ニコニコ大百科

>>990
というか太平洋戦争2回くらいでやらないと残り話数の問題あるしね
ラザロ死去、関東大震災、二・二六事件とあった中で今回〜次々回くらいが一番辛い話になるかも
もっともそれが終わればあとは主人公が無念の解任をされるくらいしか鬱展開はなさそう…?

次回は同じスポーツの祭典であるラグビーに潰されそうだ
テーマも重そうだし
どうなることやら

本当に河野が理不尽な悪役にならなくてよかったわ。去年だったら絶対理不尽な奴になっていたはず
だって河野が言っていることは正しいしそれで田畑も嘉納先生が推し進める東京オリンピックは間違っているって気づくきっかけになったはずだし
あと、嘉納先生に直談判したけど頑なにこだわっていたと聞いた時の河野の微妙な反応。一時期組んでいたことがあるから多分嘉納先生の気質は知っていたはず。それで64年の時にオリンピックに関わるようになるという感じだったらいいな

もう片手間で見てる人はいないんだし、ラグビーあろうとなかろうと関係ないと思う。
嘉納さんの訃報に対しての海外の委員のコメントとか見たけど、本当にリスペクトされてたんだなと改めて思った。
いだてんは戦争に向かって暴走していく時代をよく描いているよなあ。
大正末期から昭和初期を通してみる作品ってこれからもなかなか出ないと思う。
渋沢栄一も明治から、大正くらいで終わるんかなあとおもうし。

円谷幸吉選手が出るか気になってガイドブックの「あらすじ」読んできた
名前は載ってた、がこれ以上はネタバレになるから書かない
どれくらいの扱いになるかは不明
キャストも不明

東京オリンピック開幕までで終わらせるかと思ったら東洋の魔女とか競技の方に関わる人も出るようだからな
記録映画の監督の市川崑監督と代々木体育館のデザイナーの丹下健三さんとかそういう準備に関わる人も出るし・・・

東京オリンピックは閉会式の方がスポーツ史の上でも「いだてん」のテーマ的にも重要な意味合いを持ってるからなあ
福井誠と土門正夫アナはキャスティングが発表されそうな気がする

スタッフ・キャストの皆さん撮影お疲れ様でした

もちろん、東京オリンピック開幕後の描写はあまり多くはならないだろうがどれほどの時間を使うだろうか・・・
20日の回で戦争が終わりそうで古橋広之進が出てきてそれ以降はよく分からん

https://realsound.jp/movie/2019/09/post-421608.html
この井上剛インタビュー記事がすごくよかった
いだてんで描かれる複合的な視線がきちんと計算されたものだとわかる
インタビュアーの「感動すると同時に困惑するみたいな、妙な気持ちになります。」がほんとそれ
決して一面的な感動にはならないんだよね

>>985
でも嘉納先生って最晩年にかなり豹変しちゃってるんだよな
「楽しいの?楽しくないの?」とか「オリンピック精神が〜」みたいなセリフはほとんどなくなっちゃったし
あれだけこだわってた神宮での開催もまさかのここにきてキャパを理由に撤回しようとした
時代背景、ベルリン大会のガチさ、最高責任者としての立場とか、いろいろあるんだろうけど

救いは洋上でしてたオリンピックの話が楽しそうだったことかな

とにかく辛い…。オリンピック返上前の「愚かなやりとり」や副島伯の「苦渋の決断」だけでもきついし、
それ以降の展開もあの金栗さんやまーちゃんでも悲しみと嘆きで胸がいっぱいになるほどだし、
前回バーでのやり取り以上に何も言えなくなってしまった河野の胸中も辛い。
まーちゃんや志ん生のギャグパートや五りん誕生（結ばれた両親）エピソードといった
息抜き癒し要素ですら「落とす」悲劇の前振りなのもきつかった…けど、
次回で「志ん生と小松くんの縁」も語られるようなので、
今はその「悲劇の先にあるもの」を待つのみか…

ニュース速報凄いのがきたな…。
スポーツのレジェンドがこのタイミングで亡くなるのか

誰とは言わないけど予告で数秒も映らなかったのに全部持ってくよね

誰とは言わないけど

紀行で曽根先生が触れてた戦没オリンピアン、前ここに載せた分より2人増えて39人になってたな。
気になって調べてみたけど新たに判明した2人は分からなかった。

横柄で暴力的で威張り腐った胸くそ悪いステレオタイプの憲兵が出てこないってだけで安心して見られる。
主人公と意見が異なる立場の人物を奸物や悪人として描かないのもいい。

