Fallout76 (フォールアウト・セブンティシックス)とは、ベセスダ・ソフトワークスが展開する「Falloutシリーズ」のオンラインゲームである。
2018年11月14日にBethesda.netでサービス開始、2020年4月14日からはSteamでも販売開始した。
| ゲーム情報 | |
|---|---|
| ジャンル | RPG |
| 開発元 | Bethesda Game Studios |
| 販売元 | Bethesda Softworks |
| 機種 | Win PS4 XB1 |
| 発売日 配信日 |
2018年11月14日 |
| 価格 | ¥ 8,618 ¥ 10,778 (TE) \ 24,980 (PE) [1] \ 4,800 (Steam) ¥ 8,778 (WDE) |
| その他 | |
| ゲームソフトテンプレート | |
6月10日にアメリカで行われた「Bethesda E3 2018 Showcase」で発表された作品。Falloutシリーズのタイトルでは初のオンラインマルチプレイとなる。[2]
トレイラーでは、往年の名曲『カントリーロード』をバックに“1776-2076”といった年号と思われる数字が書かれたポスターや“You are invited(あなたは招待されました)”と表示されたPC、“Vault 76から未来が始まる”というセリフなど、想像力をかきたてるキーワードが登場する。
エグゼクティブプロデューサーのトッド・ハワードによると、「Fallout 76はすべてのシリーズ作品の前日譚であり,核戦争後のフォールアウト(死の灰)が降り注いだ後,初めて核シェルターの扉を開けて外に出た人類としてプレイすることになる」という。また、生き残った人々の全てが実際のプレイヤーとなっており、生存を目指して協力するもしないもプレイヤーの手に委ねられることになる。
最新作もこれまでと同様の世界観をもとにサバイバルゲームが展開されると思われるが、”Vault 76”が意味するものが明らかになる、国内での発売が期待されている。
限定版として、建国300周年関連の要素(コスチュームやカスタマイズなど)をゲームに追加する「Tricentennial Edition」、さらにTricentennial Editionふくめた複数の特典やT-51パワーアーマーのバケツ頭がついてくる「Power Armor Edition」もあるという。[3] [4]
2018年11月14日にサービス開始した(日本は時差の関係で11月15日)。[5]
なお今作のFalloutのPC版は、ベータ版と製品版の両方がBethesda.netを介してのみ利用可能となっており、Steamからは販売しない旨が発表されている。 [6]
……という事になっていたのだが、後にSteam版でも発売することが決定され、2020年4月14日、無料大型アップデート「Wastelanders」(ウェイストランダーズ)の配信と同時に発売された。 [7] [8]
Steam版においては、「通常版」および通常版に一部コンテンツをバンドルした「Wastelanders Deluxe Edition」(WDM)の2種類が販売されている。
| 最低環境 | 推奨環境 | |
|---|---|---|
| OS | ※64bit必須 Windows 7 Windows 8.1 Windows 10 |
※64bit必須 Windows 7 Windows 8.1 Windows 10 |
| プロセッサー | Intel Core i5-6600k 3.5 GHz AMD Ryzen 3 1300X 3.5 GHz またはそれ以上のCPU |
Intel Core i7-4790 3.6 GHz AMD Ryzen 5 1500X 3.5 GHz |
| メモリー | 8GB RAM | 8GB RAM |
| ストレージ | 80GB 利用可能 | 80GB 利用可能 |
| グラフィック | NVIDIA GTX780 (3GB) AMD Radeon R9 285 (2GB) またはそれ以上のGPU |
NVIDIA GTX970 (4GB) AMD R9 290X (4GB) |
| その他 | ブロードバンドインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
