エアシャカール(ウマ娘) 単語


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エアシャカール

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「はッ!そンなのナンセンスだし、まったくロジカルじゃねェ!」

エアシャカール(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「エアシャカール」をモチーフとするウマ娘である。CV:津田美波

概要

誕生日:2月26日 身長:168cm 体重:計測不可能 スリーサイズ:B77/W56/H85

気難しく発言が突飛なエキセントリックウマ娘。納得出来ないことはしない主義で、トレーナーに対しても反抗的。実はかなり頭がよく、特技はハッキング。常に脳内でレースのシミュレーションを繰り返し、勝利を掴むため日々思案を巡らせている。

見た目も中身もガラが悪く怒りっぽい性格だが、実は論理とデータを信じる頭脳派。口癖(?)は「ロジカルじゃねェ」。ロジカルではないのでお化けは苦手。頭部に亀裂が走ったようなギザギザの生え際が特徴的。

勝負服の形状はほぼ陸上ウェアであり、走りづらそうな勝負服も多い中で随一の合理的なデザイン。背中に伸びた手綱を思わせる革のベルトなど、競走馬のモチーフもしっかり入っている。

アニメでの活躍

Blu-ray第4コーナー収録の新規エピソード「BNWの誓い」に登場。皐月賞馬がモチーフのウマ娘(シャカール含め二冠馬モチーフが多い)で構成された「チームN」の一員として、ファン感謝祭の目玉である「BNW駅伝」に出走した。

感謝祭の後日は大阪杯に出走するが、ゲート内でゴールドシップと小競り合いをした挙句に彼女にあわや襲い掛かられ、二人揃って出遅れを喫してしまった。

尺の都合もあってか論理派な面はあまり描かれず、狂暴な性格が目立っている。

ゲームでの扱い

育成ウマ娘

育成対象としては現在未実装。

サポートカード

[7センチの先へ]エアシャカール

サービス開始当初から実装されている貴重な賢さSSRサポートカードの1枚。
友情トレーニング性能が低い(賢さサポート共通の回復量アップこそあるが、友情ボーナス倍率が低く、得意率アップも持たない)反面、ヒントLvアップとヒント発生率アップが高く、しかも所持するスキルが3つと非常に少ない。これは、限りあるスキルptを有効に使いたいこのゲームのバランスにおいてはむしろ利点であり、なかなかない特徴である。
それに加えて、やる気効果アップへの固有ボーナス、トレーニング効果アップ、スキルptボーナスといった、「どこに出ても嬉しい」タイプの効果が重視されたコンセプトになっている。

……だが、

  • 肝心のスキルが、3つ中2つは追込用、1つは長距離用。長距離はまだしも、追込は得意な育成ウマ娘がダントツで少ない(初期だとデフォルト追込適性Aはゴールドシップただ1人。適性Bもハルウララと全戦術に対応できるマヤノトップガンの2人だけ)ので、単純に需要が狭い
  • しかもその追込用のスキル2つが、戦術だけでなく状況にも依存する「冷静」、視野という影響のわかりにくい部分を強化する「策士」とパッとしない。「追込ウマ娘さえ増えれば」と言いたいところなのだが、一概にそう言い切れない感は残る(なお、残る長距離用の「追い上げ」は条件が緩く優良)
  • やる気・トレーニング効果アップは他と比べた時に強みになるほどの倍率ではなく、スキルptボーナスも恩恵が地味という評価が有力
  • カード固有イベントで貰えるレアスキルは「勝利への執念」。確定入手であることは評価できるが、条件が限定されているスキルで、実際の強弱については研究次第なので置いておくが中距離限定かつ「最終コーナーで追い抜かれる」という条件なので追込・長距離と相性が悪いことは間違いない
  • イベントで発生するその他の効果も、マイナス要素はないので弱いとまではいかないが平凡。体力最大値+4がある程度

