1966年(昭和41年)
| 前回の午年 | 前年 | 当年 | 翌年 | 次回の午年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 年 | 1954年 | 1965年 | 1966年 | 1967年 | 1978年 |
| 干支 | 午 |
巳 |
午(丙午) |
未 |
午 |
6月29日、ザ・ビートルズが日本に来日。翌6月30日から7月2日まで日本武道館でライブを行った。
ビートルズ側が提示した「1万人以上を収容できる会場」を満たすことができたのが、当時は武道館しかなかったため、前代未聞の武道の聖地でのロックコンサートとなった。
これは当時大きな物議を醸したが、現在では武道館はロックミュージシャンや歌手のひとつの目標となる会場として定着している。
ちなみに、この公演の前座で出演したバンドのひとつにザ・ドリフターズが居る。現在知られる形になってまだ2年程度しか経っていない駆け出し時代である。当時まだ高校生だった志村けんもこの武道館ライブを見に来ていたが、ドリフが唯一出演していなかった7月2日の公演に行ったため、惜しくもこの時はニアミスをしている。
日本においてこの年は、死者が多々発生する重大航空事故が年に幾度も発生した一年となり、航空機の安全性に強い疑念が持たれることとなった。
2月4日、羽田沖に全日本空輸の60便(B727)が墜落、乗員乗客133名全員が犠牲となる当時世界最悪の航空事故となったのを皮切りに、3月4日と3月5日には立て続けにカナダ太平洋航空・英国海外航空機が死傷事故を起こした。
また全日空は11月13日に今度は松山沖で533便(YS-11)を墜落させ、新婚旅行者が多数犠牲となっている。
これ以外に日本航空の訓練機墜落事故(8月26日 コンベア880)もあり、日本国内での死傷事故が年に5つもあったため、日本における「航空業界の厄年」とも言われている。
この年の干支は、60年に一度の丙午(ひのえうま)。「丙午年生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮める」という迷信から、出生率が前年より25%低下している。2026年も干支が丙午となるが、迷信とは関係なく少子高齢化が進み、出生数は60年前の半分ほどになっている。
| 1月11日 | アルベルト・ジャコメッティ | 彫刻家 |
| 2月1日 | バスター・キートン | 喜劇俳優 |
| 2月20日 | チェスター・ミニッツ | アメリカ海軍軍人 |
| 4月28日 | 山中峯太郎 | 小説家・翻訳家 |
| 6月11日 | 熊沢寬道 | 南朝の末裔(自称) |
| 8月6日 | コードウェイナー・スミス | SF作家 |
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最終更新:2025/12/23(火) 09:00
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