火野映司とは、特撮ドラマ『仮面ライダーOOO』の主人公であり、
仮面ライダーオーズに変身するフリーターである。
演:渡部秀
ニコニコ大百科は助け合いでしょ!
世界を転々とする青年。前作の舞台である風都にも行ったことがあるようだ。
定職・住居・貯金・趣味などに対して執着が無く、曰く「ちょっとのお金と明日のパンツがあれば大丈夫」らしい。
苦手なものはヘビ。
偶然見つけたコアメダルが原因でアンクと出会い、グリードとの戦いに否応なく巻き込まれていく。
アンクとは「メダルを集める代わりに人の命を助けることを優先させる」という契約に近い共闘戦線を張っている。
だが「オーズに変身するから人助け」ではなく、「大事なのは何をしたか」の一言が表す通り元来このような正義感の強い性格なのだろう。
また、一見とぼけている様にも見えて策を弄するなど、意外と食えない部分もある。
ちなみに恋愛沙汰には極めて疎く、この事を真剣に悩んでいる。
実は大物政治家の家系。基本的に丁寧語なのはこのため。(序盤やAtoZでそんなに丁寧じゃなかったのは歌は気にするな!)
旅をしていた外国で内戦に巻き込まれ、滞在していた小さな村を救おうとするも、その時に自分にだけ身代金が支払われ帰国。親の人気取りにその話題が美談として使われたという過去を持つ。
誰も助けられずに自分だけ助かったことが原因であらゆる欲望に執着がなくなったという。(伊達明曰く「妙に乾いちまってる」)
この事が原因で実家と確執が生じており、母方の姓である火野姓を名乗っていると言う裏設定がある。
こうした経歴のためか、カマキリヤミー相手に躊躇せず拳銃を発砲したり、「楽して助かる命が無いのは、どこも一緒だな」等、どこか達観したような台詞を吐いている。
第31話で恐竜系コアメダルに器に選ばれ、恐竜系コア5枚をその体に取り込む。
コアの影響で人間でありながらグリード化しつつあり、ヤミーの感知に始まり五感の鈍化、腕部の瞬間的な怪人体化など徐々に症状を進めている。特にアンクと対立した際には、目が紫色に変わり、禍々しい紫色の波動を放つなど今までになく強い力を使った。
その後、世界の終末を願う真木清人との決戦で体内の恐竜系コアを含む全てのコアメダルを消失し、オーズへの変身能力を失ってしまう。
ただし、真っ二つに割れてしまったもののアンクの意識メダルであるタカ・コアだけは残り、映司はそれを持ち世界中への旅を再開した。
いつか、再びアンクと出会えると信じて…。
その再会は、いつかの未来で果たされる。
人々の危機に、世界を超えて、新たな「仮面ライダー」と手を紡いで、立ち上がっていく。
彼自身の本当の欲望は「何処までも届く自分の手」=「力」であり、実は第1話でなりゆきとはいえオーズに変身したことがきっかけでアンク共々、望んでいた欲望を手に入れていた。
最終回ラストではアンクの導きにより「伸ばした手を紡ぐ」ことが「無限の絆」、それこそ真に求めていた欲望であることを気付かされた。
小説『仮面ライダーオーズ』によれば、再び内戦地域を訪れた際に全てのコンボ(プトティラを除く)を駆使し兵器を破壊と、某剣崎のような活動を行なっている。(メダルを所有してるのは劇場版の設定も複合されているのだとか)
仮面ライダーOOO(0Ж0)
火野映司がオーズドライバーで変身する仮面ライダー。
800年前、とある王が欲望の力をオーメダルとして取り込み、神へと近い存在になるために作られた。
結果としてOOOは欲望が暴走、グリードもろとも封印されてしまう。
なお、鴻上ファウンデーション会長・鴻上光生はこの「800年前の王」、先代オーズの子孫。錬金術師ガラにこのことを指摘されていたり、「真のオーズ」のためのコアメダルを所有しているのもこのためと思われる。
復活した現代では人々を襲うヤミーを倒し、貯めこまれたオーメダルを収集するのが目的。
ドライバーに3枚のオーメダルを装填し、右腰にマウントしたオースキャナーで読み取ることで、威勢の良い声とともに頭・胴・脚にメダルに刻まれた動物の力が付与され変身・フォームチェンジする。
