干暴走しがちな上に一人で抱え込む側面があり、そのことが逆に怪異を呼び込んでいる印を受ける。

担当されているプロデューサーとは強いで結ばれており、非常に信頼している。
また怪異と感応しやすいという体質の持ちでもある。

白坂小梅

カワイイボクと142'sユニットメンバーの一人。

霊感が強いおかげか、怪異をなんとなくだが感じ取ることが出来る力を持つ。
そのか16話において、怪異に襲われて3人の犠牲者となり、
一命こそ取り留めたが事件捜からリタイアした。

霊感の強さからかしい相手がほとんど出来なかったらしく、
その経緯もあって自分を受け入れてくれた幸子子とのを大切に思っている。

星輝子

カワイイボクと142'sユニットメンバーの一人。

機転が利く所があり、怪異事件解決に向けたサポートをする。
ユニットの中では年長者として、他の二人を支える場面も。

※以下ネタバレ

流行り神の登場人物である道明寺秋彦と旧知で、前作で事件に巻き込まれた輿水幸子秘密裏の保護観察を命じられて346プロアイドルとして潜り込んでいたのが彼女。また前作で関わっていた人魚の資料の回収も命じられており、科学ルートにて判明した桜庭薫PCに入っていたデータなどを道明寺秋彦に引き渡した模様。

幸子の裏でいろいろ動いており、科学ルートでは幸子との行動が多かったため裏で動く描写は伏線のみで少なかったが、幸子独立した行動にならざるを得なかったオカルトルートでは常時美穂を守るために行動しており、科学ルートではエピローグでしか語られなかった裏世界の関係者らしい動きを表立って見せる。

オカルトルートでは終盤に周子に襲撃され背後から射られたものの、それに乗じてに落ちたことで行方を一時的にくらまし、「人魚」の残党のを欺き、そのまま科学ルート同様に拠を回収したと思われる。

実際に裏話においてその詳細が明らかに。元々本作ではF.A.O.F所属のエージェントであり、元々は暗殺部隊である「野槌」に所属し”処刑菌”の二つ名を持っていた。また生殺人衝動を持っているある種の危険人物であることが判明しているが、一方で殺人狂というわけではなく、どちらかと言えば自分の身辺に被害が及ぶような相手に対して向くことが多く、作中で手を出した相手も先に仕掛けられてきたことが大きい。今回の任務において、「野槌」から裏社会拠隠滅を担当する「」に条件付きで移籍していた。

ネタバレここまで

小日向美穂

幸子と仲のいいアイドルの一人。

前作にも少しだけ登場しており、幸子と同じ怪異に巻き込まれた経緯を持つ。

科学ルートでは筋から離れた位置だが、オカルトルートではキーキャラクターとなる。

※以下ネタバレ

幸子ほどではないが、やはり秘密裏の保護観察の扱いを受けているようで、今回の事件に「人魚」残党の一が絡んていたことが判明して以後は子に忌み名を使われて行動を制限させられていた。とはいえ美穂を守るために止むを得ずに使ったらしいことが科学ルートエピローグで語られており、その詳細はオカルトルートにて描かれている。

前作の「さとるくん事件」に巻き込まれ、その後もアイドル活動を続けた4人に対しては強い友情を感じていたが、一方で一時期担当していた幸子Pに対する感情はかなり複雑なもので、憎入り混じっていたことがオカルトルートで示唆されている。某ゲーム風に言えば「ポジティブ ネガティブ→嫌悪」とも言う感じで、前作において幸子を捨てて保身に走ったことを相当憎んでいた模様。さらに346プロでも幸子Pが幸子以外の担当を外れたことで尚更心の底で「また担当をアイドルを捨てるんだ」という想いが膨れ上がっており、そこを周子に付け込まれたとされる。

