ニコニコ大百科

ジュラシック・パーク再放送の直前に、SFの衰退の一因についての考えをツイートした人がいて、「SFは衰退した、という話はもういいよ…定期的に出てくるから『また衰退したの?』って感じでうんざりするだろ…」という反応を受けまくってた
みんな反応するのそこなのか。元ツイは的外れかどうかはともかく建設的な意見だと思うけど

何言ったか知らんけど、
既に手垢がついた主張を偉そうにドヤ顔で披露したから煙たがられたんじゃないの？

宇宙空間では音がならないことを利用した作品って面白いとおもうんだよね
戦争もので隣にいたやつがいつのまにか死んでたりするとか
(音がならないので敵に気がつかない)
地球では当たり前のようにあったはずのものがない恐怖

サスペンス・ホラーSFって感じで、そういう作品たまにあったような気がするな
戦争ものだったら、軍隊なのに兵士の生存管理しないとかありえないとかで叩かれそう

人間の寿命に関しては、それ自体がテーマになる（要は永遠の命ネタと同じ）ことが多いってだけじゃないかと。
まあ、特に何の説明もなく100歳オーバーの中年キャラが出てくるような作品もなくはないが。

国内でSFが売れないのは定説になってるのか
もはや慈善事業だなSFの製作って

SFは売れないんじゃなくて進化するジャンルだから売れてるSFをSFと認知しないだけ。って感じだったり。
昔はロボットアニメはSFじゃないだろ！って派がいて、

今だと「SAOみたいな仮想現実はSFかどうか？」
って揉めたりで。
まあデジモンが来た頃あたりから
「デジモンはSFでいいんだろうか？」って話題もあったし

というか広義のそれが広義過ぎてFFやゼノシリーズみたいにファンタジー世界観とかとも両立するから
敢えて狭義的なSF作品をお出ししてもそりゃ一部のマニア向けにしかならないのは当然では感

売れてるSFをSFと認知しない☓
売れるとすり寄ってくる○

作品だけじゃな作者も好きな自分の人間性の否定もされたからな

SFがバカ売れした時代なんてあったのか？

SFが支持を失ってるとされるのは、よりによってSF作品の中でも大御所の続編で、より売れる為にSF性から離れた作風に移行する事が多かったのが大きいと思う。


廃れているかどうかは一端脇に置くとして、SFが今より支持を集めるには科学や工業の発展が、知性が暮らしを豊かにすると信じられていなければならないのではなかろうか。

だが、実際にはバブル崩壊に工場の海外移転と、科学や工業への信頼が崩れる話題の方が21世紀は多く、個人的な実感としてもその信頼は崩れてきている。
もしSFが廃れたのだとすれば、それは日本の産業が廃れてきた事と無縁ではないのかも。

科学の発達への疑問視とかそれはそれでSF的では？

>>640
https://www.afpbb.com/articles/-/3252718
SF小説「三体」は、韓国では表紙デザインが最悪だった事もあり初版が400冊しか売れなかった
しかし日本では10万部を超えてヒットしているらしい
その事について三体作者のコメント
↓
日本にはSFを好んで読む伝統がある。日本のSF小説はかつて光り輝いた時代もあった。小松左京氏の時代、
彼らの文学は大量のSF読者を育てた。これが日本で多くの読者が「三体」を読んでくれた理由かもしれない。

SFが売れるには土壌がいるんじゃないのか

>>642
その表現として魔法や神や宗教的思想が使われているので、科学否定のSFとは言い難いと思う。

ナウシカの科学による科学批判とは方向性がまるで違うよ。

>>640
そもそもSFがSFというだけで売れていたことなんかなくて
出版業界が今より好況だったり日本沈没がベストセラーになったりスターウォーズブームがあったり
個別の事象が重なってSFが活気があったような気がしただけ
そしてその頃活躍していた第一世代や第二世代の作家だって狭義のSFらしいSFばかり書いていた訳でもない
「栄えていた」も「衰退した」も幻想でしかないよ