ちなみに変身者がヤミーの毒気に蝕まれた際、変身することで回復することも可能。
オーメダルには変身に使用するコアメダルと、武器やバイク、ガジェットであるカンドロイドに使用するセルメダルがあり、セルメダルは一度使用すれば消費されてしまう。それ故、メダルを集めたいアンクは無駄遣いを許さない。
OOOの基本フォームは「タカ」「トラ」「バッタ」のコアメダルで変身するタトバコンボ(フォーム)。
メダルの組み合わせを変えることでフォームチェンジを行う。フォーム名称は使用するメダルから決まるが、タカ・トラ・バッタのみ「タカトラバ」でなく「タトバ」となる。
(例:タトバ(タカ・トラ・バッタ)・タカトラーター(タカ・トラ・チーター)・タカキリバ(タカ・カマキリ・バッタ))
特に同系統3枚を用いたフォームはコンボと呼ばれ、強力な力を発揮する。同族でないタトバがコンボである理由は後述参照。コンボ以外のフォームは亜種形態と呼ばれる。
(例:ガタキリバコンボ、ラトラーターコンボ)
なお、亜種形態も無名だが「スキャニングチャージ」(必殺技)が可能。
武器は各メダルの力の他に、「メダジャリバー」を持つ。セルメダルを3枚装填でき、スキャンすることで空間ごと敵を両断する「オーズバッシュ」という必殺技を放つことができる。ちなみに(映像上)初犠牲者は泉京水。
他にも胴体メダルによって虎の爪やカマキリの鎌等、腕に武器が付く。
恐竜系コアメダルが映司に入り込んでからは「メダガブリュー」も新たに登場した。
また、ライドベンダーという自動販売機の様な形状から変形するバイクを鴻上ファウンデーションから与えられている。ライドベンダーの燃料やカンドロイド購入にはセルメダルを消費する。
また鴻上ファウンデーションはオーズの集めたセルメダルの60%を回収する。
コンボチェンジ
オーズのフォームは同系統のメダルを組み合わせた”コンボ”と異なる系統のメダルを組み合わせた”亜種”が存在する。その総数は組み合わせにより膨大な数に及ぶため、ここではコンボのみを紹介する。
詳しい概要は『オーメダル』の記事を参照。
タトバコンボを除いていずれのコンボも変身にはリスクが伴い、序盤は変身後に倒れてしまっていた。
タトバコンボ
「タカ×トラ×バッタ! タ・ト・バ! タトバ・タットッバ!」
身長:194.0cm
体重:86.0kg
パンチ力:4.5t
キック力:12.0t
ジャンプ力:ひと飛び190.0m
走力:100mを4.5秒
攻守一体型のオーズの基本形態。コンボの中で唯一負荷がかからないため、主にスタートコンボとして使われている。取り敢えずタトバとか言うな。
特殊能力は一切無いが、各部位それぞれの能力を生かすことでグリードから容易にメダルを奪いやすいと言う利点がある。というかトラメダルの唯一の取り得…なのだが別にトラじゃなくてもいいんじゃね?
終盤、映司のグリード化進行に伴い一時的に複眼が紫になったがほんのちょっとの出番で終わった。
バラバラのメダル系統にも関わらずコンボとして成立している理由は、「800年前の王」が初めて変身したオーズの形態であるため。これはグリード形成の際の「抜き取られた10枚目のコアメダル」を使用しており、これは「真のオーズ」とされている。「真のオーズ」の状態では映司が無数のセルメダルを内包してたこともあって、Wバースを虫ケラ扱いする完全体の虫ケラをメダジャリバー・メダガブリューの二刀流で終始圧倒していた。トラ?ああ、一発殴って怯ませた程度だったね。ただし、無数のセルメダルや恐竜系コアメダルの力に耐え切れずにコアメダルが砕け散ってしまい、永久に使用不可能になった。
必殺技はバッタレッグを変化させ高く跳躍し、空中から三色のリングをくぐりながらのキック「タトバキック」。格好良いのだがほとんど敵を倒せなかった悲しいライダーキック。
ガンバライドオリジナルの技として「タトバ・ダイナミック・スリー」「タトバ・バスター・スリー」「フリフリカンアワー」「カンドロイド・スペシャルアタック」がある。
