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0(第2142位)提督・副提督・後衛提督はそれぞれ大将中将少将に相当するが、各階級内で更に三つの等級が存在する。
すなわち、色別制度である。
各階級に赤青白(初期は赤白青)の順の等級があり白色艦隊少将(rear admiral of the white)→青色艦隊少将(rear admiral of the blue)→赤色艦隊少将(rear admiral of the red)→白色艦隊中将(vice admiral of the white)……といった順に序列がある。ただし、飛び級で昇進することもままあった。また、将官が各級一人づつで九人しかいなかった時代は赤色艦隊大将(admiral of the red)は元帥(admiral of the fleet)を意味した。各級に複数の人間が任命されるようになると最先任の一名が元帥位に昇るようになり、後の時代には複数の元帥がおかれるようになった。
なぜ白色少将などではなく白色艦隊少将と訳すかと言うと、各色の提督の指揮下の艦隊がそれぞれ対応した色の軍艦旗を掲げたからである(ただし、現場の判断で別色の軍艦旗を掲げることもあった)。
ちなみに、ここでは一般的に広まっている訳語である「艦隊」を用いたが、この言葉が対応している原語はfleetではなくsquadron(戦隊)である。たとえば白色艦隊はwhite squadronの訳語である。
ときおり、各色の将官はそれぞれの色の艦隊に所属した、といった説明がなされることがあるが、あくまで各色の将官が率いる艦隊(戦隊)がそれぞれの色になったのであり、複数の将官が所属する白色艦隊、赤色艦隊といった大きな組織が存在した訳ではない。
佐官に相当する言葉は存在しない。
ただし、勅任艦長(post captain)は基本的に陸軍における大佐と同格とみなされる。
基本的には単艦を指揮する階級だが、勅任艦長に戦隊指揮官(comodore)という役職を与え小規模な戦隊(squadron)を指揮させる場合もあった。この語は代将と訳すことがあるが、正確には将官ではなく(さらに言えば階級でもなく一時的な職位の様なものである)、したがって敬称はSirもしくはcaptainである。日本語に訳す場合揮下の艦長との混同を避ける為、「司令」などと言った敬称を使う場合もある。
正式な階級としては以下の二階級が存在する。
正式な軍艦である六等艦以上の等級の艦を指揮する階級。海軍士官としては一つのチェックポイントで、この階級に任官された順に艦長名簿と呼ばれる先任リストに記載され、以降、基本的にこの先任順に昇進していき、先任者ほど重要な艦を与えらる。
また、勅任艦長に任官して三年未満と三年以上では実質的に別階級として扱われ、軍服のデザインや待遇などが変わった。三年目以降の勅任艦長が陸軍大佐と同格であり、三年目未満の勅任艦長は中佐と同格とされる。
海尉艦長(commander) あるいは航海長兼指揮官 (master and commander)
正式な軍艦として扱われない小型艦の指揮艦。礼式上は艦長として扱われ、captainと呼びかけられる。
マスター・アンド・コマンダーという呼称は、かつてのイギリス海軍が民間の船主兼船長から船を乗組員ごと借り上げ、陸軍大尉(captain)と陸戦隊を乗り込ませて運用していたことに由来する。
戦功や推薦(という名のコネ)によって勅任艦長に昇進したほか、ある程度の年月海尉艦長として勤務すれば昇進試験の受験資格が与えられた。
基本的には海尉(lieutenant)一階級のみ。敬称はMr.。
海尉階級内での序列は完全に先任順で決まり、どの程度の序列になるかは配属先の同僚によって大きく変化した。
艦上勤務の場合、先任順に副長(1st liutenant)、二等海尉(2nd liutenant)、三等海尉(3rd liutenant)といった職名が与えられた。
海尉艦長に昇進できず一生海尉として過ごす海軍軍人も相当な割合で存在した。
特殊技能を持った専門職と、士官候補生が相当する。敬称はMr.。