ネタバレここまで

十時愛梨

初代シンデレラガールにして、本作最初の犠牲者。
仕事中に突如喀血して生死をさまようが、治療を担当した桜庭薫により一命は取り留める。

神崎蘭子

二代シンデレラガールにして、本作2人の犠牲者。
同様突如喀血して瀕死の状態になるが、桜庭の尽力により一命は取り留める。

本田未央

本作のキーアイドルの一人。

島村卯月渋谷凛ユニットニュージェネレーション」を組んでいる。
明朗快活、爛漫な人柄から支持するファンは多いが、連載当時のユニット3人の中ではシンデレラガールに選ばれたことがなく、他の2人の後を拝している感は否めない。

なおご存知のことだが、彼女は八代シンデレラガールとして2019年に選出されている。

※以下ネタバレ

本人はシンデレラガールに選ばれていないことを余り気にしていない。シンデレラガール達だけで催したパーティに一人特別ゲストとして招かれ、その時、事件の真犯人である塩見周子の企みによって、相を知らないまま事件を引き起こすとなるを購入し、彼女たちにプレゼントとして渡していた。このため幸子に事件の関与を疑われ、さらに幸子小梅との対面中、危うく彼女ら共々殺されかけている。知らなかったとはいえ、自分が友人たちを危機に巻き込んだことに対して強い自責の念を抱いている。

科学ルートでは、キーキャラクターの一人として、幸子らと共同で事件の捜に関わることになる。終盤、幸子美穂と共に病院に潜入し、周子を殺して一連の事件の犯人は自分だったいう桜庭薫の偽りの自供を聞いている。事件解決後、入院中の幸子お見舞いに来た時、TVで周子追悼の番組を見て、(周子に自分が利用され、殺されかけたとは知らず)彼女の死を心から悲しんでいた。

オカルトルートでは、中盤で卯月からを回収した後、彼女たちと一緒にいて見守るべきだという子と美穂の説得を受け入れ、捜から手を引き、物語筋から退場している。

ネタバレここまで

塩見周子

本作のキーアイドルの一人にして、科学ルートオカルトルート双方におけるキーキャラクターとなる。

四代目シンデレラガール

本作では桜庭薫とは兄妹同然に育った幼馴染であり、彼女にとってはであると同時に初恋の人でもある。

※以下ネタバレ

今回の事件を引き起こしていた実行犯で、歴代シンデレラガールや、卯月と関係が深い未央、事件を追っていたカワイイボクと142's殺を企んでいたが、動機に関しては科学ルートでは不明瞭な点が多く、動機が語られるのはオカルトルートに入ってからである。

科学ルートでは、彼女らの殺に失敗して幼馴染である桜庭薫に協力を要請したが、断られた際の揉み合いで命を落とした。だがその相を知るのは桜庭薫の最期に立ち会った幸子などごく少数のみであり、彼女犯人ということは桜庭薫工作などもあって隠蔽され、科学ルートではここで表向きの事件としては完結してしまう。

オカルトルートでは、狡猾な一面を見せ、自分を調していた歌幸子を始めとしたアイドル関係者や警察をそらすことに一時的に成功している。市原仁奈と旧知であり、このことが今回の事件の動機とつながっていると思われるが……?

オカルトルートで判明したが、彼女プロデューサーアイドルを商品としての価値でしか見ていない最低の男であった。その本性を隠しており、周子を利用して自らの名を高めようとして、そのためだけに彼女が自身に好意を抱くように誘導し、人同士の関係となった。その後に妊娠してしまった周子の意思を無視して、彼女の意識がある状態のまま人工中絶させ、取り出した児をその場で自ら握りつぶすという鬼畜所業で、彼女の心を全に破壊してしまった。このことが彼女に同僚アイドルを次々殺に駆り立てた理由であり、また『人魚』一の残党に良いように利用された要因とも言える。ある意味彼女も悲惨な過去を背負った犠牲者であったと言えるだろう。

なおこのプロデューサーは裏話において子が直接断罪したことが判明したが、『人魚』一の残党から始末されなかったところを見るに、結局は任務の成否関係なしに口封じすら必要ない捨て駒に過ぎなかったと思われる。

