捕食植物(プレデター・プランツ)とは、遊戯王OCGのカード群の一種である。
アニメならびに漫画版ARC-Vでは、登場人物の一人・ユーリが使用。
概要
植物族全体に対する本格的な強化が行われたのがシンクロ全盛期突入後だったために、なかなか登場の機会が来なかった、植物族主体の融合カテゴリー。カウンターを置く効果に重点を置いた植物族モンスターとしても初のカテゴリーと、なかなか希少性の高い群体。 インベイジョン・オブ・ヴェノムで初登場した頃はまだ種類数が少なく、デッキとしての運用は難しかったが、ブースターSP-フュージョン・エンフォーサーズの発売によって種類数が増加し、純正構築でも運用がある程度可能となった。
実在する植物をモチーフとしておりいくつかは食虫植物がモデルとなっているが、蟲惑魔とは違い、禍々しさが全面的に強調されている。また、植物族が所属するカテゴリーでは珍しく、種族・属性双方が結構まとまっている。
モンスターに対する除去手段や手札誘発による防御など、カテゴリーとしてのまとまりはそれなり。ただ、魔法・罠に対する妨害・除去手段がなく、あくまでレベル減少によるシンクロ及びエクシーズへのメタに重点が置かれているために、アドバンス召喚や儀式召喚をはじめとするメインデッキのモンスターを主体としたビートダウンとも分が悪い。出張要因として有用な物や、単体としての性能が高いカードがいくつか見受けられるので、相方や今後の環境の変化次第では、環境上位に一矢報いられそうなカテゴリー。(実際に、簡易融合調達からのワンショットバーンへのつなぎとしてだが、一時期は大会で好成績を収めた事もあった模様。)
幸い、ほかのカテゴリーとの併用や出張が難しくないカードが多いため、構築の幅は広めで、″シャドール″や″HERO″などのカテゴリーとの混成デッキが考案されている模様。また、シンクロギミックとの相性も良好。
カード紹介(遊戯王カードwikiより一部引用)
2016年7月9日発売"INVASION OF VENOM"
捕食植物フライ・ヘル/Predaplant Flytrap
効果モンスター
星2/闇属性/植物族/攻 400/守 800
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):このカードがこのカードのレベル以下のレベルを持つモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、破壊したそのモンスターの元々のレベル分だけ、このカードのレベルを上げる。
カウンター設置にレベル変更、除去を行える下級捕食植物。後述のセラセニアントなどと比べると、器用貧乏なところはあるが、出張要因としてはなかなか有用。「ダーク・バースト」や「デブリ・ドラゴン」「リミット・リバース」などのサポートを受けられるステータスも魅力。
捕食植物モーレイ・ネペンテス/Predaplant Moray Nepenthes
効果モンスター
星4/闇属性/植物族/攻1600/守1000
(1):このカードの攻撃力は、フィールドの捕食カウンターの数×200アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
その破壊したモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(3):1ターンに1度、このカードの効果で装備しているモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、その元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
自身の打点補強効果と戦闘破壊したモンスターの装備化などを行える捕食植物。装備化は相手にしてみればいやらしい効果に思えるが、素の打点も上昇率もそれほど高くないため、少々扱いづらい。装備カードにできる枚数に制限はないので、もし使うのであれば、下記のドロセーラなどと併せていくことになるか。
捕食植物スキッド・ドロセーラ/Predaplant Squid Drosera
効果モンスター
星2/闇属性/植物族/攻 800/守 400
(1):このカードを手札から墓地へ送り、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは捕食カウンターを置かれた相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(2):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスター全てに捕食カウンターを1つずつ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
捕食カウンターが乗っているモンスター全てに攻撃できる能力を付加できる効果と、フィールドから離れた場合に捕食カウンターを乗せたうえでレベルを1にする効果を持つ捕食植物。派手ではあるが、前半と後半の効果がかみ合ってるようでかみ合ってないので、無理に両方とも使おうとせず、どちらか片方に的を絞っていきたい。フライ・ヘルやセラセニアントにもいえることではあるが、「ジャンク・シンクロン」や「ダーク・バースト」など、サポートカードには恵まれている。
2016年11月12日発売"BOOSTER SP FUSION ENFORCERS"
捕食植物セラセニアント/Predaplant Sarraceniant
効果モンスター
星1/闇属性/植物族/攻 100/守 600
「捕食植物セラセニアント」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
(3):フィールドのこのカードが効果で墓地へ送られた場合、
または戦闘で破壊された場合に発動できる。
デッキから「捕食植物セラセニアント」以外の「プレデター」カード1枚を手札に加える。
