ニコニコ大百科

最近ボーイズを読んでたけど……そうだよな
ウォッチマンがあったんだよなぁ

今のSNS社会
共通の敵が増えても増えても一時休戦すらしないことが浮き彫りの時代の目だと

この作品のオチ近辺はバーーーッカじゃねえの？としか思えないけど
「悲しいほどダークでリアルだ」「滑稽なSF映画のような事態が現実に起これば現実の人間だってこうなるさ」
と昔の読者は思ってたのかな
夢があったんだなあ…

>>212
「より規模の大きなものに目が曇り本質的な部分を見失う」って意味じゃ、現代にも通じる
加えて、今のSNS最盛の時代でさえ「共通の敵を前に偽りの和解をなす」なんてのは往々にして発生しているそれだよ
ネットの発達によって極端なイデオロギーが身一つで先行する分、それはむしろ悪化しているとさえ言える
100の信条を違えても、攻撃対象がただ一つ同じなら、肩を組んで思い込みの排泄に乗り出す
夢があった？本当に？
むしろ今にまで通じる人間の闇を鋭くえぐり出しているように思えてならない

「バーーーッカじゃねえの？」なんて斜に構えちゃいるけど、程度が違うだけで、共通の敵を前に側から見れば滑稽な和解を成立させる、なんて事例は歴史上いくつもあるからな
ウォッチメンの描く時代から前進したと考えるにせよ、後退したと考えるにせよ、かの時代をバカにしている内は幸せだと思う
そういう人間のが余程頭お花畑に見える、というのは置いておいて

>>212
他国の軍拡に対抗するために軍拡を進めるっていう現実的な危機に関わる、恐怖に駆られた結果の泥沼の競争の最中に人類を滅ぼす可能性のある未知の共通の敵が現れたからこそ大国同士で手を組む必要があったのに何でSNS中毒で無駄なことに時間を使うのをやめられない人間がやってるプライド第一の争いと一緒にしたのか
それぞれの細かい状況とか原因を考えずに共通の敵を目の前に手を組むって大分ざっくりした視点だけ取り出して同一視しちゃったのかな？
悪いけどウォッチメンみたいに細かく作り込まれてる作品をそういう浅すぎる考え方で評価することこそ本当にバーーーッカじゃねえの？としか思えない

そもそもオジマンディアスが確立した平和って
完全に争いがない世界
ではなくて、
フルチンブルーマンの所為でアメリカが勝ちまくって追い詰められたソ連がいつ核発射して全人類道連れにして滅亡してもおかしくないって状況の回避
だからな

イカが爆発した後の世界でも普通にSNSとかじゃ争いは絶えなかったでしょ
それでも平和な世界が実現したって表現されたのは人類滅亡スタンバイ状態ではなくなったから

一歩間違えれば人類滅亡待った無しの緊張状態にあった時代を夢のある時代とかほざける平和ボケ野郎にはSNSでのみみっちい口喧嘩と人類滅亡か否かの争いとを等号で結べるらしいけど

まともな人間にはそれが出来ないからバッカじゃないのとは未だに思えないや

イカ爆弾がニューヨークに落ちたのもその辺りが原因だよな
(何故か映画では世界各国の主要都市に落ちてたけど)

冷戦の均衡が崩れてアメリカガン有利になってたから、アメリカを侵略者の被害者にしてバランスを取りにいった

脳死で共通の敵を作れば即平和って訳じゃ勿論ないよ
例えば、リアル冷戦でイカ爆弾落としても平和にはならなかったと思う
ウォッチメンの世界で陥った状況だからこそ通用した手段だったんだよ

それも理解せずにバッカじゃないのとか言ってんでしょ
救いようないと思うな

SNSを武器に名作に物申した気になりたかったんでしょ。中学生の悪ふざけに巻き込まないで欲しい

>>azB07XVQDZNZ
>>azB07XVP7FRL

ドラマ化と公開１０周年記念で
ようやく日本でアルティメット版が発売される
163分（劇場公開版）
186分（ディレクターズカット）
215分（アルティメットカット）

映画はイカ爆弾改変とオジマンディアスの似てなささえ無かったらなぁ……

>>212
>今のSNS社会
今の日本社会は人口1億越えでも殺人が千件未満の恐ろしく平和な国ですよ
冷戦末期で絶望してた人たちからしたら今の時代の方がよっぽど夢のある時代だよ

そしてむしろあり得ないような共通の敵(イカ)を作り上げて肩を並べるっていうのは
問題が解決しなければ曖昧な根拠で犯人探しをしてつるし上げるっていうSNSの悪癖に通じているんじゃないかな

アルティメットカットようやく出るんか
長かったなぁ…
まぁ権利絡みっぽいし遅くても出ただけマシではあるか

ウォッチメンの続編ってコミックの
ドゥームズデイクロックと
(他のDC世界キャラと初のクロスオーバー 2017年11月連載開始今月18日に完結)
HBO制作ドラマ(全9話今月15日に完結)
の二つあるのか
原作者アラン・ムーアとデイブ・ギボンズはどちらにも無関与だが

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世界一賢い男が考えた世界一賢い世界平和の実現方がこんな宗教テロ紛いのやり方ってのが一番悲しかった
この考えに至るまで何度も絶望しては何度も葛藤があったやじゃないかと考えるとオジマンも一概に悪とは言えないな

