ニコニコ大百科

勇者とか高ランク冒険者パーティーから無能呼ばわりして追い出されたけど
実はものすごく有能で影でパーティーを支えてて出て行った後は大活躍
パーティーは主人公のサポートが無くなり悲惨な目に合ってザマァ

自分を投影してると考えたら悲惨な人たちしか思い浮かばないからやめて欲しい

>>1530
蜘蛛ですが、なにか？に居たね、TS転生赤子から意識ありですっかり女に慣れてしまった子。
まあ、あれは元々転生前から性同一障害一歩手前（女性を恋愛対象と認識できない故にあえて絶対にフラれる相手に告って「自分は男である」と周囲と自分に言い聞かせてた）だったけど。

>>1531
邪推しようとしたらどんな作品だってそうだろ

小説全般、他の娯楽や趣味が多数ある中、自分で身体を動かしたり知恵を働かせたりするんじゃなく、架空の物語を作り出すことや読むことに浸る時点で...。なんてことも言えるわけで

突然死んでしまい転生って状態で前世に後悔も未練も一切ないのは変だと思ってたんだけど「それは話の主題じゃないから（主題の一つなら兎も角）」「描写したところでノイズにしかならない」ってことだそうで、だから未練周り描写のない作品が多いらしいね

前世がクソなら未練とかないよって意見も見たけど、どんなにクソな人生でも一個くらいは未練あるだろと思う（酷い人生だったがあの友達にはもう一度会いたかったとか色々）から、些細だったり軽めでも前世への未練描写はあってほしい派かなあ
転生先の仲間のノリに「なんかいいよな、そういうの。昔（前世）の友達に似ててさ」みたくなってたら美しいッス

…どれ程クソな人生でも心残りはあるだろって認識はそもそも間違ってるんだろうか？

その後のなろうの移り変わりが追放系になってる辺り、思い残したものが「あいつらは間違ってたからざまぁして見下しときたかったなぁ」になるのがなろう系のユーザー層なので
うーん後ろ向き

>>1534
無職転生は前世が糞だったけど、未練と後悔があるタイプだったよ。自業自得な面があるから当然だけど。何十年もひきこり、差し伸べられた手を全て振り払って孤立する、周囲に当たり散らす、親の葬式をサボって気にかけてくれた兄の姪で○慰しているところを追い出されて死ぬ。

開始時点では後悔していないことも途中から後悔し始めるのがセクシーな作品。主人公は前世が余りにもクズだし、転生後も変態だし、主人公としてはメンタル脆いからオススメはしない

>>1534
いじめられっ子、ニート、ブラック企業の社畜
が異世界転生した話は特に前世は悪いものとしか語られないな
「前世でこういうふうにいじめられた」とか「ブラック企業で何連勤した、」とか辛い記憶ばかり出てくる
「前世がクソだったからこっちではちゃんと生きる・好き放題する」「ブラック企業での◯◯連勤に比べれば大したことない」みたいな感じで結果として異世界で役に立つとしてもマイナスのエピソードばかりが目立つ

悪し様にいうエピソードのない前世ならそもそも「いじめられっ子以下略」とは主人公が言わんだろうし、作者にも言わせるメリットがないだり

いじめっ子が絡んで来たけど上手く受け流してやった、定職にはつかなかったけど〇〇みたいなことをしてた、キツいけどスキルは身につく会社だった、みたいな武勇伝にするんじゃないか普通は

俺の人生こんな筈じゃなかったと思ってる中年のおじさんが何かの拍子に中高生に転生して人生やり直す系の話って
ラノベの主要ユーザーである現役の中高生～20代の若者には感情移入しがたいと思うんだが売れてるのか？

>>1539
そもそもそのネタ自体が流行ってない（碌に見かけない）と思うけど……
ネット投稿SS界隈ですらマイナーなネタ（中年のおじさん主人公だと若人の育成系が多いと思うが）を持ち出してラノベで売れるのか云々は正直疑問を呈する意図が良くわからない……