ネットムービーでは前述の通り、コンボ中唯一特性が無いため凄く悩んでいた。
また、千代子や伊達から「信号機」呼ばわりされたり…。ちなみにこれは放送前からライダーファンにネタにされていた。
ガタキリバコンボ
「クワガタ×カマキリ×バッタ! ガァ~ッタ・ガタガタキリッバ! ガタキリッバ!」
身長:204.0cm
体重:93.0kg
パンチ力:4.0t
キック力:12.0t
ジャンプ力:ひと飛び200.0m
走力:100mを5.2秒
ウヴァの昆虫系コアメダル3枚で変身する最強コンボ。元があのウヴァさんのメダルなのに本当に強い。
特殊能力として分身(ブレンチシェイド)があり、分身ライダー最多の50体に分身することができる。しかも分身しても一体あたりの能力は低下は一切無く、単純に戦力50倍。分身にはそれぞれ意思があり、分身同士でクワガタヘッドを介して会話をすることも可能。
反面、1体が受けるダメージが全ての分身に伝達してしまうため実質ダメージ50倍。更に分身制御の関係上、精神負荷が他のコンボよりも高いという危険性を孕んでいる(最悪、精神崩壊するとか)。これは前述通り分身それぞれが自我を持っているため。実際、初使用時に「俺、戻った…? ちゃんと、一人に…」と呟いて倒れた。
これらのリスクやメダルの不在もあって、TV本編中2度しか出番が無かった。
- クワガタメダル:クワガタヘッドはウヴァ同様の「クワガタホーン」からの放電能力に加えて視野強化、また分身時の交信アンテナにもなる。放電能力は対クズヤミー効果も高いが自爆の可能性あり。トラメダル…。
- カマキリメダル:カマキリアームは両腕に「カマキリソード」を装備し、敵を切り裂く能力を得る。こちらも初被害者は泉京水。カマキリソードの使い勝手は非常に良いらしく、映司のお気に入りでトラメダルの天敵。というのも第1話で以降おなじみの「セイヤーッ!」の掛け声を初使用したのはトラクローではなくタカキリバに変身して使用したこのメダルからである。しかし19話でメダル損失後、映司・アンクの元にメダルが再び渡ることはなく出番が…。
実はカマキリソードは元々は腕部に接続したまま使用する設定だったのだが、製作現場側から扱い辛いと言う意見が出たため、手持ち武器に変更された。そのためか一部のガンバライドカードに名残がある。ちなみに玩具「OCCシリーズ」でも初期設定通り接続状態のまま。(取り外し改造は容易だが) - バッタメダル:バッタレッグは跳躍力の強化で、脚部が変化して更に跳躍力を増すことが可能。ちょっとキモい。
必殺技は50体に分身したのちに、全員で蹴りを浴びせる「ガタキリバキック」。最早二作前の映画でやったオールライダーキックである。敵によってはそのまま内部進入し内側からカマキリソードで50体連携滅多斬り。
ガンバライドオリジナルの技として「ガタキリバ・スラッシュ・スリー」がある。
…実は使用予算も最強コンボで、出るだけで1000万単位ものお金が動いてしまう。(ちなみに一話につき制作費は3000万程)
ネットムービーでもこのことをネタにされ、大人の事情で出番が少なかったことが語られている。あと、伊達に「ほうれん草」呼ばわりされた。
ラトラーターコンボ
「ライオン×トラ×チーター! ラッタラッタ・ラトラァ~タ~ッ!」
身長:200.0cm
体重:89.0kg
パンチ力:4.5t
キック力:9.0t
ジャンプ力:ひと飛び80.0m
走力:100mを0.222秒
カザリの猫科動物系コアメダル3枚で変身する灼熱コンボ。
特殊能力としてライオンヘッドから高熱の光を出す「ライオネルフラッシャー」がパワーアップし、広範囲に直接ダメージを与えられる程の威力を持つ「ライオディアス」になる。設定では数キロメートル四方を蒸発させることができるとのこと。当時コア8枚のメズールが致命傷を負ったのも納得がいく。
更に見た目の派手さに反して隠密能力も高く、劇中では描写されなかったが夜戦能力も高い。
