三木一馬とは電撃文庫の外部編集者である。
2025年現在、ストーンエッジ代表取締役社長。株式会社EGG FIRM社外取締役。
概要
通称ミキティー。電撃文庫の副編集長も経験しており、「とある魔術の禁書目録」や「電波女と青春男」を担当している人物。「メディアミックスによって作品をアピールする」というポリシーを持ち、ゲームやアニメの制作に関わるなど、編集者の枠を超えた活動もしている。
2016年にKADOKAWA退社後、ストーンエッジを設立。電撃文庫作品には外部編集者として引き続き関与し続けている。
『アスキーの2ch荒らしとステマ疑惑』および『「俺の妹」作者脅迫事件』
2013年4月15日、アスキー・メディアワークスのIPアドレスが2chの荒らし行為を行なっている事が判明した。
その事で真っ先に突撃された人物である。というのも2chを見ていると予測されるような発言や2chの彼に関連した作品のスレッドの不自然な書込などから、2ch内でステマを行なっていると疑われた。
その前後にネット上における人との関わりを絶っていた。
2013年4月14日以降、ツイッターの更新を何の前触れもなく停止。
2013年5月4日のニコニコ生放送で出演する予定だったが、突如番組の予定が変更され、出演しなかった。
が、その後のうぇぶらじは普通に登場した(騒動については触れてない)
2025年現在、X(ツイッター)は復活させている。
1. 概要
熱狂的なファンが作者を脅迫し逮捕された『「俺の妹」作者脅迫事件』。当初はファンの単独での暴走と思われたが、その裏で、作品を担当するカリスマ編集者が匿名掲示板でファンを意図的に煽り、事件を誘発していた疑惑が浮上。
調査が進むにつれ、この行為が単なる一度の過ちではなく、編集者が自身の劣等感を原動力とし、長年にわたり実践してきた非倫理的なマーケティング手法の一環であった可能性が明らかになった。本稿では、その複雑な背景と人物像を分析する。
2. 発端:脅迫事件と加害者の人物像
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事件: 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の熱心なファンが、自身の好きなヒロインの扱いを巡り、作者に脅迫文を送付し逮捕。
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動機: インターネット掲示板で他のユーザーから好きなヒロインを中傷され、対立が激化。ヒロインの人気を示そうと多額のグッズ購入や課金を行った末、作者本人に要求を突きつけるという凶行に至った。
この時点では、加害者は「愛情が暴走した孤独なファン」と見られていた。しかし、その背後には巧妙に仕組まれた罠が存在した。
3. 背景:編集者による意図的な扇動
一連の騒動の中で、以下の疑惑が浮上し、事件の構図は180度転換する。
- 沈黙による黙殺: IPアドレスを特定された際、編集者はSNSの更新を完全に停止。一切の説明責任を果たすことなく、沈黙を貫くことで騒動の鎮静化を待つ姿勢を見せた。
- 匿名の扇動者: 脅迫犯と掲示板で言い争い、競争を煽っていたのは、担当編集者本人であったことが濃厚となる。編集部のIPアドレスから掲示板への書き込みがあった証拠が提出され、また、常習的に件のスレッドを見ていたという言質も取られ、疑惑は決定的となった。
これにより、脅迫犯は単なる加害者ではなく、企業の利益のために編集者によって意図的に操られ、犯罪行為にまで追い詰められた被害者という側面が強くなった。
4. 思想と心理的背景:なぜ彼はファンを煽ったのか?
彼の常軌を逸した行動は、その経歴から見えてくる根深い劣等感と、それを克服するために築き上げた歪んだ成功哲学に起因すると考えられる。
4.1. 原点としての劣等感
彼の自伝などから、以下のコンプレックスの源泉が指摘されている。
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実力への不信: 「実力はないけど、要領はいいね」という評価を受け続けたことで、「正攻法では評価されない」という自己認識を内面化していった。
4.2. 歪んだ成功哲学
彼はこの劣等感をバネに、独自の思想を形成していく。
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信条: 「要領よく立ち回る者が勝つ」「ズルい奴が勝つ」という価値観を信奉。愛読書が『カメレオン』、好きな映画が『デッドプール』である点も、ルール無用のトリックスターが勝利する物語を好む彼の思想を裏付けている。
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ビジネス観: 後に自身のnoteで「右手で握手しながら左手で殴るのがビジネスだ」と公言。友好的な顔の裏で、敵対者を攻撃することを是とする、確信犯的な二面性を恥じることなく披露している。
4.3. 匿名掲示板での自己神格化
彼の劣等感は、匿名掲示板での異常な自画自賛(ステルスマーケティング)として現れる。
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書き込み内容: 「三木が担当しないと人気作にならない」「電撃文庫があるのは三木のおかげ」など、第三者を装い、自分自身を「業界の救世主」であるかのように神格化する書き込みを多数行っていた。
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目的: これは現実で満たされない承認欲求を、匿名の安全な場所から自分で補おうとする代償行為である。自分で自分の虚像を作り上げなければ、自己を肯定できないほど、彼の自尊心は脆かったと考えられる。
5. 結論:常習犯としての人物像
以上の分析から、この編集者の一連の行動は、単なる一度の過ちではない。
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キャリア初期の劣等感を払拭するため、
関わっている作品一覧
ライトノベル
- 綾崎隼『蒼空時雨』『初恋彗星』『永遠虹路』『吐息雪色』『ノーブルチルドレンシリーズ』
- 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密』(和田敦と共同)
- 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』『トカゲの王』
- おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』
- 鎌池和馬『ヘヴィーオブジェクト』『とある魔術の禁書目録』
- 川原礫『アクセル・ワールド』『ソードアート・オンライン』
- 上月司『れでぃ×ばと!』
- 佐島勤『魔法科高校の劣等生』
- 高橋弥七郎『A/Bエクストリーム』『灼眼のシャナ』
- 伏見つかさ『十三番目のアリス』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ねこシス』
(このうち、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』では企画・立案も担当) - ゆうきりん『ヴァルキュリアの機甲』
- 御影瑛路『空ろの箱と零のマリア』『あなたが泣くまで踏むのをやめない!』
- 乙野四方字『ミニッツ』
- 周防ツカサ『完璧なレベル99など存在しない』
- 愛染猫太郎『塔京ソウルウィザーズ』
漫画
アニメ
- 頂のヘカテーたん(脚本)
- 乃木坂春香の秘密第4話 (DVDオーディオコメンタリー)
- 革命機ヴァルヴレイヴ(副シリーズ構成)
ゲーム
- 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル(田村麻奈実ルートを監修)
ラジオ出演
関連動画
関連商品
関連項目
関連リンク
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