ゴーストリックと同様の感覚で防御ができるだけでなく、除去やサーチもこなせるモンスター。サーチ先がモンスターに限られてないのもポイント。捕食植物では特殊召喚メタに対抗できる貴重な除去手段だが、戦闘を必要とする点に注意。
捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ/Predaplant Drosophyllum Hydra
効果モンスター
星5/闇属性/植物族/攻 800/守2300
「捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分または相手フィールドの
捕食カウンターが置かれたモンスター1体をリリースした場合に手札・墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードがフィールド・墓地に存在する場合、
このカード以外の自分の墓地の「捕食植物」モンスター1体を除外し、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
捕食カウンターが必要とはいえ、強力なリリース除去を行える効果と、微量ながら好きなタイミングで弱体化が狙える効果を持つ捕食植物。上級モンスターではあるものの、無差別除外デッキなどの極端なメタデッキ相手でない限りは、牽制や除去として役立つので腐りにくい。
捕食植物プテロペンテス/Predaplant Pterapenthes
効果モンスター
星3/闇属性/植物族/攻 300/守2100
(1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):1ターンに1度、このカードのレベル以下のレベルを持つ
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
サイドラを足止めできるだけの守備力を持つ、下級壁モンスター。カウンター設置・レベル固定化効果は他の捕食植物と比べると扱いにくいので、こちらはセラセニアントでは対処しきれない破壊耐性持ちを相手にした時の時間稼ぎ役になる。後半の効果は他の捕食植物と連携すれば使えなくはないが、おまけ程度に考えたほうが無難か。
捕食植物スピノ・ディオネア/Predaplant Spinodionaea
効果モンスター
星4/闇属性/植物族/攻1800/守 0
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):このカードがこのカードのレベル以下のレベルを持つモンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
デッキから「捕食植物スピノ・ディオネア」以外の「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。
アタッカーとしてそれなりの高さのある打点と、リクルート効果や捕食植物特有のカウンター関連効果を持つモンスター。
エクシーズとの戦闘は苦手だが、単体としての性能は良好で、「カメンレオン」「悪夢再び」などに対応している利点もある。
捕食植物サンデウ・キンジー/Predaplant Chlamydosundew
効果モンスター
星2/闇属性/植物族/攻 600/守 200
「捕食植物サンデウ・キンジー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が融合素材とする捕食カウンターが置かれたモンスターの属性は闇属性として扱う。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
闇属性の融合モンスターカードによって決められた、
フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを
自分の手札・フィールド及び相手フィールドの捕食カウンターが置かれたモンスターの中から選んで墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
属性変更効果に、相手モンスターを視野に入れた融合召喚効果などを持つ、凄まじいカード。「カメンレオン」や「デブリ・ドラゴン」の恩恵は受けられないものの、十分すぎるほどの性能を持つモンスター。特殊召喚メタやスキルドレイン系のカードを用意されると満足に活躍できないのは贅沢な悩みか。
捕食植物キメラフレシア/Predaplant Chimerafflesia
融合・効果モンスター
星7/闇属性/植物族/攻2500/守2000
「捕食植物」モンスター+闇属性モンスター
(1):1ターンに1度、このカードのレベル以下のレベルを持つ
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
(2):このカードが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
ターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、
このカードの攻撃力は1000アップする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
捕食植物関連の融合モンスター。ラフレシアは植物に寄生のような形で養分をとるものの、ウツボカズラなどの食虫植物とは違う生態をしているのだが、遊戯王ではラフレシア関連モンスターは捕食するものとして扱う方針のようだ。 「轟雷帝ザボルグ」のエクストラ破壊効果と相性がよく、発売されて間もない頃から捕食植物以外の融合デッキにコンビで出張している。
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン/Greedy Venom Fusion Dragon
融合・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
