チバユウスケとは (チバユウスケとは) [単語記事]

チバユウスケ（生没年月日：1968.7.10〜2023.11.26）とは、日本のミュージシャンである。

概要

1968年 7月10日生まれ。神奈川県藤沢市出身。湘南学園高等学校、明治学院大学経済学部商学科卒。

大学在籍中の1991にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを結成し、1996年にシングル「世界の終わり」でメジャーデビュー。

2003年の解散後はROSSO、THE MIDWEST VIKINGS、Midnight Bankrobb ersなどを経て2006年からThe Birthdayを結成、2012年から平行してソロプロジェクト SNAKE ON THE BEACHで活動中。

2023年 4月に食道がんを公表し療養生活に入っていたが、2023年 11月26日、食道がんにより死去。

全てのバンドにおいてボーカルと作詞とギターを担当。これまでに手がけた歌詞は200を超える。

独特のがなり声が特徴。東京スカパラダイスオーケストラ・Q;indivi・勝手にしやがれなど他アーティストのゲストボーカルに参加することも多く、また楽曲提供も行っている。

ライブや私生活などでとにかく伝説が多い人物としても有名。Wikipediaにも多数掲載されていたがそのほとんどは現在削除されている。

チバユウスケ伝説

大変なレコード収集家であり、過去にTV番組内でレコードを紹介するコーナーを持っていた。
幼少の頃はバイオリンを習い、発表会で武道館のステージに立ったこともあるお坊ちゃまだった。が、バイオリン教室は2回に1回は逃げていた。
喘息持ち
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPに出演した際に何度も言葉に詰まり、松本人志に「よ～し、よしよし」と言われた。
- 二度目の出演では、ほぼ単語でしかしゃべらなかった。
未だに携帯電話を持っていないらしい（FAXは使えるらしい）。
アルコールを好むが、酒癖は良くない（下記のチバユウスケ酔っ払い伝説を参照）。
煙草を好む。吸っている煙草の銘柄はラッキーストライク。
- 飲み会中に仲の良い記者が吸っていた煙草の銘柄がラッキーストライクでは無いので変えさせた。
- しかも、そのことを本人は覚えておらず、後日その記者のインタビュー中に「タバコ一緒だ」と嬉しそうに言っている。
カエルと河童が大の苦手。多分目の前にいたら泣き出すだろうと言っている。
中学の頃はシンナー、煙草、万引きの常習犯だった。
2006年 10月現在、物忘れが激しくなってきているらしく、The Birthdayのライブで「NudeRider」を演奏する際に出だしを忘れ、メンバーに口で教えて貰う。
手が攣ったため「手！手！」と言っていたらスタッフに握手され、またある時は歌詞を忘れたのでスタッフに「歌詞！歌詞！」と言っていたらバレンタインの時期だったのでお菓子を差し出される。
テレビ番組の「今日のわんこ」が好きである。感動の余り泣く事もある。
広告会社への就職が決まっていたウエノに対し、「いいじゃん。俺についてきたら間違いないよ」といい就職を蹴らせる。
デビュー前、新宿ロフトのライブで客席にダイブして、客が避けたため背中から落ち、翌日バイトを休む。
デビュー当初、横浜のライブで客席にダイブし、ステージに帰ってこれないままライブが終了する。
寝坊・遅刻が多くてTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのリーダーを下ろされたり、（盛大に寝坊し様子を見に来た）マネージャーにいくら言っても起きないので蹴られた挙げ句アバラを折られたりしている。ファンの間では、その際にできた曲が「ジェニー」とのもっぱらの噂。
自分の寝言でびっくりして起きた事がある。
「何がそんなにキツいんですか？」と聞かれ、「意識」と答える。
冷蔵庫の音がうるさくて、ベソをかいたことがある。
名古屋へ行く新幹線の中でビールを飲んで、わけもなく半ベソになる。
バンド名の由来はたくさんの嘘をついている「由来は一応秘密にしてるんですけど。まぁ“君の空を飛ばないか”とかそういう感じではあるんですけど、何となく俺が思ってんのは。象に乗って飛んで行きてえなとか、宇宙規模で考えてるんで」「ミッシェル」っていうメーカーの「ガンエレファント」って冷蔵庫がある「マシンガンエチケット」を読み間違えた（本当の理由らしい）。
バンドの経歴についてもたくさんの嘘をついている。 「メンバー全員石油王の息子同士だった」 等。
ウィルコ・ジョンソンのオープニング・アクトを勤めた時は、サイン、写真、ビデオと、今までにない浮かれ方をした。
ライバルは、「よしお」と答えるが、その「よしお」が誰なのか、一切不明。
ドラムのクハラカズユキを長期間「ノブオ」と間違えて覚えていた。しかも、訂正された端から間違えていたため、クハラも若干あきらめていた。
ロサンゼルスのライブの時、音響、機材、照明、スタッフなど、数々の不安要素があり、中止をするかどうかという話になった際、一切迷わずに「いいよ、やろう」と言った。そして成功させた。
シングル「GT400」を四字熟語で表すと、という質問に対し、熟考した後に「OK牧場」と答える。
何となく思いつきで家の中でレコード盤を燃やしてみるが、黒煙とススでえらい事になる。
ライブでファンが手拍子した事に腹を立て、「手拍子してんじゃねえよ、このブス!!」と怒鳴る。
アベの実家から送られてきたカキを貰い、半分をカキフライにして食べ、半分を腐らせる。
20数年間イチゴは木になると思っていた。
「たださ･･････全然話飛ぶけど。そういうファミリーみたいな部分だったらさ、たとえばミッシェル、解散してさ。で、アベくんが新しいバンドやったとか、コウジくんが新しいバンド組んだとかさ。したらライヴ行くよ、絶対（笑）」（2003/03雑誌のインタビューにて）
打ち上げにて。某雑誌編集長の携帯を借りて電話しようとする。
「おかあちゃんに電話してみる」「やっぱやめた……夜遅くかけると怒られるから」
チバの運転する車に乗ったことがあるのは、クハラだけ。実家で飼っていた犬を病院に連れて行くためだった。犬には相当愛情をかけていたらしい。
「鳴き声のする向こう　植木を投げる」という歌詞は「猫の気をひきたくてベランダから植木を投げたら、えらい音がした」ためうまれた。（詩集「ビート」より）