本作は常にオンラインで、オフラインモードは存在しない。専用のサーバーが設けられたマルチプレイヤータイトルとなる。1ワールド当たりのプレイヤー数は「24人」となっており、チームの人数は最大4人とされている。 [9]
オンラインを1人でプレイするという意味でソロプレイも可能ではあるが、公式は「ウェイストランドで生存するために最も簡単な方法はほかのプレイヤーとチームを組んで要塞を築くことである」とマルチプレイを推奨している。
後にパッチ14で導入された月額課金制サービス「Fallout 1st」において最大8人のフレンドを招待できる。
さらに、パッチ30ではさらなる世界の要素を拡張させた「Fallout world」を実装。
誰でも参加できるパブリックワールド(特定の要素が月一で入れ替わる)、Fallout 1st特典のカスタムワールド(プライベートワールド同様の最大8人のフレンドを招待でき、プレイヤー自身が好きに要素をカスタマイズできる)の2種類が新たに追加された。
NPCはロボットのみで人間のキャラクターはおらず、人間は全てプレイヤーであるという。人間がいたという痕跡は各地に録音されたホロテープとして残されている形となっている。
2020年4月に開始された大型アップデート「Wastelanders」において、人間たち(NPC)がアパラチアに戻ってくる事となった。またこれに伴って実装された「評判システム」により、プレイヤーが決定した選択肢がアパラチアの派閥との関係に影響する。
そして、同年11月24日(トラブルにより実装が一週間繰上り)の大型アップデート「Steel Dawn」でアパラチアの地に再びBrotherhood of steel(BOS)が帰還。
2021年7月8日には続編のクエストライン「Steel region」が実装され、プレイヤーの判断がBOSに変化をもたらすこととなる。
新登場の建設・組立用移動基地「C.A.M.P.」(Construction and Assembly Mobile Platform)を使い、どこでも好きな場所で建設やクラフトを始めましょう。C.A.M.P.は 生存に不可欠なシェルター、物資、安全を提供してくれます。他の生存者と取引するために店を構えることも可能です。ただし、誰もが友好的とは限らないので注意しましょう。
『Fallout4』に出てきた入植地クラフト要素の76版である。本作では固定されることなく自分の好きな場所に入植地を設定できるようになっており、CAMP用装置を設置した場所から一定の範囲内に自分の建物やクラフト設備などを置くことができるようになった。
ただし、特定のロケーションの近くや他のプレイヤーのCAMPの近所には作れないなど、無制限にどこでも何でも置けるわけではない。
C.A.M.P.のアイテムは初期は一部だけ作ることができる。その他のアイテムはゲーム内でクラフト用アイテムの「設計図」を購入して読むことでアンロックされたり、イベントの報酬のほかに、課金要素であるアトミックショップでも多種多様なC.A.M.P.用アイテムが販売されているので、各々が拘りのC.A.M.P.を建築できる。
本作では、「Fallout4」のサバイバルモードにもあったものと同じく「空腹」「乾き」「病気」などのステータス管理の要素が導入されている。ゲーム開始から標準でステータス管理が必要になり、食べ物は調理では放射能を除去しきれず、食料や材料の調達を行うことが求められる。
ゲームを進めていくうちに各地に落ちている料理のレシピを学習していく事でボーナス効果の付いた色んな料理を覚える事ができ、それらの食事は空腹を満たすと同時にバフなどがかかるようになっている。
ゲーム記事サイトの4Gamerが体験記事を上げているので参照のこと。 → 「Fallout 76」のβテストをレポート。オンライン専用のウェイストランドでは“懐かしくて新しい”生活が,Vault居住者を待っている (4Gamer 2018/11/14 13:00)
本作では、耐久の要素が復活しており、武器や防具などの装備に耐久力が設定されている。使うほどに性能が劣化するため、維持・修復するためにはクラフトステーションでクラフトしなければならない。
レベルを上げて覚えられる各種対応Parkで耐久値自体を200%まで回復したり、耐久力の低下を最大90%まで抑えたりすることも。
また、材料がない場合でも課金アイテムやイベント報酬でもらえる「修理キット」で修理も可能。