「捕食植物」モンスター+元々のレベルが8以上の闇属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターの元々の攻撃力は0になり効果は無効化される。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、自分の墓地のレベル8以上の闇属性モンスター1体を除外してこのカードを墓地から特殊召喚できる。
融合素材として捕食植物を要求するドラゴン族モンスター。効果自体は強力だが、捕食植物ならびに植物族との相性はそれほど良くないので、併用する高レベルモンスターとの兼ね合いをよく考えていきたい。
単純に打点が高いので、牙王や青眼シリーズなどのモンスターが相手の時はお世話になる事もあるかもしれない。
プレデター・プランター/Predaponics
永続魔法
このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎に800LPを払う。
またはLPを払わずにこのカードを破壊する。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地からレベル4以下の「捕食植物」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
ライフコストを要求する代わりに「ウォーターハザード」などの類似カードより効果の適用範囲が広くなったカード。
モンスターの効果は無効化されるが、融合やシンクロの素材などにはできる他、捕食植物モンスターによってサーチが可能なので使い勝手は悪くない。また、ドロセーラなどの一部のモンスターはフィールド外でも発動できるので、それらの効果を活用するのにも使える。
捕食接ぎ木/Predapruning
装備魔法
(1):自分の墓地の「捕食植物」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
捕食植物専用の蘇生魔法の一種。デメリットの発動条件が緩いが、キメラフレシアなどの効果を能動的に発動させられるメリットにもなり得る。
捕食惑星/Predaplanet
永続罠
「捕食惑星」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、
捕食カウンターが置かれているモンスターがフィールドから離れた場合に発動する。
デッキから「プレデター」カード1枚を手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
この効果で融合召喚する場合、「捕食植物」モンスターしか融合素材にできない。
サーチ効果と捕食植物と名の付くモンスターを融合召喚する効果を持つ永続罠。前半・後半ともに手間がかかるが、見返りは小さくない。
2016年11月26日発売"DIMENSION BOX LIMITED EDITION"
捕食生成/Predaplast
速攻魔法
(1):手札の「プレデター」カードを任意の数だけ相手に見せ、
見せた数だけ相手フィールドの表側表示モンスターを対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つずつ置く。
捕食カウンターの置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):自分の「捕食植物」モンスターが戦闘で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
カウンターばらまき効果と戦闘破壊からの身代わりの効果を持つ速攻魔法。自力でカウンターを設置できるモンスターとできないモンスターが混在し、素での殴り合いが苦手な捕食植物にとっては有り難いカード。もし難点があるとすれば、「王宮の鉄壁」での除外対策とこのカードによるサポートの両立が難しいことか。
"Vジャンプ(2017年1月号)"付属カード
捕食植物ドラゴスタペリア/Predaplant Dragostapelia
融合・効果モンスター
星8/闇属性/植物族/攻2700/守1900
融合モンスター+闇属性モンスター
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手が発動した、捕食カウンターが置かれているモンスターの効果は無効化される。
シンクロ・エクシーズを未然に妨害できるほか、(2)の効果により、エクストラデッキへの依存率の低いデッキにも対応できる捕食植物。素材に融合モンスターが必要ではあるが、それほど厳しくないため、″E・HERO″や″ファーニマル″などにも出張可能。
2017年1月14日発売"MAXIMUM CRISIS"
捕食植物コーディセップス/Predaplant Cordyceps
効果モンスター
星1/闇属性/植物族/攻 0/守 0
(1):自分スタンバイフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地のレベル4以下の「捕食植物」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は通常召喚できず、
融合モンスターしか特殊召喚できない。
墓地から2体の捕食植物モンスターを蘇生できるモンスター。縛りが少々厳しく、このカード自体は「デブリ・ドラゴン」や「カメンレオン」などに対応しているステータスでありながら、シンクロ召喚やリンク召喚を積極的に補助できないのが歯がゆい。レベルがセラセニアントと同じなので、使うのであれば「ワンチャン!?」「ワン・フォー・ワン」を共有できる点などを活かしたい。
捕食植物オフリス・スコーピオ/Predaplant Ophrys Scorpio
効果モンスター
星3/闇属性/植物族/攻1200/守 800
「捕食植物オフリス・スコーピオ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「捕食植物オフリス・スコーピオ」以外の
