Pでアイドルでお嬢様。とは、ニコニコ動画にて神速で駆け抜けたま。PのNovelsm@sterである。
2011年12月28日から2012年2月3日にかけて本編が連載され、全36話をもって完結。
連載期間をみて「あれ?」と思った人、あなたは正しい。
今後は後日談、リメイク、架空戦記へのパラレル展開が実施される予定。
そして、幾つかの後日談・番外編を経て、2012年7月5日から8月30日かけて『Pでアイドルでお嬢様。Ⅱ期』の連載され、全30話を持って完結。
また、幾つかの寄り道(と言う名の架空戦記、卓M@s)を経て、2012年12月12日から2013年02月08日にかけて『Pでアイドルでお嬢様。Ⅲ期』が連載され、全14話をもって完結。
そして現在、2013年05月4日から第一期のリメイク作品「Pでアイドルでお嬢様R。」が配信中。
Pでアイドルでお嬢様。は、数奇な運命によって文字通り「Pでアイドルでお嬢様」となってしまった「私」が、「P」として、「アイドル」として、そして「お嬢様」として、アイドルたちを落とす……もとい、765プロや生活を守るべく奮闘するNovelsm@sterである。
弱小芸能プロダクションである765プロを守り、成長させ、時には利用すらして、961プロや「お嬢様」のお屋敷といった「私」にとっての敵に徹底的に抗う、そんなお話。
ともすればメアリー・スーになりかねない「私」やお屋敷のトンデモな設定を盛り込みながら、むしろそれを逆手に取ったかのような展開が気持ちよい作品。
特に、「空野千草」の権謀術数と「お嬢様」の住むお屋敷の意図が絡み合う様や、背景設定や原作での各種フラグの組み換えによる大ネタに特色があり、視聴者の予想を春香に超えた天海を次々と生み出している。
なお、第1話の14分13秒まで一切アイマスの気配がない(少し昔のジュブナイル小説が雰囲気として近い)が、そこまでグイグイ読ませてくれる上、それ以降は間違いなくアイマスなので安心してほしい。
2011年12月28日に第1話が投稿されるや、同日中に第2話が投稿されるなど、とにかく連載速度が異常であり、2012年1月2日から4日にいたっては3日連続で1日2話ペースで投稿。
正月休み後は平常運転になるとのことだったが、1月5日以降も1日1話ペースを継続。「平常運転」という言葉の定義について視聴者及び大百科編集者を大いに悩ませた。
第1部と第2部の間でプロット構築のための休載を6日間挟んだものの、2月3日に本編完結。
本編36話+外伝1話+裏話1本2話を37日間で走り抜けるという「日刊『Pドルお嬢』。」「高速ま。P(光速、神速とも)」のタグに恥じないスピード連載であった。
なお、今後は「後日談」「リメイク」「架空戦記へのパラレル展開」を予定しているとのこと。
そして、2012年7月5日に第二期シリーズがスタートするやいなや、1日1話ペースを継続するというあいもかわらず「日刊『Pドルお嬢』。」「高速ま。P(光速、神速とも)」のタグに恥じないスピード連載であった。
そして、途中四度の休載を挟んだものの8月30日に投稿された三連話をもって本編完結。
本編30話+間奏1話+番外編1話を57日間で走りぬけたというスピード連載であった。
ちなみにプロット構築告知の上で後半二度の休載を挟んだ時にはわずか数日で「う失踪」タグを頂くというその言葉の定義までもが視聴者及びを大いに悩ませた。(そして、Pも困惑した)
なお、「リメイク」「架空戦記へのパラレル展開」に比重を置きつつ、「後日談」を予定しているとのこと。
まだまだま。Pと視聴者は走り続ける。
そしてかつて予告されていたiM@S架空戦記シリーズとして、題材的に旬でもあるソードアート・オンラインとのクロスとなる「お嬢様、仮想世界へ。」を2012年9月12日から連載スタート。世界設定のみを借りたため、SAO側の人物は登場しない予定とのこと。今度こそじっくり作るという発言をしているが、今のところ相変わらずのま。Pペースで連載中であり、視聴者のみならず、ま。P自身も困惑しているという謎状況になっている。
以下、ネタバレを含みます。 |
以下、「」(かぎかっこ)がやたら多くなるので注意されたし。
物語の主人公。文字通り、Pでアイドルでお嬢様。悪魔が教えを請う女。
脳の持ち主が「私」、元々の肉体の持ち主が「ありさ」、「ありさ」が屋敷の外で使っていた名前で「私」がアイドルなどとして使用している名前が「空野千草」である。
Pの肩書きこそ持っていないが、アイドルたちには「人員不足のためPを兼任している」と思われており、業界的にもそのような認識になっていく。
事務員、レッスン講師、掃除係、美希の旦那まで兼務している状態で、「お嬢様」の身体と「私」の脳みそをフル回転させる日々である。
性格は非常にクール。目的のためなら手段は問わず、犠牲が必要であればそれが自分であっても容赦なく切り捨てる。