おそらく周子は今回の事件の始まりともいえる桜庭薫市原仁奈と関係が深いと言うことから、実験の適合素材として最初から『人魚』にマークされていた可性が極めて高く、プロデューサーとして彼女に近づいたのも、彼女との間に子供を作ったうえでの前で殺したのも、全ては『人魚』一の残党が今回の事件を起こすための下準備だったとすれば褄が合う。とはいえ、周子のプロデュース途中で何らかのがあった可性もありうることが後書きにおきて示唆されており、全て彼自身の意思によるものだったか不明な点もあり、彼も人魚の残党にゆがめられていた可性が否定できない。

なおこのプロデューサー自体が『人魚』一の残党とつながりがあった可性が高く、オカルトルート最終回死亡しているのが確認され、前作の五十嵐幸夫同様に口封じとして殺された可性が高いスピンオフ作品の「退魔師(見習い)道明寺歌鈴!」において『人魚』一の残党が周子をに付けた際にプロデューサーも同時にマークされていたようで、このプロデューサーは利の一致のより「とある人物」に洗脳されて実験台&捨て駒にされていたことが判明している。

なお両ルート本編上では敵役として死亡してしまう彼女だが、正規ルートであるオカルトルート後の後日談では生存していることが判明しており、裏で歌達が尽力したおかげで現世に戻ってこれた模様。

ネタバレここまで

北条加蓮

本作の科学ルートにおけるキーキャラクター

原作ではアイドルだが、本作では一般人渋谷凛同級生友人という設定。
かつて難病を患っていたが、担当医だった桜庭薫の治療によって、現在健康を取り戻している。
そのため彼に向ける思慕は強い。

オカルトルートでは、本人は登場しないが、友人桜庭の患者ということで話題には出てくる。

なお2020年に九代シンデレラガールとして選出されているのはご存じの通り。

※以下ネタバレ

彼女病気現在の医療では治療不可能なものであり、本人も生きることを諦めていた。だが彼女を救いたいという桜庭の熱意とその動機(不治の病で失った)を知り、彼が開発した「万能薬」を用いた人体実験になることを了承、それよって回復に成功している。

から事件を聞き、桜庭の「万能薬」がこの件に関係していると察知。桜庭相を聞きに行こうと病院に潜入したところ、彼が塩見周子を殺した場面に遭遇(実際には周子に殺されそうになったための正当防衛)。周子の名誉を守りたかった桜庭による偽りの自供を聞いてショックを受け、事件解決後は自室に引きこもっていたが、幸子から事件の相を告げられたことと、桜庭の形見であるイルカペンダント桜庭が加に密かに渡していた)に託された意を知り、立ち直る。

ネタバレここまで

渋谷凛

本作のキーアイドルの一人。

三代目シンデレラガール、および科学編では北条加蓮友人というポジションで登場。
またアイドルユニットニュージェネレーション」として一緒に活動している島村卯月本田未央ともやはり仲がいい模様。このことが理由で、事件の相を探ろうとする幸子らに対して疑惑と敵意を向け、一時は一触即発の事態を引き起こしている。

が登場しないオカルトルートに分岐した場合はほとんど登場しないため、基本的には科学ルートにおけるキーキャラクターの扱いとなっている。

なお本シリーズと同作者シリーズである「ノノヨマワリ」の世界観が同一かは不明。

島村卯月

五代シンデレラガール
渋谷凛本田未央の3人でユニットニュージェネレーション」を組む。

本作では、科学ルートオカルトルートいずれも筋に関わらず、基本脇役ポジション

ルート本編終了後のおまけコーナーでは、神谷奈緒解説役を務める。その際、本編空気扱いされた憤りをPにぶつけている。

市原仁奈

本作のオカルトルートにおけるキーキャラクター

塩見周子とは旧知。両とは複雑な関係にあるようで、現在庭で生活しているとのことだが……?

