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ダークギャザリング | |
漫画 | |
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作者 | 近藤憲一 |
出版社 | 集英社 |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
掲載 | ジャンプスクエア |
掲載期間 | 2019年3月 - |
巻数 | 既刊15巻(2024年5月時点) |
漫画テンプレート |
ダークギャザリングとは、近藤憲一による漫画である。『ジャンプSQ.』にて2019年4月号より連載中。
タイトルは捕縛した悪霊による蠱毒(ダークギャザリング)を意味する。
このことから、読者が本作を紹介する際に「曰く付きのバケモン同士を戦わせて強くする●ケモン(というかメガ●ン)」と形容されている。
あらすじ
霊媒体質の幻燈河螢多朗は、かつて霊障を受け、幼なじみを巻き込んで以来引きこもりに。
社会復帰すべく家庭教師を始めたところに、不思議な瞳を持つ少女・寶月夜宵と出会う。母親を悪霊に連れ去られた夜宵は、手がかりを求め心霊スポットを巡っていた。
強い霊媒体質の夜宵だが霊に避けられており、そのため螢多朗の引き寄せ体質を必要としていた。
一方、螢多朗は自分と幼なじみの呪いを解くため、霊媒体質に対処できる力をつける事を決意し、二人は協力関係となる。
登場人物
- 幻燈河 螢多朗 CV:島﨑信長
- 寶月 夜宵 CV:篠原侑
- 寶月 詠子 CV:花澤香菜
- 神代 愛依 CV:川口莉奈
- オズワルド CV:八代拓
- 南光坊 CV:江原正士
- 闍彌 弥子 CV:久川綾
- 太歳星君 CV:斎賀みつき
- 鬼子母神 CV:くじら
- Sトンネルの霊 CV:三重野帆貴
- 三崎 安奈 CV:田村ゆかり
- 過渡期の御霊 CV:大塚芳忠
- 邪経文大僧正 CV:宮田浩徳
- 殉国禁獄鬼軍曹 CV:三木眞一郎
- 魄啜繚乱弟切花魁 CV:日笠陽子
- H城址の霊/千魂華厳自刃童子 CV:早見沙織
- 旧旧Fトンネルの霊/斎弄晒レ頭 CV:松岡禎丞
- 旧I水門の霊/月蝕尽絶黒阿修羅 CV:織田碧葉
心霊スポット
本作で巡る心霊スポットは、そのほとんどが実在の心霊スポットをモデルにしていると思われる。ガチでヤバイと噂される場所ばかりなので、聖(?)地巡礼は何が起きても自己責任で。
H市の電話ボックス
女の霊が出ると噂される公衆電話。人気風俗嬢が陵辱されて殺された場所らしく、「私だけ不幸なのは許せない」という恨みを込めて公衆電話に入った人と掛けた人に殺された時のことを追体験させるらしい。
淡宮神社
螢多朗の祖母が神主をしている神社。人形供養の神社で、曰く付きの人形がよく奉納される。宝物殿の地下には特にヤバイ人形が祀られている。
H市の西にあるとある宗教施設の廃寺
水子供養のお寺で無数の地蔵と母子を象徴する像があるらしい。子供の霊が出る噂と怨霊化した鬼子母神が出る噂がある。
T団地
Sトンネル
- 白いワンピース姿に長髪・血まみれの顔の女がトンネル内を彷徨っている。
- 車の前を子連れの女幽霊が横切る。
- 四つん這いで車に向かって手を挙げる姿がバックミラーに映るが、振り向くと誰もいない。
- 逆さ吊りの女が運転手を睨みつけボンネットに落ちるとそのまま車を追いかけてくる。
- 壁から手が伸びてきて歩行者を掴む。
H城址
危険度ランクS
安土桃山時代の城址。敵軍に攻められて落城し、晒し物にするための虐殺が行われた。「家族の前に晒されるくらいなら」と、まだ生きていた女たちは自ら喉を裂き御主殿の滝に身投げした。そこから流れる川の水は三日三晩血染めだったという。次のような心霊体験の噂がある。
- 落ち武者・女子供の霊が数十人以上さ迷い歩いている。
- 自分たち以外の足音が聞こえる。その数が増えていき家までついてくる。