正確には階級ではなくある種の資格。階級上は士官候補生であるが、礼式や俸給は海尉として扱われる(士官室への出入りも許される)。何より重要なのは、海尉への昇進試験を受けて合格した場合、海尉心得に任命された日付にさかのぼって先任順が決定されることである。たとえば1800年1月1日付で海尉心得に任命され1802年1月1日付で海尉昇進試験に合格したAと、1801年1月1日付で海尉心得に任命され1801年7月1日付で海尉昇進試験に合格したBがいた場合、BよりもAの方が先任として扱われる。
ただし、海尉昇進試験に不合格となった場合は海尉心得の資格は剥奪されてしまう為、海尉心得に任命されたからといって安心できる訳ではなかった。
また、海尉心得の任命を受けずに直接海尉へと昇進する士官候補生も存在した。
海軍士官としてのキャリアのスタート。基本的には志願制で、かなりの場合縁故のある艦長に依頼して指揮下の士官候補生に登録して貰った。
十代前半で任官する者が多く基礎教養から専門知識まで様々な教育を船上で受けた。
他、船医、航海長、航海士、主計長、掌砲長、掌帆長などといった准士官が存在した。
ロイヤルネイビー(Royal Navy)とは、グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国の海軍である。
ロイヤルネイビー(王立海軍)が正式名称であり、「イギリス」などの国名は冠していない。厳密にはロイヤルネイビーとは連合王国海軍の総称ではなく、ロイヤルネイビーに王立補助艦艇隊と王立海兵隊、そして様々な補助組織を加えたものがNaval Service、すなわち海軍である。しかし、一般にはロイヤルネイビーの語をもって連合王国海軍全体を示すため、本記事でもそれに従う。ていうか、英国海軍の公式ホームページですらRoyal Navy表記だし。
イギリスの大抵の組織と同じく、伝統と形式を恐ろしく大切にしている。
先任軍(Senior Service)の通称が示す通りイギリスの三軍のうちでは最も歴史が古く、形式上とはいえ陸空軍の上位の格式を与えられている。イギリスの場合「形式」が何より大事だったりするが
アルマダ海戦から20世紀の初頭までの期間において名実ともに世界最強の海軍であり、イギリスが大英帝国として覇権を握る上で大きな役割を担った。現代においても、世界の海軍のうち少なくとも五指には入る能力を維持し続けておりイギリス軍の一翼を担っている。
前述の通り大きく分けて三つの組織の集合体として成り立っている。
イギリス海軍の本体ともいうべき組織。モットーは、「汝平和を望むなら、戦争に備えよ」。パラベラム弾で有名なアレである。
各国の軍隊の例にもれず、近年では縮小をともなう近代化に邁進している。でもお金がないからって空母をオークションにかけて売っぱらうのはどうなの。
旗艦であるアルビオン級揚陸艦ブルワークを始めとしてヘリ空母オーシャン、イラストリアスといった機動戦力を持つ。艦隊の顔だった軽空母アーク・ロイヤルが予算削減のためオークションで売られてハリヤーごと退役してしまったので現役の空母は存在しないが、現在クイーン・エリザベス級空母を建造中。ちなみに、ロイヤル・ネイビーが正規空母を配備するのは約40年ぶりである。でもやっぱり予算の都合で色々迷走しててクイーン・エリザベスが正規空母になるか不確定だったりする
また、45型(デアリング級)駆逐艦と23型フリゲートを中心とした護衛艦群が存在する。いわゆるイージスシステムは導入されていないが、仏伊と共同開発した防空システム・PAAMSを運用しており、防空能力は一定以上の水準にある。
その他、掃海艦や哨戒艦などが所属しており、フォークランド諸島の警備任務についている改リバー級哨戒艦クライドなど、世界各地に配備されている。
いくつかの国の潜水艦乗りと同じく、通称はイルカ。トラファルガー級5隻とアスチュート級2隻の攻撃型原潜、ヴァンガード級戦略原子力潜水艦4隻からなり、ヨーロッパ諸国では屈指の潜水艦戦力を持つ。
ヴァンガード級は核弾頭を搭載可能なトライデントミサイルを装備しており、英国唯一の核戦力となっている。
またLR5という素敵マシーン潜水艦救助用の潜水艇も装備している。
という感じの経緯で、現在艦上配備されている固定翼機はない。一応F-35のB型が3機配備されているが、すべて地上基地に所属している。
空母と艦載機を同時に切り替える為どちらかの仕様に制限されない分融通がきくと思いきや両方の事情に振り回され、おまけに根本的な問題である予算不足が慢性的な足かせとなっており、このようなぐだぐだの状況になっている。建造中の新型空母も完成前から売却のうわさが流れたり、まだまだ道のりは遠いようである。