科学ルートには登場しない。

※以下ネタバレ

幼い頃に市原義人を手術ミス(実際には意図的なもの)により失い、そのことが原因で庭は崩壊、両からの情を満足に受けられずにいた。周子とは、彼女が担当Pに理矢理中絶させられ、全てに絶望していた時に知り合う。仁奈の庭事情とその原因を知った周子が、彼女の義人を生き返らせようと考えたことが、一連の事件の動機となっている。
終盤では、周子の暴走を止めるため、依田芳乃の手引きで現れる。必死の思いで周子を説得するものの、時すでに遅く、義人のに種として植え付けられていた火之具土が降臨し、周子は焼死してしまう。さらに義人もまた桜庭薫によって火之具土として討ち取られ、喪心状態の中救出される。
事件解決後は寝たきり状態となっていたが、幸子幸子Pが自宅を訪問した時にを覚まし、Pに以前の約束通りアイドルになる決心を告げ、また義人の死と向き合えたことで母親とのも取り戻せた。

次回作でも第8話の予告に登場している。

ネタバレここまで

幸子P

幸子のPで、本作ではカワイイボクと142'sプロデューサー
346プロへの移籍当時では、幸子以外に加奈・美穂・紗枝・実の5人をユニットとしてプロデュースしていた。
本作ではオカルトルートの方でメインキャラクターとなるが、科学ルートでは出番が少ない。

前作の幸子との出来事のせいで元々傾向があったメンヘラをこじらせており、
自身の鈍感さも相まって、優しさこそあるものの、優柔不断で人を意識化で傷つけてしまうところがある。

さらに次回作の「退魔師(見習い)道明寺歌鈴!」においても、どうやら原因の一端になってる節がある。

※以下ネタバレ

実際にアイドルたちそっちのけで歌に現を抜かしている有様(実際には両想いなのだが……)であり、一番メンヘラをこじらせていた時期であったとはいえ、最こうなってくると「悪人ではないにしろ、こいつがいなきゃ事件自体が最初から起きなかった可性が高いんじゃないのか?」といわざるを得ない状況である。なおメンヘラは続編で改善どころか歌距離を取ったせいか本作以上に拗らせており、担当アイドルにとって疫病神……どころか疫病神にさえ失礼なレベルで性質が悪くなっている。

ネタバレここまで

ぶっちゃけ幸子の件も含め、アイドルに結果的にしでかした数々の所業により、
だいたいこいつのせい」で作者による3シリーズすべての事件をこじらせてしまった部分は多々あり、
関わったアイドルを自身の意思とは関係しに、ことごとく面倒ごとに巻き込んでいる。
舞さんはまずこいつをアイドル業界から排除すべきだったんじゃなかろうか?

そんな人物のためか、作者の後書きでさえ散々な言われようであった。

道明寺歌鈴

本作の裏パートにおける主人公で、特にオカルトルートではキーキャラクターとなっている。

本作ではアイドルであるほかに巫女見習いという設定が生かされており、
ある程度の術式の習得と怪異に関する知識があるため、
346プロにおける怪異の解決を担当する役割を持つ。
ちなみに白坂小梅とは友人同士。

だがまだまだ未熟な部分も多く、かつ本人にドジっ子属性もあるため失敗していることが多い。

本作のスピンオフ作である「退魔師(見習い)道明寺歌鈴!」では主人公として登場する。

※以下ネタバレ

本作では流行り神の登場人物である、蘭子とは師を同じくする子に当たる。日高舞幸子346プロに移籍したアイドルを守るために送り込んだ人物でもあることがオカルトルートで判明。

科学ルート最終回において、同じ苗字を持つ流行り神の登場人物である道明寺秋彦の知る人物であることが判明するが、彼との直接の接点はない。そのなのか人魚の動きが示唆されることに重点がおかれた科学ルートでは活躍の場は少なく、視聴者側のミスリードを誘う側の人物となっている。