一方、ある事件以降は美希を溺愛しており、ダメな一面を見せることもしばしば。他にも、千早、貴音がその毒牙スキンシップの対象になっている。
外見の描写は少ないが、長い黒髪で、千早が嫉妬し、美希が「おっぱい大きいよね」と思うくらいに胸があることが明らかになっている。
※バストは85cmということが判明している
肉体年齢、精神年齢は共に17歳(本編中18歳になっている)。どこにこんな営業スキル持った17歳がいるんだ。
あと寝顔が非常にかわいらしい。
なお、本人も忘れかけているが、元々男性である。
↓シルクァビスPを始め、複数の絵師によって「空野千草」想像図が描かれている。
「私」は元々、Pでもアイドルでもお嬢様でもなく暮らしていたが、突如として後述の執事の差配の元、事故に見せかけて拉致される。
それは、ある「お嬢様」の身代わりに仕立て上げるためだった。
その「お嬢様」は、自らの脳の疾患ゆえに死を願い、執事はそれを叶えることとした。
しかし、その母親は娘の死を受け入れられないと考えられた。
ゆえに、「お嬢様」の死後の「身代わり」が必要となったのである。
その方法は「他人の身体に、お嬢様の脳以外の身体を移植できるだけ移植する」というBJ先生もびっくりな荒業。
「私」の体質が「お嬢様」の身体の移植に適合していたがために、「お嬢様」を作るためのベースとして使われてしまったのである。
結果、身体は「お嬢様」、頭脳は男性の「私」というどこぞのバーローのような状態となり、「お嬢様」の身代わり「ありさ」として、「お嬢様」の母親の精神の安定のためだけにお屋敷に暮らすことになる。
※バストは85cmであったと思われる
お屋敷暮らしに退屈し散歩に出たところ、休憩していた公園で高木社長に遭遇。
毎度のごとく「ティン!」が発生し、765プロに所属することに。
容姿はよいながら体力面でハンデのある「お嬢様」の身体を抱えながらもViDaVoの三拍子を揃えてみせ、先に事務所に所属していた春香と千早よりも先にアイドルデビューを果たす。
伸び悩む春香と千早のサポートを手厚く行い、名刺片手にあいさつ回りをし、ピヨピヨしている事務員の代打をやっているうち、すっかり「アイドル兼プロデューサー」になってしまっている。
業界内では絶対的な人気を誇り、「当人にその意思があればトップアイドルになれるはず」とも評される。
なお、 「空野千草」は「お嬢様」が持っていた戸籍上の名前。
「ありさ」という名前は、対外的に通じないとのこと。
※バストは85cmということが判明している
「お嬢様」に仕える執事。
「お嬢様」にとって言動が読めず、厄介事を持ってくる彼を非常に嫌悪している。
しかし、執事としては非常に優秀で、彼存在なくして千草のアイドル活動が成り立たないので性質が悪い。
(以下致命的なネタバレを含むため反転。)
実は「お嬢様(空野千草/日高ありさ)」とは血を分けた兄妹であり、戸籍上の名前は「空野和雪」。
本来「日高」の男児は「日高」の忠実な犬として仕えるのだが、彼の場合はどのような姿形であれ、「お嬢様(妹)」という名の「偶像」に対して強い忠誠と偏愛を持っている。それ故にそれらを逸脱する行為を良しとせず、そのためになら実の母親である「奥様」を手にかける等手段を選ばない。
物語当初はアイドル候補生が2名(春香、千早)いるだけであったが、千草を筆頭に実力をつけていく。
特に春香、伊織、美希の3人に関しては、動画を見ているとよく判るが、実に千草の悪影響薫陶が行き届いている。
765プロ所属のアイドル候補生。
千草より先に事務所に所属していたが、レッスンについていけず、なかなかデビューできずにいた。
みかねた千草が基礎を教えなおしたところ、一気に実力が向上。
初オーディションに合格し、765プロのアイドル第2号となった。
最も765プロでの経歴が長いこともあり、アイドルたちのまとめ役となっている。
千草による精神的魔改造を受けており、「どんがらスイッチ」なるものが仕込まれていたりもする、
とはいえ、自覚的に発動できるわけでもないので、千草からいじられるネタぐらいにしかなっていない。
765プロ所属のアイドル候補生。
千草より先に事務所に所属していたが、歌以外のレッスンに無関心であったため、オーディションを受ける許可がなかなか下りずにいた。
当初は千草に胸囲的な問題もあってきつくあたっていた。
春香の初オーディションに便乗する形で初めてのオーディションに挑むも、実力を出し切れずに不合格。
天狗の鼻を折られる形となったが、その後、千草の一喝により再起。さらに千草にデレる。
第4話以降、ある決断により一時的に物語から退場するが、第11話において思わぬ形で再び姿を見せることになる。
執事の新堂に諸手続きを任せ、フリーで活動していたアイドル。
この世界の執事はバケモノだらけか!