トラカンドロイドとライドベンダーを合体させるバイク「トライドベンダー」を扱えるのもこのコンボのみ。トライドベンダー使用時はラトラーターコンボの余剰エネルギーを吸収して動作するため、コンボによる映司への負荷も軽減される。
- ライオンメダル:ライオンヘッドは前述の通り、閃光放射能力太陽拳「ライオネルフラッシャー」の付加と、夜目が利くという特性を持つ。最大出力状態でなくても視力が弱いガメル及びガメルのヤミーに効果的。
- トラメダル:トラアームは腕力強化と、トラクローのによる攻撃力の強化なのだが全然強化されている気がしない。
散々ネタにされている理由は該当項目参照。 - チーターメダル:チーターレッグは高速移動が可能。脚部の穴からジェット噴射で加速力を高めている。更に消音効果付き。その速力は100mを0.222秒という歴代ライダーでもトップクラスの数値。仮面ライダーアクセルトライアルより早い。反面、急なストップが利かないという欠点があり、トラクローを地面に突き立ててブレーキ(というかターンピック)扱いしたことも。トラメダル…。また、その俊敏さを生かした連続キック「リボルスピンキック」が可能で、宿主を取り込んでしまうカザリのヤミーへの効果も高い。
必殺技は三つの黄色い輪をくぐりながらトラクローで交差斬りをする「ガッシュクロス」。
ガンバライドオリジナルの技として「ラトラーター・ストーム・スリー」がある。
サゴーゾコンボ
身長:205.0cm
体重:110.0kg
パンチ力:8.0t
キック力:10.5t
ジャンプ力:ひと飛び55.0m
走力:100mを6.5秒
ガメルの重量動物系コアメダル3枚で変身する重力コンボ。
パワーに優れる他、特殊能力は重力操作。
ヤミーの動きを止めるたり翻弄するなど、パワーのみに留まらない特性を持つ。飛行能力や速度に優れる相手に対して有効という珍しいパワータイプ。反面、動きが鈍いため集団での接近戦は不向きで、作中でもグリード数人相手には苦戦しがちだった。(ただし重力操作があるため距離をとればそれを補うことはできる)
- サイメダル:サイヘッドはガメルよろしく超石頭。また、一本角「グラビドホーン」による頭突きの威力も高い。
- ゴリラメダル:ゴリラアームは強化外骨格「ゴリバゴーン」をロケットパンチのように射出させる「バゴーンプレッシャー」という技を持つ。パンチ力自体も高く、ヒット時は常に鈍く重い音が鳴る。灰メダルでは一番出番が多い。
- ゾウメダル:ゾウレッグは脚力強化の他、両足を一体化させて踏みつける「ズオーストンプ」という技が可能。
必殺技はドラミングで無重力場、ズオーストンプの振動で超重力場を発生させ、相手を引き寄せて両腕と頭部を前に突きだし相手を粉砕する「サゴーゾインパクト」。
ガンバライドオリジナルの技として「サゴーゾ・クエイク・スリー」がある。
シャウタコンボ
「シャチ×ウナギ×タコ! シャッシャッシャウタ! シャッシャッシャウタ!」
身長:203.0cm
体重:88.0kg
パンチ力:3.5t
キック力:8.0t
ジャンプ力:ひと飛び75.0m
走力:100mを6.0秒
メズールの水棲系コアメダル3枚で変身する海のコンボ。
特殊能力は全身をゲル状に変化させ空間や水中を自由に動くことができる液状化。某怒りの王子とは関係ない。
局地戦用で他のコンボにスペックで劣る割に対応力が高く、使い勝手も良いのか意外に出番も多い。(内一回は訓練だが)
- シャチメダル:シャチヘッドは探知能力の強化とメズールよろしく潮吹き水流攻撃が可能。また最大3時間までの無呼吸潜水能力を得る。
- 電気ウナギメダル:ウナギアームは伸縮自在の電気ウナギウィップが装着されており、電撃によりウィップの威力を強化する「ボルタームウィップ」という特殊技も可能。性質上、単体使用でも対クズヤミーへの効果も高かった。トラメダルェ…。
- タコメダル:タコレッグにより足を8本に増加させての連続キックや吸着・強制接地能力を発揮する。
