メダグリアドーロ 単語


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メダグリアドーロ

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メダグリアドーロ(Medaglia d'Oro)とは、1999年生まれ米アメリカ競走馬種牡馬である。
アメリカダートでもサドラーズウェルズ系のが通じることを示した
はイタリア語でメダルの意。発音的にはメダーリアドーロやメダーリャドーロと発音するらしい。 

通算成績17戦8勝[8-7-0-2]

な勝ち
3歳(2002年):トラヴァーズS(米G1)、ジムダンディS(米G2)
4歳(2003年):ホイットニーH(米G1)、トラブS(米G2)、オークローンH(米G2)
5歳(2004年):ドンH(米G1)

概要

サドラーズウェルズ息子アイルランドの2歳G1勝ちで、北米輸入され種牡馬生活を送っていたエルプラド、カプチーノベイ、アメリカ独自の血統であるダマスカス系でG2を2勝のベイルジャンパーという血統。
血統面では芝の活躍例ばかりがクローズアップされがちなに、自身は5勝を挙げたがイマイチ立った牝系ではないということで期待は薄かったが、筋たくましく大柄ないかにもアメリカンな体で、ちょっとは期待されていた。

デビューは2歳の12月だったがここは勝ち切れず2着、3歳の2月まで自重して挑んだ2戦は快勝。ここまでは全て短距離戦だったが、ケンタッキーダービーへの試金石として挑んだ中距離重賞サンフェリペステークスを快勝。追加登録を行い三冠路線に挑む事となった。
ついでにオーナー調教師もここで変わった。アメリカンなドライさである。

しかしココからが茨のウッドメモリアルステークスではアタマ差でGI制覇を逃し、迎えた本番ケンタッキーダービーではロリコン野郎*ウォーエンブレムに敗れ4着、プリークネスステークスではキャリア一の惨敗となる8着に終わる。このままでは終われないと挑んだベルモントステークスでは*ウォーエンブレムには先着するがブービー人気サラヴァに半馬身遅れての2着に終わってしまう。惜しい。

しかし、ジムダンディステークスを14馬身近くぶっちぎって圧勝して挑んだトラヴァーズステークスを勝ってついにGIを勝つと、次走ブリーダーズカップ・クラシックでは有力が順調さを欠いたこともあり1番人気に推された。ところがここでは不甲斐ない走りで6馬身差の2着に終わり、単勝44.5倍で12頭中最低人気だったヴォルポニがブリーダーズカップ・クラシック史上最大級の大穴[1]を炸裂させる間を見届ける羽になってしまった。

翌年は体調不良のために予定されていたドバイ遠征はお流れになってしまうが、ストラブステークスオークローンハンデを勝って重賞連勝。
負傷休養を挟んだGIホイットニーハンデブリーダーズカップで苦汁をめさせられたヴォルポニを打ち負かして連勝を3に伸ばすが、パシフィッククラシックではアルゼンチンからやって来た敗の怪物キャンディライドに敗してしまう。肝心なときになにかが足りない。
それでもブリーダーズカップ・クラシックでは当時の有力であるマインシャフトが直前で負傷し引退キャンディライドもアルゼンチン出身で登録がなく不在、3歳の有力*エンパイアメーカーも挫跖やからの体調不良で踏んだり蹴ったりになりそのまま引退ということでまたも1番人気に推されるが、今度は7番人気超新星プレザントリーパーフェクトに差し切られ2年連続2着。名は金メダルなのに……

ドバイワールドカップし始動したドンハンデでは圧勝するが、本番ドバイワールドカップではまたプレザントリーパーフェクトに差され2着。このレース限りで引退種牡馬入りした。通算17戦8勝2着7回という成績だった。

種牡馬としては産駒体が概ね立で、人気は高い。実績としてもレイチェルアレクサンドラを出すなど、エルプラドが根付かせたアメリカサドラーズウェルズ系を広げる役を果たしている。 

血統表

El Prado
1989 芦毛
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
Lady Capulet
1974 芦毛
Sir Ivor Sir Gaylord
Attica
Cap and Bells Tom Fool
Ghazni
Cappucino Bay
1989 鹿毛
FNo.9-b
Bailjumper
1974 鹿毛
Damascus Sword Dancer
Kerala
Court Circuit Royal Vale
Cycle
Dubbed In
1973 栗毛
Silent Screen Prince John
Prayer Bell
Society Singer Restless Wind
Social Position

クロス:5代内アウトブリード

主な産駒

GI勝ちJRA重賞勝ちを記載

2006年産

2007年産

2008年産

2010年産

2012年産

2013年産

2014年産

2015年産

2016年産

2019年産

2022年産

関連動画

関連項目

脚注

  1. *2020年までのブリーダーズカップにおける単勝最高配当は1993年クラシックにおける*アルカング134.6倍
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