ニコニコ大百科

レズンってサイコフレームのバフありとはいえ戦艦の対空機銃に撃墜されたからパイロットとして微妙に感じてる人をよく見たけど、ネームドキャラが機銃に撃墜されることが少ないのはあくまで話の都合や見映えの問題であって
機銃が兵装として精度的にしょぼいというわけでも、レズンがパイロットとして弱いというわけでもないんだよね？
描写されてないだけでアレ以外にもエースパイロットが機銃に撃墜される事例ってあったりするのだろうか
それとも自分が忘れてたり知らないだけ？

ネェルアーガマがハイパーメガ粒子砲でキケロとコア３のドッキングベイに照準を定めた際、ＺＺを追撃していたプルツーのキュベレイがたまたまその射線に入り、そのままキュベレイはメガ粒子砲に撃墜されたことならある

一年戦争もクワトロも最後はヘルメットかぶってたのに
逆シャアは即死にもなる

レズンが微妙とか雑魚だったら、前座のジェガン戦で勝って艦に近づく事も、そもそも精鋭揃いのシャアネオ・ジオンで小隊長任される事も、何なら生きて第二次ネオ・ジオン抗争に参戦することも出来なかっただろうから滅茶苦茶強い方だぞ。

ギラ・ドーガはあのゴツい見た目とはいえνの90mmいっぱい喰らったら死ぬ程度(たぶんこの時代の装甲の限界)なので、毎秒10発ぐらい撃ってそうな機関砲掃射を数秒ずっとマトモに喰らったらそりゃ死ぬよなぁと
んで普段当たらないのはMSが戦闘機に比べて意味わからん機動力持ってるからなんだが、チェーンがサイコフレーム持っててそれでMSの意味わからん機動力を活かした動きを全て読まれちまったんだからしゃあない。
まぁ劇中どうみても直線移動してる所を狙われてるけどそれまでは回避行動取ってて、直線移動をいつするかなんて艦砲側は普通分からないから(機械制御壊れて人が撃ってるんだから尚更)コレだけでレズンの評価決めるのはナンセンスなんよな

...そう考えるとあの小さいサイコフレーム持っただけでコレが出来たチェーンって滅茶苦茶サイコミュの才能あったのかも知れないな。
後の作品だけどリディがフルサイコフレーム機体に乗ってんのにクシャトリヤにボコボコにされてた事からもサイコフレームは万能部品じゃないので

νのバルカンどころかジェガンのバルカンでさえシールドごとギラドーガをハチの巣にしていたのは納得できなかった

>>1054
そう考えると、レズンが死に際に「なんなんだこの力は！？　！！…あたしが直撃を受けている！？」って死に際とはいえ超困惑してるのも当然ですね
自分の腕に自信があっただろうから尚更

チェーンはレズンどころかクェスでさえサイコフレームの力で仕留めていたし、彼女はクェスやギュネイよりもサイコフレームの力を引き出していたのでは？

サイコフレームやニュータイプがミノフスキー粒子に乗った「攻撃の意思」とかを"殺意"とかとして受け取ってるのであれば、チェーンがあれだけ戦えたのも納得がいくな。
...ただクェスはたぶんハサウェイに直撃が行ってしまうのを庇った形だと思う。これはチェーンの実力というよりサイコフレームもしくはαアジールのサイコミュとクェスの高い感受性が引き起こしたラッキーヒット(最悪)という感じ

んでチェーンの最期だけどハサウェイに撃たれた時も最初は避けてたあたりあれもちゃんと感じ取ってたのかも。ただリカズィは左腕左脚は爆ぜててたぶんもう動くのも限界だったのと、ハサウェイを止めたい一心で避けるのに集中できなかった。
そしてハマーンみたいに自分の身を守るほどの現象を起こせるほど感応波は強くなく(良くてサイコフレーム端末のみの防御か)アクシズ返しみたいに多くの誰かが注目してる訳でも無かったから起きてしまった悲劇という感じか...