>>640
SF者「うーん、これは○○のパクり!w」←大体これ

個人的にSFの本質的な部分が分かりやすいのは映画「ペンギン・ハイウェイ」だと思う。

「ペンギン」や「海」は確かにファンタジーと言える存在だ。宇宙の遣いと呼べる存在も登場する。だがそれに直面した人々は崇める訳では無く、それをある種の「(従うべき)神」「真理」としても扱わなかった。
寧ろ「ペンギン」や「海」による実験を描き、把握し理解する試みを描いている。

未知を崇拝対象として描き、あるいはタブーとして封印する、神や真理の降臨譚、スプリチュアリズムや信仰的な作品は、私にとってSFとは呼びがたい。
ペンギン・ハイウェイはそれらと題材を同じくしながら、それらとは一線を画した表現で描かれた。

SFとファンタジーの境界線は、未知の現象に対する振る舞い方にこそあるのではないだろうか。

SFより普通にSMが好き…とかいう冗談はさておき、

俺はまだほとんどSF小説に触れたことがない(せいぜい星新一の短編集を何冊か読んだ程度)んだが、SF初心者が『これぞSF！』っていう雰囲気を掴むのに適してる小説とか作家とかを知ってたらぜひ教えてほしい。
なるべく日本のものがいいけれど海外物でも大丈夫。

「空想科学」というだけの語なのにゴテゴテと妙な定義が積み重なってるんだな
マニアックなジャンルにありがちだが

ボトムズ見たいに一部はオーバーテクノロジーだけど
一部の技術がチグハグって作品ってどれ位あるんだろ？
正直ワープだの一段式の宇宙船の実現性考えたらATの安全性上げて、レーザー詰んでやれよ・・・と思わなくもない
（作品自体の雰囲気作りなんだろうけど）
昔の映画だとPCだけ古臭いってパターン結構あるし

Falloutとか？　レトロフューチャーSFみたいな超技術と、ヘリコプター知らない集落レベルまで衰退した文明とが併存してる
スター・ウォーズはキャンベルの神話が元ネタな関係上、ワープとかの宇宙船技術や兵装に比べて安全工学や医療・情報技術が未発達
特にエピソード6は、イウォークが原始人みたいなゲリラ戦術で帝国軍兵器を圧倒する

「SFカーニバル 2022」全プログラム決定！新井素子氏トーク、謎解き脱出ゲーム、SF作家大集合のサイン会…。注目のイベントをご紹介。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001011.000009848.html

The Surreal World of Rust and Humus
https://www.youtube.com/watch?v=IuKcQKRpKQM

三浦建太郎の様で、宮崎駿の様で、八木ナガハルの様で……

実用レベルのアンドロイドで作れる世界で、兵士は死んだら普通に死んだままです。なんて許されるのか?

それとも「前例がないので採用できません」という残念な話か?(たとえば技術的には選挙の電子投票なんてとっくに実現できる)

あぁ…ここの掲示板見たらいかにSFファンがアレな人間かって分かるな

>>654
どの作品指してるかわからないが、その程度なら脳細胞と電子回路は違うだとか政治的な理由とかで幾らでも補完できそうだけどな
作者が重要で無いと考える部分はもう作者のさじ加減と読者の解釈次第になってくるのはしょうがない

①何か架空の事物を②自然科学や社会科学を用いて本当らしく見せ、驚きを与えるのが広義のSF

②が架空の体系ならヒロイックファンタジーとか異世界モノとかになって、これも含めれば超広義のSF

①や②に充分な意外性やオリジナリティがあって他作品からの剽窃でないものが狭義のSF

例えば車輪のついた生き物を出すだけなら単なる異世界ファンタジーだが、整備された道路があるからそうした動物が生まれただとかそういう環境が描かれれば狭義のSFってことで、もうそれでいいと思う

>>648
とりあえずアンソロジーとか傑作選とかついてるやつどうだろ？
色んな作家さんの短編～中編が載ってるから雰囲気掴みやすいし、お気に入りの作家さんも見つかるかもしれない。

>>675
勝手にSF認定してクソだと叩くSFマニアは迷惑なんで作者が決めるべき
そんな迷惑者を避ける為にSFじゃないと書いてた作者もいたのに勝手にSFだと持ち上げて他作品への叩き棒に使ってたのもいた

SFといえば池澤夏樹・春菜親子もだ。しかも、娘・池澤春菜さんが20代目のSF協会会長をつとめていた。