一方でオカルトルートでは犯人として周子にいちをつけていたことが判明したが、このルートでは周子の尾行中に幸子撃されて一転して警察幸子から追われる身に。同時に幸子Pとも旧知の間柄であることも判明し、このルートでは結果的に幸子からのヘイトを集める結果となってしまう。後に誤解は解けたものの、結果的に幸子子は事件に対して遠回りしてしまう結果となり、これが吉と出るかと出るかは未知数である。

次回作で判明するが、やはりというか幸子Pに想いを寄せており、芳の見立てでは双方に脈があるのではとも。実際に幸子Pは歌のことをみたいに接していた節があり、むしろ出会った当初からアイドルとPという関係だった幸子よりも私的な関係としては近く、互いに気付いていないが両想いの関係となっている。ただし歌日高舞の手引きで346プロ入りしたこともあり、それ以後は幸子Pが距離を意図的に置いたために疎遠になっている。

未だ修行中のみだが、退魔師としての力にはを見るものがあり、かなり強力な力を持つ怪異でも相手取ることができ、自作の式神や退魔グッズだけでも相当な力を持つ。ただしそれ以外はドジっ子であり、精神的にもやや気弱なためか危なっかしい部分が多く、芳と組まなければポテンシャルフルには発揮できない。

ネタバレここまで

依田芳乃

本作ではオカルトルートのみに登場するアイドルで、科学ルートでは登場しないキャラクター

この作品よりも時系列が後になる退魔師(見習い)道明寺歌鈴!」でも歌パートナーとして登場している。

※以下ネタバレ

道明寺歌鈴と組んで事件の調を行っていたことが、オカルトルートにて判明する。
本作においては日高舞の直子の一人で、怪異にある程度対応することが出来るため、
とともに、日高舞346プロアイドルとして潜りこませていた。

怪異に対する造詣や気配探知のほか、頭の回転も速い。
また特殊力として結界破り、異界渡り、千里眼地獄耳などの神通力にも通じる力を持ち、

剣術や体術も嗜んでいることから、総合力で言えば歌以上。
一方で怪異そのものを直接どうこう出来る力ではないため、怪異に直接狙われた場合の自衛力は低め。
そのため歌と組んでいるのは、この弱点を補うためでもある。

ネタバレここまで

桜庭薫

本作ではアイドルとしてではなく、その前身である医師としての登場。

怪異に巻き込まれた346プロに対し、主治医としてかかわっていくことになる。
患者に対する思いや医師としての腕は紛れもなく本物。

分岐後の科学ルートオカルトルートともにキーキャラクターとなっている。

塩見周子とは幼馴染であり、兄妹のようにしい関係。

※以下ネタバレ

科学ルートでは、幼いころにを難病で失っており、あらゆる病気を治癒する「万能薬」の開発に心血を注ぎ、そのことが今回の事件の実行犯ではないとはいえ、怪異が起こる発端の一因となってしまう。あとがきにおいて「院長に利用された犠牲者」といわれているが……

オカルトルートでは、終盤に周子の企みに協力することを拒否し、歌ともども閉じ込められていたところ、芳によって助け出される。周子が自らの命と引き換えに降臨させた火之具土を之尾羽によって討ち取った後、分の周子を救えなかった自責の念から、彼女の後を追おうとするが……

スピンオフ作品である「退魔師(見習い)道明寺歌鈴!」では第8話の予告に登場しており、少なくともオカルトルートでは芳によって救い出され、生存していたと思われる。

ネタバレここまで

柳清良

本作ではアイドルではなく、桜庭薫の同僚の看護師として登場。

握野英雄

本作ではアイドルではなく、警察官としてオカルトルートのみに登場。

九十九一希

本作ではアイドルではなく、大学生作家としてオカルトルートのみに登場。

原作では父親ゴーストライターだったという設定だが、本作では民俗学フォークロアを題材とする伝奇小説作家として、本人名義で活動している模様。
星輝子とは「全日キノコ探究連盟」のつながりで旧知の仲。本作の怪奇に関わる数年前のある事件の情報子に提供している。