本質的にはライトな執筆者層と読者層向けの、理解の相互補助ツールみたいなもんでしょう

現代日本的な感覚を持ち込んだファンタジーな世界の物語、であることが重要であってそこに至る経緯の設定に重厚さが要らないのであれば、結構合理的な話だ
それこそ「なろう」なら読者が〇〇系、だけで概ね理解できるフォーマットが自然と形成されるしね

世界観が薄くなったり粗製乱造されたりといったマイナス面もあるとはいえ、完全異世界や史実物で不自然に現代の感覚を持ち込んで齟齬を生じさせるよりはサッパリと割り切ってる手法かもしれない

というか、本質的には動画配信者やTwitter絵師とかと同じ、素人主体で一部の上澄みが競合他業種のプロ顔負けの人気を持ってるって構造の界隈だからな

素人でも時間かけて作り込めば必ず面白くなるかと言えばそうじゃなく、冗長で難解な黒歴史ノート産むだけの奴も腐るほど出てくるし

テンプレ粗製濫造から上澄みを掬うか、全体の液量が足りず上澄みすらほぼ精製されない過疎かの2択しかないんだから、そもそもマイナス面じゃない

>>1538
そういう事ができたら異世界転生する必要ないからね

そもそも主人公が望んで転生する話の方が少数派だぞ
リア充だったやつが転生・転移させられる話も沢山ある
「なろうは〇○ばっかり」系の話は、発言者がそうじゃない作品に出合ってない（大抵は探そうともしてない）だけなんよ

そもそもなろう発有名転生モノ筆頭の転スラの主人公が通り魔に殺された大手ゼネコン勤務の勝ち組だしな。
同じく転生モノとして有名な幼女戦記も前世は勝ち組エリートサラリーマンだし。
ナイツマの主人公も交通事故死した優秀なプログラマーだし。
このすばも前世ではただの一般ピープルだし。
正直、『いじめにあっている学生』レベルの不幸さが稀にある程度で、前世が負け組と言い切れる人物って有名処の主人公って無職転生以外に誰かいたっけ？と本気で思ってしまうのよな。

個人的には、転生モノより転移モノの方が元の世界での扱いが酷いのが多いと思う。
有名処でもディストピア生まれのオバロ、トラウマ持ちで不登校のリゼロ等いくつかあり。
多分、転生モノと違って人間関係がリセットされてないので、幸福な環境なら元の世界を気にかけずに帰還を焦らない理屈が必要になって面倒だから、だとは思うけど。

あれだ、不幸自慢する転生モノは自分の知っている中では少数派というか、精々「いじめにあっていた学生」「ブラック企業で過労死した社畜人間」とさらっと語られる程度が大半だと思う。

