ザ・グレイトバトルとは、バンプレスト制作・発売元のアクションゲーム。コンパチヒーローシリーズの一つ。
概要
前述の通り、バンプレストのブランドであるコンパチヒーローシリーズの1つに位置するソフト群である。
そもそもコンパチヒーローシリーズとは、著名な作品であるガンダムや仮面ライダー、ウルトラマンをSD化させてスポーツやアクションゲームとして一同に会させる、いわばお祭りゲー的なシリーズである。(詳しくは当該記事参照)
その中でもとりわけこのグレイトバトルシリーズは、
ナンバリングタイトルは合計6作。しかし6の出来がちょっとアレな為よく無かったことにされる。てかこの記事で…
ナンバリングタイトル以外に、外伝作品が4作発売されている。
2012年3月に十数年ぶりの新作「グレイトバトル フルブラスト」が発売された。
(余談だが、くにおくんやファイナルファイトと同じベルトアクション方式なので、その手のゲームをやっていた方は
結構このソフトを持ってたりプレイしていたかと思われる。…当時子供だったらね…)
シリーズの簡単な説明、特徴
ザ・グレイトバトル(無印)
平和維持するための機械、環境管理装置が壊れ、原因解明のために戦士が向かう。
今作ではまだベルトアクション方式ではない。
- 使用できるキャラは初期状態ではマン、ガンダム、ライダー1号。面を進むごとにV3、タロウ、ナイトガンダムが味方に加わる。
- お助けキャラたる者がいて、ライフを回復してくれたり共闘してくれたりする。ロアも使用キャラではなかった。
ザ・グレイトバトルII ラストファイター・ツイン
暴走した環境管理装置を直すため、願いが叶う4つのカプセルを捜し求める。
おそらくシリーズ中もっとも知名度があるソフトであろう。
- 使用できるキャラはF91、RX、グレート、ファイターロア(バンプレオリジナル)。
- 念願の2Pプレイが可能となり、友人や兄弟と遊べる名ソフトになった。
- お助けキャラの変わりにアイテムが追加され、これによって必殺技が撃てるようになる。
- ちなみにインパクトがあるグレートの巨大足攻撃技よりRXの初期技リボルケイン×3の方がダメージは多い。
- が、しかし、アイスラッガーが手に入ると必殺技無しでも勝てるんじゃないだろうか…?
- アイテムの取り合い→取られた→悪口の言い合い→リアルファイティング勃発
- 誤って味方を殴る→ちょっと仕返しされる→食らわされたダメージが多い→また殴る→リア(ry
- パスワードを取る→間違ってた→責任の擦り付け合い→第三次リアルファイティング勃発
- 兄弟がドスドス入ってくる→衝撃でバグる→あっごめ…→リアルファイティング勃発
- ついつい熱中→母親「いつまでやってるんかね!」→スイッチ切られる→アダプタ取られる→orz
- コンティニュー残しとけよ→2回とも使われる→落とし穴に落ちまくって即死→リア(ry
- 第二ステージで足場が消えて落ちる→運が悪いと残機も落ちまくる→投げられ舞い上がるコントローラー
という事態が発生しやすい事もあった。
ザ・グレイトバトルIII
前回の戦いから帰還後に突如異次元に吸い込まれ、中世的な世界へ飛ばされてしまう。
この世界の平和を守るために2つの鏡を揃えることになるのだが…。
- 今作では世界観が一新され、剣と魔法が織り成すファンタジー色の強い舞台に。
それに伴い、それぞれのキャラが剣や槍、鎧などを装備したグラフィックとなる(敵も)。 - 特にサウンドの良さが素晴らしく、世界観に合った曲とグラフィックならシリーズ1かと思われる。
- アイテムが廃止され、代わりに敵やボスが落とすお金を集め、SHOPでそれらを買えるようになった。
- 今まで限られた2人のキャラしか選べなかったものが、キャラが被らなければ、どのキャラクターにも自由にチェンジできるようになった(例:グレイトバトル2で2PLAY時にF91とグレートならRXとロアは選べない)。
- 合体技は2からあるのだが、グレートとRXがさらに自重しない技を使うようになった。
- F91の最終必殺技がア・バオア・クー→ビグザム
- 魔法の力で封印された魔王ダークブレインと、前作のラスボスから一転して小悪党と化したザンエル…
ザ・グレイトバトルIV
オーバーロードという悪の皇帝が世界を侵略していく中、新たにバトルフォースというチームを作成し、敵に挑んでいく…。