必殺技は飛び上がってウナギウィップで敵を拘束し、タコレッグを展開・ドリル状にして突撃する「オクトバニッシュ」。
ガンバライドオリジナルの技として「シャウタ・ウェイブ・スリー」がある。
ネットムービーではガタキリバに仮面ライダーに見えないと言われた挙句、伊達明に「ウルト○○○」呼ばわりされている。
タジャドルコンボ
「タカ×クジャク×コンドル! タァ~ジャァ~ドルゥウ~ッ!」
身長:198.0cm
体重:87.0kg
パンチ力:6.5t
キック力:15.0t
ジャンプ力:ひと飛び160.0m
走力:100mを4.0秒
アンクの鳥系コアメダル3枚で変身する炎のコンボ。
このコンボでは翼による飛翔が可能となり、「タカヘッド」が「タカヘッド・ブレイブ」に変化するなど、他のコンボとは一線を画すものとなっている。特殊能力は超音速飛行。
映画『MOVIE大戦CORE』で本編に先駆け先行登場。予告では、「オーズ、遂に最強コンボが登場!」と紹介されている。ただし、映画公開後も姿自体が映像で登場することはなく、TV初登場の20話までは映画を見た人だけが知るまさにサプライズという感じになっていた。
- タカメダル:タカヘッドは視覚強化と猛禽類の捕捉能力。タカキリーターのスキャニングチャージで演出されている…がバズーカ誤当のせいで不発に終わった。また、シャウタコンボ初登場の回でもこの捕捉能力を駆使してカザリからシャチメダルを奪っている。前述通り、タジャドルコンボ発動時のみタカヘッド・ブレイブに形状が変化する。元々タカヘッドはショッカーのシンボルをあしらったデザインなのだが、ショッカーのシンボルはワシ。デザイナーが気付いた頃には既に時遅しだったとか。
- クジャクメダル:クジャクアームは胸部から展開し、腕輪状の増幅器官「クジャクブレストル」や、腕に装備している「タジャスピナー」は盾や炎を発射する射撃武器になる。更にセルメダルやコアメダルをセットしオースキャナーで連続スキャンすることによって、メダルのエネルギーを発射する「ギガスキャン」を発動することができる。演出されていないがクジャクアーム使用時自体6枚の翼が装備されるため、亜種形態でも飛行可能。また翼からはクジャクの羽を模した炎による攻撃(誰だブレイドの伊坂を思い出した奴、あとレイフォースとかも関係ない)が可能。
- コンドルメダル:コンドルレッグは空中姿勢制御能力の強化の他、爪状外骨格「ラプタードエッジ」で蹴りの際に真空波を発生させて攻撃力を引き上げることが可能。タカトラドル時に活躍している。よく見るとトラクローはあまり当たっていなかったが。
必殺技はコンドルレッグを猛禽類の脚のような形に変化させて急降下キックを繰り出すテキサスコンドルキック「プロミネンスドロップ」と、ギガスキャンでタジャスピナーから発生した炎をまとって突撃する「マグナブレイズ」。
ガンバライドオリジナルの技として「タジャドル・フレイム・スリー」がある。
最終話ではアンク自身と言えるヒビの入ったタカメダルを使用することによって、アンクの幻影と共に戦う能力を得ている。また、この変身の際は串田アキラボイスではなくアンク役の三浦涼介がメダル名を叫んでいた。
そして映司に内包された7枚の恐竜系コアメダルによるギガスキャン「ロストブレイズ」とアンクの火炎弾の連携攻撃によって真木グリードを撃破した。
ウイングマンとかアポロガイストとか言ってはいけない。ちなみに伊達曰く「赤いガッ○。○○」
プトティラコンボ
「プテラ×トリケラ×ティラノ! プットッティラノザウルース!」
身長:205.0cm
体重:95.0kg
パンチ力:10.5t
キック力:20.0t
ジャンプ力:ひと飛び210.0m
走力:100mを3.3秒
ギルの謎の恐竜系コアメダル3枚で変身する無敵のコンボ。
他のコンボと違い、メインカラーが白になってるのが特徴。特殊能力は冷気放射とコアメダル破壊。
恐竜系メダルは他のコアメダルと異なり亜種形態としてメダルを使用できない(玩具「OCCシリーズ」では亜種形態可能)。