「アイドル兼プロデューサー」の千草にデレ感服し、765プロに所属することになる。
お嬢様枠が千草に持っていかていることもあり、持ち前のハングリーさが強く描写されている。
この粘り強さが、961プロと戦う上で重要な武器となる。
一般の中学生→765プロ所属のアイドル候補生。
「自分が近くにいたのに、スカウトやナンパが自分ではなく千草に声をかけた」ことから、千草、そしてアイドル活動に興味を持つ。
最初は徹底的に基礎を叩き込む千草に対し、「嫌われているのではないか」と誤解していたが、真意を知ってからは前向きにアイドル活動に取り組むようになった。
千草がいて、千草がおにぎりを作ってくれる765プロは天国に違いないとまで発言しており、完全に千草にべったりである。
第7話、第9話において彼女に関する無印、SPにおける重要なフラグが折られ、代わりに別のフラグが立った。
第10話以降は、「千草」にとっても「お嬢様」のお屋敷にとってもキーとなる存在となり、一歩間違えば「沈☆」を招く重要な秘密を抱えることになった。
本編のヒロインと言うべき存在。
劇中で765プロのプロデューサー見習いになる。
都内有数の進学校の成績トップで、学生会長も務める才媛だが、学園祭に呼ばれた美希及び千草の行動に衝撃を受け、765プロに転がり込む。
千草ほどではないが、その頭脳とアイドルとしての能力のチートっぷりは御存知の通り。
961プロと戦う中でアイドルとしても活躍。美希にレッスンを受ける律子(しかも「律っちゃん」呼び)という非常に珍しい光景が見られた。
伊織に実家を救ってもらった縁があり、765プロのアイドル候補生になる。
入社早々に千早、響、伊織の三淑女を虜にするなど、その愛らしさは「Pドルお嬢。」でも健在。
アイドルになって日が浅いが、それでも競争率約10倍の合格枠1枠オデを勝ち抜いてみせる場面がある辺り、才能には恵まれている様子。
765プロの社長。
屋敷にいるのがあまりに退屈で散歩に出ていた千草にティン!ときて765プロに勧誘した。
(以下、第10話の致命的なネタバレを含むため反転。第10話を見るまでは絶対に見ないこと!)