「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。
コブラやキンジーの効果を活かすのに役立つ、捕食植物きっての有能サポーター。手札消費はかさむが、デッキから特殊召喚できるモンスターにレベルやステータスの縛りがないため、融合素材としてだけでなく、シンクロ・エクシーズ・リンク素材としても重宝する。手札から捨てるモンスターは、上記のヒドラやコーディなどを選びたい。
セットとしての出張性能が高かったため、制限カードになったり準制限カードになったりしていたが、2020年4月1日で制限カードになり、2022年に登場する「捕食植物」カードにはこのカードが制限であること前提に設計されているような部分が度々見受けられるようになった。
捕食植物ダーリング・コブラ/Predaplant Dralingtonia Cobra
効果モンスター
星3/闇属性/植物族/攻1000/守1500
「捕食植物ダーリング・コブラ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが「捕食植物」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
他の融合カテゴリーのサポートとも、捕食植物の展開補助ともとれる効果を持つモンスター。ただ、通常召喚に対応してないので、使いこなすには少々慣れが必要か。前述のキンジーでも融合はできるので、こちらはシャドールなどの融合補助もできる点や、スコーピオと用いることでランク3エクシーズに繋げられる点を活かしたいところ。
2017年4月15日発売"CODE OF THE DUELIST"
捕食植物バンクシアオーガ/Predaplant Banksiogre
チューナー・効果モンスター
星6/闇属性/植物族/攻2000/守 100
(1):このカードは相手フィールドの捕食カウンターが置かれたモンスター1体を
リリースした場合に手札から特殊召喚できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
相手フィールドの表側表示モンスター全てに捕食カウンターを1つずつ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
アニメ版が不時着して間もない頃にOCG化された捕食植物。ヒドラに続くリリース除去効果持ち。こちらの利点は上級モンスターとしては低めだが、一応「ライオウ」などのメタカードを戦闘破壊できるだけの攻撃力があること、「ギガプラント」と同レベルであることか。
Vジャンプ2018年5月号開始 一年間定期購読特典
捕食植物スパイダー・オーキッド/Predaplant Spider Orchid
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/植物族/攻 0/守 0
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに、
このカード以外の魔法&罠ゾーンの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのエンドフェイズに、
手札から植物族モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからレベル4以下の植物族モンスター1体を手札に加える。
P効果は魔法・罠除去。モンスター効果はエンドフェイズで発動する遅めの下級植物族サーチ。Pモンスターな部分はアンチシナジーなものの、《捕食植物オフリス・スコーピオ》や《捕食植物スピノ・ディオネア》でリクルートする手段もあるか。
2019年6月8日発売"デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-”
捕食植物トリフィオヴェルトゥム/Predaplant Triphyoverutum
融合・効果モンスター
星9/闇属性/植物族/攻3000/守3000
フィールドの闇属性モンスター×3
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールドの
捕食カウンターが置かれたモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。
(2):このカードが融合召喚されている場合、
相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
(3):相手フィールドのモンスターに捕食カウンターが置かれている場合に発動できる。
このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。
出し方としてはスターヴの素材に1体素材が増えているが、こちらはトークンも利用可能。
(1)の効果でのパンプは元々高い攻撃力を持つこのカードの強みを更に引き出すことが出来る。また、(2)効果のEXデッキからの特殊召喚は勿論ほとんどしないデッキも数少なくはないが多くのシチュエーションで制圧要因になる。
(3)効果で蘇生することが出来、条件も緩い。ただし、この場合(2)効果は使えなくなる上に守備表示なため、素材として使うことが多くなるか。
捕食植物ヘリアンフォリンクス/Predaplant Heliamphorhynchus
効果モンスター
星8/闇属性/植物族/攻1200/守2400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターに捕食カウンターが置かれている場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手によって破壊された場合、
「捕食植物ヘリアンフォリンクス」以外の
自分の墓地のドラゴン族・植物族の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