たまには図に乗ったモブの異世界転生者が転生先の勇者か魔王にぶちのめされる作品を見たい

「たまには図に乗ったモブの異世界転生者が転生先の勇者か魔王にぶちのめされる作品を見たい」それもういくつか前例あるけど、世の中にあんまり出てない時点で察してほしい

大抵そう言うのって気に入らない展開に対するヘイトを撒き散らすだけに終始しがちで
大多数の黙って消費する層に基本マッチしないからな

その時の消耗がなんだかんだ勇者魔王の勝負にも影響してて

それ以来の転生者の社会的イメージに正負の影響があって、作品主人公の別転生者もそれで苦労したり得したりするだとか

主人公は再転生した本人で当時のことを黒歴史だと思ってるけど、勇者は自己犠牲と捉えてて感謝と罪悪感でヤンデレ化して追ってきてるだとか

意味というか物語への影響力を持たせてやるならまだしもねぇ
悪役令嬢とかだって単なる善悪逆転だけじゃなく、そういう部分もあって成立してるジャンルなわけだし

こういう転生ものでいつも思うんだけど、
輪廻転生という地獄について転生者は何も思わないのはなぜなんだ……
死ねば転生してしまうということに絶望したりしないのかよ

転生にも「慣れ」があるんじゃない？

輪廻転生を説く仏教の一般信徒が絶望しないのとおんなじだと思う

・あんまり実感がない
・というか現実が忙しくてそれどころじゃない
・仮に絶望して捨て鉢になったとこで解脱が遠のくだけ

>>1547
「図に乗ったモブの異世界転生者が転生先の勇者か魔王にぶちのめされる」ってのが
「図に乗った勇者か魔王(テンプレ的な悪役)が異世界転生者にぶちのめされる」コンテンツがある前提の話だが
それは「図に乗ったA(敵)がB(主人公)にぶちのめされる」という構造の変数を入れ替えただけでしかない

結局>>1547の本質は主人公(異世界転生者)が気に入らないという話であり
本当に重要なのはBの主人公が人をぶちのめすに納得足り得る人物であるかどうかということ
Aの敵が異世界転生者であったとしても>>1547の溜飲を一瞬下げるに留まり
主人公に満足できなければ>>1547が満足するコンテンツになることは決してない

結局>>1547の理由程度で転生者と現地人の役割を入れ替える道理がないのよね

それより死んだら何もかも終わりってほうが普通に嫌だってのが多数派だから転生ジャンルなんてのが成立するわけで

というか古典にすら主人公が立身出世する物語で実は誰々の生まれ変わりなんてのがありふれてるくらいだし

>>1551
そもそも別に仏教的な輪廻転生概念に忠実じゃないもの

何かしらの報酬・補填であなただけ特別に1回生まれ変われますよ、っていう神様転生が源流だから、2回目死んでも3回目があるって設定や主人公の認識がある作品の方が少ないし
このすばみたいに死ぬ度に生まれ変わるかどうか選択権がある世界観の作品もあるし
なんか気付いたら異世界にいた、みたいな作品じゃ転生の実感すらないだろうし

まあ、輪廻転生と言っても（天道はまず無いけど）人間に転生してる間なら人間道と修羅道でウロウロしてる段階だし、今世での生存に必死になって絶望する暇もないというのは普通にあるでしょ。

……異世界に畜生転生かまされた面々は開き直ってるのがほとんどなだけで、結果的に畜生道にふさわしい生をやらかしてる状況が多くて客観視出来たら絶望するかもねえ。
餓鬼道や地獄道相当の状況や世界はそもそも異世界でも人間の世界として成立してないレベルだろうからもう論外の段階だし（）

一般日本人視点で自分を客観視したところで仏教的価値観で判断するわけもないし
そういう元々備わってない俯瞰的・メタ的な知識込みなら上でも書いたようにそもそも仏教の輪廻転生概念とは別の方式で転生してるわけだし

無理に仏教絡めようってのがまず客観的ではないのでは

>>1558
上のはあえて六道輪廻で考えればの話よ。

ほとんどの場合において、異世界転生は異世界に転生したのが『認識的には初回』でしかないので、そりゃおっしゃる通り「もう一度チャンスを与えられた」としかならない。
逆に、仏教的輪廻転生が実際に繰り返されている世界で外野から神の視点で『無限回の転生を観測してる』なら「もう何度も転生してるのにまあ飽きないね」としか思えないと思われるし。

結局は自覚と認識等の主観の問題が大きくかかわってると思うよ。
例えば、その転生者が素で『今までの輪廻転生を叩き潰された羽虫やと殺された畜産含めて全て自覚して記憶させられている個体』なら異世界の人間に転生しようが疲れ果てた言葉しか出てこないと思うし。

発端が>>1551で論点が異世界転生ものにおける一般論なんだから、採用率の極めて低い仏教的観点で考えて答えること自体がノイズでしょ

基本的に輪廻転生とは別物で主観的認識でも客観的設定でも望まず繰り返すものではないから、が実情に即した回答じゃん