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いや「自家すら」というのがそもそも問題外、その自家を纏めきれてた家がどれだけあったのかという時代なんよ？

織田、豊臣、徳川（幕府以前）、三好、武田、上杉以下大名家略のそれぞれ全盛期だって纏めきれてたとは言えん
北条だって仲こそいいけど関東そのものに複雑すぎる事情を抱えてたわけで「後北条家」そのものをそうできていたかと言えば別にそうでもない
親父の集めた家臣と合わなくて出奔者が出まくったというのは事実だがそればかり前面に押し過ぎ、本当の無能だとしてそんな状況で17000も軍勢出してしかもそれで奮戦なんてできるかよ
そも五大老って権力特大の家康を同じ立ち位置から抑える目的で秀吉が作ったもんで、別に国（豊家？それとも日本？）を引っ張るという役ではない

五大老だからこそ国というか自領を纏めきれなかったじゃないかな、それこそ豊臣政権優先だったろうし
親父みたいに自領にずっと居た訳で無いしね、どこぞの獅子心王状態じゃ国許の家臣と仲良くなれんわ

結果論だがあの騒動で戸川や坂崎たちを追い出していなかったら、関ヶ原の時に宇喜多家中が真っ二つに割れて戦どころではなかったかもしれない
雪の峠に似てると思った。佐竹の場合は後腐れないようきっちり粛清して大名と側近主導の体制に切り替えたけど

不平不満が出たらまとめるのではなく邪魔な奴を放り出すのが正解
宇喜多騒動で家が立ち行かなくなり、関が原には兵を千人そこらしか出せない状況だった…のなら無能扱いされても構わないが
実際は宇喜多がいなかったら戦いにならなかったと言っていい

八丈島に流された後のエピソードが好きだわ

島の代官にお呼ばれしてご馳走包んでもらって家族へのお土産にした話とか
漂着した船の乗組員から岡山の近況聞いて平和になったことを喜んだ話とか

あとなにげに島の有力者の娘を後妻にして子孫たくさん残してたり
（今でも八丈島に子孫の方が住んでる）

豪姫カワイソス（´・ω・）

天下を取るために秀家は誠実な人を演じていたのだ、と勝手に妄想してみる
あと秀家は最終的に豊臣よりも豪姫とその実家を選んだよね

善人って思われてたのは間違いないな。でなきゃ最大兵力率いてたのに遠島だけじゃ済まないだろうし

秀家は関ヶ原で勝利した暁には五大老としての地位と最大兵力を率いたという事実により豊臣政権の盟主となって天下を牛耳るつもりだったんだよ
たとえ勝ったとしても天下は手に入らないのだから大坂の陣で豊臣に味方しても秀家にとっては泳ぎ損でしかない
なら八丈島で嫁と悠々自適の暮らしをした方がいい
と妄想

>>68
嫁とその実家のおかげ

地味に清正と並んでコイツが文禄の役での戦犯だと思う
あの歳であれだけの諸将を統御しろってのが無理がある話ではあったと思うがそれにしても侵攻部隊の選抜が適当すぎた

>>69
関が原でただ勝つんじゃなく、「三成はもちろん、西軍が勝つなら小早川を見捨てて西軍に参戦したであろう毛利も黙らす圧倒的活躍」をする必要があるが、それさえできれば天下は取れなくもないな
というか宇喜多がそんな圧倒的に活躍できれば勝てたかもしれないが

まあ結果は無情だな

>>69
流石に関ヶ原の後に直ぐ牛耳るのは無理だろう、本番にいなくて各地に散らばってたけど最大動員数は毛利だし
まあ豊臣政権を牛耳るとしたら早くて10年後だったろうな、他の五大老に比べて若いから世代交代起きて経験年数の違いからトップになる

>>70
しかも陸軍の数少ない敗戦の一つがこいつの責任だったな。それも惨敗…
他人のミス叩きが大好きな三成ちゃんも一緒にいたのによく讒訴されなかったもんだｗ

>>70
その上、「立花宗茂は寡兵だから見捨ててもへーきへーき」みたいな失言もしちゃうしな
あと、正直自分ちのお家騒動もろくに自力で解決できない秀家に天下の政道を取り仕切る能力は絶対にない

次女が生まれたのは幽閉され嫁と離縁した後っていう
どこかで二人で密会して…と考えると胸が熱くなる

>>75
宇喜多備前中納言八郎秀家、先代の菩提を弔う子孫を残すべく
八丈島より　　泳　　い　　で　　参　　っ　　た　　！！！

直家「八丈島から態々泳いでくるなんて疲れただろう？
少し茶でも飲んで落ち着こうや」

秀家「父上。何かこのお茶、色が変な気がしますが……」

完全に俺の偏見になるけど
一流、二流ではないかもしれないけど、無能ではないと思う
朝鮮出兵で大将に選ばれてる時点で全くの無能だとは思えん
無論秀吉の養子だから選ばれたんだろうけど、
よほど無能なら大将にはされんでしょ
まぁ行った先で色々采配が酷かったり失言残してたりするから特別有能だとも思わんが…
この時まだ２０だし、若気の至りってことで許して
んでもって、政治の才能はお世辞にも良いとは言えん。
せめて譜代の家臣の扱いを親父から手ほどきを受けてれば話は別だったかもしれん。
宇喜多家は家臣が他とはちょっと異質だもんだから対処しにくかったっていうことはあったかもしれんね、被害あったとはいえどうにか出来ただけマシだと思う
だから、大名には向いてなかったかもしれないけど、将として無能だったかって言われると微妙、二流と三流の間ぐらいなのかね
何にせよちゃんとした教育係が居ればもっとマシだったろうよ