- 滝や城跡付近では多数の人の気配や視線を感じたり、耳元でうめき声、女のすすり泣き聞こえる。
- 錫杖を地面に打ち鳴らす音、高い笛の音、太鼓の音がする。
- 滝の上にものすごく強い気配がする。
- 深夜にも拘わらず老婆に会う。
旧Fトンネル
危険度ランクS
旧Fトンネルと封鎖されている旧旧Fトンネルがある。心霊スポットと噂されるようになったきっかけに、トンネル近くの茶屋で家族が強盗に斧で惨殺された事件がある。次のような心霊体験の噂がある。
- 白い和服の女の幽霊が出る。
- トンネル内で振り返ると幽霊が恐ろしい形相で追いかけてくる。
- 老婆がトラックに轢かれて壁に押し潰され、その跡が今も残っている。
- 人の声のようなものが奥から聞こえる。
- トンネル入り口付近にあるはずのないカーブミラーが現れ、見てしまった人は不慮の事故に遭う。
- 神隠しに遭う。
平将門の首塚
千代田区大手町にある日本三大怨霊の一角・平将門を祀った首塚。朝敵として討伐された平将門は頭のみが京都に運ばれ晒し首にされた。やがて将門の魂は怒りと憎しみが入り混じった怨霊となり、再び戦を起こす為胴体を求め東へ飛んでいったと言われている。その首が降り立った場所がこの首塚である。勝負運等にご利益があるパワースポットとして知られているが、祟りがある心霊スポットとしても噂されている。終戦後にGHQが区画整理として首塚の撤去工事を行った際、作業員の事故死等が相次いだ。この事が将門の怨霊の招いた祟りだと噂され計画が取り止めになったらしい。それらの経緯から大手町周辺が高層ビル街になった今も変わらず首塚が祀られている。噂される心霊現象としては「肩が重くなった」「頭痛がする」という声が頻繁に上がっている。
受胎告知の家
埼玉県所沢市狭山湖付近にある100円で売られていた空き家。昔この家を借りていた父娘が大量殺人と心中をした。その事件捜査でこの家に突入した女性警官が突然妊娠して、10日で頭が異様にデカい赤ん坊を腹を突き破る形で産んで、母子共にすぐに死んでしまった。近所の人からは、大量殺人の被害者が生まれ変わろうと妊娠の呪いをかけてくる『受胎告知の家』と呼ばれている。
Hotel Banana Milk
北区某所にある廃ラブホテル。元々はヤクザの所有するホテルで、その組の偉い人が気に入った女性十数人を拉致して弄び殺した場所らしい。被害者は麻薬を打たれ暴力と急性薬物中毒によって死亡した。その女性たちが地縛霊となってしまい夜な夜な脱出しようと屋内を徘徊しているという噂がある。
北区に元ネタらしき心霊スポットは存在しない。が、外観のモデルらしきラブホテルは埼玉県春日部市に存在する。心霊スポットではない。
旧I水門
危険度ランクS
荒川の水利管理に建設され、現在は役目を終えた水門。通称『赤水門』。その景観から昼は住民の憩いの場となっているが、一方で夜は霊体験をしたという人々が後を絶たず、昭和期後半から心霊スポットであるという噂が立ち始めた。次のような心霊体験の噂がある。
- 死体が流れ着く場所で、そのまま留まった霊魂が現れる。
- 水の上に浮く黒い人影の噂。
- 水面にバラバラの人の手足が浮かんで見える。
- 水門の上に立つ女性の霊が目撃される。
- 水門ができてから近くで首つり自殺が起こるようになった。
- 近くの水没者供養の地蔵の首が落ちる。
テレビアニメ
- 原作:近藤憲一
- 監督:博史池畠
- シリーズ構成:村越繁
- メインキャラクターデザイン:瀬川真矢
- 美術監督:長田奉治郎
- 撮影監督:安藤優穂
- 3Dディレクター:上薗隆浩
- 色彩設計:歌川律子
- 音響監督:吉田光平
- 音楽:KOHTAYA MAMOTO、成田旬、瀬尾祐介
- アニメーション制作:OLM
関連チャンネル
関連生放送
関連リンク
関連項目
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