また、哨戒、対潜などといった任務を担当する固定翼機は装備しておらず、前述の3機のF-35の他には輸送機や練習機など非常に限られた数しかない。
一方で、回転翼機は安定して運用出来ており、現状の海軍の航空戦力の大半を占めている。
給油艦や補給艦といった補助艦艇を運用する組織。形式上、民間人が運用していることになっている。もちろん国防予算から給与が支払われるし、国際法上軍人として扱われるが、それでも一応民間人として扱われる。その為、軍艦旗ではなく商船旗を掲げ、階級も民間船のものが用いられる。
これは元々戦争状態になるたびに民間船を船員ごと徴用して補助艦艇に充てていたことに由来しており、補助艦艇隊を常設するようになってもこの形式は守られ続けている。
補助艦艇隊には補給艦や給油艦の他にベイ級軽揚陸艦など戦闘艦艇も配備されている。繰り返すが、補助艦艇隊は民間人によって運営されている。
陸海軍将兵の海上輸送任務も担当しており、戦時には最前線で揚陸任務を担う事を期待されている。しつこいようだが、補助艦艇隊は民間人によって運営されている。
ロイヤルネイビーの病院船も補助艦艇隊に所属する。ただし、病院船の機能を有するアーガスは武装を有し、赤十字や緑色塗装などを施さず、軍事的輸送任務を兼務しており、したがって軍艦として扱われる。ところで、ご存じないかもしれないが、補助艦艇隊は民間人によって運営されている。
……英国人って本当に伝統を大事にするよね。
イギリス海軍では帆船時代から斬り込み要員および憲兵的な役割を担わせる為陸兵を軍艦に乗りこませており、これが現代の海兵隊の元となっている。アメリカの海兵隊のような即応戦力としての役割は無く、陸海両用の特殊部隊としての位置づけである。また、選抜制を取っており、指揮・練度共に高いレベルにある。
元々は陸軍であったという経緯から一貫して陸軍式の階級呼称を用いており、実は陸軍の部隊序列に組み込まれていたりする。いっその事独立部隊になっちゃえよ。
現在の編制は第3コマンド旅団といくつかの独立大隊によって成り立っている。第3コマンド旅団は海兵隊の他に陸空軍部隊も編制に含んでおり、統合部隊的性格も持つ。
また、特殊舟艇部隊(SBS)という特殊部隊も編制に加わっており、様々な任務についている。SASと同じく第二次大戦中のコマンド部隊に起源をもつ。沿岸はもちろん、ジャングルなどにも派遣されるし、空挺降下もできる。ぶっちゃけSASの上位互換。
他、海軍予備隊として訓練艦を有しており、志願者の訓練を常に行い有事に備えている。また、ロイヤルネイビーは戦時において英国船籍のすべての船舶を徴用する権限を有しており、その意味では英国に属する全ての船舶がロイヤルネイビーの予備艦艇と言える。
加えて、トラファルガー海戦におけるネルソン提督の旗艦、戦列艦ヴィクトリーが係留保存されており、船籍を残している。
王立の、あるいは国立の常設艦隊というものはかなり後の時代にならなければ現れなかった。海軍力が必要となった時、民間から船を買いあげたり、建造したりし、そこに将兵を乗り込ませて臨時の海軍とした。Cinque ports ヘイスティング、ニューロムニー、ハイス、ドーバー、サンドウィッチ
私はフランス軍が来ないと申し上げることはできません。しかし、海から来ることは決してないと断言できます。
プリンス・オブ・ウェールズ?忘れた。
イギリス連邦を構成する各国の海軍の多くが「王立」の名を冠しており、合同演習や武装の共同開発中古兵器を押し付けたりなど関係は強い。
のことである。
特に、法月綸太郎が初期クイーン論で後期クイーン問題を指摘して以降、日本のミステリ界では強くメタミステリというものが意識されるようになった。後期クイーン問題というのは要するに「作品の内部から
メタミステリとして成立する為にメタ構造を取る場合はあるが、メタ構造をとるミステリがイコール(1の意味での)メタミステリというわけではない。
世界観的に正しさを保証された探偵。京極夏彦の百鬼夜行シリーズの榎木津礼二郎や清涼院大説に登場する銘探偵達、洗脳探偵翡翠など
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最終更新:2025/12/28(日) 11:00
最終更新:2025/12/28(日) 10:00
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