＞横柄で暴力的で威張り腐った胸糞悪いステレオタイプの憲兵が出てこない
わかる
そんなの出さなくても今までの努力とか全部踏みにじる感じでストーリー仕上がってるのがすごいよなあ
一応新競技場の鉄骨が必要とか提言するけど
陸軍どもが木造にしろとか言うのは
これ今のスタジアムいざこざにかかってるのが笑えるポイントというｗ

しかし軍は軍艦いくつ作れる言ってたけどこれこの時点で戦場が中国のみにならない事知ってるよね…
この発言がステレオタイプじゃなくて未来を見据えた発言と思うと
オリンピックも中止になることも想定内で無茶言ってんだろうなあ
本当キャラに利があって動いてるのがわかる…
戦争の理不尽さをキャラを無理やり捻じ曲げて暴力的にさせなくても
ちゃんと理不尽さを伝える事ができるんだよなあ

しかし事態が悲観的なほうに向かってるときにその行く末が見通せちゃう人って、なんというか辛いものがあるよな
副島さんはヘルシンキかどっかで代替開催にギリギリ間に合うと思って東京開催返上を決断したわけだけど
その可能性すら断たれ、国内ではスポーツをする環境自体が失われていくのを見届けきゃいけないし
学徒出陣についても、小松くんが自分の母校の先輩という設定になってるだけに今作ではいろいろ考えることが多い



ところで田畑さんが嘉納先生の形見の時計使ってカップ麺食ってましたけど、確かまんぷくヌードル出来たのって…

まんぷくラーメンの元ネタのカップヌードルは1971年（東京オリンピックは1964年）
しかし1961年に明星食品がカップ入り即席麺「明星叉焼麺」
というのを試験販売してるらしいね
（しかし問題あったみたいでテストのみ特許や実用新案権までいたらなかったそうな）
まあまーちゃんの元にいったかどうかは創作だけど
なまじフィクションでもないてのが、いだてんクオリティ

>>1004
本当にそれができているってことが今作が名作であることの証だと思う。駄作なら主人公と少しでも意見が対立する人物がたとえ最初は味方であっても不当に貶められて理不尽な悪役に成り果てるから・・・

本当に今回の明るいシーンと言えばりくと小松くんの結婚と病院で志ん生が狸寝入りしていたことだけだよな・・・。しかも飲んでるし・・・
五りんの本名は本当にうまいこと考えられていると思うわ。金メダルか金栗かどっちから金ってついたかは今となっては分からないけどどっちでもおかしくないという

>>1007
一応あったんかありがとう
てかよくそんなん劇中に取り入れようと思ったな（誉め言葉）

まんぷくにはまさに「横柄で暴力的で威張り腐った胸糞悪いステレオタイプの憲兵」が出たんだよな
ところがそれは史実でしかもドラマの方がマイルドだったという
やっぱり現実ってクソだわ

いやー。これまでの戦争物は笑い要素がほとんどなかったけど、いだてんは戦争の中の笑いも少し入れてきて斬新だった。伏線回収もお見事
ドラマオリジナルキャラと史実キャラが中心でメイン主人公がおまけの回がある大河って他にあったっけ？

凄い回だったなぁ…
初回から提示されていた「志ん生の富久は絶品」をこんな形で回収してくるとは
あらゆる要素が繋がりすぎてて震えるわ

皆まで言うなだが、終盤では泣き笑いする回だった。
小松の最期、蹂躙される満州の日本人（三流の脚本家なら日本兵の蛮行は描いても、敗戦後に豹変して凶暴化した中国人やソ連兵の陵辱は、忖度して絶対描かない）で沈んだ気持ちを、ちゃっかり無事だった美川君に癒やされ、七之助圓生の演技と再現度に圧倒された。森山未來もほんと今回名言を連発して、安直というかもしれないけど、ガチで魂が震える神回だった。
にしても、五・一五事件の時もそうだったが、重要なキャラの死亡シーンの演出がいだてんは本当色々凄い・・・
>>1011
主人公がちょっとしか出てこない回なら、いだてん第一回もそうだったが、代表的なのは信長 KING OF ZIPANGUの第16話神の戦士たちは、稲川淳二扮するロレンソがルイス・フロイスより前に来日していた宣教師と京都で布教する時の苦難がずっと描かれ、信長はアバンタイトルとラストシーンしか出てこなかった。
ちなみに、大河のOPが短縮バージョンになったのは、市川海老蔵の武蔵以来。