恐竜系コアメダルで生成した「メダガブリュー」というアックスモードとバズーカモードを持つ武器を地面から召喚して使用する。また、アックスモードのみという制約で他のコンボでも召喚・使用可能。他コンボでの必殺技発動時にあわせてメロディも変わる。
他のコンボを大きく凌ぐ能力・パワーを有しているが、恐竜系コア自体映司の空の欲望に入り込んだ特殊なメダルのため、本人の意思と関係なく変身してしまうことが多々あり、しかも敵味方関係なく襲い掛かる暴走状態に陥る。一時は押さえ込むこともできていたが、映司のグリード化(後述参照)に伴い終盤では再び暴走状態に陥っていた。
スペックは全コンボ中最高クラス(特に必殺技は全て100t後半超え)だが、「暴走状態が最も強力」と作中で描写されており、とんでもなくハイリスク・ハイリターンとも言える形態である。
- プテラメダル:プテラヘッドはタジャドルコンボ涙目な飛行能力を持つ「エクスターナルフィン」を背面から展開可能。また、タカメダル涙目な高い感覚・探知能力を持つ。口から冷気や衝撃波も吐ける。
- トリケラメダル:トリケラアームはトラメダルが哀れすぎて仕方ない他のアームを大きく凌ぐ腕力と両肩に伸縮自在な角「ワインドスティンガー」を装備し、敵を刺し貫くことも可能。
- ティラノメダル:ティラノレッグは他の恐竜系メダルが強力な分、姿勢制御用としての用途を持つが、それでも他の脚部を凌ぐ筋力・瞬発力を得ることが可能。チーターメダルが走破能力で勝っている程度。バッタメダルも泣いて良い。更に大腿部に「テイルディバイダー」という伸縮自在な強化外骨格を持ち、敵に叩きつけてダメージを与えることができる。
必殺技はワイルドスティンガーで相手の身動きを奪い、エクスターナルフィンから放つ冷気で凍結させ、テイルディバイダーを叩きつけて砕く「ブラスティングフリーザ」の他、メダガブリュー・バズーカモードからエネルギーを発射する「プットティラーノヒッサーツ」「ストレインドゥーム」、アックスモードで相手を斬り裂く「グランド・オブ・レイジ」(この技のみ他コンボでも使用可)がある。
なお、メダガブリューを用いた必殺技ではメダガブリューにセルメダルを食べさせる必要がある。更に無数のセルメダルを食べさせることで元々の強大な威力をより引き上げることも可能。
ガンバライドオリジナルの技として「メダガブリューシュート」(事実上ストレインドゥームだが)、「プトティラ・アルティメット・スリー」がある。
また、ガンバライドでキカイダー01とのタッグ技が収録されたのもこのコンボである。
ネットムービーでは伊達から「エヴァ○○○○○」呼ばわりされていた。
ブラカワニコンボ
身長:198.0cm
体重:90.0kg
パンチ力:6.0t
キック力:15.0t
ジャンプ力:ひと飛び90.0m
走力:100mを5.8秒
爬虫類系コアメダルで変身する将軍家縁のコンボ。
特殊能力は再生能力。
映画『将軍と21のコアメダル』で初登場。後に『MOVIE大戦アルティメイタム』にも再登場した。
ヨーロッパのある国から徳川家に献上されたコアメダルを徳川吉宗から受け取って変身した。
- コブラメダル:コブラヘッドは赤外線の感知と、笛を使って頭部のコブラを操る「カペロブラッシュ」が特徴。とは言え映司はヘビが苦手であるため、操る際に「ヘビ苦手だけど…」とボヤいていた。
- カメメダル:カメアームは両手の盾「ゴウラガードナー」による高い防御力が特徴。両腕を合わせるとより高い防御力を発揮する「ゴーラシールデュオ」を使える。
- ワニメダル:ワニレッグは外骨格「ソウデッドサイザー」で覆われており、地面を滑るように移動することができる他、攻撃時にはワニの頭部のようなエフェクトを出現させる。
必殺技は地面を這う様に敵を狙いスライディングキックを食らわせる「ワーニングライド」。
ガンバライドオリジナルの技にとして「ブラカワニ・デンジャラス・スリー」がある。
伊達曰く、「印度の咖喱の皇子様」
…あれ、レイ(爬虫類系グリード)は何処へ?