……とロジカルな本人と相反してすべてが全く噛み合ってない。実際の馬のエアシャカールは「今日のエアシャカール担当」をくじ引きで決めるほど扱いづらかったとされるが、まさかそれを再現したのだろうか…? とでも考えたくなるその使いづらさは、SSRサポートカード確定チケットが配布された時にツイッターで「エアシャカール」がトレンドに乗ってしまうほど。

楽曲

Air Race
作詞:中村彼方 作曲:小高光太郎・UiNA 編曲:小高光太郎・藤井亮太
CD「STARTING GATE 12」収録。

関連ウマ娘

エアグルーヴ個別記事
同じ「エア」の名を持つ先輩。「BNWの誓い」ではグルーヴがシャカールの活躍を喜んで見ていたり、『うまよん』ではシャカールが不器用なグルーヴに呆れている。モチーフ馬は同じ馬主の先輩。
ファインモーション個別記事
『うまよん』ではよく一緒に登場する友人。不良とお嬢様的な組み合わせ。モチーフ馬は2歳下の牝馬で、シャカールの引退レースで対戦がある。
アグネスタキオン個別記事
理系仲間。しかしスタンスはだいぶ違うので、仲が良いという感じではない。モチーフ馬は1歳下で、因縁深いアグネスフライトの全弟(両親が同じ弟)。

史実

河内の夢か!?豊の意地か!?どっちだァ~!?
※2000年 日本ダービー フジテレビ三宅正治の実況より

2000年の皐月賞と菊花賞を制したクラシック二冠馬。三冠2戦目の日本ダービーを僅か7cmの差で敗れたことから、最も三冠に近づいた二冠馬、準三冠馬とも呼ばれる。

1997年生まれの牡馬。父サンデーサイレンス、母アイドリームドアドリーム、母父Well Decorated。デビュー前から素質を評価されていたが、同時に激しすぎる気性で恐れられた。調教では誰も乗りたがらないためくじ引きで担当者を決めていたと言われ、主戦騎手を務めた全盛期の武豊をして「頭の中を見てみたい」と言わしめている。

2歳時は未勝利戦とホープフルステークス(現:G1と同一条件だが前身ではない)で2勝を挙げ、クラシック候補に名乗りを上げる。G2弥生賞は2着に敗れるものの、皐月賞ではダイタクリーヴァに競り勝ちG1初勝利。

しかし、二冠目の東京優駿(日本ダービー)では直線で抜け出したところでアグネスフライトの強襲を受け、前人未到のダービー三連覇を狙う鞍上の武豊の『意地』と、アグネスフライトの母仔三代クラシック制覇と自身のダービー初制覇を賭けた兄弟子・河内洋の『夢』が激突した壮絶な叩き合いを繰り広げた末に、タイム差無しの2着に敗れるが、日本ダービー屈指の名勝負として強烈な印象を残した。

次戦はイギリスのG1キングジョージVI世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスに挑戦するも、モンジューの5着に完敗。帰国後初戦のG2神戸新聞杯では右にヨレる悪癖が出て3着に敗れるが、菊花賞はエアシャカールの癖を読み切って内を突く武豊会心の騎乗で制しクラシック二冠を達成する。

続くジャパンカップではテイエムオペラオーを筆頭とする古馬との対戦が注目されたが、海外遠征の疲れが出たか14着に大敗する。4歳以降はG2産経大阪杯でテイエムオペラオーに競り勝ちながらトーホウドリームに差されるなど、好走はするものの勝利に見放されたまま5歳の有馬記念を最後に引退。

引退後は種牡馬入りしたが、それから間もなく放牧中の事故で重度の骨折を負って安楽死処置がされ、僅か4頭の産駒を残して旅立ってしまった。2003年3月13日、6歳没。

詳細は当該記事へ→エアシャカール

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関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
    • ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)
    • アグネスデジタル(ウマ娘) - モチーフ馬が同期
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