仮面ライダーForceとは、2011年3月25日から2012年7月4日まで放送(投稿)された水銀氏制作の仮面ライダー系特撮フィギュア動画作品。全24話
あらすじ
数多くの異なる世界が既に融合を終えた世界・・・。
滅びの確定した未来に、それぞれの想いを背負って戦う『仮面ライダー』と呼ばれる救世主の伝説があった―――。
概要
全ては2011年3月21日の動画制作告知から始まった。
そして、来る2011年3月25日に投稿されたのがこの『仮面ライダーForce』である。
本作品は、幾つもの仮面ライダー(作品)とその他の作品で<クロスオーバ>作品である。
また、フィギュアでTV本編さながらの戦闘シーンや(ぬるぬるしてるが)登場人物による細かな動きに定評があり、これまでのフィギュア特撮シリーズでは(恐らく)初となる『背景』の導入・サブライダー達を中心に添えるシナリオ等様々な試みがなされている。
そして、動画予告集の構成から「スーパーヒーロータイム」さながらの演出オチで締められている。といった仮面ライダーファンを唸らせる作りとなっている。
主な登場人物
各キャラの詳しい設定については原典作品の方をご覧ください。また若干のネタバレを含みます。予めご了承ください。
主人公サイド
葦原涼/仮面ライダーギルス
本作品の主人公。始めは己が「仮面ライダー」「救世主」である事には否定的な態度をとっていたが、乾巧を始めとしたライダー達との出会いを通して、自分の進むべき道を探すようになった。そんな折、新生「NEVER」による『仮面ライダー封印』によって仲間との離別で塞ぎ込んでいたものの仮面ライダージョーカーこと左翔太郎との出会いにより立ち上がることとなる。
乾巧/仮面ライダー555
『救世主』になる事を夢見て行動する一人の主人公とも呼べる存在。ちなみに猫舌。
かつて、「真理」という少女と一緒にいたが、何者かに真理を殺された為、「守れなかった」ことに懺悔を抱いている。ある理由で「ミオ」と離別し、一人放浪していたドラグレーダの強襲を受けたものの彼の前に現れた大道克己の助力をされた後、新生「NEVER」加入を打診を受け、「究極の闇」と化したクウガの封印に手を貸すことを条件に「NEVER」入りした。(以下ネタばれ)実は「ライダー封印」による世界再生計画を阻止する為に自らを「裏切り者」となる事で自らを殺す者が苦しむことのないようにすることにあった。涼との戦いの最中それを懇願したものの想い叶わず封印された。
仮面ライダーダークカブト
少し精神的に幼さが残る仮面ライダー。(「ミオ」を始め)皆からは「ダーク」と呼ばれている。主に「ミオ」と一緒に行動し、かつ彼女に危害を加える者から守ることに執心している。実は「ダークライダー」なのだが、自分が「ダークライダー」である事を忌避している。
五代雄介/仮面ライダークウガ
「皆の笑顔を守る」為に戦う青年。かつて「究極の闇」の暴走で「真理」を手にかけたらしい。(ネタばれ)真相はン・ダグバ・ゼバがやったことであり、彼はその場に居合わせただけである(むしろ巧たちを助けるために奔走していた?)
全ての人・ライダー・怪人が分かり合えるようになりたいと思っていると同時に分かり合えない現実と自らの力に対し恐れを抱いている節がある。第13話において、仮面ライダーグレイブとの邂逅を皮切りに「究極の闇」に心を支配され、津上翔一を手にかけてしまった。その後、巧との戦いで正気を取り戻したものの彼を庇った時のダメージが決め手となり(それ以前にベルトにひびが入っていたのもあるが)、封印されてしまった。
津上翔一/仮面ライダーアギト
少し天然気味な青年。かつて一緒に戦った仲間との記憶の差異に違和感を覚えている。「アギトの会」を結成する(為に皆が生き残る)ことを今後の目標にしている。しかし、「究極の闇」に支配されたアルティメットクウガの闇討ちによるダメージが決め手となり封印された。(第13話)
城戸真司/仮面ライダー龍騎
「ライダーは助け合い!」として色々とお節介を焼きな青年。その性格ゆえに他のライダーからは若干ウザがられているもののある種のムードメーカ的な役割を担っている。火野映司とは非常に馬が合うようだ。
第10話にてダークキバとの戦いに敗れ、封印されてしまった。封印される最中、自らの夢(目標)を語りつつ最後まで彼ら(涼、巧)の身を案じていた。
火野映司/仮面ライダーOOO
「ライダーは助け合いでしょ。」をモットーにする青年。「NEVER」のダブルライダー(クウガ、アギト)に助けられている。一時「アンク」というツチノコ?を探すため真司と明日菜と共に探していたが。。。