その他のコンボ・亜種形態
ガンバライドや劇場版などで登場する特別なコンボ・亜種形態を紹介する。
タマシーコンボ
「タカ×イマジン×ショッカー! タ・マ・シー! タマシー! タ・マ・シー!! ライダー・ダマシイ!!」
身長:197.0cm
体重:87.0kg
パンチ力:8.8t
キック力:18.0t
ジャンプ力:ひと飛び280.0m
走力:100mを3.9秒
映画『オーズ・電王・オールライダーレッツゴー仮面ライダー』に登場した超特殊コンボ。
タトバコンボやタジャドルコンボに使用する「タカメダル」に加え、電王に変身したモモタロスから取り出した「イマジンメダル」、ショッカーグリードを倒し手に入れた「ショッカーメダル」を使用して変身した。
肩にはモモタロスの角を模した「オレノツノ」や、コンドルレッグの色変えである「ショッカーレッグ」の爪状外骨格「ショッカーネイル」が特徴。
何より歌の長さと豪華さはもはや「歌は気にしろ!」と言われるレベル。
必殺技はショッカーマークを模した炎とイマジンの砂を凝縮した砂の弾丸を放ち、3枚のコアメダル型のエネルギーを発射して爆砕する「魂ボンバー」。威力はなんと1000t。もちろんライダー史上最高威力の必殺技である。(ただ、仮面ライダースーパー1等一部ライダーがそれ以上の威力を持つと言う説もある)
スーパータトバコンボ
「スーパー! スーパー! スーパー! スーパータカ×スーパートラ×スーパーバッタ! ス・ー・パー! タトバ・タットッバ! スーパー!」
身長:198.0cm
体重:87.0kg
パンチ力:8.0t
キック力:25.0t
ジャンプ力:ひと飛び300.0m
走力:100mを3.0秒
湊ミハルから渡された未来のコアメダルである「スーパータカ」「スーパートラ」「スーパーバッタ」のコアメダルで変身するコンボ。劇場版『MOVIE大戦MEGAMAX』で登場した。
タトバコンボをさらに超える力を持ちながらコンボの暴走を抑えた形態。その影響で通常のタトバと配色が逆転しており、それぞれの部位が赤・黄・緑一色になり、デザインもタカヘッド・ブレイブに合わせてシャープになっている。
頭部はタジャドルコンボと同じく「タカヘッド・ブレイブ」になり、他の部分も「バッタゴラスレッグ」など大幅な強化がなされている。特に腕のトラクローはさらに鋭くなった「トラクローソリッド」に変化し、一年間トラメダルをいじり続けてきた者らを大きく見返す進化を果たした。それでもCGなのだが…
必殺技はタトバキックが大幅に強化された「スーパータトバキック」。
タカパンバ
ガンバライドでのみ登場する亜種形態。テレビマガジン3月号の付録だった「パンダメダル」で変身する。
こちらはトラアームの色変えである。
必殺技はボディプレスからのアルゼンチンバックブリーカーを決める「パンダ・ジャイアントストーム」。
決めた後映司が、「あしたはどこへいこうかなー?」と去って行くのが少々怖い。
オリジナルコンボ唯一カード化されていない。
タカガルバ
身長:194.0cm
体重:86.0kg
パンチ力:7.7t
キック力:12.0t
ジャンプ力:ひと飛び123.0m
走力:100mを4.7秒
「てれびくん」の超バトルDVD、およびガンバライドでのみ登場する亜種形態。
てれびくん8月号の付録だった「カンガルーメダル」で変身する。
拳がボクシング用グローブに酷似した形態になっており、パンチ攻撃を得意とする。
必殺技は両腕でのジャンピングパンチを決める「ガンガンスマッシュ」。
タカトラガル
身長:194.0cm
体重:86.0kg
パンチ力:4.5t
キック力:7.0t
ジャンプ力:ひと飛び97.0m
走力:100mを3.7秒
上記同様超バトルDVDに登場。ただしガンバライドでは登場しない。
カンガルーメダルを脚部に換装した状態。なお、複数個所の換装に対応したメダルはカンガルーメダルのみ。
タカガルバがパンチ・ラッシュ力に長けるのに対して、こちらは俊敏性に長けるのが特徴。
必殺技はカンガルーキックを叩き込む「ダンガルーソバット」。
恋愛コンボ
ラブメダル3枚で変身する愛のコンボ。ボディのあらゆる箇所にハートマークがあしらわれている。
かわいい。
良く見ると超神ビビューンに酷似している。
実際の所は24話でヤミーの毒気にやられてしまった映司の想像の中で登場したコンボで、もちろんラブメダルなんてものはない。今のところは。
未来の新造コアメダル