捕食カウンターを相手に置けば特殊召喚出来るため、腐りにくい。ただ、(2)の効果の蘇生効果はかなり相手への依存度が上がるため、保険のような立ち位置となる。もし蘇生するならEXデッキのモンスターになることが多いだろう。
捕食活動/Predapractice
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札から「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、デッキから「捕食活動」以外の「プレデター」カード1枚を手札に加える。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
手札から捕食植物を展開し、更にサーチを行うカード。なお発動後は融合モンスター以外の展開が行えなくなるため、リンクモンスター等の準備は事前に行う必要がある。そのため、後述するヴェルテ・アナコンダとの噛み合いは悪くなるが、全く採用出来ないほどではない。
プレデター・プライム・フュージョン/Predaprime Fusion
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドに「捕食植物」モンスターが存在する場合に発動できる。
自分・相手フィールドから、闇属性の融合モンスターカードによって決められた、
自分フィールドの闇属性モンスター2体以上を含む融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
サーチできる相手モンスターを吸える融合だが、自分のモンスター2体以上使わないといけないのがネックで、相手モンスターを融合素材に出来るのは《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》のみである。
それ以外の「捕食植物」融合モンスターではどちらかと言うと《超融合》よりかは《瞬間融合》の方に特性が近いカード。
捕食計画/Predaplanning
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「捕食植物」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
フィールドの表側表示モンスター全てに捕食カウンターを1つずつ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分が闇属性モンスターの融合召喚に成功した場合、
墓地のこのカードを除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
捕食植物を墓地へ送り、捕食カウンターを全てのモンスターに置くカード。あくまで最初の墓地送りはコストである。墓地効果での除外は融合召喚がトリガーで、ボードアドバンテージを取る手法が可能。
墓地効果のもう一つの使い方として、スターヴやグリーディを破壊し、全体除去効果を能動的に使うということも。
2019年11月23日発売”LINK VRAINS PACK 3”
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ/Predaplant Verte Anaconda
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター(2022/4/1から禁止カード)
リンク2/闇属性/植物族/攻 500
【リンクマーカー:左下/右下】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。
(2):2000LPを払い、
「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。
この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
効果モンスター2体という非常に緩い素材から出てくるモンスターで、(1)効果でモンスターを闇属性にする効果を持ち、(2)効果はデッキに入っている融合召喚を行う通常・速攻魔法カードの効果をコピーする効果である。汎用的に扱うことも可能。
(1)効果の闇属性にする効果は相手を闇属性にすることで《超融合》や《プレデター・プライム・フュージョン》で相手のモンスターを吸いやすくなる。また、それ以外にも(2)効果を介さなければ自分のモンスターを闇属性にし、属性関係なく《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》に繋げられる。
(2)効果のコピー効果はあくまで効果のコピーでコストや効果外テキストは無視する。ただしその代わりこちら側で2000LPのコストや発動後の特殊召喚の制限がついている。
また、デッキから墓地へ送るタイプのカードをコピーしても《灰流うらら》の効果で無効にできず、《真紅眼融合》の制限を破ったり、サーチに困難な《ネオス・フュージョン》・《円融魔術》等を扱うことも出来る。「捕食植物」であれば(1)効果の説明で先述したカード等が候補となるか。
実は効果だけコピーとは言っても発動タイミングはそのままの関係上、《決戦融合-バトル・フュージョン》はコピーできない。
テーマ内では「捕食活動」との噛み合いが悪いためにこのカードを特殊召喚しづらくはなっているが、2022年新規勢によって部分的に緩和されている。
2020年はドラグーン・オブ・レッドアイズと真紅眼融合とこのカードだけ(後は出せるカードを用意して)をデッキに投入して方々のデッキに出張をし、結果このカードも制限行きとなった。
2021年はフュージョンデステニーとデストロイフェニックスガイと共に出張し、結果フュージョンデステニーのほうが一発禁止を喰らいこのカードは許された。
