BLUE PROTOCOLとは、バンダイナムコオンライン及び、バンダイナムコスタジオによって運営されていたオンラインゲームである。
概要
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション アドベンチャー RPG |
開発元 | バンダイナムコスタジオ バンダイナムコオンライン |
販売元 | バンダイナムコオンライン Amazon Games |
機種 | PC(バンダイナムコID) Steam PlayStation 5 Xbox Series X|S |
配信日 | PC:2023年6月14日 Steam: 2024年 (中止) CS:2023年12月13日 |
配信終了日 | 2025年1月18日 |
価格 | -- -- |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
2019年6月28日、バンナムグループ2社により新規IPの創造を目的としたプロジェクトチーム「PROJECT SKY BLUE」を始動。その中核コンテンツとして存在するのがPC向けオンラインゲームタイトルであるこの『BLUE PROTOCOL』である。
「最高峰のセル・ルックビジュアルで創造されたアニメの世界を、仲間と旅できるアドリブ型のパーティ・アクションRPG」をコンセプトとしている。
主人公はプレイヤー自身の作るキャラクターであり、ストーリー上の表現として物語の軸となるNPCキャラクターが薄まっていく懸念があるとして、何かしらの手段で「PROJECT SKY BLUE」のコンテンツとして補完したい考えであるようだ。
2023年6月14日にPC版がスタート、同年12月にはPS5/Xbox Series X|Sでも配信が開始されていたが、2024年8月にサービスの終了が予告され欧米向けのAmazon Games版の開発も中止、2025年1月18日にサービスを終了した。
動作環境
4K解像度の場合は以下より高いスペックが必要。HDR非対応。
キーボード使用する場合、3キー以上同時押し可能なことが必須。
公式よりベンチマークが出ているため、PCで動作できるかどうかをチェックできる。
低 | 中 | 最高 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-4340 AMD FX-6300 |
Core i7-7700 AMD Ryzen7 2700 |
Core i7-11700 AMD Ryzen7 5800X |
RAM | 8GB RAM | 16GB RAM | 16GB RAM |
HDD SSD |
HDD 40GB 以上 | SSD 40GB 以上 | SSD 40GB 以上 |
GPU | NVIDIA Geforce GTX660 (2GB) AMD Radeon R7 370 (2GB) |
Geforce GTX1060(6GB) Radeon RX580 (8GB) |
Geforce GTX2070Super (8GB) Radeon RX5700XT (8GB) |
DirectX | DirectX 11 or 12 | DirectX 12 | DirectX 12 |
その他 | ブロードバンドインターネット接続(10Mbps以上) | ブロードバンドインターネット接続(10Mbps以上) | ブロードバンドインターネット接続(10Mbps以上) |
歴史
クローズドαテスト
当初はテスターの募集を5,000名としていたが予定数を大幅に超える応募を受け、募集人数を2倍の10,000名へ増枠し、2020年7月26日から3日間開催。
タンク職であるイージスファイターはタンクが避けられる可能性を考え強めに設定していたが、強くしすぎたという話がされている。このクローズドαテストでは敵AIの特徴的な機能は未実装で、敵の索敵範囲が異常だったこともよく言われている。
クローズドβテスト
2020年2月12日クローズドβテスト募集開始。αテストのアンケート回答者には参加権利が自動で付与され、それに加えて募集人数は50000人となっている。
2020年4月23日~27日で実装された。
アイテムやバッグ(インベントリ)やマウント(騎乗系)の仕様を中心にゲームデザイン上の問題が見られ、大規模な改修を余儀なくされ、年単位で告知等の更新が停止することになる。
ネットワークテスト(NT)
2022年11月15日に募集が開始。
募集人数は50000人だがそれに加え、招待による参加ユーザーが入る形になる。
2023年1月16日に開始する予定が、3月31日に延長され、4月2日まで行われた。
Cβで問題となっていた部分は修正されつつ、大部分は既に正式サービスを見越しているような状態になっているものの、新登場したアドベンチャーボードの設計を中心にメインの進行に問題が見られる状態になっていた。
この点はネットワークテスト終了した後に、正式サービス日程発表の際に行われた「ブルプロ通信#7」で、急遽修正を加えたことが発表された。
正式サービス