チバユウスケ酔っ払い伝説

デビュー前のコンベンションにて、悪酔いして、「お前らがロックをダメにしてるんだ！」と叫び、関係者を絶句させる。
目が覚めたら道路の上で、ベルトの色が黒から白に変わっていた。
二階で呑んでいるメンバーをびっくりさせようと電柱に登り、落ちる。翌日、アルバイトを休む。
イギリスでレコーディング中に、全裸に靴下だけ履いた状態で海に飛び込む。最後にパンツを流す。（アベ・ウエノもやった）
98年フジロックに参加した時、あまりに泥酔し、ファンに囲まれても逃げることができなかったため、スタッフに車に押し込まれ強制退去させられた
クラブイベントで、酔っ払ったアベとディープキスをする
クラブイベントで、酔っ払って鹿野淳を殴る。
- 鹿野はこの他にも初の取材の終わりに「今から何したいですか」との質問に「今すぐこのインタビューやめてコレ（からあげ）食いたい」と言われたり、夜中に高円寺に呼び出されアベに車を壊されたり、チバに取材中河原で石を投げられたりしている。鹿野「翌日静かな声でアベから謝罪の電話があった。49%のざまぁみろと51%の謝罪の気持ちが彼らにそうさせるんだろう」
クラブイベントで、酔っ払ってクハラカズユキに担がれて退場。
「地方で『弟子にして下さい』と言われた時の対処法は？」と聞かれて、「一緒に飲みに行ったらみんな辞めてくよ。ありえない飲み方するから」
下北沢路上にていきなりボウリングフォーム披露。しかも何度も。メンバー・スタッフ冷ややかに苦笑い。
フジロックにて女子ファンに「サインしてください！」と頼まれ「いいよ」と、迷わずおでこにサイン