- システムが大幅に変更される。ベルトアクション→横スクロールアクションとなり、SHOPがアイテム配置へと変更。また敵のHPゲージが廃止され味方キャラもメイン武器が銃火器に変更された。
- 使用キャラはV2ガンダム、仮面ライダーZO、ウルトラマンパワード、ロアの4人。
- 今回必殺技になるものはボムとなり、その結果必殺技グラフィックなどは消えてしまった…。
だがしかし……
- 今回の最大の目玉は巨大合体ロボ、コンパチカイザーに乗って敵ボスと戦うという前代未聞のバトルが追加された。ちゃんと合体シーンまで用意されている。
- そのバトルは技がコマンド形式で存在し、自由に使えるようになればノーダメで敵を屠る事も可能。
- ちなみに通常ステージなのだが、システムが変わったせいか異常に難易度が上がり、
1HPを取ろうとする→フォウフォウフォウフォウフォウ…→安全位置まで戻れない→コンティニュー
…と、アイテムに釣られて命を落とす事態が発生しやすくなった。 - また特定キャラでないと進めない部分もあり、2Pを置いてけぼりにして面がスクロールし、死亡
…といったパターンも起こりやすい。 - そして難しい事を決定付けるのがラスボスの強さである。技コマンドを知らない場合勝てることはほぼ不可能なため、ネットがまだ存在してない当時、こいつに勝てる情報を探る事は無理であった…orz
ザ・グレイトバトルV
- 今回の使用キャラはロア+仲間となる。ゴッドガンダム、初代マン、RXのうち1人。
- ガンバトルというものがあり、プレイヤーは手前で敵弾を避けつつ奥にいるたくさんの敵を倒すという西部劇にはうってつけのバトル方式である(ワイルド・ガンズとほぼそっくりだが…)。
- またのっけからガンバトルで始まり、そのとき流れるBGMは神曲に等しい。
- 通常ステージは何故か銃が使えず、徒手空拳や投げ縄、ブーメランとなる。
- マルチエンディング方式。ちなみにゴッドとマスターが幼なじみという設定?らしい。
グレイトバトル フルブラスト
十数年ぶりに登場した最新作。PSP版ソフト。
「ウルトラプラネット」「ライダープラネット」「ガンダムプラネット」のヒーローたちが悪に立ち向かう。
- 今回の使用キャラは仮面ライダーディケイド、ウルトラマンメビウス、フリーダムガンダム、ウルトラマン、ガンダム、ライダー1号の計6人。後半の所謂「レジェンドチーム」の3人は、ゲームがある程度進行しないと使用できない。
- ロアやダークブレインなどのオリジナルキャラクターは登場しない。
- 原作に沿ったSEやBGMが使われている。キャラクターボイスはウルトラマンとメビウスの掛け声、ライダーのベルト等の音声、そしてウルトラの母の「マザー光線」のみ。
- 総数36体の「アシストキャラクター」が登場し、戦闘のサポートをする。後述の「エンブレム」と同様で、入手にはそれぞれ条件をクリアしなければならないが、キャラクターによっては簡単に高クリアランクを取得できてしまうくらい強力なアシストキャラも存在。ゲームに慣れてきたら、アシストキャラを封印してゲームを進めるのも一興。
- 上記の「アシストキャラクター」と同じく、プレイヤーキャラを強化する隠し要素として「エンブレム」が登場。こちらもステージ攻略やボス戦などである条件を満たすとゲットでき、装備すれば様々な補助効果を与えてくれる。
- 主題歌コンピレーションアルバム、「おまけが本編バトルドッジボール3」、スペシャルブックレットが同梱された限定版「ツインバトルBOX」が生産された。「バトルドッジボール3」は初回限定版にしか付属していない。
関連動画
無印
グレイトバトルII
グレイトバトルIII
グレイトバトルIV
グレイトバトルV
グレイトバトル フルブラスト
TAS系
BGM
CM
関連商品
グレイトバトル フルブラスト
通常版 |
限定版。「バトルドッジボール3」はこちらにのみ付属。 |
関連項目
- バンプレスト
- コンパチヒーローシリーズ
- ガンダム
- 仮面ライダー
- ウルトラマン
- ファイター・ロア(バンプレストオリジナルのヒーローキャラ)
- ダークブレイン(バンプレストオリジナルのボスキャラ)
- コンパチカイザー
- 6
- 0pt