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/BLUEPROTOCOL_JP/status/1668834831806132229
2023年6月14日に正式サービス開始。本来は12:00予定だったが13:10開始となった。開始早々にアクセス集中やサーバー障害などいろいろと不幸に見舞われた。 [1] [2]
ゲーム内容
システム
様々な要因で公にはMORPGやMMORPGと言ったジャンル名を規定していないようにしている。(公に発表しているジャンル名はPCオンラインアクションRPG)
クラスごとのロールはコンセプト的にある程度は存在はするものの全てのクラスに回復技であるヒールスキルが存在し、習得することが出来る。(全体ヒールできるか自身のみかでの差は存在する。)そして、ビルドによってそのロールをある程度変えられる。
「パーティーvsパーティー」をコンセプトとしているが、定義としてはPvPではなくあくまでPvE上で敵AIがパーティーを組んでいるかのように動くのを特徴としている。後衛であったりディーラーやヒーラーの役割しているプレイヤーから潰しに来る、またはマップによってはプレイヤーを挟み撃ちにする等の思考をしているらしく、いかにそこをカバーするかを重要視しているゲーム性とのこと。
サーバーシステムはメガサーバーになっているため、視覚的にはサーバー分けはされていない。そのため、どこのサーバーで始めようかという相談はいらない。
グラフィックス
「アニメの世界で遊んでいる」と感じられるグラフィックスにしたいという考えから作られているため、トゥーン調のグラフィックスが採用されている。アニメ的表現とゲーム的表現との線引きに苦労したとのこと。
また、アートディレクターには「奥村 大悟」氏が携わっており、テクスチャの監修等にも大きく関わっている。
クラス
イージスファイター | 剣と盾を持ち、シールドゲージを管理して敵の攻撃を受け流しつつ、パーティーの生存を第一に考える近接クラス。状況を見て一時的に狙われやすくしたりするスキルや光属性の攻撃スキル等を持つ。自身中心の範囲ヒールが可能。 |
ツインストライカー | 2つの斧を持ち、攻撃力の高い近接クラス。攻撃を当て続けることでダメージが上昇していく「コンボシステム」を最大限活用し、背後攻撃やダウン攻撃等でダメージを上昇させていくことが出来、炎属性の攻撃スキルも持つ。攻撃をするごとに自身のヒールが可能で、アビリティで周囲にも付与できる。 |
ブラストアーチャー | 弓を扱い、遠距離からのサポートに特化したクラス。ヒールやスリープ(状態異常)等を駆使して戦況をコントロールし、土属性の攻撃スキルも持つ。遠隔から場所を指定して広範囲の継続回復フィールドを設置することが可能。 |
スペルキャスター | 杖を扱い、攻撃力の高い遠距離クラス。炎・雷・氷等の様々な属性魔法を得意とし、属性に基づく状態異常を起こしやすく、EPという独自のリソースを持ち、瞬間火力を叩き出す動きも可能。自身を中心とした広範囲の継続回復オーラを放つことが出来る。 |
ヘヴィスマッシャー | 射撃機構も併せ持つ重量級のハンマーを用いる近・中距離クラスで、範囲攻撃も可能。デフォルトで行える射撃には引き寄せ効果がついていてかつ、集敵スキルを所持しており、敵の位置調整を行いつつサブタンクのような動きが出来る。(一応やろうとすればヘイトスキルも持たせられる) カートリッジを消費してスキルが発動し、再装填して戦う。スキルによる自己回復が可能。 |
ブリッツランサー | 槍を用いる近距離クラス。 |
ビートパフォーマー | バフや回復など様々なサポートを行う遠距離クラス。 |
クラススキル仕様
レベルアップでスキルを獲得し、得たスキルの中からキャラクターの限りのある枠の分だけ選び取って使用する。おおまかに以下の分類が存在する
- タクティカルスキル
プレイヤーが技として使用するスキル。
特定条件を達成することでスキルが更に成長し、α・βに派生する。 - クラスアビリティ
いわばパッシブスキル。
中には他のクラスでも流用できる共有アビリティも存在する。
関連動画
PV・解説
プレイ動画(テスト時代)
プレイ動画(正式サービス)
関連静画
関連生放送
#8からニコニコ生放送でも生配信が開始された。
#12 TGS出張版はYouTubeのみで配信。
関連リンク
- BLUE PROTOCOL (公式サイト)
- BLUE PROTOCOL @BLUEPROTOCOL_JP (Twitter)
- BLUE PROTOCOL - YouTube (YouTubeチャンネル)
- Steam: BLUE PROTOCOL
関連項目
脚注
- *「バンダイナムコID」で障害 新作ゲーム“ブルプロ”リリース直後に 「アイマス」「ガンダム」など影響範囲は多数
- *期待の高さの裏返し?『BLUE PROTOCOL』アクセス集中しすぎて接続障害発生中―本格サービス開始まではまだ後少し?
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