城戸真司とは妙に馬が合うようだ。
第10話で人知れずダークキバによって封印された模様。
仮面ライダージョーカー/左翔太郎
次々と仲間を失ったことで心身共に打ちのめされた葦原の前に現れた自称「ハードボイルド」に生きる(気取る)探偵ライダー。だが、まだまだ「ハーフボイルド」である。
かつて自分も仲間を失った過去を持つ為か葦原を叱咤激励し、立ち上がるきっかけを作った。
彼の回想によると、かつて仮面ライダーディケイド・剣(ブレイド)、響鬼と共に「NEVER」本拠地に乗り込んだものの返り討ちにあい、だた一人逃げのびるという辛酸を味わっていた。
ミオ
「ダークカブト」と共に行動している少女。かつて巧と一緒に行動していた「真理」に似ている。
実は右手には「アンク」を宿しており、延命されている状態である。(そのときの記憶は覚えていない)
一時、新生「NEVER」によってさらわれたものの彼らの思惑もあり見逃され、アジトを脱出した。
(以下ネタばれ)実は、かつて亡くなったとされる真理であり、ミオという人格は「エクストリーム」により生み出された存在である。
神楽亜矢
どこかハイテンションでマイペースな少女。
ある人物から渡されたモノを扱える「救世主」を求め放浪してた最中、生き倒れ?していた龍騎と出会ったのを切っ掛けに一時彼と行動することとなる。バイオリンが得意なようだ。また、回想シーンでの描写からバイオリンの師匠は紅音也と思われる。
素晴らしき青空の会
名護啓介/仮面ライダーイクサ
『素晴らしき青空の会』に所属する青年。世界融合に伴う『絶対の滅び』を回避するために己の正義を盲心的に信じて戦う戦士。一度は新生「NEVER」の前に敗走したが、パートナー(ティアナ)と共に再び戦いに挑む。
名護さんは最高です!
ティアナ・ランスター
二丁拳銃(ガンカタ)を得意とする『素晴らしき青空の会』の女性戦士。自分が住んでいた世界の記憶は無く、世界の滅びを回避すべく奮闘中。パートナーである名護啓介の言動には度々手を焼いているものの彼のパートナーとして陰ながら支えている。
天道総司/仮面ライダーカブト
「天の道を行き全てを司る」男を自称する青年。この世界の出来事について何か知っているような口ぶりだが。主に名護やティアナと共に行動中。何かと「おばあちゃんが言っていた」等の口上をするが、時にそれがライダー達の行動を後押しをしている。実は近い未来に起こりうる『滅びの世界』を変える為にその未来から来た存在であり、「NEVER」本拠地にある時間歩行を試みようとした。しかし、ダークキバの急襲により敗北・封印された。その時名護に「未来をつかめ」とハイパーゼクターを託している。
警察ライダー
照井竜/仮面ライダーアクセル
警視庁ライダー課の課長。現在は脱獄した浅倉威やそれらに与する者たちの逮捕に奔走している。
須藤雅史/仮面ライダーシザース
皆さんもご存じな蟹ライダーである正義の味方・・・だと・・・。
仮面ライダーのバイクの路上駐車を取り締まることからも生真面目な性格な模様。※↓
氷川誠/G3→G3-X
警視庁から派遣された不器用な新人ライダー。他の二人に比べ戦闘能力の低さは否めないものの持ち前の不屈の精神で戦い続ける。12話において、G3の戦闘データを基に新たにG3-Xの装着員となった。
黒崎レイジ/G電王
人工イマジン「イブ」の力により変身する警察ライダーの一人。
実は「ダークライダー」であり、世間に真相(「ダークライダー」「滅びの世界」)を隠蔽すべく裏で糸を引いていた。
新生NEVER
大道克己/仮面ライダーエターナル
新生「NEVER」のリーダー。この世界を「偽りの箱庭(世界)」と称し、そこに住む人々を「死」をもって解放する『救世主』を名乗っている。また『救世主=乾巧』に対して興味を抱き、組織の勧誘をした。
ダークキバ/紅音也
新生「NEVER」の構成員の一人。上記の目的の為に仮面ライダー達を封印する能力を持ち、その力を行使するダークライダー。「女と音楽は愛でるもの」という考えを持っている。
十六夜咲夜
新生「NEVER」の紅一点。その実力はナイフ一本でライダーの攻撃を止める程。ある理由で、自らの意思・感情を失っている。
仮面ライダーグレイブ
新生「NEVER」の構成員の一人。礼儀正しい紳士のような話し方で相手の精神を揺さぶるのを得意とする。
ミオに拒絶されたダークカブトの前に揺さぶりを掛けようとしたが、失敗。その後、ダークカブトとの戦い敗れ去った。