てか強くないって言ったけど、亡くなった時にマリーダもびっくりの超広域ニュータイプ通信(全然関係ない地球のガキにまで残余が届いてる)しとるやん。チェーンさんやば

映画ナポレオンを切っ掛けにフランス革命の歩みを調べてるうちに、アムロの語った「世直し」論が正しいように見えて、実は真逆だったんじゃないかって思うようになった。
つまり、インテリが夢みたいな幻想を抱いて過激なことしかやらないんじゃなくて、真に主導的なインテリは穏当な前進や改善を求めてたのに、生半可に理屈を齧ったアジテーターに乗せられた大衆が自ら無益な殺戮に狂奔するモンスターに成り果てる。
これが「世直し」というか、革命というものの様相なんじゃないかな。

ただ、じゃなんでアムロはああいう言い方をして、シャアは「私は世直しなど考えていない！」と言っちゃったのか。
色々考えると、やはりどちらも（そして富野監督も）大衆が満ちてる世の中が大嫌いだし、それが大嫌いな自分も大嫌いだったってことなのかな。

アムロの世直し論って「だったら…」から先はシャアに遮られてしまったけど、何を言おうとしたんだろう？

>>1060
たぶんだけど、カミーユだっけ？が言ってたセリフを引用して「革命ごっこなんて夢見てないで、何十年かかっても正攻法で議員になって多数派になって連邦そのものを改革しなさいよおめーならできるんだよ」的なことを言いたかったのかも

でもシャアにそこまでやる義理ないんだよな
「シャアだったらなんでもしてくれる、哀れなスペースノイドを救ってくれる、それをしないなんてシャアの罪だ」
これをナチュラルにアムロもカミーユすら思ってるんだから堪ったもんじゃ無いと思うよ

人類の総意の器。個人的にUC最大の功績はこのシャアがされかけた状態を言語化したことと言っても過言ではないと思う

Zの時にシロッコから「お前は世界を欲しがってる」って言われてハマーンも同意してたし
シャアの中にある世界を変革したいって本音を見透かされた節はある

だからと言って隕石を落としていいわけでもない

変革はしたいけど嫌われるのと人の願いを聞くのが嫌だから責任持つ立場に立ちたくなさそうなんだよな。

そんな中迎えたZのアムロカミーユのクワトロ問答は「おメーなんでそんないい肩書持っといて世界を変えようとしねェんだよ」って怖い感じなんだけど、あそこで弱音吐いて二人に軽蔑されるかもしれない覚悟を持って「器や道化になって何でもやるようになってしまう自分が怖い」ぐらいまで本音を言えれば良かったんだよな。
それとは逆に弱音で嫌われたくないからウダウダ言い訳し出したせいで若さパンチ喰らって、やっぱりアーガマの皆や特に目の前二人に嫌われたくないから渋々道化を目指すようになっちゃったし、
シャアにそういうの望んでた人たちはシャアより先にほぼ死んだから認識変えられないし、弱い自分を乗り越えるためにアムロとの戦闘を儀式化してしまった

カミーユくんシャアをここまで知って殴った事覚えてたら滅茶苦茶後悔してそう

カミーユはあの時にシャアを殴ったことを後悔はしないと思う。
むしろシャアが隕石を落とそうとしていることに怒ってもう一度殴ろうとするのでは？
いかなる理由があろうと無差別殺戮は許せんだろうし。

シャアが逆襲した動機、原因にカミーユの精神崩壊があったのかどうか、あったとしてどの程度を占めてたのかはわからないけど無いとは思えないから逆襲のシャアでカミーユの「カ」の字すら出てこなかったのがどうもしっくりこなかったんだけど
作劇上カミーユが出てくると話がとっ散らかってしまうから出さないというのもあるかもしれないけど、アムロとシャアの二人の因縁が根深すぎて、お互いにとって唯一の人間すぎて、カミーユでさえ入り込む余地が微塵も存在していないから出てこなかったんだなと思うようになった
二人の間にいるのはララァ・スンという14年も前に亡くなった故人だけで、それ以外の人物は程度の差こそあれど全員部外者なのかもしれない

>>1060
絵コンテでは「だったら、そんなことは……」になってるので、シャアに何か代替案を示したかった訳ではなさそうですね

むしろ期待してたらぶっ壊れちゃったカミーユの事を忘れたいがために、死ぬ以外で不調は無かったララァにすがったのかもしれん
アムロはシャアの話聞いて答えるしか余裕無かったけど、地球人に絶望した理由とかアムロ側から聞き出せてれば根底の本音を聞き出せたかもなぁ...