実は執事が仕込んでいた千草の監視役の一人。そもそも765プロ自体が千草をアイドルに仕立てるために作られた会社であり、「ティン!」の段階から執事の側が仕込んでいたものであった。
とはいえ、実力が著しく低かった春香や歌以外に全く興味のなかった千早を候補生にしていたあたり、「ティン!」の能力自体はニセモノではない模様。
腐敗している765プロの事務員。
たまに年上のお姉さんなところを見せたこと思えば、千草にデレた千早や相思相愛としか言いようのない千草と美希を見てピヨピヨしたりしている。
なお、使い物にならなくなった事務員のフォローは千草が行っている。
千草の強い要望を受け、高木社長が外部から呼んできたプロデューサー。
手腕がないわけではないが、売れそうにないアイドルは食ってしまうと業界内で噂になっているような人物。
765プロでも隙あらばアイドルを(特に、年齢的に問題がなく容姿端麗な千草を)食ってしまう算段でいたが、隙がない上に仕事も出来る千草に面目丸つぶれであった。
念のために補足すると、仕事を意図的にセーブしている千草に“仕事を回さないように”クライアントに言い訳をする、という非常に厄介な業務を問題なくこなしていることから、プロデューサーとしてのスキルはあることがわかる。
ある出来事を境に出社しなくなるが、後に再登場。非常に情けない姿を晒すことになる。
黒井社長が率いる芸能プロダクション。
原則としてプロデューサーや付き人を置かない。
高木社長と因縁が深く、765プロ潰しに余念がない。
(以下、22話以降のネタバレにつき反転)
765プロの勢いを封じるために講じた工作が仇となり、事業停止に追い込まれる。
所属アイドル6名全員が765プロに移籍した。
ご存知、961プロダクションの黒い社長。
高木社長とはかなり因縁があるようで、765プロの妨害に余念がない。
千草や美希の引き抜き工作を図るも、千草には23回ものアプローチをすべて蹴られた上、美希にいたっては引き抜き工作を逆に利用されてしまう結果となった。
引き抜き失敗にめげず、「Pixy」、三浦あずさ、「Fairy」と続々とアイドルをデビューさせ、765プロを潰しにかかる。
961プロ所属のトリオユニット。
ViDaVoのそれぞれに特化したアイドル3人を組ませることでバランスをとっている。
ヴィジュアル担当に萩原雪歩、ダンス担当に菊地真を配している。
ところがボーカル担当がまさかの人物であり、765プロのアイドルたちを大いに困惑させた。
短大卒のOL→結婚式帰りの酔っぱらい→961プロ所属アイドル。
短大卒業後に就職した会社を方向音痴から来る遅刻を理由に首になり、自暴自棄になっていたところを、ひょんなことからアイドルを志す。
圧倒的なdtpnスタイルのよさと歌唱力を武器にデビューを果たした。
方向音痴ゆえに例外的に付き人がいるが、この付き人があずさのアキレス腱になってしまった。
四条貴音と我那覇響によるデュオユニット。
プロデューサーが居ないため、 貴音がプロデューサーに近い立ち位置にいる。
あまりに素直な響がアキレス腱ではあるものの、思いつめやすい貴音を支えているのもまた響だったりする。
第13話にて、千草がテコ入れに派遣されることになる事務所。
愛、絵理、涼の3人のアイドル候補生を抱える点は原作のDS版と同様。
876プロのアイドル候補生。
千草曰く「半年後には化物になっている」という才能を秘めたアイドル。
実は「お嬢様」的にも強い関係のある人物であることも発覚する。
876プロのアイドル候補生。このオカマ野郎。
登場して早々に千草に女装を見破られ、いじり倒されるハメになる。このオカマ野郎。
千草が拾った行き倒れ。なんでも、10年ほど海外で武者修行をしていたとか。
千草に恩義を感じて765プロに転がり込んでくるが、千草はあえて876プロにプロデューサー見習いとして押し込んだ。
非常に有能な人物であるが、有能であるがゆえに876プロの石川社長を悩ませる原因にもなった。
某独身女性から熱い視線を送られている。
3流ゴシップ誌の記者。
千草から記事のタネを見つけるべく暗躍する。
第9話において、編集長が千草の業界内人気を恐れ記事の掲載を止めたために激怒。
そのまま出版社を退社するも、金も住居も失い、完全に進退窮まってしまった。
第11話において、961プロに出入りしているところが描写されたが……?
フリーで活動するアイドル。
涼にはすでに飴玉の件がバレているが、激辛キャンディーを千草に食べさせようとする等、反省はまだしていない模様。
千草には見事にやり込められ、夢子より千草のほうがよっぽど黒いことが……何をするやめr(沈☆
伝説のアイドルにして日高愛の母親。
千草とは「お嬢様」的な意味で非常に関わりが深い人物であり、この関係が本編第2部の軸となった。
武器はその絶対的なカリスマ。オーガからは逃げられない。
現トップアイドルユニット「魔王エンジェル」のアイドル兼プロデューサーにして東豪寺財閥の令嬢。
千草とはいろんな意味で通じる所(Pでアイドルでお嬢様。的な!)があったのか、会ってそうそう意気投合していた。
プロット構築時の手違いで本編に登場し損なった悲劇のアイドル。
本編完結後の「後日談」にて救済(という名の登場)がなされた。
「空野千草・寝顔写真集~お嬢様、お休み中。~」
第1巻「お嬢様、最悪の日?編(第6話)」
第2巻「お嬢様、寝不足。編(第12話)」
→画像データ没収につき出版差し止め、印刷済みの2部のみが現存する。さるお嬢様とあるお嬢様の嫁が所有し、市場に出回ることは今後ないものと思われる。
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最終更新:2024/12/10(火) 02:00
最終更新:2024/12/10(火) 02:00
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