映画『MOVIE大戦MEGAMAX』に登場した資料では、いくつかの新造コアメダルの存在が示唆されていた。
2017年12月、映画『平成ジェネレーションズFINAL』でオーズが復活したこともあり、未来のコアメダルから新たに五つのコンボが公式設定として書き起こされた。また、亜種用腕部メダルとして「ヤドカリメダル」も追加されている。
これらはプレミアムバンダイ限定商品「CSMオーズドライバーコンプリートセット」にて収録され、新規変身音も追加されている。
同セットでは本編や映画で登場した形態全てを実現でき、「タジャドルコンボ(最終回バージョン)」は勿論として、「800年前のオーズ」や「スーパータトバコンボ」まで再現可能。台詞集のボイスのみだが「恋愛コンボ」まで拾われている。
ビカソコンボ
身長:198.0cm
体重:82.0kg
パンチ力:5.0t
キック力:7.0t
ジャンプ力:ひと飛び100.0m
走力:100mを4.8秒
仮面ライダーコアの消滅と共に失われた3枚の甲殻類メダル。
未来で復元されたこれらを用いて変身する。
瞬発力を重視した格闘戦を中心とする。
必殺技は「ビカソスプラッシュ」。
サラミウオコンボ
「サメ×クジラ×オオカミウオ! サーラーミーウオー! サ! ラ! ミーウオー!」
身長:204.0cm
体重:89.0kg
パンチ力:3.5t
キック力:7.0t
ジャンプ力:ひと飛び45.0m
走力:100mを6.1秒
水中での肉弾戦を得意とする形態。
仮面ライダーポセイドンと同じメダルを使用しており、
より純度の高い力を求めてメダル専用のポセイドンドライバーが作成された、という設定である。
シガゼシコンボ
「シカ×ガゼル×ウシ! シーガーゼシー! シーガゼシー! シーガーゼシー!」
身長:208.0cm
体重:100.0kg
パンチ力:4.5t
キック力:11.0t
ジャンプ力:ひと飛び90.0m
走力:100mを4.5秒
全身に角が配置されている形態であり、角を用いた攻撃を中心とした形態。
必殺技は「シガゼシストンプ」。
ムカチリコンボ
「ムカデ×ハチ×アリ! ムカチリー! チリッチリッ! ムカチリー! チリッチリッ!」
身長:204.0cm
体重:86.0kg
パンチ力:6.0t
キック力:8.0t
ジャンプ力:ひと飛び75.0m
走力:100mを5.5秒
隠密性の高い形態。音もなく忍び寄り、自ら生成した猛毒で敵を仕留める。
必殺技は「ヒートアリキック」。
後に「KAMEN RIDER memory of heroez」にて映像化。
セイシロギンコンボ
「セイウチ×シロクマ×ペンギン! セイ! シロギンー! セイ! シロギンー!」
身長:198.0cm
体重:105.0kg
パンチ力:7.2t
キック力:8.0t
ジャンプ力:ひと飛び85.0m
走力:100mを5.6秒
局地戦特化形態。冷気に非常に強く、寒冷環境において真価を発揮する。
必殺技は「ゴッカンブリザード」。
映司グリード
映司は恐竜系コアを5枚内包してしまったことが原因で徐々にグリード化が進行しており、逆にそれを利用して生身の状態から衝撃波を放つなどできていたが、真木清人が恐竜系コア2枚を追加投入したため、ついに発現したグリードとしての映司の姿。
プトティラコンボの暴走状態同様、衝動のままに暴れまわる。また、この状態からプトティラコンボへの直接変身も可能(その逆も可)。更に映司が自我を取り戻した後も任意にグリード化が可能となっている。もちろん暴走するが。
同じ恐竜系グリードである真木グリードと違い、ティラノサウルスの骨格のような頭部やトリケラトプスの意匠を含んでいる。
不完全体にも関わらず、元々強力な恐竜系コアによって生み出されたグリードのためか、アンク完全体と互角に渡り合えるだけの力を持つ。
なお、最終話で恐竜系コアメダルは全て砕け散ったため、映司は人間としての肉体を取り戻している。
いけますって。ちょっとの視聴者と、明日の関連動画さえあれば!
紹介できるのに記事を紹介しなきゃ死ぬほど後悔する!
それが嫌だから関連項目を紹介するんだ!
- 仮面ライダーOOO
- アンク/泉信吾
- 泉比奈
- 後藤慎太郎
- 伊達明
- 平成ライダーの登場人物一覧
- グリード(仮面ライダーOOO)
- オーメダル
- タジャスピナー
- 嫌いじゃないわ!
- 歌は気にするな
- フリーター
- パンツ
- コンプリートセレクションモディフィケーション
- 17
- 0pt