なおスピンオフである芳過去編では主人公として登場、怪異と関わることになり、日高舞依田芳乃と知己を得て、日高舞とともに怪異を葬ったと思われる描写がある。また怪異と接していくうちに子らとも面識を得ることなったと推測される。

小早川紗枝

前作「876プロ怪異事件ファイル」における「さとるくん事件」の被害者の一人。
その後は日高舞の手引きで幸子美穂同様に346プロに移籍していた。

本作ではオカルトルートエピローグ近くで周子の友人で登場。今回の事件に直接のかかわりはないものの、周子との仲から警察に事情聴取されたとのこと。

※以下ネタバレ

本作では全にゲストだが、次回作では敵サイドとして再登場。そのため周子の変貌に、彼女が干渉していた疑いもわずかながら出てきている。というより、彼女言によれば「周子の暴走」の理由を知らないまま、「歌に周子が殺された」とめられて伝えられていたことが判明。ただどう擁護しても、幸子P疫病神説の方が強いような感じもするが……

理由としては「さとるくん事件」の際に「人魚」の残党に監禁されており、当時から組織とかかわりがあれば、これ自体が自作自演であったことになる。また346プロ移籍時には道明寺も移籍アイドルに監視をつけるなど噛んでいたため、この当時に人魚とつながりがあれば流石道明寺も報告ぐらいはしていた可性が高い。まぁ道明寺なら面いからって理由で泳がせそうではあるが…… 

上記のことにより、『人魚』一の残党が彼女に事件をめて紗枝に伝えたのは周子やといった手駒を失った本編終了後だと思われる。そのため、当時は仮に『人魚』一の残党とある程度関わっていても、直接本編に関わる事件に干渉していた可性は極めて低い。歌たちを付けねらう理由が私によるものが大きいのもそれを裏付けているともいえる。

ネタバレここまで

今井加奈

前作「876プロ怪異事件ファイル」における「さとるくん事件」の被害者の一人。
その後は日高舞の手引きで幸子美穂同様に346プロに移籍していた。

本作ではオカルトルート最終盤の回想に登場。今回の事件に直接のかかわりはないものの、幸子とは違った意味で幸子Pに対する依存度が高く、幸子Pが担当を外れた際にはしく動揺したとのこと。実際に次回作やその後日談を見る限りは相当な幸子Pへの依存傾向があったようで、そのためか本作の彼女ヤンデレに近い気質の模様。

※以下ネタバレ

また幸子とは違う意味で怪異を呼び込む性質を持つとも思われる。本作でのはほとんどなかったが、スピンオフ作品である「退魔師(見習い)道明寺歌鈴!」では裏パートキーキャラクターとして登場しており、後に歌たちの敵対閥に洗脳された状態で登場した。

ネタバレここまで

日高舞

前作にも登場した、いわずも知れた伝説アイドル

今作では隙間録に出演しており、
本作の346プロで起きた事件の際には人魚の残党に監視され自身が表立って動くことが出来ず、
このことがオカルトルートにおいて幸子と連絡が取れなかった要因であった。

本作においてサイネリア子にとっていたことが判明し、アイドルとしての技術だけではなく、
達を守るために「警察史編纂室」と関わっていたころの技術も仕込んでいたことが判明する。

また過去編では芳や歌九十九と出会った経緯が語られている。彼女たちと出会ったのはウワサを聞きつけた『荒神・悪神補』の地を独自に訪れた際に出会っており、対が『荒神・悪神』とわかれば容赦なく潰していることが語られている。ようは神殺し出来るような規格外のお人なので、敵から警されるのも当然である。

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本編

本作のスピンオフ

前作(876プロ怪異事件ファイル)

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346プロ怪異事件ファイル

1 ななしのよっしん
2017/08/20(日) 17:00:27 ID: kG7B7Jol4L
幸子主人公だったので事前知識なしで見たら隠れた秀作だった。本当にもっと評価されてほしい作品。
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