チバユウスケ名（迷）MC

「北海道、広いよなあ、カナダぐらいあるんじゃねえの？人口、ロシアぐらいあるんじゃねえの？」
「五稜郭ジャンキーズ！」
「みんな、牛好きかー?!ジンギスカーン！」（札幌ライブにて）
「石狩は、日本のサンフランシスコだー！」（第一回RSRにて）
「ブルーフォレスト！」「ねぶた根性見せてみろ！」（青森ライブにて）
「ロックな手と書いて岩手と読むんだぜ。」「あのさー、冷麺てなにでできてんの？原材料はなんなの？」（岩手ライブにて）
「仙台って『陸の孤島』だよな。」（仙台ライブにて）
「久しぶりー、前橋！……ごめん間違えた宇都宮！」（栃木ライブにて）
「群馬の一匹狼の皆さんこんにちは！これからも一人で頑張って生きて行って下さい！」（群馬ライブにて）
「オリンピックってどこが優勝したか知ってる？」（長野オリンピック後の長野ライブにて）
「新潟…新しい『潟』…。『潟』ってどういう意味だーっ?! 」（新潟ライブにて）
「福島っていうからには…やっぱり福がいっぱいあるんでしょうねぇ」（福島ライブにて）
（名古屋の「な」はどういった字か、と客に確認した後）「何だよっ、知らねえよ！大体なー、『名前が古い屋根』だぞ?　何なんだよ？! ……『名前が古い屋根』って…シャチホコ？ …で、シャチホコってなんだ？　コイか？」（名古屋ライブにて）
「名古屋ってダイヤモンドが特産か？　…いや、ここに来る途中で『名古屋ダイヤモンド工業』って見かけてさー…ここも『ダイヤモンドホール』だし…。」
「名古屋のニワトリって、羽根が何枚もあるんだろ？じゃなきゃあんなに沢山手羽先がつくれる訳ねぇ！」
「桃太郎ってどこにいるの？山？ (客:『家にいるよ！』) 今度見せて。」（岡山ライブにて）
「広島も付き合い長いな。しかし、付き合い長いとなんか感情が湧いてくるよな。こういうの、何ていうんだ？……憎しみ？」（広島ライブにて）
「高松の不良の皆さんこんばんは！」（高知ライヴにて）
「久しぶりィ、四つの国ィ」「サロンでキティだぜ！」（松山サロンキティライブにて）
「九州は暑いね。君らはこんなあったかい所に住んでるけど、北の寒い所に住む子らとは人生が違うんだよ。例えば……気温。」（福岡ライブにて）
「火の国熊本、暑さにゃかなわねぇ！！」（熊本ライブにて）
「沖縄、色んなものがあるんでしょうね。…珍しい鳥もいるんだろうね…ほら、青いのとか…」」（石垣島にて）
「ここ何県？」（ロサンゼルスにて）
「横浜港町･････（この間、観客の歓声）おぅ、何か、微かに海の匂いがするぜ」（99年1月17日横浜アリーナにて）
「いまだに『磔磔』って字が書けない…」 (03年京都磔磔にて)
「なんばHatch？…へんななまえ」(06年THE BIRTHDAY ライブにて。ちなみにこの日、まともなMCはこの一言のみ)
富士山を望むステージが売りのイベントで生憎の曇り空、富士山が見えないね、との問いかけに「でかすぎて見えねぇんじゃねぇの？」(SWEET LOVE SHOWER 2007にて)
「お前らが全員霜降り肉に見えるぜ！」（兵庫ライブにて）
「郡山って水うまいの？」(2006/11 Hip Shot JAPAN ライブ中にて)
床が揺れ過ぎてやばいらしい、というMCをした後 「あのー、あんまり高くジャンプしなけりゃいいんじゃねぇか？…あとはこう…ゆるやかにダイビングするとかな」 客「イエ～～～～ッ！！！！」 「……床が抜けたらおれらがべんしょうしてやる！！！」 直後、CISCO（CLUB QUA TTRO STYLE1998 VOL.9 `98.1.17）
ハコの照明が落下寸前になり、メンバースタッフ共に苦渋の決断で順延を決定する(98年、仙台wasse)
「あまりのパワーに、照明が、落ちる」「あの、わりぃ。おまえらの中から死人とか怪我人とか出すわけにはいかねえ。怪我人とかよ…もうしわけない。」この挨拶の後、楽屋に戻る途中の階段で崩れ落ち、スタッフに抱えられて移動
「紅葉ってさぁ、葉っぱなの木なの？」（05年夏フェスにて）
「今日単車で来たやついるか？」（客ワァァァ）「気をつけろよ」→GT400演奏（FRFにて）
「ブルースって、どうしてブルースっていうか、知ってる？　それはブルースが悲しいから…」（02年RSR）
「ウィンターってウィンターって意味じゃないらしいよ」）The Birthdayの神戸ウィンターランドでのライブにて）
(スーツもシャツもネクタイも黒だったので｢真っ黒だね！｣と客に言われた後)「ああ、黒人だからな」(97年TOKYO COOL CAMP)
「新大久保から来ました」（The Birthday 福岡ライブにて）
「みなしごハッチ」（RUSH BALL☆P＠なんばHatchにて）
「もうすぐクリスマスだねぇ・・・なんか楽しいねぇ(笑)」（2006/12 The Birthday 広島にて）
「帰ってきたぜ！もうどこにも行かないぜ！」（アベフトシ加入後の初のライブにて）
「俺達が、日本のミッシェル・ガン・エレファントだー！」（98年フジロックにて）
「今日のライブは、俺達の大親友だったアベフトシに捧げます。」（2009年 8月　RSRにて）