こんな神回がラグビー歴史的一瞬の隣とは…なんたる皮肉か…
スポーツてすごいな　台風で暗くなってるときに本当勇気もらった
まーちゃんの言ってた事は本当だった

しかし本当いだてんも神回すぎてもったいねえ
中村七之助と森山未來が本当演技と落語で鍔迫り合いしてて
本当志ん生と圓生かよ

それ以外にもこの満州てのも物語最初の四三くんが
海軍希望したきっかけになる日露戦争で頂いて
ずーと緩衝地の火薬庫でだいたい中国との戦争になるのも
ここいらがきな臭かったわけでさ
で国際社会から目の敵にされて太平洋戦争をやらざるえなかった
満州で終戦を描くのはこの物語ではすごい因果を感じるよ
四三くんの弟子でシマちゃんの子との婿小松くんの死と
その志ん生の因果とさらにその子五りんとがつながってる
できすぎだけどドラマチックだわ　よくもまあ志ん生の実話と
これだけの因果を結びつけるよ

今回本割はラグビー日本代表の試合を見ていたので録画したがBSの方で見ていた
まさかいきなり孝蔵が満州へ行く1945年に飛ぶとは思わなかったな。スポーツは戦時中になかったから描く必要がないというクドカンの意思表示かしら
「志ん生の富久は絶品」ってそういう意味だったのか・・・。その意味と小松君の最後の力走で泣きそうだわ・・・。そして全てをかっさらう美川君・・・。多分これで出てこないでしょう
僕も七之助の再現度は脱帽した。やっぱり歌舞伎の、間違いならすまないし関係ないかもしれないし女方が得意な人はこういうのが得意なのかな

>>1015
＞スポーツは戦時中になかったから書く必要がない
一応来週まーちゃん視点ぽいからどうかわからんけど
それでもこの話はスポーツのみの話じゃなくて
一貫して「楽しい」を提供する人たちの奮闘記て感じするのよ
嘉納さんの「それって楽しいの？」だったり
四三くんの「走ってたら楽しくなって…」とか
来週のまーちゃんの「日本人は楽しい事やらないとダメなんだよ」とか
なら今週の落語でも
生きるか死ぬかわからないのに寄席に100人集まって
死ぬんだったら「最後に落語聞ききてえなあ」
ていう「楽しい」を求めてるてのは本当テーマにブレがないと思う
やっぱりオリンピック、スポーツ物語のみなら楽語必要？てなるかもしれんが
衣食住も事足りないのにスポーツも落語もなぜ必要なのか？
てのを説明することはオリンピックの大きな意味を示してる

やっぱ自分も自分の住んでるところが混乱して生きるか死ぬかになったら
最後にニコニコ見るかもしれんしラグビーの熱狂や野球のクライマックスシリーズを見たいなあと思う

気になるのは、今回満州がメインだったことで、
東京大空襲が「美濃部家燃えちゃいました。」程度しか描写されてないこと
今作のメインテーマの一つが東京という街の変遷であるのに、関東大震災と同程度かあるいはそれ以上の惨禍が、自然ではなく人間の手で引き起こされたことに関してあっさりし過ぎてる気がする
次の週の田畑視点とかでフォローいれるのかもしれないけど

>>1012
それもそうだけど個人的に「すげえ!」てなったのは
女学生スヤさんの自転車節を戦時中に違う文脈で再登場させたことですよ
いったいクドカンはどの順番で物語を書いたんだ

すいません空気読まないコメするけど、ラグビーでいだてん休止になるみたいなんだよね。
去年から休み挟むようになったけど、去年何回くらい休んだっけ？

ただ休止のタイミングはいいかな。キリいいし。
名場面集のような特番深夜でもいいから欲しいなあ。

本当に話の濃密さとテーマの活かし方が凄い。
初期の頃の志ん生パートは物語に合うの？感が強かったけど
ここまで来て伏線やテーマとガッチリ噛み合う事に唸らされた。
既に言われてるように余所なら忖度されてる描写にも踏み込んできてるし、
今後の展開も目が離せないなぁ…。