しかしこのカードの存在により新たな新規「融合」「フュージョン」カードが出るたびにこのカードが際限なく強化されていく(そして出張パーツとしてまた駆り出される)という事情があり、2022年4月のリミットレギュレーションでついに禁止カードとなった。
2022年1月15日発売"DIMENSION FORCE"
捕食植物ビブリスプ/Predaplant Byblisp
効果モンスター
星1/闇属性/植物族/攻 0/守1900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「捕食植物ビブリスプ」以外の「捕食植物」モンスター1体を手札に加える。
(2):フィールドのモンスターに捕食カウンターが置かれている場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
墓地へ送られた場合にサーチを行い、捕食カウンターをトリガーに墓地から帰ってくるため、「おろかな埋葬」や「烙印融合」等を用いてデッキ融合してデッキから直接墓地へ落とすのも良い手段となるだろう。
また、融合召喚やリンク召喚でもサーチ効果は起動するため、活かせる場面で生かしたいところ
捕食植物ブフォリキュラ/Predaplant Bufolicula
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/植物族/攻 0/守 0
【Pスケール:青0/赤0】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚の素材になり、
墓地へ送られた場合またはEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。
自分のEXデッキから「捕食植物ブフォリキュラ」以外の表側表示の闇属性Pモンスター1体を手札に加える。
P効果で融合召喚が可能で、融合素材にすることでサルベージを行うことが出来、融合素材に使った捕食植物Pモンスターを回収できる。
捕食植物トリアンティス/Predaplant Triantis
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/植物族/攻2400/守1000
【Pスケール:青8/赤8】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、
自分が闇属性の融合モンスターを融合召喚する場合、
自分のPゾーンに存在する融合素材モンスターをフィールドのモンスターとして融合素材に使用できる。
【モンスター効果】
(1):このカードが融合召喚の素材になり、
墓地へ送られた場合またはEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。
自分フィールドのモンスターの数まで、フィールドのモンスターを選ぶ。
そのモンスターに捕食カウンターを1つずつ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
P効果によってPゾーンのカードを融合素材に指定することを可能にし、融合素材になることで捕食カウンターをばらまける。
スターヴ・ヴェノム・プレデター・フュージョン・ドラゴン
/Starving Venom Predapower Fusion Dragon
融合・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3600/守2500
闇属性の融合モンスター+融合モンスター
このカード名はルール上「捕食植物」カードとしても扱う。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
自分または相手フィールドの捕食カウンターが置かれたモンスター1体をリリースし、その発動を無効にする。
(2):融合召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合、
自分の墓地の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
名称の仕様上、「スターヴ・ヴェノム」と「フュージョン・ドラゴン」に属しているほかにテーマである「捕食植物」にも属している。
無効効果を持つため、、先攻制圧にも貢献し、倒れても蘇生して次の展開につなげたり壁にさせたり出来、後攻展開であれば相手のモンスターを使用出来るため、攻めでの突破口として使いやすい。欠点としてはどうしてもリリースを要求するため、先攻ではより多くのモンスターを横に展開する必要がある。
捕食植物アンブロメリドゥス/Predaplant Ambulomelides
融合・効果モンスター
星5/闇属性/植物族/攻1000/守2500
「捕食植物」モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地のカード及び自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、
「捕食植物」モンスター1体または「プレデター」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):相手フィールドの捕食カウンターが置かれたモンスターまたは
自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、デッキから「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。
融合召喚成功時にテーマカードをサーチし、捕食カウンター持ちリリースでリクルートを行い、デッキの循環を良くするカードである。そのためか、キメラフレシアよりもやや厳しい「捕食植物」2体が指定されている。
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関連項目
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