かに見えたが生存。実は「フォーティン」復活の為にNEVERを利用していただけであり、エターナルとライダー達の激闘の隙を突き、真の計画を実行に移すこととなる。
須藤雅史/仮面ライダーシザース
新生「NEVER」のメンバー
浅倉を追う最中氷川を闇討ちし、自らの「副業(NEVER)」を明かし、その活動にシフトした。
シット!やっぱりあの蟹野郎裏切りやがった!カニ見えたが、契約が途切れたミラーモンスターに襲われた所を氷川達に助けられた事で改心した。
仮面ライダーG4
G3のデータを基に「NEVER」が製作した戦闘アンドロイド(と思われる)。
その戦闘能力はライダー二人をものともしない強固なボディに必殺兵器「ギガント(須藤設計開発)」により753を死亡たらしめるほどである。しかし、仮面ライダーカブトハイパーフォームの前にあっけなく敗れ去った(ついでに「ハイパークロックアップ」の力により753も蘇生)
ショッカーライダー
新生「NEVER」の下っ端構成員(と思われる)。それ故、ライダー達の噛ませポジションと化している。
しかし、結果的にアルティメットクウガの封印に貢献する等その実力は侮れない。
ライオトルーパー
ライダー達に敗れたショッカーライダーを仮面ライダー555のデータを基にしてオミットされた不死の軍団。
しかし、所詮は噛ませである。
その他
木野薫/アナザーアギト
葦原涼(仮面ライダーギルス)と旧知の関係にある仮面ライダー。この世界での出来事を知っており、涼に真実を求めず自分の前に来ないよう警告していた。しかし、絶望を味わいながらも未来へ突き進もうとするライダー達を見てその考えを改め、「NEVER」本拠地への入口を通す事を認めた。
仮面ライダー牙王
ダークライダーの一人。一度はギルスの攻撃により敗れたかに見えたが後に生存。その後、乾巧と葦原涼の前に現れたが、彼らの連携攻撃の前に敗れた。
地獄兄弟(キックホッパー&パンチホッパー)
光を忌避し闇の世界に生きる二人(矢車、影山)が義兄弟の契りを交わした仮面ライダー。投獄されてた浅倉威を脱獄させた張本人でもある。G電王こと黒崎レイジに少なからず因縁があるらしい。
浅倉威/仮面ライダー王蛇
戦うことに快楽を見出している仮面ライダー。
凶悪な連続殺人犯として投獄されていたものの地獄兄弟の手引きにより脱獄。以後彼らとは持ちつ持たれつな関係でl行動を共にしている。
ン・ダグバ・ゼバ
「究極の闇」の存在。
その力は周囲を焦土に変えるほどの発火能力を持ち、ライダー達の猛攻を跳ね除ける程の身体能力を持つ。しかし、迷いが吹っ切れた乾巧が新たに手にした「ブラスターフォーム」の力により敗れ、消滅した。
ウェザー・ドーパント/牧瀬紅莉栖博士
「W(ウェザー)=天候」をを司るガイアメモリを有するドーパント。
「ミオ」を拉致しようとしていたが仮面ライダーブレイブによりそれを阻止。その後、ダークカブトを標的に切り替えたものの彼の前に現れたアギト、G3-X(ドーパント曰く「模造品」)、ギルス(ドーパント曰く「紛い物」)の連携攻撃の前に破れメモリーブレイクされた。
佐野満/仮面ライダーインぺラー
崩壊していく世界の中を奔走するライダー達の前に立ちふさがった最強のダークライダー(自称)。
たまたま近くにいた王蛇の攻撃により部下(ライオ・トルーパ)ごと飲み込まれるという末路をたどった。
東條悟/仮面ライダータイガ
インぺラーと共にライダーたちの前に立ちふさがるダークライダー。
自らが『英雄』になることを望み、王蛇をたおすことでそれを果たそうとするが、地獄兄弟の連携必殺技の前に敗れ去った。
他媒体
劇場版仮面ライダーForceRe:LOAD
仮面ライダーForceII(仮題)
本編の続編(予定)
補足・小ネタ
2011年5月29日において、フィギュアアーツ系ライダー動画の元祖と言うべき作品『仮面ライダーガタック』にて、まさかのコラボが実現した。それ故に勘違いされやすいが「熱☆血ハート!」の生みの親である。
↓↓こちらがその動画(現在削除)↓↓
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最終回
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第一話
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関連項目
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