そうじゃねぇ……
いちばん大事なのは『諦めない』ことかねぇ
ワンダーアキュート(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「ワンダーアキュート」をモチーフとするウマ娘である。CV:須藤叶希
誕生日:3月14日 身長:159cm 体重:不安定 スリーサイズ:B75・W52・H78
とても穏やかな人柄で面倒見のよいウマ娘。
周囲からは「話すとなんだか、おばあちゃんを思い出してほっこりする」と評判。
しかしレースが近づくとうって変わってストイックに自分を追い込む、いぶし銀の闘志を秘めている。
2022年7月27日配信の「ぱかライブTV Vol.19」にて、デアリングタクトのウマ娘化、および既にウマ娘化が発表されていたコパノリッキーの詳細発表と同時に、ホッコータルマエとともにウマ娘化が発表された。同番組では川崎レース場・船橋レース場・盛岡レース場の追加も発表されており、ダート路線の大幅強化となった。
その後、8月19日のコパノリッキーの育成実装に伴い、ホッコータルマエともども勝負服を引っさげてレースライバルとしてゲームに登場した
単に「~~じゃ」という老人口調の喋り方をするだけでなく、ゲームを「ぴこぴこ」と呼んだり、飴ちゃんをくれたりと、性格も振る舞いも完全におばあちゃんなウマ娘。
灰色がかった茶色(芦毛に見えるが、モチーフ馬は鹿毛)のもさもさなロングヘアーに麻呂眉、タレ目が特徴。モチーフ馬のアクアフレッシュ色白地に赤と青のストライプという特徴的なメンコも右耳カバーとしてしっかり再現されている。
このおばあちゃんなキャラ付けは、モチーフ馬の平地GⅠ勝利の最高齢記録(9歳)が由来であろう。公式紹介ページの公開時、サンプルボイスを聴いて、そのガチのおばあちゃんボイスに衝撃を受けたトレーナーは多数。
また体重が「不安定」と表記されているのは、モチーフ馬の馬体重が実際に非常に不安定で、前走から10kg以上の増減が実に48戦中20回もあったという事実が元。レース前になると水を飲まなくなり調教師が体重管理に苦労したそうである。
※レースライバルとしての出走時の能力。基礎能力はレースごとに変化するため省略
| バ場適性 | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 芝 | ダート | ||||||||||||||||||
| G | A | ||||||||||||||||||
| 距離適性 | |||||||||||||||||||
| 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||||||||||||||||
| D | A | A | E | ||||||||||||||||
| 脚質適性 | |||||||||||||||||||
| 逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||||||||||||||||
| C | A | C | E | ||||||||||||||||
上述の通り、コパノリッキーの育成実装に伴いホッコータルマエともどもレースライバルとして登場。リッキーのシナリオ内で何度となくレースで激突することになる。
リッキーシナリオではダート路線の大ベテラン。既に一線を退いているファル子とも対戦したことがあり、ファル子の強さを「赤鬼のように強い」と評している。赤鬼呼ばわりされるウマドルとは……。
リッキーとタルマエはともに史実でファル子と対戦したことがなく、アキュートはファル子の全盛期とタルマエ・リッキー時代の両方を知り、両者を繋ぐ存在としてウマ娘化されたことが窺える。
所持スキルは最大で「ギアチェンジ」「油断大敵」のレア2つと、「曇りの日○」「スタミナキープ」「明るい兆し」「まっしぐら」。タルマエほどではないがやはり強敵であり、タルマエと一緒に出てくると、大抵は自分の育成リッキーおよびタルマエと3人でウイニングライブ圏内を占めることになる。
2010年代前半のダート戦線で長期に亘って第一線で走り続け、史上最高齢記録となる9歳での平地GⅠ級勝利を果たしたダート馬。和田竜二にテイエムオペラオー以来のGⅠ勝利をプレゼントした馬としても知られる。
2006年生まれ。ブエナビスタやトランセンド、ウマ娘化された競走馬ではナカヤマフェスタやトーセンジョーダンと同世代にあたる。父*カリズマティックはアメリカ二冠馬で、三冠のかかったベルモントSで骨折、騎手がとっさの機転で折れた脚を支えたことで大事に至らず命を救われたという逸話が有名。しかし種牡馬としてはパッとせず、半兄に重賞5勝のワンダースピードがいたが、血統としてはだいぶ傍流である。
2009年1月にデビュー。ダートで2勝を挙げて青葉賞(GⅡ)に挑んだが10着に惨敗。芝を走ったのはこれ一度きりで、以降はダートに専念する。
3歳秋から和田竜二が主戦となり、シリウスS(GⅢ)・武蔵野S(GⅢ)を連勝したがその後骨折で4歳の大半を棒に振る。復帰後、5歳となって重賞で好走し東海S(GⅡ)で重賞3勝目を挙げ、ジャパンカップダート(GⅠ)でトランセンドの2着。そして東京大賞典(GⅠ)では当時文字通りの無敵を誇ったスマートファルコンをハナ差まで追いつめる2着の力走を見せる。勝ったレースよりもこのレースが語られがち。
6歳春はもうひとつ振るわなかったが、休養明けの秋のJBCクラシック(JpnⅠ)で5馬身差の圧勝を見せ、GⅠ級初勝利。和田竜二にテイエムオペラオーの2001年天皇賞(春)以来11年ぶりのGⅠ勝利をプレゼントした。以降は2013年東京大賞典まで10戦連続馬券圏内など、ダートGⅠ戦線で安定した戦績を挙げ続けていく。
2013年の帝王賞(JpnⅠ)からは2014年までは武豊が鞍上を務めたが、この2013年帝王賞からホッコータルマエ、次いで2014年フェブラリーSからコパノリッキーというダート界の怪物2頭が出現。この2頭の後塵を拝するレースが続いたが、2014年の帝王賞でリッキーを破りGⅠ級2勝目。
その後、3戦凡走が続いて鞍上が久々に和田に戻った2015年のかしわ記念(JpnⅠ)で、史上最高齢記録となる9歳での平地GⅠ級勝利を挙げる。同年の東京大賞典3着をもって長い現役生活を終えた。通算48戦13勝。
かくして現役通算でGⅠ級3勝を挙げたが、彼の戦績を一言でまとめればシルバー&ブロンズコレクターである。GⅠ級に限定すると通算で27戦走って[3-7-8-9]。2011年から2013年にかけてジャパンカップダート3年連続2着という珍記録もマークしている。
スマートファルコン・エスポワールシチーの現役晩年からホッコータルマエ・コパノリッキー時代まで、ダート史に残る輝かしいレジェンドたちを相手に、マイルから2100mまで馬場もコースも問わず、9歳に至るまで果敢に挑み続けた歴戦の古強者。その中で勝ち取ったGⅠ級3勝、最高齢GⅠ勝利という記録は、諦めずに走り続けた彼の輝かしい勲章である。
引退後は種牡馬入りしているが、種付け数は少なく、目立った産駒は今のところいない。
詳細は当該記事へ→ワンダーアキュート
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最終更新:2025/12/07(日) 06:00
最終更新:2025/12/07(日) 06:00
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