メインクエストを進めていくと発見できるアパラチア各地にあるミサイルサイロを攻略することで、任意の場所に核ミサイルを発射することができる。
核ミサイルを発射するには特定のアイテムを集め、メインクエストでたどり着くことになる「ある場所」で暗号を解き明かした上でミサイルサイロのセキュリティを突破することが必要になる。
核ミサイルが撃ち込まれた地域は高濃度の放射能汚染地域「ブラストゾーン」が生成される。ブラストゾーンが生成されている間はその地域に高レベルで強力なクリーチャーが大量発生するが、希少で高価な資源も見つかる様になるため、爆発もしくは事前の緊急放送を聞いたプレイヤーが大量に集まってくる。
ゲーム内通貨として「キャップ」(ボトルキャップ)があるが、それとは別で課金ショップ用通貨に「ATOMS」(アトム)が使われている。
ATOMSで購入できるのはキャラクターのコスチュームやCAMPで設置できる建物、経験値ブースターやコミュニケーション用エモート、アカウント用アイコン等といったもので、たくさん課金したら有利になれる(Pay to Win)系のアイテムは存在しない。
ATOMSはSteamから通過単体で購入できるが、ゲーム内の「CHALLENGES」をこなす事でも報酬として出てくる(スコーチを近接武器を使って76体倒す、など。)ので、チャレンジクリアでも課金でもどちらでも入手できる幅が用意されている。
ウェストバージニア州(キャピタル・ウェイストランド、ワシントンDCのお隣)にある地域「アパラチア」を舞台にしたソフトコア・サバイバルで、地域は6つに分けられており、マップの広さは『Fallout 4』の4倍になる[10]。
西暦は2102年とされており、Falloutシリーズのゲームの舞台としては最も古い時代設定となる。[11]
ちなみにトッドいわく、現実の世界においても政府のトップシークレットが詰まっている場所であり、最も核兵器に関する秘密が隠されているのもウェストヴァージニア州である、とのこと。[12]
2022年にはアパラチアの外へ飛び出し、新たなエリアへと立ち向かう事の出来るアップデート「Expeditions: The Pitt」が予定されている。
アメリカの建国300周年を祝して2076年に作られたとされるVault。また、核戦争後に最初に地上への扉を開けた核シェルターの1つである。
2008年に発売されたゲーム「Fallout3」においては、コンピューターの中に「Vault 76」の情報が記載されている。それによると「500人が収容でき、240か月(20年)にわたって存続できる」という(しかしトレイラーの端末では2102年とあり、設定年数を上回る約25年が経過していることになる)。
ちなみにやはりVault-Tecらしく、"再生の日"に機能停止して空気や水の循環も止まるよう設定されていたため、「プレイヤーがVaultに留まることは不可能」とのこと。
本作Fallout76における主人公の通称。ただしプレイヤーによる非公式(スタートのキャラメイクの時点で作成されるVault76居住者のIDカードに「RESIDENT」と記載されているためか)。
建築要素メインの動画は「Fallout76建築部」としてタグされている。










掲示板
518 ななしのよっしん
2025/06/04(水) 00:15:49 ID: hJu/5JvSmE
ドラマ版効果もあってか最近はやたらアプデでテコ入れが入ってる
新しいシーズンイベントや釣り、プレイヤーがグール化
あとほぼ全てのParkや武器に調整入って完全に戦闘周りは別ゲーになりつつある
519 ななしのよっしん
2025/06/09(月) 17:58:08 ID: VGHOdsYepN
FO4どころか、TES含むベセスダRPGとは完全に別路線に進んでるの面白い
520 ななしのよっしん
2025/09/16(火) 01:44:04 ID: 7QXoEnqd2m
人間の醜さや殺し合いを描きまくったシリーズなのに人間同士の助け合いメインのゲームになっているのは面白い現象だと思う
PvPメインじゃないのもあるんだろうけど
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/25(木) 04:00
最終更新:2025/12/25(木) 04:00
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