何でこんなに秀家の評価低いのか解らん……

仮にも備前美作備中3ヶ国を支配する大大名
太閤秀吉の猶子にして五大老の一角
2万の軍勢が籠もる晋州城を4万（城攻めは通常3倍の兵力が必要）で陥落させた武功持ち
関ヶ原本戦では、内乱直後で兵力が充分でないにもかかわらず東軍最精鋭の福島正則勢の猛攻を正面から受け止めて一進一退に鍔迫り合い、小早川勢から横槍を食らうまで半日持ち堪えた采配能力

個人的には親父の才覚をよく受け継いだ名将の器だと思うんだが

喧嘩を売るわけではないが
秀家が名将かって訊かれたら微妙じゃない？
能力云々は別として単純に戦線から外れるのが早すぎ
まぁ原因が原因なだけに仕方ないけど…
二流～三流って書いたのはその辺踏まえて書いただけよ
あと、城攻めに関しては日本の城と向こうの城とで扱いがちょっと違うから兵力三倍のはそのまま鵜呑みにはでけへんよ、目安になるけど
俺のレスがイラッとしたらスルーして

まあ大体は>>79で挙がってる通りじゃないのん
別に無能じゃあないが、絶賛するほどのなにかがあるわけでもない
好意的に見れば渋く仕事はしてるが、歴史のしかも一番派手な時代に燦然と輝くにはそれでは足りない

なんとなく泳いで参ったネタが気になったので泳いで参った

慶長１４年、関ヶ原の勝者家康は天下統一の仕上げとして豊臣に戦を仕掛ける
太閤秀吉がその力を全て込めた居城大坂城
そこにはかっての栄光を取り戻すため、豊臣のため多くの浪人、武将が集まっていた
かっては土佐２２万石の主　長曾我部盛親
秀忠３万を足止めした昌幸の子　真田信繁
宇喜多家５７万石の筆頭家老であった　明石全登
黒田家では１万６千石を拝領した男　後藤基次
豊臣へ為、１千石をなげうち馳せんじた　毛利勝永
豊臣家臣筆頭大野治長の弟　大野治房
秀頼の乳兄弟、弱冠２２の美男子　木村重成
かれら七将の他、薄田兼相、塙直之等の歴戦の強者達
しかし、大坂城の最高権力者は秀頼の母淀とその取り巻き達であり、七将らの発言力は弱かった
又、この七将達も思惑はそれぞれ。真に豊臣の為に戦うは毛利、木村、大野くらいか…
その時、浪人で溢れかえる大坂城の人だかりを掻き分けて本丸に向かう男が一人
全身に水を滴らせ、息も絶え絶えだが、眼光鋭く人々は気押され、彼のために自然と道が出来ていた
しかし、一介の城兵を城内に入れるわけにはいかぬと彼を遮る門番。しかし、そのずぶ濡れの男は一喝した
その頃、殿中では真田、後藤らの野戦出兵策は退けられ、籠城と戦いの方針は決まっていた
「真田殿、後藤殿の策を取れば勝てようものを……」
歴戦の武将達はこの大坂城の首脳陣を嘆くと共に、彼等を押さえ、七将すら束ねる強い指導力と実績を持つ男が居れば…と思わずにはいられない
初めはそれを、秀吉の遺児、秀頼に期待したものだが、もはや望むべくもない…そんな時だった
――バタン！！
ふすまを開き、ずんずんと上座に進む男。それはさっき、大坂城に現れたずぶ濡れの男だった
「何者ぞ！！」
叫んだのは若き秀頼の忠臣、木村重成
しかし、彼の後ろの淀殿や治長、いや、彼らだけでなく後藤や真田ですらその顔に驚きを浮かべ、ただ呆然とその闖入者の顔を見ていた
「殿……」
明石全登がようやくといった感じで放った言葉に、重成を初め、その場に居た武将達は皆、驚きの声をあげた
「宇喜多備前中納言八郎秀家、豊臣家の御危機を聞き、八丈島より　　泳　　い　　で　　参　　っ　　た　　！！！」
秀吉に実の子、いやそれ以上の愛情を受け育ち、豊臣政権の五大老であった男が再び豊臣の為に戦うため帰った来た…　　

なんか東軍最強の福島を壊滅寸前に追い込んだから勇将だったとか言ってる人いるけど三倍近い人数抱え、地形的にも有利だったんだから余裕で蹴散らさなきゃダメだろ　やっぱり勇将とは言い難いと思う

>>79
宇喜田は三家老がアカンよ
秀吉に人質として現当主の秀家を送り込むとか家が存続すれば
当主は誰でもいいやって感じだし、こいつらの子どもも家中の改革に反対してお家騒動に発展させるし、謀略家の限界が現れた事例そのもの

真田丸に出ると聞いて泳いで参った

27回で能の稽古シーンでの秀家がかっこよかったな。

「殿下のために生き！殿下の為に死に！殿下のために舞う！！」

でも、その時に居合わせた面々の中で最も長生きしたのが何とも…。

マジで泳いできそうな秀家だよなｗ

>>80だから最近の信長の野望ではかなり能力が見直されてるよ
真田丸でも、便りがいのある熱血漢として描かれてるし全体的に評価が見直されてる感がある
秀吉に見初められ五大老にまで上り詰めたのは伊達じゃない