仮にアムロが早めにシャアから本音を聞き出せても、激昂するシャアから聞かされた本音は本編最後に聞かされた「ララァは私の母」発言かもしれない

多分アムロにはシャアの絶望の理由をわざわざ聞き出そうという発想が無い
訊くまでも無く既に察しがついてるし、なんなら共感までしてるからだ
劇中でも「シャアの凶行を許しはしないが、そうなるに至った理由は理解する」というスタンスを随所で示してる

>>1068
アムロが代案の類を一切持ち合わせていないのは、「今すぐ愚民どもすべてに叡智を授けてみせろ」への返しとかからもわかるね

ハイストリーマー版でアムロがシャアと再会した時にカミーユのことに触れてるが
シャアは“官僚や大衆はカミーユのように狂わない。才能があっても脆弱なのは美徳ではないし、大衆に飲み込まれるだけ”
って切り捨ててる

Ζガンダムでカミーユと一緒に戦ったクワトロ大尉がここまで悪い方向に変貌してしまったと考えるとかなりきつかったけど、「ここまで来たらもう殴り合ってケリつけるしかないよね」みたいなある種の清々しい諦めのような物を感じられて好きな映画
でもシャアが言いたいこと言うだけ言ってアムロの最後の言葉をシャアの言葉に困惑してオウム返しした物にしたことを定期的に思い出しては苦虫を噛み潰した顔をするようにしている
あれ、実質勝ち逃げじゃねーの？

>>1072
一応シャアの本心ではないって説明が無かったっけそれ

ここまでは実在するシャアの物語
だが、この先はシャアの名がグングン巨大化し、ついには連邦政府を崩壊に追い込んでしまう
シャアに言いたいことを言えるのは今のうちだ
それは、本音ではシャアに賛同していたアムロには、あまりに荷が重い任務ではあったが

連邦軍の衰退とシャアの名はさほど関係なかったはず。
ガイアギアの時代にシャアクローンのアフランシを御旗にした反連邦軍組織が出ていたが。

>>1073
ネオジオンはもうボロカスに滅びたけどシャアという個人視点だと大勝利な物語だと思うぞ。
一方的に話を聞いてもらって、やりたくもないのに頼まれたから自分で適当に理由付けてた隕石落としを防いでもらって、お陰で地球にいるセイラとかを殺さずに済んでってさ。間違いなく勝ち逃げだからねアレ
損失と言えばシャアに託してくれたネオジオン民(前線で戦う軍人より後方に居る人たち)の想いを踏みにじった事くらいだけど、それをやったアムロも代償は大きくマシンの破片も残さず消えたし。

まあシャア贔屓するとクワトロ時代本心を誤解されて、やりたくもない事延々やらされて自分と同じような目に遭って自分より悲惨な事に若者がなったせいで良心を傷つけられ昔の女を強く思い出してしまうようになった分の不幸が、逆シャアで帳消しぐらいにはなってそうでシャアくん運良かったね、って思う

まー色々な回りくどい理由付けて天パといい感じにやりてぇって情けない奴だからな
後々の吐露した内容考えると取っ組み合いしてる時に内心ぶっちゃけとけば、はた迷惑なアクシズショックは起きなかったかもしれねぇ
天パが銃出したのが悪いね

隕石落としという大量虐殺はせずにハサウェイみたいに連邦の要人暗殺に留めておけば、サイコフレームのオカルトは起こらなかっただろう。
アムロも連邦軍モブたちも上層部のお偉いさんのためにサイコフレームが反応するほど命をかけたりはしないだろうし。

>>1077,1078
アムロに勝ちたい気持ちは確かにあったけど、現状を何とかしたいと思っていたのも確かだと思う
そもそもエゥーゴに参加したのはハイストによれば打倒連邦を目指していたからで、シロッコが世界を欲しがっていると指摘したことから、義務感と取り仕切りたい気持ちはある。迷いのないシャアの出典のインタビューでも御大はダカール演説を指して、シャアは本当はああいうことをやってみたいと言っている
それに、本当に世界のことがどうでもいいならアクシズ食い止めるために死んでいく兵を見て涙を流しながら「地球人は償わないといけない」と言わないんじゃないかな。ハイストの設定と本編が一緒か分からないけど、アムロに止めて欲しくもあったからサイコフレームを流したんだし

自由が名残惜しくて立場に縛られるのが嫌で、基本的に責任を負いたくない。平和のインテリジェンスが無く、死んだ恋人に自分を導く親になって欲しかったと抜かす情けない奴だけど、本人なりに世界のため必死だったんだろう
べルチル見る限りアムロ共々変わりたかった気持ちはあるし、自分のことで精一杯なのに気づかないぐらい気負ってはいた