実写も悪くはないんだけど
シャッハの最期にそばにいて絶叫するような友情や優しさをもったキャラになった実写ナイトオウルよりも
世界の瀬戸際を向かえた瞬間にもお互い求め合ってS○Xしてしまうような原作の彼の方が好きだ

映画版と漫画版では描き方がちがい、尺の問題からロールシャッハとの友情が前面に出た、それゆえああいう結果になったわけで。
原作漫画版でもロールシャッハのあとを追いかける選択肢だったらやっぱりああいう絶叫エンドになってたと思うよ。
原作漫画ではナイトオウルはヒーローごっこをしたがる人の業みたいなものを描く宿命を背負わされてるからああなったともいえる。
まあどっちの描き方も好きだよ。

アルティメットカット、発売したのはよかったが映画作品としては冗長すぎたな〜なんでも補完すれば良いというモノでもないんだな

黒の船がいちいち挟まれるのはテンポ悪すぎ　漫画と違って重ね合わせるような描写の仕方はできないんだから無理に入れないでほしかった
あと仮面の下でも入ってないしかなりイマイチだったよアルティメットカット　今更だけどね

ドラマ版視聴し始めたけどなかなか、というかかなり面白い
クリフハンガー方式の謎が謎を呼ぶ展開や
シスターナイトのビジュアルやアクションがかなりスタイリッシュで
ヒーローの造形に関してはあえて滑稽さや野暮ったさを描いていた原作＆コミック版より
絵的にもかなり楽しめる作りになってる
しかし作中かなりのウエイトを占める黒人差別の描写が非常にタイムリーになってしまったなあ
あと劇中劇の旧ミニッツメンの映像は普通に観たいと思った

ドラマ版視聴終了
面白かった。最後まで飽きさせず、風呂敷を畳む構成は流石だった
ただのヒーロー、ヴィジランテものでは意地でも終わらせないというところに
まさに正統続編（ドラマ版はコミック版の完全な続編）だった
みんな大好きイカもしつこい位登場させるのはやっぱり映画版の改変を好まない人が多かったんだろうな、と想像
（まあそうしないとあの人の過去もありえないわけだし…）
原作版ラストへの痛快な意趣返しも個人的にはグッド
欲を言えば、主人公たちのヴィジランテ的な活躍はもっと観たかった（警察官だから正確には違うが…）
そして意外なあのヒーローにスポットあてて、
かつしっかり三世代（それ以上か）に渡っての関係性を編み上げた脚本はマジで凄い。
個人的なお気に入りキャラはルッキンググラス
根底では全然違うんだろうけどどっかシャッハさんを彷彿とさせるキャラと役者さん
いやあ、良いドラマだった

ドラマ見終わった・・・正直微妙だった
原作からしてメインが白人だったのが今じゃいけないのか
「あのヒーローは実は黒人だったって事にしろ」「あのヒーローは黒人化させろ」って忖度を感じた

時代背景とシンクロさせるために黒人差別を取り扱ったんだろうけど
あの白人至上主義者達の行為、どうしても現実の過激化し続けるBLM運動がチラついてしまう

んで原作のとあるシーンのセルフオマージュが所々あったんだけど
一部のキャラが道楽で人を殺すようになっちゃってホントに原作読み込んでるのって思った

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旧ミニッツメンのシルエットも昨今の情勢下だと
タイムリーなキャラになり得るし、
映像作品でもコミックでも良いから掘り下げても面白いかもね
悲劇的な最期といい、未だ自分の中では神秘的なキャラクターだわ

>>234
原作からしてそういうの絡ませているから仕方ないんだぜ

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>>237
そもそもシャッハさんってそんな人種差別的な事する輩でもなかったから何やってんのこいつらって思ったの

そしてあなたの見たソースとは違うかもしれないけど全体の内暴徒が7％もいれば
都市を（文字通り）破壊するに足りる程相当な割合だよ
イスラム教徒すら過激な行動に出る奴らは極少数だし、大多数の平和的な参加者とやらも
警察の暴力がどうこう言う割に100日以上経っても暴動が全く収まらないのを見るに
内部の暴力に対しては本気で止める気なさそうだからやっぱ心象は良くならないよ

ポリコレは、、、アンチじゃないんだけど最近のアカデミー賞の新基準見てると
米国内のエンタメだとその辺かなり気を使わないといけない空気になってそうで
気に入る気に入らないは別として押し付けがましくなるのは多様性とはかけ離れていると思う

>>238
「93%と7%」のデータな、93%は安全ですって言っても取り締まり論者は7%でも都市を破壊できますって言うけど
それで活動全部を押さえつけろだの飛躍するんだもの、お前らの大好きな「表現の自由」はどこ？
「内部の暴力に対しては本気で止める気なさそう」ってのもバイアス
同じ黒人同士で「いつまで暴力に訴えているんだ」と喝破する動画がバズった経緯なんか知らんのか
そもそも訴える内容を差し置いて「心象は良くない」で済ませる辺り、なんら建設的でない感情の悪露に過ぎないのだが
アカデミー賞選考の基準はよく読めばわかるが、むしろ緩いんだぜ、あれ
表現への規制ではなく、あくまで労働条件の改善を意図するもの
そうでもしなきゃ改善し得ない構造的欠陥に対する止むを得ない処置だからな
アメリカ全体でみた白人男性ってどんだけの割合だと？それが賞の大半を占める現状が「侵すべからず実力主義の結果」？
放っておく方が「多様性からかけ離れる」悲しい現実なんすよねぇ

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